今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

今日の気持ちを短歌におよび短歌鑑賞

2026.07.26
XML
カテゴリ: 短歌

7月26日(日)

武士はなぜ歌を詠むか(抜粋:後藤)(1)

~鎌倉将軍から戦国大名まで~

(注)子供の時見た忠臣蔵で、大石内蔵助の片岡千恵蔵がグワーと泣き崩れた姿が忘れられませんでした。主君浅野内匠頭の辞世 「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」 を読んだときでした。そんな記憶からこの本を手にしました。少し、読んでみたく思ったのです。

発行:平成二十年七月十日

著者:小川剛生

発行所:角川学芸出版

序章  源氏将軍と和歌(1)

文治二年(1186)8月15日、頼朝は西行に会っています。鎌倉幕府の歴史書吾妻鏡(省略)が伝えています。

 西行は頼朝の熱意に負けて、「歌道」と「弓馬の事」を語りました。

武芸と歌道

「歌道」の具体的な内容については、西行は答えていません。ただ、「詠歌は、花月に対して動感の折節、僅かに丗一字を作るばかり」とのみ答えました。

 ほんとうの武士というのは、ただ殺人や戦闘の術をもっぱらにした武装集団ではなく、騎射(流鏑馬行事に奉仕する重要な職務)に代表される「武芸」を伝える者だということです。「武芸」は宮廷文化に属する芸能のひとつでもありました。

 頼朝は、粗暴な東国の領主たちを教育し本当の武士にさせたいと思っていました。西行は、自分の出自である藤原秀郷流の秘伝を語ったようです。これを知ることは、秀郷を祖と仰ぐ北関東の領主を帰服させる効果もあったようです。

(つづく)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.07.26 05:52:16コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: