10月7日(水)
鷲巣錦司歌集「綿の城」(22)
発行所:柊書房
著書:鷲巣錦司
発行:平成十九年八月十五日
初めて静岡県歌人協会の総会に出席しました。大広間で昼食をたべていました。そのとき、微笑みながら隣に座り、「どちらからいらっしゃったのですか」と聞かれました。「下田です。」と答えると、「伊豆ですか、昔熱川中学校で教えたことがあります。」と言われ急に話が弾みました。なつかしい思い出です。(静岡市在住)
Ⅰ職退く(22)
帆船(1)
帆をあぐる若き掛け声湾頭にひびきて高し秋のマストは
メインマストに張られたる帆ははや風をはらみて空へ発つごとく鳴る
甲板に並びて歌ふ練習生女生徒もゐて大き口開く
富士を背にセイルドリルを終りたる日本丸の姿まぶしむ
(つづく)
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