晴 陶 句 読

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      ♪ 陶 房 暦 ♪






【花と器と手捻り地蔵】



半歌仙 -夕ざくら-の巻 を、ご覧下さい★

★★★連句 歌仙  【ちごゆりの巻】


2024.06.16
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カテゴリ: 「本」の紹介
​『1フランの月』   ・安西水丸​    ・小学館  24/3発行

〜 カラーの水丸 作品が多数挿画されていて嬉しい一冊! 155☓217ミリ、175頁。巻末で中上紀さん〜
「2024年の今年は水丸先生がおなくなりになってから十年だ。本書の中心である【1フランの月】は、
ーみかんの小説である。ー読みながら、これは水丸先生が絵を描く際に一番最初に決めるていう【

水平線】だ、と思った。一本の線のように、旅はつながっている。ー」小説はスペイン・イタリア等
を舞台にした人たちとの話、3章立て。「ぼくの宝もの」「オン・ザ・ロード」へと。眺めてよし!!

『やまと言葉のあいだ』   ・石川美子    ・ベルリブロ  23/11発行​

〜表紙は 色使いの美しい セザンヌ画「ヴィクトワール」〜丹沢山・蛭ヶ岳もあるがそのたいはんは、
・ラスキンの医師の隠れ場 ・沈黙の修道院と黒い島 ・デュマのくまのステーキ ・シャモニーの

ウラヤマの<<・故郷の山にカエルスタンダール等々  大和絵画の11篇240頁。 「ー沈黙の背中が

と山をあるきまわって草花を最終してり、写真をとったりしていた。ー」と。品格の一冊。

​『生きるために、一句』   ・細谷亮太​    ・講談社  2207/10発行

〜既読既UPかもしれぬが、何度読んでも 清心な気持ちにさせられる一冊。「山形の田舎で開業して
いた私の父の所にも」届いていた雑誌へのコラム依頼「読んだ一がホッと一息つけるようなコラム」

に応え、春夏秋冬を各2頁での一句とその思い出等215頁。・・およそ100句と俳人、各ページの見出し
句にさらに亮太の一言が!「格別 ー「たましひの繭となるまで吹雪けり 斎藤玄」に【The human
being (ヒト)とあり、「ちっぽけな人間を翻弄するものは、戦争だったり、運命だったり、そして大

自然だったりするのですが、その中で私たちは生き続けなければならないことに、一種のあきらめ
を感じます。ー」〜多くのの 句にフセンがつきました、どうぞ 小見出しにも注意して必読を!!


(読了・24/4)





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最終更新日  2024.06.16 15:25:51コメント(0) | コメントを書く


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