
<ファイル形式> |
<録音方法> |
|---|---|
| FLAC: HD(16Bit:44.1kHz) ULTRA HD (24Bit:48kHz) ~ (24Bit:192kHz) WAVE: HD & ULTRA HD (16Bit:44.1kHz~) |
DL & Rec DL: ダウンロード Rec: 再生しながら録音 WAVE(※手持ちCDのみ) Wmpにてリッピング |
| m4a Spotify & YouTube (95kb/s~160kb/s) |
Rec & DL |

この2つの項目は切り離して語ることがとても難しい問題なのでここでは複雑に絡んだ『相性』というか『特性の違い』からくる「組み合わせの妙」として話を進めていきたいと思います。
理論的な根拠が希薄でどちらかというと感覚的な話になってオーディオ世界の「オカルト的」な話みたいな事になりかねないですが、ウソは書いてないので笑って許してやってください^^;)。
まずは2つの「DAC」から見ていきたいと思います。
○USB DAC 「TOPPING D10s」
ライン出力、光ファイバー出力、および同軸出力を備えたUSB DAC。
XMOS(XU208)+ ES9018K2M + OPA2134
Thesyconドライバー(Windows用)を使用して最大PCM384kHz / 32ビットとDSD256(ネイティブ)デコードをサポート
○TECHOLE 「HS-202」
ライン出力、ヘッドフォン用アウトプットを備えたデジタル・アナログコンバータ(DAC)。
入力は<光・同軸>の2つを用意、24Bit:192kHzまで対応。
チップ等詳細は不詳。
最初に導入したとても安価な「HS-202」については詳しい内容(構造)は分かりませんが、最低限の単純な構造だろうと思われますが、とはいえ高精度(16bit~)用途向きの変換方式であるオーバーサンプリング方式のD/Aコンバータなんでしょうね...勉強したてで完全には理解不能です^^;)。
「D10s」の方は評判通り「可もなく不可もなく」以上の働きをしてくれています。
オーディオ機器ではスピーカー・ヘッドフォン・真空管などを除きそれほどエージングは必要ないという話を最近聞いて「そうなんだ」と思いました...。
しかし一方でこの「D10s」のレビューでは「コンデンサーなどのエージングが約200時間は必要...」などの書き込みもあったりでよく分かりません...このへんが「オカルト的」でしょうか(笑)。
導入してそろそろ2ヶ月たち最低でも150時間ほど使っている感じですが、コンデンサー等のエージングのせいか耳が慣れてきたせいか音に尖ったところがなくなってきたように思います^^。
そしてAudials 2022の(24Bit:96kHz以下の楽曲で)ダウンロードで不具合の出たときに「再生しながら録音」を使うの件で出てきた 光端子から「HS-202」への接続を復活させたこと...これにはもう一つの意味がありました。
以前のブログにも書きましたが、この接続から出てくる音がとても良かったんです。セッティングを進めていく中で癖がなく尖ったところもなくとてもアナログ的といって良いような気持ち良い音を出してくれました。
新しくそれなりのチップを使っている「D10s」はメリハリの効いたまた別の良さを持っているんですが、この「HS-202」はそこにはない素敵な音空間を持っているんです。
そんな状況で「HS-202」が復活した裏にはこの存在があったおかげかもしれません...
FX-AUDIO-の 「LS-02J」というラインセレクター(右)
ですね。
写真の奥にPCの光端子から接続された「HS-202」があります、このセレクターのお陰でキャラクターの違う2つのDACを切り替えて使えるようになります。
なぜ優秀だと言われている「D10s」のDDC機能を使って同軸接続された「HS-202」をわざわざPCの光端子につなぎ直したのか...
これはPCのオンボードサウンドチップ「Realtec ALC877」の性能をしっかり発揮させているマザーASUS「H170-PRO」の光端子の構造・性能がノイズ等と無縁でとてもしっかりと作られているからに他ならないと自分では思っています。
高級オーディオの世界でもこの光端子がいい加減な機器も多く、すべからく「同軸」が優秀という結果となっているそうです...にわかには信じがたいですが^^;)。
2つの違ったキャラクターのDAC...
○「D10s」の印象
オペアンプが変更できる構造を持っていてデフォルトの「OPA2134」より「・・・」が良いなどいろいろな書き込みを目にしますが、ここ最近の馴染んできたサウンドを耳にするとESSか旭化成かという2大DACチップの一方の躍動感やダイナミズムを信条とするかのESS「ES9018K2M」を使用してこれはこれでとても良い音のように思います。
○「HS-202」の印象
もうこちらはPCオーディオをセッティングしている中でデジタル信号をアナログに変換するだけのために購入したアイテムという位置づけでしかなかったんですが、最終的にシステムが出来上がっていくとなんとも使い勝手の良い(邪魔をしない・ネックにならないという意味で)D/Aコンバータだと思うようになりました。
いわば存在を感じさせずに「PC音源」を素直ににアンプ「A-04」に渡してくれるという感じで、「光端子 → HS-202」という流れで出てくるサウンドの傾向としては「動のD10s」に対して「静のHS-202」という感じですかね。
派手さは微塵もないですが、繊細ささえ感じさせ音の奥行き感をしっかり出してくれますので、このへんはPCのサウンドチップの素性をストレートに伝えているのかなと思います...またそうした空気と尖りのないところがかつてのアナログ感を醸す要因なのかなとも思いますね...とにかくこの音は好きなんです、ついつい「D10s」より饒舌になってしまいます^^。
これは単品としての「HS-202」の評価ではなくやはりオーディオ・システムとして見ないといけないのでしょうね。
以上で見るように「メリハリ・パンチの効いたD10s」と「癖のないアナログ感が良いHS-202」を活かすべくラインセレクター「LS-02J」が良い仕事をしてくれているといったところでしょうか。
そこにケーブルが文字通り「絡んで」くるんです
(笑)。
USBケーブルでの「プロケーブル」さんとの出会いのお陰かもですが、「BELDEN 8412」・「VITAL VAN-265」そして「NEUMANN」という三種のケーブルに出会えて現在その「音の違い」をたっぷり楽しませてもらっています。
それぞれのケーブルの印象を記してみましょうか...ただこれもトータルなセッティングの中での印象ですから、
① PC → USB接続 → 「D10s」 → 各ケーブル → アンプ「A-04」 → 「BOSE 101MM」
② PC/光端子 → 「HS-202」 → 各ケーブル → アンプ「A-04」 → 「BOSE 101MM」
こうした接続環境から出てくるサウンドの印象になります。
○ BELDEN 8412

オールラウンダーと言っても良いくらいで「アメリカン・サウンドに強い」だけではないようです。メリハリのある音を聴かせてくれ、Jazz/Rockに限らずヴォーカルものもいけちゃいます。
低域からパワーを感じさせてくれますが、傾向としては奥行き感よりグイグイ前に押し出す感じと言えるかもですね...なので①の接続で「D10s」とは良い相性のようですし、②の接続で鳴らしてもその特性はしっかり出してくれますのでどのジャンル・国籍でも納得させてしまうところが「オールラウンダー」の所以でしょうか。
○ VITAL VAN-265

プラシーボ効果ではないでしょうが、「英国サウンド」ではたしかに力を発揮してくれる感じです。元々クラシック(英DECCAなど)で力を見せるタイプのケーブルらしいのですが、私はBeatles・Rolling StonesそしてPink Floydなどこのケーブルのエネルギッシュな響きでとても良い気持ちになれます。サウンドの盛り上がり・ピークなどでもごっちゃにならないバランスの良さ、素敵なグルーブを感じさせてくれます。
○ NEUMANN

3種の中ではこれが一番個性が強いと思っています、BELDEN 8412のようなオールラウンダーではけしてありませんね。あの永遠の名器というマイクロフォン「ノイマン」のケーブルということでドイツ・グラモフォンなどクラシックにとても強いと言われます。
私の聴いているジャンルではJAZZ特に「ECM:Tonstudio=ドイツ)」のものが良いのかと仕入れたんですが、なかなかの個性・特性を見せてくれました。
BELDEN 8412でどっしりとした中・低音から若干高めにシフトする感じで腹に響くバスドラというよりはPioneerのアンプA-04の強みである抜けの良い高音と相性がよく「切れの良さ」、そして分解能の高さをとても感じさせてくれるケーブルですかね。
このケーブルの最大の魅力は「天才的な煌めき」でしょうか。
BELDEN 8412のように何でもこなすところはないが、はまるサウンドにはとことん力を発揮するタイプのようです...バンドやっているとこういうタイプ大好きなんです(笑)。
Jazz(Vocalを含め)・Rock・Popsそして若干のClassicなどを押し並べて聴いていての印象が以上のようになりますが、先のDACの①そして②での印象がまた少しずつ違ってきます...なのでその中での好印象な組み合わせがいくつか出てきます。
いくつかその好例をご紹介してみます...
普段私は Jazz それもECMサウンドに魅せられてから<録音スタジオ別>に色々と漁ってきました。ですからどのケーブルを使ってもECMサウンドではとても良い音で響きます...スピーカー・ケーブルやオーディオボードなどもECMの音で調整してきたせいもありそうです。
<D10s + BELDEN 8412>
そうした中でやはりECMの中心が北欧・オスロになるせいかBELDEN 8412はとてもリアルなサウンドを聴かせてくれます。それもやはり相性の良いDAC「D10s」を通して出てくる音ですかねえ。
ECMカタログの中でも(オスロにての)好録音と言われるようなアルバムなどではバスドラは腹に響かんとするくらいだし、ピアノの中・低音のエネルギッシュな張り出しなど目を見張るくらい...まあ素敵な押し出しの良さですね。
まあ普段この組み合わせにする時間は非常に多くなっており、とても気に入っています。
<HS-202 + VITAL VAN-265>
ブリティッシュ・ロック及びプログレなどは「D10s」と半々程ですが、The BeatlesやPink Floydなどはこの組み合わせがバッチリです。最初は「D10s」で聴いていたんですが、そのエネルギッシュなサウンドには唸らされました。
それがこの組み合わせにしてみると、アナログ的な印象を持つ「HS-202」ですから中学・高校(青春)時代に聴いたレコード・サウンドを彷彿とさせてくれてなんとも鳥肌モノなんです...その空気感の中で良い音を出してくれますからね...この空気はホント久しぶりに感じました(笑)。
<HS-202 + NEUMANN>
このNEUMANNは先程の話ではないですが、私のライブラリにはあまりクラシックは多くないので出番は少ないです...ですがこの曲者が大好きなんです(笑)。
まず紹介したいのが「前期のBeatles」、これが良いんです!「ビートルズはノイマン(マイク)を愛用していた」とどこかの記事で目にしたことがあったので、主なアルバムをこのケーブルで聴いてみたんです。
すると先述したように前期ビートルズのアルバムが「VITAL VAN-265」で聴くよりボーカルがまず素晴らしく生々しいのですよねえ。
いま流通しているアルバムではないですが、中学生の時に聴き狂ったLP...
US(編集)盤の「Meet The Beatles」ですね。
とても懐かしく聴いたのですが、これがまさにあの当時を思い起こさせてくれるほどにリアルな歌声なんです。小学生の自分があのドリフターズの後に出てきた武道館のビートルズを「スゲ~な~」とTVに見入っていた頃をありありと思い出してしまいました^^。
伝わりにくい例えでスイマセン、まあそれくらいの衝撃を食らうくらい生々しい声が聴けるのがこの組み合わせなんです。
ほんとこのケーブルは「渋い」です...まさに「天才の煌めき」(笑)。
この例だけではなく「組み合わせの妙」はいろんなアルバムで体験することができるようになりました。
と、まあこのケーブルたちを手に入れてほんと楽しいサウンドライフになってます。
④ 結論としてのPC-Audio Settingとファイル形式の現状
Audialsによる録音とファイル形式については先に長々と書いたように、「ダウンロード」を主体とした音源のbitrateに応じた「FLAC」&時折「再生しながら録音」で決まってきました。
そして「My PC-Audio Setting」ですね...少し前に落ち着いてきたセッティング図をご紹介したんですが、上に書きましたように少し変更が出てきたので改めてご覧いただきます。
ご覧のように補助的になっていた「HS-202」が「D10s」と同等に主役を張る位置に返り咲きました。そしてそれぞれのケーブルの味を2つのDACで楽しめるようにしてくれているのが..
このFX-AUDIO-のラインセレクター「LS-02J」なんですね。その接続図がこちら...
考えてみればこうしてアンプの主な3つの入力へ一つの音源から違うケーブルで接続する人ってあまりいないですよね(笑)。CDプレイヤーもないし、MDは繋げているもののいまではめったに使いません。PC音源だけなのでできる芸当なのかもしれません。
(※LS-02Jにはもう一口出力が空いてますので、ここに「MOGAMI」ケーブルでも挿せば<J-POP>まで完全網羅となるので大好きな「はっぴいえんど」や「忌野清志郎」などリアルなサウンドで楽しめるかもです)
2つのDACに3本のケーブルでPC音源を6通りの楽しみ方ができるのがこのセッティングになりますから、そリャベストな組み合わせを探し当てたときの感動はひとしおです(笑)。
ただしこういう環境だからこそPCのソフト等の使いやすさは重要になってきますよね。
○ [補録]foobar2000 の使い勝手をよくするカスタマイズ
前にも < PURE SPEED(saya-audio.com)
>
さんを紹介したときにカスタマイズについて書きましたが、私の場合上に書いてきたようにラインセレクターでPCの2つのサウンドプロファイルを使い分けて楽しんでいますので、foobar2000でもメニューから「File>Preferences>Output」を開いて...
① 「WASAPI(event):スピーカー(TOPPING USB DAC)」
② 「WASAPI(event):Realtec Digital Output(Realtec High Definition Audio)」
上の2つからどちらかをセットし、それに合わせた好みの「DSP」、特に②の場合上限が<96kHz>になるので「D10s」用のDSPでは音が出ず調整が必要となってきます。
なのでそれぞれを楽しむためにセットしたDSPのバリエーション(D10s用とHS202用)を「セーブ」しておきます。
そしてfoobar2000の画面で「Output」と「DSP」の設定を瞬時に呼び出すことができるようにカスタマイズします...
「Output」
では...
そして 「DSP」
では...
このようにプルダウンリストから選ぶだけで瞬時に好みの組み合わせがセットできるようになります。これでラインセレクター「LS-02J」とアンプ「A-04」のインプットセレクターで合わせる「ケーブルの選択」とも合わせ、とても楽勝になります^^。
以上のような小さなカスタマイズの積み重ねでますます使いやすくなったfoobar2000です...
「My Audio-Setting」もここ1年で大きく様変わりをしてきました、チープに楽しむPCオーディオ(ニアフィールドリスニング)としてはずいぶんと極まった感があります。
※PCの(2,000円台の)DVDユニットで聴くCDの音も一昔前に比べとんでもなく良い音で聴くことができるようになって驚いています...ますますCDプレイヤーの必要を感じませんね(笑)。
カメラやレンズではありませんが「万能」なものは早々ありませんよね、Audioでもそれほどお金をかけずにちょっとした手間をかけてやるだけでそれぞれに見合った(お気に入りの)音質で楽しむ方法が見つかったような気がします。
今後も少しずつチープに磨きをかけていこうかと思っています...今回はとても長くなりましたが、お付き合いいただき誠にありがとうございます。
Audialsやfoobar2000で楽しんでいる方へ少しでも参考になれば幸いです...^^。
2022年8月 自宅にて
#Audials 2022
#foobar2000
#USB DAC「D10s」
#D/A Converter「HS-202」
#Line Selector「LS-02J」
#BELDEN 8412
#VITAL VAN-265
#NEUMANN
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