2021.08.16
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カテゴリ: RICOH XR RIKENON 50mm F2
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​まあ雨が続きます...水害に遭っている地方の方々を思えば早く天気が落ち着いてくれることを願いますね、後のことが大変ですからね。

そんな雨続きのなかCobbyの散歩は必須ですから傘を差しながら歩きます、でもカメラをどうしようか迷いますよね^^;)。X-T2がある時は喜んで出たものですが、いま手持ちのカメラにあそこまで雨を気にせず持っていけるものがありませんからね。

でも撮りたい欲求を抑えられずα7IIIに「XR RIKENON 50mm F2」を付けて出掛けます、がしかしα7IIIに付けている夏仕様の短いストラップで手に下げるのはちょっと憚られます。そこで雨のせいで多少気温が低いので防水仕様の散歩用(肩掛け型の)バッグに入れてみることに...バッグにはカメラだけですから取り出すには苦労しないですからね。

ここ二日ほどそんな雨の中での散歩撮、「XR RIKENON 50mm F2」をα7IIIで使うのはなんと3月に早咲きの桜を撮った以来だから驚きます、α7RIIでボケの感触が変わって面白くてけっこう使っていたせいですね^^。
今回は自然光下ということでボケや色の出方を気にしながら撮ってました、各オールドレンズの色みの傾向をしっかり掴むまでα7IIIのWBもあまり触らずに「太陽光」でしばらく固定です。

それではお気に入りで濡らしたくないですが「XR RIKENON 50mm F2」を使った散歩撮をみていきましょうか...

[クリニックのフェンス]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/400, ISO100)



[芙蓉の花]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/320, ISO100)

雨の証拠写真(笑)。遠景は直線的な建物だったので変にボケも荒れず、近接の柔らかく出たボケが開放でのキリッとした芙蓉の花を際立たせています。

[芙蓉とキラリ☆ふじみ]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/5.6, 1/25, ISO100)

こちらは随分と絞ってみた一枚ですが、ROKKOR的な柔らかさはありません...暗さもありそれなりですかね^^;)。こうして見るとこういったシチューエイションでも絞りを開けたくなるのは必然となりますよね(笑)。

[サルスベリ #1]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/160, ISO100)



[サルスベリ #2]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/200, ISO100)

これもそんな一枚です、ほぼ先端近くの花しかピントは合ってません。でもアウトフォーカスの下草が周辺減光と合わせ緑のグラデーションによって花への視線を誘導してくれているだけでなく全体の雰囲気づくりにしっかり貢献しています。

今回ヤブミョウガを撮りに氷川神社(雲居の瀧)によってきましたが、そこでこのレンズの近接での背景のボケなどの絞りによる違いを確認してきました。


​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f2, 1/60, ISO500)

ご覧のようにエッジからとろけるようにボケるようなものと違いあまり特徴的なボケではないのですが、距離のある背景と違ってあまり『荒れ』や『汚さ』は感じさせません...(適度に)素直なぼけになってます(笑)。

[ヤブミョウガ:f/2.8]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2.8, 1/60, ISO800)

一段絞るとインフォーカスのだいぶ全体が被写界深度内に入ってきた被写体とのバランスがとても良くなってきます。このくらいのボケだとイヤミもなく安心して見られますよね。

[ヤブミョウガ:f/4]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/4, 1/60, ISO1600)

そこからまた1段絞ってみると花全体がはっきり・くっきりとなり、背景のボケが弱くなった分「これがヤブミョウガという植物です」といったような図鑑的な雰囲気になりますね。
このレンズだとこのくらいのボケ加減で被写体をシャープに出したほうが、かえってこのレンズの「解像度が高そうに見せる技」をうまく使えそうな気がします(笑)。

そして今回雨の中で比べてみたいレンズがあり、なるべくアングルを揃えるように撮ってみました。
そのレンズとは同じF2のレンズ「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2<後期型>」です。
開放から比較的シャープなフォーカス面を披露しながらも絞っていってもその柔らかいボケが画全体を「ROKKORらしい柔らかさ」をキープしてくれるレンズなんですねえ。そんななかで醸す「空気感」をこのレンズ(XR RIKENON 50mm F2)だったらどういう表情になるのかというのが理由です。

[Slide: XR RIKENON 50mm F2 ] α7III
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/1250, ISO100)

[Slide: AUTO ROKKOR-PF 55mm F2<後期型> ] α7RII
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/1250, ISO100)

α7IIIそしてα7RIIのどちらもWB(太陽光)です、そして運良く露出も全く同じでした。
いかがでしょうか...カメラの違いが気になるところですが、「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の色乗りの良さ、そしてスッキリとしたヌケの良さなどが目につきますよね。 (※下記:追記あり)

[Swing and Slide: XR RIKENON 50mm F2 ] α7III
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/800, ISO100)

[Swing and Slide: AUTO ROKKOR-PF 55mm F2<後期型> ] α7RII
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
(f/2, 1/800, ISO100)

こちらの方がメインの被写体に寄ってますのでより上の「XR RIKENON 50mm F2」の画像から一枚薄いベールをそいだようなクリアな空気感とヌケの良さを醸しています。周辺減光も「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」が負けてないですね(笑)。
加えて背景のボケに関しては比較したら可愛そうなくらい「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の圧勝ですよね。
今一番使って楽しいレンズ「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2<後期型>」らしい写りで、こうした比較はとても面白いですね...まさにレンズの個性を浮き彫りにしてくれます。

どうでしょうか...「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」との比較は別にしても、このレンズの近接でのボケと距離のあるボケの距離による程度の違いその落差や「解像度が高そうに見せる技」の使いどころなども見えてとても収穫ありの散歩撮となりました...^^。

※追記
実はこの記事を書いてから「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」とこんなに違うんだと思って二つのレンズの公園の遊具の写真をLightroomで見返してみました。するとα7RIIの画像の現像プロセスがいつもと違っているのに気が付きました^^;)。
[slide]の方だけですが、これはまずいということで後日この画像に関する比較を再度アップすることにしました。ただし[swing and slide]の方はほぼ一緒でしたので記事本文の指摘した相違点は間違っておらず「本文」そのものを訂正することはしませんでした...(2021/08/19)改めて条件を揃えた画像を用意して下に比較しておきます...すいません(T_T)。

<Slide 画像比較(訂正版)>

① α7RII:AUTO ROKKOR-PF 55mm F2
​ ​
(f/2, 1/1250, ISO100)

② α7III:XR RIKENON 50mm F2
​ ​
(f/2, 1/1250, ISO100)

③ α7III:AUTO ROKKOR-PF 55mm F2(参考)
​ ​
(f/2, 1/1250, ISO100)

まず上記本文にあるα7RIIの画像ですがヴィヴィッドカラーが印象的だったので強調してLightroomの「カメラビビッド」を使ってかついつもはやらないコントラストを上げていたんですねえ...なのでカラーコントロールとしてはピクチャーコントロールとコントラストを合わせておき、彩度とWBも他の画像の調整度合いを合わせてあります。

こうして見ると②「XR RIKENON 50mm F2」の画像は雨の中にも関わらず鮮やかに色が出ているんですねえ。ただしヌケ感・空気感については質の違いが明らかでAUTO ROKKOR-PF 55mm F2の絶妙な空気感は否めないと思います。そしてα7RIIとα7IIIの画像では地面の明るさ色を見れば分かるように若干の光の当たり方に違いがある分を差し引くとほぼ同等な描写(空気感)かなと思われます。

以上からもともと同条件で現像していた「Swing and Slide」での違いは指摘どおりで「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の持つ上質な臨場感・空気感を伴う描写に秀でている点は変わらないですね。
ただし「XR RIKENON 50mm F2」の鮮やかな発色という点はこのレンズが開放から遠景では「解像感が高そうな写りをする」ということと合わせ優れたところがあるということではないでしょうか。

ということで遅ればせながら条件を合わせて画像比較をしてみましたが、それぞれに優れたオールドレンズであることは間違えないことですがこうして同一アングルを見ていくことでまた一つレンズの特性がはっきりしてきたということではないでしょうかね...我ながら参考になりました^^。

2021年8月 文化の杜公園ほかにて
#α7III
#XR_RIKENON_50mm_F2
#α7RII
#AUTO_ROKKOR-PF_55mm_F2<後期型>​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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Last updated  2021.09.02 01:45:07
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