☆ α7S + Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8Sで見るカワトンボの産卵の巻 ☆
我が愛犬Cobbyの散歩コースは大きく分けて3方面のコースが存在します、そのうちの一つがこのところ写真が多いニホンカワトンボが見られる氷川の森があるコースです。
今年はそのニホンカワトンボの当たり年のようでとても多くの数を確認できます、そのためこのブログで「ニホンカワトンボ週間」と称して、見られる間だけでもリアルタイムでこちらにアップしようと特集をしているわけなんですね^^。
そこで今回長年このニホンカワトンボを撮ってきて大きな間違いに気が付きました...オスとメスの区別ですね^^;)。
まずは少し古いデータですが詳しく調べていらっしゃる方のWebからの情報をご覧いただきたいと思います。
(生方秀紀さん主催の 「トンボ自然史研究所」
より)
このカワトンボのDNA分析による埼玉県の検体の分布を見るとまさに唯一の「☓」であるニホンカワトンボの存在地域がまさに我が富士見市にかかる位置なんですね。
ですからここ氷川の森(雲居の瀧)で見られるカワトンボが「アサヒナカワトンボ」ではなく「ニホンカワトンボ」だということはとても根拠がありそうですね。
実際このカワトンボの見た目からの区別は難しく上の図にあるように2010年あたりにDNA分析を始めてようやく区分が上記の2種に落ち着いたそうです。
問題はその「雌雄の区別」なんですよね...^^;)。
私も様々な写真でオス・メスのものを目にしているんですが、橙色と無色の翅が見られるオスがあり、メスには翅に白い点があるくらいは頭にありました。
ところがこの氷川の森ではいままで翅に白い印がついたニホンカワトンボを見たことがなかったんです。なので無色に近い翅の個体がまだ成熟していないメスなのかと思っていました。
ところが今回偶然にも産卵シーンを見ることができました...これで合点がいきましたねえ(笑)。
今まで私が「メス」と紹介していた個体は明らかに無色の羽を持つ「オス」だったんですよねえ...お恥ずかしい次第です^^;)。
そんな状況を踏まえ今回「α7S」に付けた「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」の描写を見ていただきたいと思います...
[無色翅のニホンカワトンボ:オス]
[同:オス]
これがいままでなら「メス」と書いてしまうところでした...れっきとしたオスです^^;)。
でもいかがですか、1枚目(f/4)の少し絞って背景との分離もはっきりした立体感を伴う素の画像に近い仕上げも良いですが、2枚めのようにこのレンズの柔らかめに出る<開放>による画像を明るめに仕上げて光の雲からス~ッと現れるがごときの葉に乗った姿もまた良しですよね。
こういうシチュエーションでのこのカメラとレンズのコンビネーションはとても好きなんですよねえ、D700だともう少しコントラストを強調するような傾向になると思います^^。
[橙色翅のニホンカワトンボ:オス]
けっこう光が強めだったのでISOオートのまま撮影を続けたんですが、さすがに近接ともなるとこのシャッタースピードではきついですね^^;)。ファインダー覗いていて画像の揺らぎが大きくて、D700くらいの重さが逆に欲しくなります(笑)。
開放でのピントの薄さと柔らかさもありいまひとつシャキっとさが不足してますが、この日一番の近さからの一枚です。
[ ニホンカワトンボの産卵シーン
]
そしてこれが問題のここ氷川の森で初めて見たニホンカワトンボの産卵です。
左の産卵中のメスを見ればしっかり翅に白い点(縁紋と言うそうです)が認められますよね、そして胴体から背中にかけてオスと違う黄色みが確認できます。
これがメスだったんですねえ、一体普段はどこに居るんでしょうか?いままでまずお目にかかれないでいました^^;)。
そしてオスがこうしてずっと近くで寄り添ってというか産卵するメスを守っているみたいでした...やはり他のオスにメスを取られないようにしているんでしょうかねえ^^。
とても長い時間をかけて産卵をしているようです...しばらくCobbyと観察していましたが、少しずつ場所を変えてメスがしっぽを水中や時には木の端ににくっつけていました。
もうコチラの方が邪魔をしてはいけないかなと心配するくらい長い間2匹はこうしていましたねえ、私の方がしゃがんでいるのに疲れてきたのでCobbyとその場を静かに離れたくらいです(笑)。
まあしかし感動的なシーンですよね、そしてしかとメスの姿を確認させてもらいました。これからまたこの森を訪ねた時に歩く場所が少し変わってきそうです^^。
************************
さてここからは「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」の描写をまた違った被写体で見ていくことにしましょうか...
[カルミア]
別名「西洋シャクナゲ」ですね、葉の形を見ると納得です。
とても素敵な色合いでした、森に入る前でしたので予行演習でマニュアル露出で明るめに撮ってみましたが、素敵な空気を醸してくれましたね。
(露出補正値はご愛嬌...α7Sでは+0.3EVが基本で使っていますので、戻し忘れです)
なのに(カワトンボの)実践ではシャッターチャンスを逃したくなくてISOオート&「A(露出優先)」に戻してしまいました^^;)。何事も実践で鍛えられるというのに...次のレンズでは是非チャレンジです^^。
[Red Roses]
そしてバラもなかなかいい状態と巡り会えません^^;)。
[Hybrid? Rose]
でもこうした花びらの描写も素敵ですよね、やはり「α7S」のせいかD700のときと比べて開放での背景に総じて柔らかさ(ふくよかさ)が良い方向に働いてうるさくなりにくい気がします。
[French Lavender]
先日の「XR RIKENON 50mm F2」の開放らしい描写を見たフレンチラベンダーですが、こちらはさすがに中望遠らしく気持ち良い浮き上がり方を見せてくれました。前後の花のボケ方もNikkorらしさというかとても自然で気持ち良いです。
さていかがでしょうか...ようやくニホンカワトンボの「メス」を確認できた喜びとこの「α7S」とのコンビで「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」がいかにもマイクロらしいシャープさと飛び切りの臨場感は若干弱まった感はありますが、その分D700などでは見られない落ち着いた空気感や開放で見せる柔らかさに素敵な優しさに加えてくれる事がよくわかった散歩撮だったように思います。
やはり今どきのマクロレンズとひと味もふた味も違うレンズですかねえ、そんな話題でした...^^。
2022年5月 氷川の森ほかにて
#α7S
#Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S
ご近所の菖蒲田がとても華やかになってき… 2025.06.09
Nikon Ai-S 105mmマイクロでお気に入りス… 2024.12.15
公園にハグロトンボの群れが再び... 2023.07.31
PR
Category
Keyword Search