2021.11.20
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カテゴリ: RICOH XR RIKENON 50mm F2
​ ☆ α7S + XR RIKENON 50mm F2の巻 ☆

さて「α7S」がショット数1,300をこえてそろそろ手に馴染んできた感じです。
α7RIIの時と違い馴染みが早いのはα7第1世代ということでいまいち機能性が低いからではなく、やはりD700と共通する1画素の余裕から来るのかその「優しさやおおらかさ」をSONYの<従来型CMOSセンサーと画像処理エンジン>が吐き出す画に感じられてというところが一番大きな要素かもしれません^^。

現像していてもいままでになく触るパラメータも圧倒的に減りましたねえ、まるでフィルムシミュレーションを楽しむために「jpeg」で撮っていた<X-T2>時を思い出します...というかα7Sらしさを削いでしまいそうで単にRAWからJpegへ落とすだけなんていう画像もとても多くなりましたからねえ(笑)。

さてそんなα7Sですが、今回は少し前にそのボケに微妙な変化を感じていた「XR RIKENON 50mm F2」を使っていつもより長めに散歩撮をしてみました。
というのもこのレンズの持ち味である絞りを開けた時に見られる点で塗りつぶすようなボケ描写...けっこう強烈に出る時は出るんですが...その描写が影を潜めている感じなんです。
とてもおとなしくボケて、このα7Sで撮ると画像を見て「XR RIKENON 50mm F2」だと判断できなくなりそうなんですよねえ(笑)。

そんなところを注意しながら今回の散歩撮の様子を見ていきたいと思います...

[トンボの集まる木]
XR RIKENON 50mm F2 ​

開放とはいえそれほど近いフォーカスポイントではないのですが、それにしても背景の建物の自然なボケに首を傾げました^^;)。
このレンズらしく開放でもシャープなフォーカス面はトンボの羽の透けた様子まで分かるほどなんですが、「らしい」ところを探すと左に見える木の大きくボケた枝先あたりに細かい点で描写されているのが確認できることはできるんです。
そして「空」...見事に空間を感じさせないですよね...そのくらいでしょうか^^;)。

[Drinking Fountain]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

この一枚もそうです。
様々な光の下で撮っていますが、どんな時も一番奥の植木周辺に先述した塗り重ねるような描写が見られるのですがまったく出てません...せいぜいベンチまわりの明暗部双方に見られる玉ボケの重なりのような描写がせいぜいです。
その点は以前から確認済みな描写傾向ではあるんです、ですが判断基準が変わってきますよね^^;)。

[ヒドリガモ]
XR RIKENON 50mm F2 ​

次は「ヒドリガモ」が来ているのを見つけて撮った一枚ですが、この一枚の驚きのポイントは川面の描写です。川の両岸はご覧のように低い太陽の光を受けているのが分かりますが、川面にはもうほとんど光が届かない角度になってしまっているんです。
なんと言ったら良いのか...水の重さをも感じさせるような「濃い」描写ですよね。あまりこうした時間に比較できる写真を撮ってないのでなんともですが、α7Sならではなんでしょうか...?

そして次に3枚、アサガオの透けた花びらの素敵な描写を見ていただきます...

[アサガオ #1]
XR RIKENON 50mm F2 ​

まず印象的に大好きなα7II的「Cool」な描写ですかね^^。
でもα7IIではこの川面を中心とした背景のボケに見られる描写は未体験ゾーンな気がします(笑)。落ち着いたと言ったら良いのか、渋いですよねえ。
そしてピンポイントで光が当たった花びらに見られる豊かな階調性には目を見張ります、とても柔らかなグラデーションで魅せてくれます...^^。

[アサガオ #2]
​​ XR RIKENON 50mm F2 ​

こちらは上とほぼ同時の撮影の一枚で花に近づいた分ちょっと絞りました。より詳細に花びらの美しさが伝わってきます。そして空のグラデーションのこの上ない柔らかな階調性を見せた描写も素敵です。

[アサガオ #3]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​
​
こちらはその翌日まだ光が強い時間帯のものですね。もうどう撮っても花びらの美しさは変わりません。そしてこうしたコントラストの強いシチュエーションでも相変わらずα7Sのシャドー部の粘り強さには感心します。

[キスゲ]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

これは公園の花壇脇に咲き残ったキスゲですが、まさにひっそりとその美しさを誇るようにα7Sがこのレンズで素晴らしい空気感を醸してくれました。
Exifで分かるようにもう日が落ち加減なタイミングでの撮影でしたので背景は暴れる余地もないのですが、シベを中心とした描写には「ゾクッ」とさせられる空気感を見る思いです(笑)。
たしかに以前から少し弱めの自然光下ではMC ROKKOR-PG 50mm F1.4顔負けのシルキーなタッチの描写を見ることがありましたが、α7Sにかかるとこういう空気になるんですね...とても美味しいです^^。

[メタセコイア]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

開放から1段絞ってはいるんですが、逆光でも背景のボケの明るい部位で見られるように、荒れそうかなと思われるところが和らげられているのがわかります。
このレンズの点で描くようなボケ描写におけるひとつひとつの点が豊かな階調性で柔らかなグラデーションになったせいなのかもしれませんね...このレンズのボケを見ていてそんな気がしてきました^^。

[公園の空]
​ ​

そして絞った時の精細感の高そうな描写はα7Sでも健在です。木々の枝葉の描写には1,200万画素の限界は感じさせません(笑)。
空を見れば青空に浮かぶモコッとした雲も霧状の雲もそれぞれが柔らかいタッチそしてなだらかなグラデーションで描かれています。

[Parking]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

細かい葉の精細感もそこそこ感じさせてくれますが、植木たちがなんともいきいきとした描写になってます...気持ち良いですねえ。

[サザンカ]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

ご覧のように背景にあまり荒れを感じさせない「開放」です。

[Cobby]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

もうこのα7Sではプラス補正が基準となりそうです(笑)。

[Autumn Leaves #1]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

街紅葉も「最後の一葉」になるのも時間の問題のようです^^。
開放でもほんとに背景の荒れが気にならなくなるほど大人しくなってます、まさに「α7Sマジック」ですかねえ。

[Autumn Leaves #2]
​ XR RIKENON 50mm F2 ​

最後の一枚は公園にある植物園のモミジたちです。
だんだんと色づいてきました...まだ「きれい」とはとてもいえない状態ですが、素敵な色だけに光が当たっているかの如き描写になってます。そこに枝垂れ桜の細い枝が空間を舞うように見られますが、その一本一本に精細感を感じられるほどモミジの足元の渋い描写と合わせ素敵な空間(世界)を作ってくれた一枚ですかねえ...このレンズの意外な描写を見た感じでとても気に入ってます^^。

さていかがでしたでしょうか...いままでさんざんこのレンズのボケ描写について記事を書いてきました。精細感ありそな描写が上手いというのはすぐに実感できますが、ボケについては先述したようにα7Sによる変化は大きい気がします...これから回数を重ねて検証してみますが、とても良い傾向にでてくれて嬉しい限りです。

そろそろこのレンズの真骨頂をα7Sで撮ってみたいですね...^^。

2021年11月 江川周辺にて
#α7S
#XR_RIKENON_50mm_F2​





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Last updated  2021.11.20 00:00:08 コメント(2) | コメントを書く


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