2022.03.18
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​ ☆ α7S + Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの巻 ☆

このところCobbyとのどの散歩コースを歩いても春の予感どころか「春爛漫」を感じさせる花たちの状況で驚きます...いきなり暖かくなってきたせいでしょうねえ^^;)。

そんな状況なので春を撮るならこの一本ということで「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」を持ち出しました。実は「α7S」を使い始めてからまだこのレンズを使っていなかったんです、それがいきなり花たちの最盛期を撮るようなタイミングなので今回はとても楽しみだったんですよね^^。

このレンズは「Micro」とはいえ<最短撮影距離:0.41mのハーフマクロ>となります、なのでフードを付けた状態で被写体に(フード先端から)20cmくらいまで寄ることができます。あまり最短で撮ることは少ないですが、寄れる中望遠としてとても使い勝手が良いレンズとなりますね。
開放の柔らかな描写も特徴の一つで同じハーフマクロ「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」のように開放からシャープな画を出すレンズとはちょっと違って面白いのです。
そんな開放の柔らかさを同じ画素数のD700と比べてこの「α7S」がどんな柔らかさを出してくるのかとても興味あるところなんですよね。

それではさっそく見ていくことにしましょうか...

[ハクモクレン #1]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S

いきなり満開状態のハクモクレンです。
でもこうして見るとD700に付けた時の方が若干シャープに出るかなという気がします、やはり「α7S」では優しさ・柔らかさが結構前に出る感じでしょうか...でも嫌いではないのです(笑)。

[ハクモクレン #2]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

比較的近接で録ったので一絞りしてますが、まるで開放の描写のようです。「α7S+このレンズ」の場合は以前のα7IIやα7IIIの感覚より一絞り分くらい多めに絞ったくらいで丁度良いかもしれませんね。

[ハクモクレン #3]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

上の画像同様にこの一枚も空を背景にしていたのでプラス補正をかけていますが、どうやらこの柔らかさはそのせいだけではないようですね...α7IIやD700だとフォーカスされたシベがもっと硬めに出ると思います、ここまで柔らかさをキープするとは「α7S」恐るべし(笑)。

[ハクモクレン #4]
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

こちらは順光寄りの一枚なので露出補正なしです、どうでしょう上と同じ絞りですがやはり描写が優しいですよね。
このへんは微妙なんですよね、α7Sの場合は現像時その味を損ないたくないのであまり無理にコントラスト上げたり、明瞭度を上げたりとかあまりしたくないのがその原因かもしれません。
まあそれだけα7Sの出してくるRAW画像が撮影時の露出補正だけでほぼ仕上がっているような感じ...結果優しい雰囲気が維持されているという状況だと思われます。

[常夜灯]
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

ですからこのフォーカスされた常夜灯の空気感にしても、こうした自然光下であのα7IIが描いた素敵な「臨場感」には少し及ばないかもしれませんね。スッキリした描写の中にやはり落ち着いたと言うか優しさが溢れている気がします。
そしてこうして見るとNikkorが「ボケても何があるかわかるようなボケ」をこれでもかと体現しているような描写ですからね...α7Sのボケに見られる豊かな階調性を立証しているかのごとしです(笑)。

[木瓜(ボケ)の花]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

これなどはやはりちょっと消化不良でしょうかね...D700だとこの木瓜の花をよりシャープに立体感を伴って描写してくるでしょうからね。

[キラリ☆ふじみのカモ]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

きらりの池で「渡り」を前にのんびりしているヒドリガモたちです。
こうして少し遠景になるとキリッとしてきますね、さすがに<f/4>なので被写界深度を外れた背景の施設には絶妙な柔らかさが見られます。

[ミツマタ #1]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

この開放も先述したようにあまり手を入れずにRAW画像の柔らかさを生かしています。
でもあまり「このレンズで撮ったぞ」という感触がないかもですね、少しコントラストを意識して現像してみますかね^^。

[ミツマタ #2]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

このレンズもこうした直射光がたっぷり注いでいる下では結構シャープに出るんですが、どうでしょう...柔らかいですね。でもこうした色の出方と優しさを感じる柔らかさは嫌いではないですねえ。

[コブシ #1]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

さてこちらはハクモクレンよりも純白をこれでもかと披露していたコブシの花です...α7IIではありませんが、直球の色を出してきますよね。
前にも書きましたが「α7S」は現像時いろいろパラメータを触るより「色」を整えてやるだけで「素敵な描写」が得られる気がします。

[コブシ #2]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

こちらもコブシなんですが、日陰側でとった一枚です。やはり開放の柔らかさを感じますね。
今回このレンズでほんと驚いているのがこうした「絞り」ですね、他のカメラで撮っている感触を再現しようとすると1~2段余計に絞らないといけないんじゃないかということですね。

[クリスマスローズ]
​ Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S ​

この一枚は背景でこの絞りに決めました。フォーカスされた花については開放でもf/4でも良いのですが、この(出窓までの)距離での背景を考えるとNikkorですからより絞った方が臨場感が増すかなというところですかね...もう一段絞っても被写体の立体感をキープしながら背景に臨場感をより醸してくれるかもです。
Nikkorの求めた3次元的描写の面白さをこのレンズは感じさせてくれるので、そうした絞りによるボケながらも背景の臨場感の調整という面白さが加わりますね。

さていかがでしたでしょうか...やはりα7Sの柔らかさ・優しさが今回はとても強く出たかなと思います、こうしたレンズとの相性ってしっかりあるんですね。
でも今回このカメラで開放の柔らかさがこれほどキープされることがわかりましたので、絞り輪を触るのがとても楽しみになってきますよね^^。

かなり今までの印象を変えてくれた散歩撮でした...そんなレンズの話題でした。

2022年3月 文化の杜公園ほかにて
#α7S
#Ai_Micro-Nikkor_105mm_F2.8SS​





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Last updated  2022.03.19 12:45:43 コメントを書く


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