2024.11.11
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​ ​★ α7S + 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの巻 ★ ​​

◯ 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの優位性はどこにいった...!?
先日手に入れたTAMRON「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」はこれまで使ってきたレフ機時代の[272E]と比べれば超進化であるが、前評判の「爆速AF」とまでは感じなかったことと軽く回りすぎるフォーカスリングのためにファーストインプレッションとしては機能・操作感的に若干期待を裏切られた感じがしていました。

​ TAMRON vs SIGMA ​

ところがどっこいである... フォーカスリングのトルク感に関しては確かに今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の方が数段上なのですが、TAMRONの記事でも書きましたが実際にリングを回した時のフォーカスの移動する感触(レスポンス)がSIGMAよりもTAMRONの方がとてもスムースに感じられたんですよねえ。
そして「AF」に関しては...私の持つ最短撮影距離22cmの「FE 35mm F1.8」の方がはるかに爆速なのであります、がしかし[F072]の方は”スッ”ではなく”ス~ゥ”という感触のAFなんですが、今回SIGMAを使って強く感じたのが TAMRON[F072]のAFが「マクロでは革命的」と言われた理由がその”迷いの少なさ”にあるんじゃないかということなんです。
今回使った「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」も一応SIGMA最新の105mmマクロであるわけで、そのビルドクォリティの高さといい優れた描写性能といいこれまでそれほど不満を感じてこなかったのも事実なんですよね。 ​ ​ところがTAMRONを使ったあとにこのSIGMAのマクロを同じ環境[DMF機能をON]で使うと上記のフォーカスリングのレスポンスでの劣勢、そしてAFの「迷いの多さ」にとにかく驚かされたのです。 ​​

​このSIGMAの迷いの多さについては深刻で...TAMRON[F072]を手に入れた人間からすれば...いくらビルドクオリティが高く機能的にも「AFロックボタン」はじめ「リミッター切り替えスイッチ」「AF/MF切り替えスイッチ」「絞り環」「絞り環のクリックON/OFFスイッチ」果ては「絞り環ロックスイッチ」まで付いていてさぞや使い勝手が良さそうではあるが...AFについて言えば「アレレ!」なのであります。 ​ 実際に使って遭遇した例で言えば...リミッターで動作する範囲内でもけして少なくない頻度で「迷い」を体験すると言えばよいでしょうか^^;)。
なので[F072]を手に入れた私としてはSIGMAの画質に不満が少しでもあればあえてMFですがヘリコイドの上質な操作感を楽しめるVoigtlanderの「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5」の方へドナ・ドナしてしまいそうなのであります^^;)。
さてそんな感覚を抱いてしまった我がSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」なんですが、私の防湿庫の肥やしとなるかはたまたドナ・ドナとなるか今や”風前の灯”といっても良いような存在感...でもせっかく手に入れたので今回は「使用感」はとりあえず棚に上げておいて、その画質的に相性が良いと思っている「α7S」に付けての検証的な散歩撮としてみました...^^。


なお今回夕方の散歩撮での画像で、曇り空ということもあり明るさに不足するシチュエーションが多くISO100をキープできない画像がとても多くなっています。
なのでかえって「α7S」の高感度における描写のアドバンテージなども見どころとなっていると思いますのでお楽しみに...

[スプレーマム]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

散歩途中に見つけた鉢植えのスプレーマムですね、中腰での接写で開放はとても辛いものでシャッター回数が自ずと多くなります^^;)。
こうした背景が色になるような場合のこのレンズのボケ方が私的にいまひとつシックリきませんが、ピントピークの描写は気持ち良いですね。

[Green Leaves]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

この一枚などはやはりSIGMA的なんでしょうかねえ...エッジから消え入るような前後のボケもありですが、私に言わせれば”優しさ”をチャームポイントとするα7Sを持ってしても全体から漂う”クール”な印象がSIGMA的なのでしょうかね^^;)。


​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

そうした意味ではこの一枚はまさにSIGMA的でうってつけか...[F072]の記事にもほぼ同じ構図のものがありましたがTAMRONの方は朝日があたっているだけではない温かみの中に醸していた枯れ木の”乾いた質感”とは全く対局のようなまさに私がこのフレームで伝えたかった枯れ木のカラッカラな質感が見事に描写されていますし、少し固めなボケの質感がまさにイメージ作りに大きく貢献している感じですよね。
ほんと石とか木などの質感描写では質実剛健な描写の「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」でも敵いません(笑)。

[フジの幹]
105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

以前桜の太い幹についた苔をこのレンズで接写したことがありましたが、しっとりとした質感もやはりクールな印象で描いてきました。このフジの幹も長年にわたって裂けてきた表皮の「乾き」を顕微鏡で覗くがごとくあぶり出しているようですよねえ。
もしかしたらこうしたクールな質感描写の「味」が好みの分岐点なのかもしれませんね。

[マユミ]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

これなんかはよく撮るマユミの写真の中でも生き生きとした描写で好きな部類の一枚なんです。
背景も大きめな淡いボケ玉を伴いとても好ましいアングルかなと思います。
でもTAMRONならもっと温かな印象を与えてくれるのではないでしょうか...ボケが比較すると「硬い」のかなあ、不思議です。それともISO10000ともなる露出のせいでしょうか(笑)。

[アベリア]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

このへんに来るとα7Sの消え入るようボケにふくよかさを加味してくるアドバンテージを感じられます。そしてピントピークの気持ちよさは1,200万画素のα7Sでも十分感じられますね。

[音楽堂とCobby]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

[F072]との室内テストを思い出します、TAMRON[F072]より真円を崩すペースが若干速いのが見て取れますが、端になったレモン型も大きさ・質感ともども好感が持てますね。
もう結構な日の暮れようでかなり暗くなってきている状態ですが、このレンズでのCobbyはせいぜい及第点そこそこかな...残念ながらあえてCobbyを撮るために持ち出すレンズではないかな^^;)。

[Watch Tower]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

日が沈む西の方角に向けて撮ってもこのExifになってしまう時間です。
逆にその時間だからこそ点灯した塔の足元にあるオレンジのライトが素敵な色を時計塔に付与していました...まさにこのイメージどおりです^^。

[ケイトウ]
​ 105mm F2.8 DG DN MACRO Art ​

最後の一枚はほぼ日が落ち加減、それも曇っているので雲に拡散された僅かな光があるだけ。露出補正を[±0ev]ではISO25600でも足らずSSが1/60に...仕方なく[-1.0ev]にしたもの。
しかし現像してみればISO25600でもノイズ感はこれとほぼ同等です、こちらをチョイスした理由ははわずかにピントピークが美しいパーツを広く捉えていたからに過ぎません。暗い状況とはいえ先ほどから書いてきたSIGMA的描写そのものです(笑)。

「α7S」ってほんと凄いですよねえ、これだけノイズを抑えながらしっかり被写体のディティールを捉えてくれるんですからねえ^^。

さていかがでしたでしょうか...まだまだ使えるシチュエーションは結構ありそうです、それもα7Sがあるおかげかもしれませんが^^。
万能なレンズはないという範疇では優れたレンズであることは間違えないところですが、私の環境でマクロレンズとして[F072]と同居した場合は出番は極端に減るかなあ^^;)。

いわば機能的にフル装備のSIGMA「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」ですが、TAMRONの方は基本性能としての高さの強みがカスタマイズ可能な(フォーカスリング&)「AFLボタン」と「リミッター切り替え」の2つだけで十分としてしまう底力が感じられますよねえ...私はまだリミッターを”FULL”以外にしたことがありませんからね^^。
あとはそれぞれの「味」の問題かな...TAMRONで概ね満足してますが、適材適所でSIGMAの登場も十分あり得るという感じですかね。まあこれだけ「味」が違えば楽しみも確保できる感じです...ただしいつまで保てるかは不明ですが^^;)。

今回はα7SでもクールなSIGMA的描写が楽しめる「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」の検証的な散歩撮の様子でした...^^。

2024年11月 文化の杜公園・キラリ☆ふじみほかにて
#α7S
#105mm F2.8 DG DN MACRO Art





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Last updated  2024.11.11 18:54:53
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