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現役の首相が訪問することに決まって注目度はかなりUP。但し、「真珠湾」と「広島・長崎」が同時に登場するのはいかがなものか。死亡、負傷された方はお気の毒ですがほぼ純粋な軍事基地攻撃と、民間人を主にした無差別原爆攻撃が同列に扱われることに非常に違和感があります。ってことで過去記事再UP。(以下は2007年12月8日の記事の再掲です。)本日は12月8日稲垣吾郎さん、和久井映見さん、藤村俊二さん、杉浦直樹さんお誕生日おめでとうございます。m(_ _)mそして・ジョン・レノンの命日(1980)・力道山がキャバレーで刺される(1963)・釈迦が悟りを開く(紀元前428)日でもある。でもやはり忘れてはならないのが、真珠湾攻撃。3年9ヶ月にも及んだ太平洋戦争開戦の日だ。爆笑コメディの「パール・ハーバー」(2001、マイケル・ベイ監督)は置いといて、本日はこの映画(^-^)b「トラ・トラ・トラ! TORA!TORA!TORA!」(1970 米、日)『今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!太陽は昇った-昭和十六年十二月八日-- その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマに ふさわしく大空をそめた-- 』監督:リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欣二音楽:ジェリー・ゴールドスミス出演:マーティン・バルサム 山村聡 ジェイソン・ロバーズ ジョセフ・コットン 三橋達也 他、アメリカ164名、日本155名。かなり史実に忠実な戦争映画の傑作。公開当時は日本で大ヒット、アメリカで大コケしたが、後年再評価された。黒澤明監督の途中降板でも有名。(ノンクレジット)「どんな話?」1939年、日本では対立するアメリカへの対応が問題となっており、1941年には戦争を討議するまでになっていた。戦争の可否、攻撃地点についての情報にはアメリカも神経を尖らせていた。とうとう日本はハワイ真珠湾攻撃を決定し、帝国海軍機動部隊はあらゆる準備を整えてその時を待った。そして運命の12月8日…米アカデミー賞特殊視覚効果賞 受賞ヽ(´▽`)ノ「トラ・トラ・トラ」は真珠湾攻撃成功を知らせる暗号のこと。荒唐無稽で派手なアクション、物理法則を無視した乗り物の動きは一切登場しない。ありえないヒーローや妙なロマンスもない。でも観る者に感銘を与える映画だと思う。ほぼ公平に(と私は思う)敵味方、日米双方の視点から描かれていて、個人ではどうしようもない歴史の流れも感じることができる。日米開戦のメカニズムに興味がある人に強くオススメ。(`へ´)b「リメンバー・パール・ハーバー」に代表される感情に囚われず、日米双方の視点でかなり冷静に出来事を映像化。情報戦におけるアメリカ側の対応のまずさを一つずつ積み重ねて描いており、結果的に「奇襲」となった状況が良く分かる。どちらかと言うと日本寄りの視点かも。(´ε`)これはアメリカではウケないでしょう。よくこんな映画が公開されたものだ。でもそれは、アメリカの懐が深いことの証明だと思う。ビバ・アメリカ!\(^o^)/結果が分かっているのだから、しょうもない小細工をせずに正攻法で演出したのが成功しているのだろう。アメリカ側の提督、司令官のうろたえぶり、血気盛んな日本軍兵士、内心はともかく泰然自若とした山本五十六長官。開戦までは比較的淡々とした展開だ。日本軍の情報がアメリカに伝わる様子が興味深い。しかし着実に迫る開戦に向けて物語のテンションは徐々に上がっていき、最高潮に達したところで攻撃が開始される。その後は迫力満点。ところどころミニチュアもあるけれど、ほとんどが実物。BGMのない攻撃シーンがかえって臨場感を醸し出す。苦労して再現した日本海軍機の編隊飛行シーンは、文句のつけようがないくらい。朝焼けの発艦シーン、編隊飛行シーンはCGではない本物の迫力、存在感にあふれていてホントに素晴らしい。兵器なので言ってはならないのだろうが、美しい。また、登場する兵器にはかなり凝っている。赤城は米空母を代用。長門とネヴァダは実物大のオープンセット。主役の零戦、九十九式艦攻、九十七式艦爆等の航空機は米軍の練習機を改造、2種類の機体をつなぎ合わせることまでしたらしい。(後々、戦争映画や航空ショーにも使用されて、今でも現役の機体もあるらしい。( ´ー`))実際の飛行はアメリカのスタント・パイロットが行っているが、改造機で空中戦や低空飛行をしているのはスゴイんじゃない?飛行場の爆撃シーンで、同じ機体の爆発炎上を使い回したりもしているが、戦闘場面はホントに素晴らしい。\(^o^)/赤城の艦橋が左右逆とか細かいことはどうでもいいくらい素晴らしいと思う。あ、「赤城」と言うのは開戦当時の日本帝国海軍の主力空母で、真珠湾攻撃作戦の旗艦のこと。あ、まさか「空母」が分からない人はいないよね?とにかく、太平洋戦争の映画では数少ない名画なので、未見の方はぜひ!(`へ´)bヨーロッパ戦争だと傑作が多いのになぁ。(´ε`)オススメできる○:「パール・ハーバー」でがっかりした人オススメしない×:「パール・ハーバー」で感動した人余談1「パール・ハーバー」だから直訳は「真珠港」。「パール・ベイ」は存在しません。日本語と英語の差、港湾機能や地形まで考慮すると「湾」と名付けるのが正しいって意見もあるらしい。余談2「ゼロ戦」って何?って聞かれた…とにかく、日中戦争・太平洋戦争のことを知らなさ過ぎる人が多くなったような気がします。オーストラリアには、日本軍の空襲で亡くなった人がいることも知らないのかな?ひょっとしたら、アメリカと戦争した事を知らない人もいるのか知らん?余談3開戦前に日本の小型特殊潜航艇(甲標的)と米駆逐艦が接触したことまで出てきてホントにビックリ。余談4私は決して軍事オタクではありません。小説や映画を楽しめる程度です。ってか、これくらい知らないと面白さ半減。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2016年12月08日
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「ポケモンGO」大流行りの今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?いきなりパクリパチもんにせものアプリが50種類近く登場しているし、暗くなってからルアーモジュールに釣られてのこのこ近づくと強盗が待ち構えてたりするのでご注意を。m(_ _)mそれにしても中国はスゴいと言うか首尾一貫してると言うか、予想通りパクリアプリが登場して普通に流通してしまう。さすが「iPhone」の商標登録を、中国導入前に使っていたしょうもないカバン屋に認めて本家appleの訴えを退ける国だわ。(`ε´)商標と言えば「宅急便」はヤマト運輸、ヤマトホールディングスの登録商標。だけど書籍や音楽アルバム、映画の題号(タイトル)は商標登録になじまないとされているので「魔女の宅急便」は原作の児童書もジブリアニメも使用OK。ってことでやっとたどりついた「魔女」。しかも私の好きなイグレシア作品を紹介。それはこの映画(^-^)b「スガラムルディの魔女 Las brujas de Zugarramurdi英題 Witching and Bitching」(2013 米)R15+『このおとぎ話、予測不可能。子連れ強盗と人喰い魔女が繰り広げる大脱出ジェットコースタームービー! 』なるほど~、Witch(ウィッチ):魔女とBitch(ビッチ):嫌な女は1文字違いだったのね。(^_^;)監督・脚本:アレックス・デ・ラ・イグレシア出演:ウーゴ・シルバ マリオ・カサス カルメン・マウラ カロリーナ・バング マカレナ・ゴメス「どんな話?」白昼、観光客でにぎわう広場の質屋に押し入った強盗グループは警察に発見され銃撃戦になってしまう。ハイジャックしたタクシーで激しいカーチェイスの末、奪った大量の指輪を持ってフランスに向かうが、警察から逃れるうちに国境近くのスガラムルディ村にたどり着く。そこは魔女伝説の残る怪しげな村だった。そして…ホラー風味のコメディ。かなり人が死ぬしグロいシーンもちょこっとあるのでR15かな?女性が山ほど出てくるけれど男性を馬鹿にして男性を餌食にする魔女なので残念ながらエロいシーンはほとんど無いよ。( ̄ー ̄)次から次に事件が起こるしたまに斜め上に展開、しかも途中転調するイグレシア監督お得意の「風が吹けば桶屋が儲かる」方式の映画なので、ぼーっと観ているとおいてきぼりをくらって乗り切れないまま終わってしまう。でも、自分で積極的に乗り込んでいけばジェットコースター気分でかなり楽しめる映画なので、興味のある方はぜひ!(^o^)/ヨーロッパによくある、建物に囲まれて中央に噴水や像がある街の中心広場。お祭りかと思うくらい大勢の人出でにぎわっている。そこにコスプレした怪しげな男たちが数名。身動きしない大道芸人に化けたグリーンアーミー(トイストーリーなんかに出てくる緑色のプラスチックでできた小さな兵隊人形、足がつながってる)、銀ピカのキリスト十字架像、手を振るミッキーマウス(ひょっとしてバッタもん?)、ミニーマウス(ひょっとして…以下略)、スポンジボブ、透明人間。彼らは目配せすると緑の兵隊と銀のキリストが広場に面した質屋目指して歩き出す。兵隊の持つ銃は本物みたいだし、キリストは背負った十字架の中からショットガンを取り出してる。で、強盗の始まり。ところが店の中にいる男の子が「パパぁ」。いやいやいや、子供との面会日に強盗しなくてもしかも手伝わせたらアカンでしょう。その上キリストに扮するとは筋金入りのろくでなし。ま、でも素顔はイケメンだし、一応主人公だから生温かく見守ろう。(´ε`)指輪をたくさんカバンに詰め込んだまではイイけれど、すぐ警察にバレて銃撃戦。うわっ、スポンジボブが…/(x_x)\おぅぅ、ミッキー(ひょっとして…以下略)が…( ̄Д ̄;)逃走用の車が無くなるアクシデントもあって、通りすがりのタクシーをハイジャック。予想を覆す激しいカーチェイスに運転手もガッツポーズ。一路フランスへ。ところが、男の子が学校のカバンを店に忘れてきたからさあ大変。あっと言う間に身元判明。怖い元嫁の登場だ。でも元嫁の所に写真が無い。あるけど無い。なぜかまともに顔が映った写真が1枚もない。うはは(≧ω≦)なんて小ネタを入れながら、間抜けな刑事のせいで子供が一緒と知った元嫁も元旦那と子供の後を追う。それを止めようと刑事も追う。みんなそろってスガラムルディへむかうって段取りだ。あれやそれやこれやどれや展開が早いので目が離せない。イグレシア作品では遅かれ早かれ転調するんだけど本作はかなり早めに魔女物語となってクライマックスまで盛り上がる。まさか「大いなる母」が出てくるとは思わなかったけど。とにかく、ラストまでだれる事無く突っ走るイグレシア節は健在で嬉しい限り。スタイリッシュさやかっこいいところは無いし悪乗りし過ぎなんだけど、一緒に楽しめばかなり幸せな時間が過ごせると思うので、観ようと思った人は迷わず鑑賞をおすすめする。(^-^)b一番魔女っぽい元嫁のゴメスさんを筆頭に男性を虐げる女性ばかりが出てくるのはかなり意地の悪い設定。男vs.女。監督自身は美人でスタイル抜群のカロリーナさんと2014年に結婚してラブラブなのにね。(´ε`)そうそう、タクシーには運転手だけでなくたまたま先に乗っていた乗客がいたんだけど、行きたがっていたバダホスに行けないばかりか主人公たちや魔女たちにも酷い扱いをされてホントに可哀そうだった。(^_^;)おすすめできる○:魔女好き、お調子者おすすめしない×:鑑賞途中で方向転換できない人、悪乗りが嫌いな人押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2016年07月26日
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パーヴェル・チェコフ(スター・トレック 2009)、カイル・リース(ターミネーター4 2009)を演じたアントン・イェルチンさんが本年6月19日事故でお亡くなりになりました。享年27歳。ご冥福をお祈りいたします。追悼の意をこめて。ディーン・R・クーンツさんが好きだ。多少凸凹はあるものの読んで損する作品はないし、私がモダン・ホラーにはまるきっかけになった「ウォッチャーズ」なんか、泣けるし感動するし読後はしばらく魂がどこかにいってしまったくらいだ。それなのに嗚呼それなのに。映像化作品があると知って勇んで観てみたらなんたるちあサンタルチア!ヽ(#`Д´)ノどこをどうすればあんなそんなこんな映画にできるのか小一時間ほど問い詰めたい代物になり果てててビックリ!別の所に魂が行ってしまった。他にも、ウィスパーズ(1989 米) とか処刑ハンター(1990 米、TMV)とかスティグマ 邪神降臨(1991 米)とかハイダウェイ(1995 米)とか例外なく全てダメ映画のオンパレード。デモン・シード http://plaza.rakuten.co.jp/jlmdu/diary/200812240038/ 以外は時間を無駄に人生を損する作品ばかり。ことほど左様にキング作品以上に映像化に恵まれないクーンツ作品が久々の映画化と聞いた時は正直あまり期待はしていなかった。でも、スティーブン・ソマーズ監督!アントン・イェルチン主演!製作費もそこそこ!これはひょっとしたらと内心楽しみにしていたらなぜか噂をきかなくなっちゃった。なにやら撮影中に制作側と出資側が金額のことで訴訟沙汰となり完成しているのに本国で公開不能になったらしい。その後の結果は不明だけれど、費用の回収のためアメリカ以外の国で公開&DVDの販売を開始。日本ではDVD発売に箔をつけるためか2014年1月に東京と大阪の2ヶ所だけしかも1週間限定公開になってしまった。それはこの映画(^-^)b「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 ODD THOMAS」(2013 米)G監督・制作・脚本:スティーブン・ソマーズ原作:ディーン・R・クーンツ出演:アントン・イェルチン アディソン・ティムリン ウィレム・デフォー「どんな話?」一見平凡に見える青年オッドは、名前(ODD=奇妙な)通りの霊能力者で、死者の願い(恨み)を叶えるため犯罪の解決に一生懸命になる善良な人間だった。ある日勤め先のダイナーに一人の男が現れたことで、死者の大量発生を予測した彼は悲惨な事件を防ぐため奔走する。はたして…ホラー風味のSF。現代が舞台のダークファンタジーだ。ご存じの通りろくな作品の無いクーンツ原作ものだけど、これはイケる。普通だけど普通じゃない主役にイェルチンさんがハマり役。キュートなアディソンさんや珍しく気持ち悪くないデフォーさんもイイ感じ。伏線をばらまき過ぎてそれをまじめに回収しているのが結構慌ただしいけれど、活劇シーンやほのぼのデレデレシーンのバランスが良くテンポも悪くないので、普通に観ていればかなりドキドキジンジン楽しめる。原作同様のラストは嬉しい驚きだった。超自然的な描写を観るとじんましんがでたり気絶する人以外にはおすすめできるので、奇妙な救世主がどんな活躍をするのか興味のある方はぜひ!(^o^)/いきなり血まみれの女の子が目の前に登場するのでびっくりするけれど、幽霊だから見えているのはオッドだけ。女の子のしぐさで分った犯人を追いかけ、後始末にやってきた警察署長のデフォーさんは意外にもオッドの理解者。可愛いい彼女も登場してオッドの日常が紹介されるって段取りだ。つかみはOK。そう、こんな変わった彼なんだけど実はリア充。可愛い彼女と超ラブラブで、観ているこちらが照れるくらいだ。(//▽//)彼女も良い娘ですごくお似合い。ところが、彼が働くダイナーに1人の男がたくさんのボダッハを引き連れて来るからさぁ大変。ボダッハというのは人の「死」に引き寄せられる悪霊のようなもの。そいつが大量に現れたことで死人がたくさん出る事を予想したオッドは惨事を防ぐため奮闘する。理解者が複数いるなんて珍しい設定なんだけど、予知能力者じゃないしかなり凶悪な設定なので彼の推理もなかなか当たらなくて二転三転。飽きることなくジンジンするラストまで楽しめる作品だった。ん…?うはははは(≧∇≦)おちゃめな片腕幽霊は「アナクスナム~ン」の「イィ~ムゥホテップ!」(「ハムナプトラ /失われた砂漠の都」)ことアーノルド・ヴォスルーさんではないですか~。顔見せだけ?おすすめできる○:クーンツファンおすすめしない×:(自分を)霊能力者(と思っている人)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2016年07月12日
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SEXで感染!?しかも他人に染すことができる!?ゆっくり歩いてくる!?絶対に死ぬ!?バカホラーか?期待していいのか!?(o ̄▽ ̄o)とにかく観ました。それはこの映画(^_^)b「イット・フォローズ IT FOLLOWS」(2014 米)R15+『“それ”は ずっとずっと憑いてくる』監督・制作・脚本: デヴィッド・ロバート・ミッチェル出演:マイカ・モンロー キーア・ギルクリスト ダニエル・ゾヴァット ジェイク・ウィアリー「どんな話?」SEXの後ボーイフレンドのヒューに気を失わされ拘束された状態で目覚めたジェイが彼から聞かされた話は、どこにいても「それ」が歩いて迫ってくる。捕まれば死ぬ。誰かとSEXすれば相手に渡せる。という信じられないものだった。そして2人の前に「それ」が現れた…超自然的青春お悩み映画監督曰く「自分の悪夢」をアイデア一発映像化。正体不明の「それ」につきまとわれ襲われる怖さはホラー風味だけど、全体のストーリーは若気の至りやお悩み相談を描いた不条理劇だ。「それ」の風貌が怖いし見せ方が上手いので、怖いのが苦手な人は要注意。ドンパチはあるけれど派手なシーンはほとんどないし、何より説明放棄のオチ無し話なので、シチュエーションを自分なりに感じ取れる人じゃないと楽しめない。アメリカで長く生活したキリスト教徒でないと理解不能な、いわゆる「フォレスト・ガンプ」映画だった。(´ε`)ルール1・それはひとにうつすことができるルール2・それはゆっくりと歩いてくるルール3・それに捕まったら必ず死ぬ「ひとに染す」んじゃなくて「渡す」「バトンタッチする」が近いかな。郊外の住宅地。一戸の敷地が広い広い。夜、そんな一軒の家から飛び出した下着姿の女子が父親に謝りながら車で走り去り、翌朝砂浜で無残な死体となっているオープニング。で、またもや郊外の住宅地。一戸の敷地が広い広い。表の芝生はもちろん、裏庭も広々しててでかいプールを置いている。ちょっと可愛い長姉のジェイは水着姿を隣家のガキどもに覗かれながら、次女三女ともそこそこの仲の良さで幼馴染のイモ兄ちゃんもみんな一緒に古いZ級SF映画を観る関係。絵に描いたようなアッパーミドルの子供たちは、そこそこ裕福そこそこ幸せそうだ。ボーイフレンドのヒューはデート中にちょっと挙動不審な時もあったけど、彼の求めに応じて車でSEXしてしまう。事後まったりしていると、急に襲いかかったヒューに薬(?)を嗅がされ、気がつくと車いすに縛られ廃墟に放置。見回りから戻ったヒューは「さっき車でキミに染した」「追い付かれると死ぬ」「愛する人の姿に化けることもある」「キミが死ぬと僕のところに戻って来るから死ぬな」と言いつつ、歩いてくる人影を彼女に見せると慌てて連れて逃げ出す。「それ」が現れ、ようやく何かをバトンタッチされたことを理解したジェイ。SEXして誰かに渡すのか?その誰かが殺され「それ」が戻ってきたらまたSEXして渡すのか?う~む(-ω-;)もしブサメンに渡しちゃったら次に渡せなくてすぐに殺されてあっという間に戻ってくるかも知れないしきっと戻って来るすぐ来る今来るただちに来るならちゃんと次に渡せそうな男を選ばなくちゃいやどっちかと言うと「貞操観念、何それ?」なSEXヒャッハーピープルの方が次々渡せてイイか知らん?性感染症なんかとどっこいの扱いだったものがそこそこ真面目、そこそこ保守的なグループに伝わったのが悲劇の始まりなのか?でも下半身に人格は無いからなぁ。知らない内に染ってて気付かないまま染して染された方も気付かずまたすぐ染してたとえ知っていてもSEXの最中には襲ってこないみたいだから生き延びるためにSEXしまくりだぜΨ(`▽´)Ψなんてことだと「それ」も大忙しで今誰を追いかけるべきか訳が分らなくなってハッピーエンド!?もしくは面倒になって大 殺 戮! 叱られるかも知れない方向に膨らませてないところをみると、超自然的で不思議な話だけどホラーじゃない。そもそも嫌な状況を映像化しただけで、ドラマ化してはいないので説明がない理由がないオチがないのはあたりまえ。説明、解説、オチ、結末を求める観客が多くなった日本では流行らないだろうなぁ。(´-ω-`)ドストエフスキーに時間を割いているところをみると「死」そのものを描きたかったのかも知れない。この作品が支持されるなんて、やっぱりアメリカの根っこはキリスト教的で保守的なんだなぁと再認識した。隣家のエロ小僧が活躍すると思ったのに…おすすめできる○:下半身が緩い人おすすめしない☓:処女か童貞のホラーファン押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2016年07月08日
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もう、ガマンできん!!!あはははははうははははは(≧∇≦)サメ巻きって!!!久々にご紹介。The Asylumがまたやった、てか、これはさすがに…(^_^;)「トランスモーファー -人類最終戦争- 」(2007)「エイリアンVSエイリアン」(2007)「アバター・オブ・マーズ」(2009)「シャーロック・ホームズVSモンスター」(2010)「バトル・オブ・ロサンゼルス」(2011)「ナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース」(2012)のThe Asylum。2013年に入ってからも「Jack the Giant Killer」 ≒ 「ジャックと天空の巨人」「Hansel & Gretel」 ≒ 「ヘンゼル&グレーテル」「AE: Apocalypse Earth」 ≒ 「アフター・アース」と「オブリビオン」「Atlantic Rim」 ≒ 「パシフィック・リム」と、へっぽこなバッタもんを連発しているThe Asylum。アサイラムと言えばやっぱりサメ。「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」(2009)「メガ・シャークVSクロコザウルス」(2010)「ダブルヘッド・ジョーズ」(2012)双頭までやっちゃたし、「シャークトパス」(2011)は他でやられちゃったから、もうメガのvs.シリーズものしか無かろうとおもってたらあにはからんやまさかのコレで来た!!!(>_<)b「SHARKNADO」えと、しゃーくなど?…サメ等?って……予告編(at Youtube)予告編…えっ?!http://www.syfy.com/videos/Syfy%20Movies/Promos%20&%20Trailers/vid:2659154あははははははうはははははわはははは(≧∇≦)シャークネイドや、サメ竜巻やん!!!サメを吸い上げた竜巻が、いや、竜巻に乗ったサメが、いや、サメを…とにかく竜巻&サメが同時に襲ってくるって極悪非道な内容。予告編ではサメが大口開けてドシドシ降ってくる!観覧車も転がってる!うはははははは(≧ω≦)あまりのバカさ加減に、「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」くらいから一般サイトでもアサイラム作品が紹介されるようになって、今回も紹介されているからご存知の方もいるかも知れないので、ここで少しだけご注意を。(´ε`)大バカな設定とスピーディーに見える予告編で興味をもつ人もいるかも知れないけど、実物は私のようにかなり大変非常にとてもものスゴく心の広いヒマ人しか鑑賞不能。軽い気持ちで手を出さないように。絶対にC級Z級の凡作以下だから。(´-ω-`)海外では「次はピラニアネードだ。」「いやピラニアコンダさ。」なんて言ってるけど、私もそう思う。(o ̄▽ ̄o)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2013年07月12日
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[レンタル落ち][ケース交換・検品をしています][合計5000円以上で送料無料][代引手数料無料継続...価格:1,050円(税込、送料別)がんがんいきます80年代\(^o^)/「いいねぇ~」一部では話題になっていたドラマ「家族ゲーム」。でも、やっぱり翔クンは能天気なガンちゃん(ヤッターマン1号)の方が似合うなぁ。(-ω-;)普通ならここで「家族ゲーム」(1983 ATG)を紹介する手もあるけれど、今回のドラマはとうてい原作や映画の再映像化とは言えないし、ひょっとして元ネタはアレじゃないかと。(´ε`)それはこの映画(^-^)b80'S「逆噴射家族 The Crazy Family」(1984 ATG)監督:石井聰亙制作:長谷川和彦 他プロデューサー:高橋伴明原案、脚本:小林よしのり出演:小林克也 賠償美津子 有薗芳記 工藤夕貴 植木等「どんな話」ようやく手に入れたマイホームで楽しい生活を始めた小林一家。しかし、そこへ長男の家を追い出された祖父がやって来た。少しずつ狂い始めた歯車に平和は長続きせず、とうとう…バイオレンスでシュールなスラップスティック・コメディ…って何のことか分からないから、要するに家族全員ぶちキレる不条理なドタバタ喜劇だ。訳のわからないゴーマンをかます前の才能あふれる小林よしのりさんの原案を、石井監督が勢いだけで映像化。当時の流行語をそのままタイトルにしてしまう安直さが象徴するように、全体が雑で大雑把。丁寧さなんて微塵も感じない。(^_^;)でも、言いたいことはよくわかるし、シュールなラストは全く甘いところもなく違った意味でかなり爽快なので観て損はないよ。石井監督のクセの強さが苦手でなければどうぞ。(^-^)b「ベストヒットユーエスエイ!」とは言わない小林克也さんが小心なサラリーマンを好演。美人で明るい奥さんと、浪人の長男、かわいい長女の4人家族が念願のマイホームに引っ越して来るところから映画は始まる。理想の家族を目指して克也さんは頑張る。奥さんの変な癖や長男の受験ノイローゼやアイドルになりたい長女の下手な歌はともかく、克也さんは頑張る。その頑張っているところにおじいちゃんが転がり込んでくるところから、少しずつ思いが生活が狂っていくって段取りだ。おじいちゃんは明るいけれど難儀。天然だからほんとに難儀な人を植木さんがみごとに演じていて、さすが「日本一の」「男」。( ̄ー ̄)うわべだけの家族を解体すると、入れ物である家を壊す必要があるのは必然。突如始まる家族間戦争、お茶の間戦争にはすごくワクワクするんだけど、なぜかその辺りから描写が大人しくなりせっかくの盛り上がりがトーンダウンしてしまう。ものすごく残念。せっかくの武器、得物は全くと言っていいほど活かさないし、ここはやっぱりイクだけイってヤルだけヤって欲しかったなぁ。(´ε`)そうすればラストでもっと爽快感、開放感を感じられたと思う。で、ドラマの「家族ゲーム」。大甘の展開に脱力した人や、どうでもいいラストの「いいねぇ~」に苦笑しかできなかった人も多かったんじゃないかなぁ。見せかけの人間関係が異物によって崩壊、そして再構成。そんなテーマなら本作の方が良くできてると思うので、鑑賞してみてもイイんじゃないかと思った。おすすめできる○:家族不信の人おすすめしない×:1から10まで説明して欲しい人余談タイトルの「逆噴射」はもちろん、あの「ホテルニュージャパン火災」の翌日に起こった「日航350便羽田沖墜落事故」(1982年)からのもの。福岡発羽田行の日航機が機長の統合失調症による操縦ミスが原因で羽田空港滑走路手前に墜落。流行語にもなった「逆噴射」からの連想だ。日航ではジャンボ機墜落事故の「123便」とこの「350便」は今でも欠番らしい。あ、アシアナ航空機の事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2013年07月08日
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【送料無料】オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [ アルバート・...価格:2,363円(税込、送料込)「はい、110番です!」「あ、あ、あの、女性の死体らしきものを運んでるんですけどっ!」「…あー、ひょっとして南船場?」「そうそう!早よ見に来て、早よ!」「いや、それねぇ、時々通報があるんですけど、死体やないんです。」「えっ?でも人間に見えるで」「それがねぇ、本物の人間やのうて人形です。」「人形!?」「それも、大きな声で言うのちょっと恥ずかしいんですけど、ラブドール」「犬?」「いやいやラブラドルやのうて、らぶどおる。ダッチ●イフの事ですわ。」…なんて愉快な会話がかわされるのは「オリエント工業殺人事件」ポカッ (._+ )☆\(-.-メ)(興味のある人は検索&ショウルームへどうぞ)その昔、初めて読んだクリスティが「そして誰もいなくなった」と「オリエント急行殺人事件」。まぁ、定番かな。久々に観ました。それはこの映画(^-^)b「オリエント急行殺人事件 Murder On The Orient Express」(1974 英)『この中に犯人がいる?』監督:シドニー・ルメット原作:アガサ・クリスティ出演:アルバート・フィニー マーティン・バルサム リチャード・ウィドマーク イングリッド・バーグマン ジャクリーン・ビセット ローレン・バコール ヴァネッサ・レッドグレーヴ米アカデミー助演女優賞 受賞(イングリッド・バーグマン)ヽ(´▽`)ノ「どんな話?」大富豪の一人娘の誘拐殺人事件があった5年後、インタンブール発カレー行のオリエント急行にはさまざまな人々が乗車し真冬でも満員だった。雪のため途中停車した車内で発生した殺人事件。しかしそこには古い友人のつてでなんとか乗り込んでいた名探偵ポアロがいた。名作推理小説を文字通りのオールスターキャストで映像化したミステリー。今はなき国際寝台列車オリエント急行を満喫しながら、スターたちの共演を楽しめる映画だ。原作に忠実なつくりは好感を持てるものなんだけど、逆に言えば小説のように読み返すことはできないから原作未読の人だと謎解きを追うのが精いっぱいで映像・演技を楽しめない。既読の人は、当然脳内映像化にはかなわないので多くの原作ものの宿命「原作は超えられない」の範囲内で、何か映画独特の工夫を感じないのが残念だ。でも、ポアロ以外の演技や演出が割と控えめなのが功を奏してオールスターキャストがなんとかまとまっているし、古き良き「推理小説」を楽しめるので興味のある人はぜひ。(^-^)bとにかく原作同様、探偵、容疑者、犯人のメインキャストだけでも10人以上なので、アンソニー・パーキンス ショーン・コネリー ジョン・ギールグッドと盛りだくさん。映画スターたちのわがままに振り回されるプロデューサー、監督が目に浮かぶ。(^m^)ま、この年代は同じようなオールスターキャストが多かったからお互いに慣れていて和気あいあいだったかも。卵型の頭の中に灰色の脳細胞を持ち、はねあがった口髭のキザな小男、エルキュール・ポアロは何度か映画に登場している。映画だとピーター・ユスティノフさんをイメージする人が多いかも知れないけれど、原作のイメージ通りなのは本作のアルバート・フィニーさんだ。ま、やり過ぎの感があるしイメージ通り過ぎて笑えるくらいだけど。豪華列車にまけない豪華出演者たちがおりなす人間ドラマと陰惨な事件。ソ連の女スパイをつれた英国のスパイが殺されかけるのはおいといて、TVの企画で日本で客車を走らせたこともおいといて、全体的にはワルツや乾杯が醸し出す楽しく明るい雰囲気の娯楽作品なので気軽にどうぞ。(^-^)bおすすめできる○:「推理小説」ファン、鉄ちゃん・鉄子おすすめしない×:登場人物を覚えきれない人普通に時間が過ぎてたらもうとっくに元の年齢を超えているハズの不思議なおとな子供が、何度も何度もなんどもナンドモ大人を失神させて変声機使ってみんなを言いくるめるお話が好きな人も、ぜひ。「真実はいつもひとつ」とは限らないのよ、ぼ う や。おネイさんが教えてあげようか?( ̄ー ̄)お詫びずいぶんものすごくとんでもなく超久々の更新なので、思うように頭がまわらず指が動かず眼が見えず、まとまりのない記事になったのはご容赦。m(_ _)m【送料無料】オリエント急行殺人事件 [ アガサ・クリスティ ]価格:599円(税込、送料込)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2013年07月07日
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11/9~11の全米興行収入は8,780万ドルのシリーズ最高成績で予想通りの第1位。しかも今年公開作品中でも4位の好成績。\(^o^)/(1位「アベンジャーズ」、2位「ダークナイト・ライズス」、3位「ハンガー・ゲーム」)2億ドルとの噂の製作費は十分ペイできる準メガ・ヒットでしょう。(^_^)bIMDBのレイティングで8.1、RottenTomatoesでは支持率がなんと91%の実力がどんなものなのか、はたまた日本でどうなのか、とりあえず楽しみ楽しみ。で、こりずに過去記事再UP!【以下は2008年12月19日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】007/ムーンレイカー アルティメット・エディション [ ロジャー・ムーア ]価格:2,691円(税込、送料別)流行廃りは世の常とは言うものの、最近は何が流行るか分からんなぁ。(´ε`) その点、私の好きな80年代の映画界は分かりやすいよ。(^o^) 全ては70年代末の「S.W.」(1977)、「未知との遭遇」(1977)のおかげ。「S.W.」の大成功で、それまで制作費の割りに儲からないとされていたSF映画に対する認識が一変、大SF映画ブームが始まったから。日本でも慌てて「宇宙からのメッセージ」(1978)や「惑星大戦争」(1977)が作られたくらいだ。 「スーパーマン」(1978)が後を押し、「スタートレック」(1979)、「エイリアン」(1979)、「マッドマックス」(1979)、「戦国自衛隊」(1979)が脇を固め、真打として登場したのが 「アウトランド」(1980)いや 「スペース・サタン」(1980)違う 「フラッシュ・ゴードン」(1980)(≧∇≦)うはははは そう、ご存知「帝国の逆襲」(1980)。 あ、もちろん「復活の日」(1980)も。(o ̄▽ ̄o)にょほほ 後は柳の下にどじょうが1匹2匹3匹4匹…、何匹おんねん?って感じで狂乱の80年代の幕開けだ。「E.T.」(1982)と「ジェダイの復讐」(1983)も含めてSF一色。続編や「2」「3」は数知れず、80年代の映画はSFの時代と言えるくらい。 もちろんスピルバーグさんやルーカスさんは平行して「レイダース」(1981)を撮ってるし、アクション映画の大転回点「ダイ・ハード」(1988)とともに「最後の聖戦」(1989)で見事に80年代を締めくくってくれている。さすがだ。 あ、ホラーは「13金」(1980~)かな。 前置きが非常~に長くなったけど、そんなSFムーブメントに他のジャンルも巻き込まれるのは当然。その象徴と言えるのが、当時娯楽路線だったこのシリーズ。乗り遅れまいとしたのがありあり。アリアリアリアリアリ、アリーヴェデルチ! それはこの映画(^-^)b 「007/ムーンレイカー Moonraker」(1979 英) 『遂に宇宙をも制覇した史上最大の娯楽巨編! 』 とうとう宇宙に行っちゃった。(≧∇≦)うはは 監督:ルイス・ギルバート制作:アルバート・R・ブロッコリ原作:イアン・フレミング音楽:ジョン・バリー主題歌:シャーリー・バッシー出演:ロジャー・ムーア ロイス・チャイルズ ミシェル・ローンズデール リチャード・キール 「どんな話?」 アメリカからイギリスへ輸送中のスペースシャトル「ムーンレイカー」が強奪された。その調査に007が派遣される。私財でムーンレイカーの開発に協力してきた大富豪ドラックスに目をつけた007が見たものは… ご存知007シリーズ第11作。 えと、何でもアリだ。(≧∇≦)あはははは 前作「私を愛したスパイ」では激しく原作を逸脱しすっかり娯楽路線になったんだけど、さらにその方向へまっしぐら。以後のムーア・ボンドのイメージを決定付けたとも言える作品じゃないかなぁ。 ある意味ポルノと言える前作よりちゃんとした原作にも関わらず全くシリアスな面を排除した脚本は、娯楽の王道とも言えるものだけど、私から見ても練りこみ不足。 でもそれを、まじめに丁寧に映像化しているのは評価できると思う。手抜きなし。(`へ´)b それなのにファンには不評で、一般的な評価も低い。若いファンからは「観るのが苦痛」「恥ずかしい」「駄作」と黒歴史化されそうなのに、なぜか心情的な援護派が多いのが不思議な映画でもある。 私もなぜか憎めない。てか割と好き。(^_^;) 007はスーパー・ヒーローで悪役は全てマヌケ。女性は何であろうと女性で、ボンドの魅力には対抗できない。なんてものすごく陳腐な設定を自ら笑い飛ばしているところがあるし、ジョーズが最後には自分の居場所を見つけるシーンにホロリとしたりするからかなぁ。(ホロリとするのか!?) どんな脚本でも相変わらずスタントは1級品で、スカイダイビングから始まってそのまま主題歌につながるオープニング・シークエンスは、シリーズでも1、2を争う出来栄え。 その緊張感はほどなくトホホ感に変わるけど、見所は盛りだくさん。 前作のロータス・エスプリが砂浜を駆け上がってくるシーンでは海水浴客がビックリしてたけど、ホバークラフト式のゴンドラが広場を走り回るのには観光客もビックリ。鳩もイヌもビックリ。ついでにコチラもビックリだ。スパイなのに目立ってどうするよ!?世界一有名なスパイの面目躍如。(≧∇≦)わはははは ベネチアのゴンドラと言えば、ブルース・リーさんの映画もあったよね。(o ̄▽ ̄o)b 「燃えよゴンドラ」 それはドラゴン。ポカッ (._+ )☆\(-.-メ) …ともかく、世界各地のキレイな景色が観られるのもポイント高し(かな?)。 クレイグ・ボンドでリセットされる前の、リアリティ皆無の007の真髄を観たいと思う人はぜひ!極めてます。 でも、「胴~~ぅっ!」って叫びながら面を打ってくる殺し屋はいイカンよなぁ。しかも竹刀で。(≧∇≦)ぶはははは オススメできる○:バカ映画ファン、心の大きい人オススメしない×:「カジノ・ロワイヤル」(2007)で007ファンになった人 余談1 シリーズ屈指の名セリフがQの口から発せられるのにはビックリ!「再突入しました!」って!!!(≧∇≦)うはははははは 余談2 本物の登場に合わせて作られたから、当然スペースシャトルも1979年もの。もう29年前。基本設計がそのままとは、ひょっとしてものスゴいことなんじゃ…(追記)スペースシャトルは2011年7月8日のアトランティス号打ち上げを最終として計画終了、退役となりました。押していただければ励みになります
2012年11月12日
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本日、007はちょっとお休み。なぜかと言うと密かに楽しみにしていたダーク・ファンタジー、実写版「ヘンゼルとグレーテル」「Hansel & Gretel: Witch Hunters」2D、3D、IMAXのRedband trailer(日本風に言うと18禁の予告編)が公開されたから。Ψ(`▽´)Ψhttp://www.youtube.com/watch?v=zCybEuSsxm8さっそく観ましたちょっとグロ。森に捨てられたどりついたお菓子の家の魔女に食べられそうな所を逆に退治して持ち帰った宝物で幸せに暮らしましためでたしめでたしから15年後、すっかり大人になった兄妹が幼いころのトラウマを消し去りたいのかどうかは分からないけれど、とにかく賞金稼ぎとなって魔女や怪物退治に精を出すお話だ。(o ̄▽ ̄o)バカ一直線の設定や主演のジェレミー・レナーとジェマ・アータートンの微妙なカッコ良さを見る限り、かなりのバカテイストを感じて楽しみ楽しみ。ヽ(゜▽、゜)ノしかもしかも、ノルウェー産バカ・ゾンビもののスマッシュヒット「処刑山 デッド・スノウ」のトミー・ウィルコラ監督のハリウッドデビュー作品だから、期待するなと言う方が無理。上り調子の2人と一緒にファムケ・"オナトップ"・ヤンセン姐さんも出てるしね。予告編に登場する敵がザコばかりなのが心配だけど、ウィルコラ監督なら何か隠し玉があるハズと信じよう。信じて待とう。(`・ω・´)本国公開は2013年1月11日、日本公開は4月6日予定。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年11月01日
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昨日23日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで007第23作「Skyfall」のワールドプレミアが開催されました。主要キャストそろい踏み、チャールズ皇太子夫妻もご出席。う~ん、羨ましい~。(`へ´)いつかは英国で007を観たいものです。(^_^;)で、またまた過去記事再UP【以下は2009年1月16日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】 【新作ポイント5倍】私を愛したスパイ<デジタルリマスター・...価格:1,000円(税込、送料別)♪あなたの他にこんなに私を悲しませる人はいない あなたの代わりは誰もいない あなたが一番うひゃ~(//▽//)書いてて恥ずかしくなるけれどたまにはラブソングもね。それはこの映画(^-^)b「007/私を愛したスパイ The Spy who loved me」(1977 英)『シリーズ最新第10弾特別記念超大作!シリーズ最大のスケールで放つ 華麗なボンドの新しい挑戦!雪のアルプス… 夕陽の砂漠… そして-深海の大要塞へ… 』監督:ルイス・ギルバート音楽:マーヴィン・ハムリッシュ主題歌:カーリー・サイモン出演:ロジャー・ムーア バーバラ・バック クルト・ユルゲンス リチャード・キール「どんな話?」イギリスとソ連(当時)の核ミサイル原潜が地中海で行方不明になった。調査を命ぜられた007は、同じく調査任務についていたKGBの女スパイと共同して行動することになる。証拠品から浮かんだ海運王のもとへ乗り込んだ2人だったが…シリーズ10作目にして、最も娯楽色が強い作品。比較的地味なムーア・ボンド前2作に比べて道具立てや設定がこれまでになく派手でスペクタクル。展開も荒唐無稽と言うより少々マンガっぽい。(^m^)とにかくエンターテイメントに徹していてムーア・ボンドここにありって感じなので、初期のコネリー・ボンドや「カジノロワイヤル」(2007)の対極として007ファンなら必見の映画だ。(^-^)bあれもボンド、これもボンド。いやぁ~、楽しい。\(^o^)/プレ・タイトルはスキー。いきなりのベッド・シーンで文字をテープで打ち出すセイコー・デジタル時計が登場。そしてユニオン・ジャックのパラシュートで締める。英国魂ここにあり。(`へ´)b海から現れる悪の根城とか謎の大男「ジョーズ」とかパックリ・タンカーとか水上バイクとかギミックはいつにも増しててんこ盛りなんだけど、圧巻はやっぱり皆さんご存知のロータス・エスプリ。潜水可能。(≧∇≦)うはははは砂浜に走り上がって来るシーンだけでも大満足だ。私は、ジョーズにぶち壊されて砂漠をガタガタ走るバンも好きだけど。(`▽´)一部のマニアの男性には、キャロライン・マンローさんの無駄遣いを惜しむ声もあるようだけどそれは仕方ないでしょう。マンローさんのナイスバデーは別の映画で堪能すればよろしい。(`へ´)b同名の原作はあるにはあるけれど、本作が使えたのはタイトルのみ。原作はフランス女性がボンドの思い出を語る内容で、007シリーズとしては異色作と言うよりは番外編。フレミングさんが文芸作品に挑戦した感じで、口の悪い人はポルノまがいだとも評するくらい。(^_^;)映画同様のお話を読みたいなら、ノベライズとして「新・私を愛したスパイ」の方が楽しめる。そうそう原作と言えば、実は「チキチキ・バンバン」もフレミングさんだ。なので、ロータス・エスプリの原点はそれじゃないかって話もある。ボンド・カー全体の元祖かも。♪あなたの他に…、はカーリー・サイモンさんが歌う主題歌「Nobody does it better」の意訳。♪Nobody does it better Makes me feel sad for the rest Nobody does it half as good as you Baby, you're the best ~ Nobody does it half as good as you Baby, baby, darlin', you're the best ~あなたが最高、あなたが一番、ってちょっと恥ずかしいくらいストレートな歌詞なんだけど、良く出来たラブ・ソングでこの後「ワーキング・ガール」(1988)「ロスト・イン・トランスレーション」(2003)、「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(2004)にも使われたりしてるよ。音楽と言えば、いつものバリーさんじゃなくてハムリッシュさんなのも特徴。プレ・タイトルでも流れるポワンポワンした「ボンド'77」もこの作品らしいかも。それにしても、本作のムーアさんは惚れ惚れするくらいにカッコいい。海軍絡みのお話なので着用する軍服姿もバッチリ。今さらながらボンド"中佐"だってことを思い出した。着こなし身ごなし甘さ辛さがバランス良くて、文句なし。(^_^)ムーアさんを観るなら本作がベストかな。それにドン・ペリのコルクを抜くポンッ!って音だけで、復讐から愛情への切替を演出したのはものスゴク感心した。さすが007。なぜか男性に本作のファンが多いのが不思議だったんだけど、なんとなく分かった気がする。多分ベッド兼用ソファのついた豪華な脱出ポッドに憧れてるんだ。乗ってみたいんだな、きっと。え?違う?(o ̄▽ ̄o)オススメできる○:娯楽映画ファン、007ファンオススメしない×:スパイ映画を観たい人押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月24日
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何々…007の新作「スカイフォール」は吹替え版を制作?シリーズ初やん。(^_^)しかも公開時は40%が吹替え?\(^o^)/やっと007でも「字幕神話」の見直しか!?字幕と吹替えに関する私の思いは ↓http://plaza.rakuten.co.jp/jlmdu/diary/201001170000/このまま上映時の選択肢が増えますように。何より、しょうもないアイドルやお笑いタレントが声を担当しませんように。ホントにホントにお願いします。m(_ _)mってことで今回も過去記事再UP【以下は2008年11月20日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】黄金銃を持つ男 (デジタルリマスター・バージョン) [ ロジャー...価格:1,000円(税込、送料別)うお~!Σ( ̄ロ ̄lえらいこっちゃー!\(>o
2012年10月20日
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「エマニュエル夫人」で70年代に一世を風靡したシルビア・クリステルさんが18日、入院先の病院でお亡くなりになりました。享年60歳。1974年の「エマニュエル夫人」が世界的にヒットし、以後日本では「…のピンク泥棒」とか「…のキス・オブ・ゴールド」とか「…のディープ・レッスン」とか名前を冠したタイトルでリリースされるくらい知名度が高かったようで又、何かを期待させる名前でもあったようです。ご冥福をお祈りいたします。追悼として私にできるのはコレくらい。【以下は2008年12月28日掲載の記事です】エアポート’80(DVD) ◆20%OFF!価格:1,200円(税込、送料別)ビュービューいきます80年代(^o^)/(公開は1979/12なので80年代ってことで)さて、お立会い。思えば遠い道のりだった。雪に埋もれた空港に着陸し、操縦席の大穴をくぐり抜け、飛行機なのになぜかスキン・ダイビングまで。数々の苦難を乗り越え、やっとたどり着いたシリーズ最終作。今度は夢の超音速旅客機だ!(前記事より続く)\(^o^)/それが、この映画(^-^)b「エアポート'80 The Concorde-Airport'79」(1979 米)『避けられるか?謎のミサイルが、コンコルドを狙った!危機また危機、ダレス空港からパリへ・・・華麗に飛びたつコンコルドの行く手に待ち受けるものは? 』監督:デヴィッド・ローウェル・リッチ音楽:ラロ・シフリン出演:アラン・ドロン シルヴィア・クリステル ジョージ・ケネディとうとうパトローニはパイロットに!パチパチパチ…似合いません!(`へ´)b キッパリ「どんな話?」パリから回送された米国航空会社初のコンコルドがワシントンを離陸、それには武器の不正輸出の証拠を持ったキャスターた搭乗していた。兵器製造会社社長は証拠隠滅のためにコンコルドに向けてミサイルを発射した。…攻撃機がコンコルドを…!…故障したコンコルドは…!?…破壊工作を受けたコンコルドは…!?…陰謀は暴けるのか!?すみません、ちょっとふざけ過ぎました。m(_ _)mがらっと趣を変えて、物理的な航空パニックよりも陰謀に重点を置いたサスペンス映画。キャストも主役以外は小粒で、人間関係・ドラマ部分の描き方も浅い。コンコルドの飛行シーンはカッコいいけど、バカ。(o ̄▽ ̄o)蛇足だが、内容はさっぱりなのに「クリステルさんがスチュワーデス(当時)」って事だけを覚えている人が多い不思議な映画。でも私は結構好きだ。いやもう、バカ満載。\(^o^)/旅客機もろとも証拠隠滅ってどんだけ乱暴か!?(あはははは(≧∇≦))いやいや、スピードを出すために翼面積とか小さいから、小回りが利かないって~(うはははは(≧∇≦))それに、旅客機に避けられるミサイルってどうよ!?売れるのか?(わははははは(≧∇≦))軍用機に勝てるほど操縦性は良くないって~(うははははは(≧∇≦))二人で腕比べしなくてもイイのに~!(あははははは(≧∇≦))バカ過ぎ~!(≧∇≦)し か も 、飛行中に窓を開ける!!(ぎゃははははは(≧∇≦))ムリしたから故障するのは当然として、緊急着陸した翌日にまた飛ばす。(うひひひひひ(≧∇≦))乗客もそのまま乗ってるやん!!(アトラクションじゃないんだから!)もうシリアスなパニック映画ではかなわないと見て、方向転換?ライバルは「フライング・ハイ」(1980)か?(わははははは(≧∇≦))とにかく、尋常でないトラブルが次から次へとコンコルドを襲う。それに立ち向かうコンコルドって構図だ。がんばれコンコルド。がんばれドロンさん、ケネディさん!典型的な無理矢理映画だが、これだけやられるとさすがに飽きない。かえって次が楽しみになって来る。テンポ良くバカが続くのでなかなか面白かった。(^o^)/ま、他の亜流"エアポート"より荒唐無稽で面白いと断言できる。最終作として見事な止めの刺し方だった。オススメできる○:"エアポート"シリーズをコンプリートしたい人オススメしない×:航空機マニア、クリステルさんに何かを期待している人あら、制作費はシリーズ最高の1,500万ドル、でもシリーズ初の赤字(興行収入1,300万ドル)だ。2003年に退役し今では博物館でしか見られないコンコルドの勇姿、最初で最後の商業用超音速旅客機の在りし日の姿を見られると思うと、それだけで価値があるかも。「コンコルド」(1979)って映画もあるので、お間違えなきよう。 [DVD] コンコルド価格:3,780円(税込、送料別)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月19日
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「7のつく日は007」しばらく前から、スカパーやケーブルTVで視聴できる「シネマIMAGICA」で007の特集をやっていて、全22作を放送予定。特集サイトのギャラリーでは全作品のオープニングを観られるので、興味のある方はどうぞ。(^-^)bhttp://www.imagica-bs.com/007/gallery.htmlってことでまだ過去記事再UP!【以下は2009年1月22日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】死ぬのは奴らだ<デジタルリマスター・バージョン> [ ロジャ...価格:1,000円(税込、送料別)♪君がまだ若く開放的だったころ「この世は持ちつ持たれつ」だとよく言っていた。でも、絶えず変化するこの世の中が、もし君を押しつぶし涙を流させるようなことがあれば、「知ったことか、奴らをやっつけろ」になる。生きるんだ、他のヤツは死ね!異色な主題歌は哀しくて過激な歌詞なんだけど、とにかく韻を踏みまくり。(`▽´)live in-give ingive in and cry-live and let die英語を知らなくても分かるほど。(≧∇≦)うはは静かな導入部は一見、従来の♪ごーるどっふぃんがーぁとか♪ふろむろしあ うぃずらぁーぶとか♪ゆぅーおぅんりーりぶつぅゎあぁいすの「いきなりタイトル連呼型」とはちょっと違うのか?と思わせといて、実はいつも以上に♪りぶぁんれっだぁい りぶぁんれっだぁいって連呼する。(≧∇≦)うははマッカトニーさん自身お気に入りみたいでコンサートでは必ず歌っていたらしいし、スーパー・ボウルのオープニングでも披露したらしい。それはこの映画(^-^)b「007/死ぬのは奴らだ Live and let die」(1973 英)シリーズ第8作目にして3代目007初登場。監督:ガイ・ハミルトン主題歌:ポール・マッカトニー&ウイングス出演:ロジャー・ムーア ヤフェット・コットー ジェーン・シーモア「どんな話?」麻薬取引を調査中の英国情報部員が立て続けに殺害された。派遣された007は謎の人物、ミスター・ビッグが関与していることを突き止めるが、逆に先手をうたれて囚われの身に。超自然的な能力を持つ美少女や、黒人社会を牛耳るミスター・ビッグに007は対抗できるのか?記念すべきムーア・ボンド第1作。「だれの葬式だい?」「おまえのさ!」オープニングは非常に印象的な葬列のシーンで始まる。(^_^)お話自体は麻薬で社会を混乱させて、それに乗じてスペクターが実権を握ろうとするものでそんなに悪くないんだけど、この映画は007ですよ、007。(`ε´)そんなチマチマした話になぜ007が出張らないとアカンの?ボンドが代わったからって、スケールまで小さくし過ぎ。刑事ドラマなら十分面白いかもしれないけれど、007としては物足りない。(`へ´)そのうえハミルトン監督のおおざっぱな演出とつながりの悪い展開で、途中間延びしてるのが致命的。「ロス・ジェネ・ボンド」3部作の本領発揮だ。(o ̄▽ ̄o)にょほほ後のムーア・ボンドに共通するハイレベルなカースタントは2階建バス(180度スピンターン、2階落とし)でその片鱗を見せてるし、一番の見所のボートチェイスは迫力満点。スクリューがなくジェット水流で走るボートの特性を生かしたジャンプシーンは、かなり見ごたえがある。(^o^)/で もそれですら10分以上メリハリなく続くので、ダラダラした感じがあるのよねぇ。(´ε`)冒頭、ボンドの自宅にMとマネーペニーが押し掛けてきて、女性をクローゼットに押し込めたりするのは、コネリー・ボンドでは考えられない設定だし、しかも秘密兵器(ロレックス・サブマリナー)を仕事以外に使うなんて思いきった演出だと思う。ま、処女だったソリテールに対して「元気を出して、誰にでも初めてのことはあるさ」((//▽//)うひゃ~ 極悪)なんて言わせたのもムーア・ボンドらしいけれど、公開当時はかなり違和感があったんじゃないかぁ。新しいボンド像を作ろうとして張り切り過ぎて気合が空回りと言うか、それならお話のスケールももっと大きくしてもっと憎らしい悪役にして欲しかったと思う。悪くはないけれど、イイところがない。そんな映画だった。オススメできる○:ムーア・ボンドのファンオススメしない×:悪役あっての007だと思う人余談ラスボス倒して一段落。のんびりムードのところに無理矢理もう一騒動起こる「ハミルトン・パターン」なので、お好きな人は心配せぬよう。(o ̄▽ ̄o)b押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月18日
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さぁって、OLぶち切れスリラーの「Alyce」でも観て久々に"未公開"でも…と思ったけれど個人的にただ今は「007」(動詞、例:思いっきり「007」する)中。(^-^)b新作のタイトル「Skyfall」ですが、どうもボンド絡みの家、土地、場所の名前らしいけれど良く分からず。前作の「Quantum of Solace」同様、タイトルについてはもやもやしたまま公開を迎えることになりそう。(´-ω-`)気を取り直してまたもや過去記事再UP!【以下は2009年1月18日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】ダイヤモンドは永遠に<デジタルリマスター・バージョン> [ ...価格:1,000円(税込、送料別)「吁(あゝ)、宮さん恁(かう)して二人が一處(いツしょ)に居るのも今夜限(ぎり)だ。ヽ(#`Д´)ノ~一月の一七日、宮さん、善(よ)く覺えてお置き。來年の今月今夜は、貫一は何處(どこ)で此月(このつき)を見るのだか!再來年(さらいねん)の今月今夜……十年後(じふねんのち)の今月今夜……一生を通(とほ)して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ!可(い)いか、宮さん、一月の一七日だ。來年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が……月が……月が……曇ったらば、宮さん、貫一は何處かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いて居ると思ってくれ。」(*`皿´*)/~其聲(そのこゑ)と與(とも)に貫一は脚(あし)を擧(あ)げて宮の弱腰を礑(はた)と〓〔足易〕(け)たり。地響(ぢひゞき)して横樣(よこさま)に轉(まろ)びしが、なかなか聲をも立てず苦痛を忍びて、彼はそのまゝ砂の上に泣き伏したり。貫一は猛獸(まうじう)などを撃ちたるやうに、彼の身動(みうごき)も得爲(えせ)ず弱々と僵(たふ)れたるを、なほ憎さげに見遣りつゝ、(._+ )☆\(-.-メ)~映画やドラマでご存知の「金色夜叉」(尾崎紅葉著、未完)の名場面、主人公の間貫一が許婚の鴫沢宮を蹴飛ばすシーンの原作(第八章)の抜粋。大きなダイヤの指輪を見せびらかすような金持ちになびくお宮に、貫一がキレて暴力をふるうところですな。二股をかけられた男の見苦しい場面だ。┐(-。-;)┌富の象徴としてのダイヤは映画にもたびたび登場してて、最近では「ブラック・ダイヤモンド」(2003)のように血生臭いものも。イアン・フレミングさんも「ダイヤモンド密輸作戦」というノン・フィクションの著書があるくらい興味を持っていたようで、もちろん007シリーズにも登場するし映画化もされた。それはこの映画(^-^)b(またまた前置き長過ぎ)ポカッ (._+ )☆\(-.-メ)「007/ダイヤモンドは永遠に Diamonds are forever」(1971 英)『007の第7弾はボンドガールもセクシーアップ!宇宙へとび出しスケール最大の面白さ!面白さを、さらにスケール・アップ! シリーズ007弾は……ラスベガスから大宇宙へ 007つの 巨大な見せ場! 』「007弾」「007つ」って…(-_-;)監督:ガイ・ハミルトン主題歌:シャーリー・バッシー出演:ショーン・コネリー ジル・セント・ジョン チャールズ・グレイコネリーさんが復帰したシリーズ第7作目。「どんな話?」密輸された大量のダイヤが市場に出回っていないことに不審と不安を抱いた英国ダイヤモンド協会からの情報で、007が調査に出向くことになった。密輸ルートに潜り込み、世話係りの女性に接触、寝返った彼女とともに渡米した007は敵の襲撃を受ける。密輸ギャングとは別の何者かの存在を察知した彼は…わーい、コネリーさんだ、コネリー・ボンドの復活だ!\(^o^)/と素直には喜べない微妙な作品。( -.-) =зスパイものにしてはコメディチック過ぎるしなによりアクションがショボいのが致命的。コネリーさんも精彩がない。全体的に中途半端な印象が否めない出来具合で、前作「女王陛下…」の低評価に悩んだ制作サイドの迷いがモロに出てしまってる。同じ娯楽作品でも方向性が定まっていないって感じだ。(´ε`)本作と次作「死ぬのは奴らだ」(1973)、次次作「黄金銃を持つ男」(1974)の3作合わせて「007の失われた5年」との評もあるくらいで、謂わば「ロス・ジェネ」ボンドかな?いつもならレベルの高いカーアクションも、本作では野次馬が見守る中ラス・ベガスの市街地を走り回るだけ。唯一の見どころ「片輪走行」も、入り口と出口で向きが逆というちょっと考えられないミスで台無しだ。まだ月面車チェイスの方がハラハラできて面白い。(´ε`)…あ…えとキリがないのでこのくらいで。(^_^;)前半はそれなりなのに、舞台がアメリカに移ってからが非常に残念。ハミルトン監督が手を抜いたとしか思えない。個人的には最もヘッポコな007映画だと思った。でもバッシーさん再登板の主題歌は素晴らしくて、歌詞もイイ。♪Diamonds are forever, They are all I need to please me, They can stimulate and tease me, They won't leave in the night, I've no fear that they might desert me ~ダイヤモンドは私のすべて。裏切ったり傷つけたりしないし、棄てられるのを心配しなくてもイイ。だから愛なんていらない。ダイヤモンドは永遠のもの。と歌い上げる。ま、それを実践しようとしてお宮は貫一に蹴飛ばされたわけですが…するならするで相手を選らばなくちゃね。(o ̄▽ ̄o)オススメできる○:007コンプリーターオススメしない×:アクション映画ファンもっともっと愚痴を書いてしまいそうなので、「金色夜叉」のネタでごまかしたことをお許し願います。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月16日
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風と共に去りぬ Gone with the Wind (1939年)掠奪された七人の花嫁Seven Brides for Seven Brothers (1954年)禁断の惑星 Forbidden Planet (1956年)北北西に進路を取れ North By Northwest (1959年)2001年宇宙の旅 2001: A Space Odyssey (1968年)ザッツ・エンターテインメント That's Entertainment! (1974年)全部「レオ・ザ・ライオン」のタイトルロゴで有名なMGMの作品。会社が傾いてからは、誰がどう持ってどう助けてどう作っているのかさっぱりわからないけれど、とにかくまだ劇場で観ることができるのは喜ばしい限りだ。そのMGMが経営難を理由に無期限延期となっていた007の第23作目。1年遅れになったけど、とにかく公開されることになってホントに良かった良かった。ヽ(´▽`)ノちょうど50周年だし。ってことで懲りずに過去記事再UP!【以下は2009年1月17日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】女王陛下の007<デジタルリマスター・バージョン> [ ジョージ...価格:1,000円(税込、送料別)さて、007と言えば「ボンド。ジェームズ・ボンド。」と言えば誰もが知ってる「ジェームズ・ボンドのテーマ」。(^-^)b一人のキャラのテーマ曲としては、おそらく世界一有名かも。日本では191cm102kgのアントニオ猪木さんのテーマ「炎のファイター INOKI BOM-BA-YE」なんかが有名だ。そうそう、今でこそプロレスラーにはテーマ曲がつきものだけど、元はミル・マスカラスさんの「スカイ・ハイ」が始まりらしい。♪Blown round by the wind Thrown down in a spin I gave you love I thought that we had made it to the top I gave you all I had to give Why did it have to stop ~ってやつね。(^_^)b私も大好きで、着メロにしてた時もある。(さすがに今は「スピード・レーサー」から「サスペリア」に戻してるよ)ものスゴく高揚感のある名曲だと思うんだけど、実はコレ失恋の歌。歌詞は、女性にフラれて空高く吹き飛ばされた男性の気持ちだ。(´ε`)ま、それはともかくこの曲はもともと同名映画の主題歌。「スカイ・ハイ The man from Hong kong」(1975)『華麗なる大ヒット曲「スカイ・ハイ」に乗って 巨大な悪の標的を撃つ-世界初の《ハング・ライダー》アタック!』(実は未鑑賞。DVD化されてるんだけど、セルのみ。レンタルして下さい。m(_ _)m)主演は知る人ぞ知るジミー・ウォングさん、悪の親玉がジョージ・レーゼンビーさんだ。ん?レーゼンビーさん?w(°o°)wおお!それはこの映画(^-^)b(前置き長過ぎ)ポカッ (._+ )☆\(-.-メ)「女王陛下の007 On her majesty's secret service」(1969 英)監督:ピーター・ハント音楽:ジョン・バリー出演:ジョージ・レーゼンビー ダイアナ・リグ テリー・サヴァラス2代目ボンドが登場する、シリーズ6作目。「どんな話?」偶然コルシカ・ギャングの首領の娘と知り合った007は恋に落ちる。スペクターの情報を首領から入手し、ブロフェルドが爵位を申請していることを知った彼は、学者になりすましてスイスにあるアジトにのり込む。そこにはアレルギー治療の目的で世界各国の若い女性が集まっていた。果たしてブロフェルドは何を企んでいるのか?悪くない。てか、映画としては普通以上の仕上がりだ。現代の基準からすれば130分は長いけれど、当時としては普通。私は最後まで飽きずに楽しめた。(^_^)格闘シーンが多いのが特徴で、レーゼンビーさんは身体をはって頑張ってる。それに、スイスアルプスが舞台なのでスキーアクションが多くて、どれもハイレベルなスタント。007としては初のスキーアクションの成功で、その後のシリーズでたびたびスキーシーンが登場するけれど、先駆けの意味以上に見ごたえがある。(`へ´)b公開当時のスパイ映画と言えば007が代表するように、「水着美女」「秘密兵器」「美酒美食」と男性の夢(?)が詰まっているのが相場だったのに、本作では急に方向転換。それらを控え目にして人間ジェームズ・ボンドのドラマ部分を表に出したのが結果的には失敗。ほぼ原作に忠実にしたのが仇となっちゃった。(^_^;)ラストも007としては異色。歌のない主題曲とかタイトルに過去の作品が写るのが珍しいとかアームストロングさんの歌は絶品とかサヴァラスさんは「オクトパシー」にも出てたとかあの断崖絶壁はどこや?とかダルトンさんもブロスナンさんも本作のリメイクを希望したとかネタは尽きないけど、シリーズの中でも微妙なボンド、微妙な内容、微妙なラスト、微妙な位置づけの作品なので、自分で確認するのが一番だと思う。その意味で、007ファンなら必見の映画だと思った。えとレーゼンビーさんは別かな。(^_^;)体格もイイし、格闘シーンではホントに頑張ってるから気の毒と言えば気の毒なんだけど、個性を感じない。てか、華がない。「男の夢・あこがれ」のスパイとちょっと違う内容のお話なのに、コネリー・ボンドを真似してるようにしか見えないのは致命的だ。(>_<)b全く違うボンドにするべきだったと思うし、それなら受け入れられた可能性もあったんじゃないかなぁ。でも、「精悍・不敵」なコネリー・ボンドから「洗練・洒脱」なムーア・ボンドに上手く切り替えられたのは、実はレーゼンビー・ボンドのあかげかも。無個性がクッションとなって、うまくつなぎの役目を果たしたからムーア・ボンドの成功とシリーズの長期化があったような気もする。(´ε`)次作の「ダイヤモンドは永遠に」で、コネリー・ボンドのままではシリーズが終わってしまうと制作側も観客側も実感しただろうし。(^_^;)それより、制作サイドに不満は無かったらしいのにレーゼンビーさんが自分でボンド役を降りたのは大失敗。これから新しいボンド像を作っていけば良かったのに…友人の助言に従ったとの噂もあるけれど、ホント人生いろいろだ。結局レーゼンビーさんは、「スカイ・ハイ」のように空高く舞い上がったきりどこかへ行ってしまいましたとさ。(o ̄▽ ̄o)オススメできる○:古い刑事ものが好きな人、007ならOKの人オススメしない×:秘密兵器、スパイ映画が好きな人余談ブロフェルドの基地となったスイスアルプス・シルトホルン山頂の建物は、今でも回転展望レストランとして営業中で映画にちなんだメニューもまだあるそうな。食べてみたいぞ、「007ランチ」とか「ボンドスパゲッティ」(ホントにあるらしい)。(`▽´)さて、いよいよ本日「007/慰めの報酬」先行上映!(^o^)/気分はもう、ミス・マネーペニー!(え゛!?もう出てない!?(T_T))押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月14日
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エリザベス女王をエスコートする007の映像でイギリスの底力を見せつけ、女王にスカイダイブさせる演出で世界中が仰天したロンドン五輪。イギリスの大衆紙によると、サッカー日本代表がホテルのスプリンクラーにシュートを決めて部屋中水浸しにした弁償を求められてるらしいけど、ホントかな?続報を待とう。アクシデントと言えば、「スカイフォール」の撮影中イスタンブールで歴史的なジュエリーショップに突っ込んでウィンドガラスを粉々にした事故があったけれど、どうなったのか知らん?(´ε`)これも続報を待とう。ってことで今回も過去記事再UP!【以下は2009年1月21日の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】 【新作ポイント5倍】007は二度死ぬ<デジタルリマスター・バ...価格:1,000円(税込、送料別)14年前の阪神・淡路大震災ではたくさんの方がお亡くなりになったけど、崩壊・消失した建物は数知れず。神戸港の第8突堤もそう。皆さんご存知の通り日本で007が格闘した数少ない場所なのに残念。え?知らない?(^_^;)ま、ともかくそこもなくなってしまった。傷つけて怒られた姫路城はあるけれど。(`▽´)え?知らない?探偵ナイトスクープを見てないの!?(`ε´)ともかく本日は、007がブロフェルドが日本で大暴れする作品。それはこの映画(^-^)b「007は二度死ぬ You only live twice」(1967 英)シリーズ第5作目監督:ルイス・ギルバート脚本:ロアルド・ダール主題歌:ナンシー・シナトラ出演:ショーン・コネリー 丹波哲郎 若林映子 浜美枝 ドナルド・プレザンス「どんな話?」米ソの宇宙船が行方不明になり、両国の関係が悪化した。正体不明の飛行物体が日本近辺に着陸したとの情報を掴んだ英国情報部は、早速007を送り込んだ。調査の結果浮かんだ企業へ単身乗り込んだ007だったが…007日本上陸。シリーズでも異色中の異色作。原作は最後期で、妻を殺され自堕落な生活を続けたあげく"00"ナンバーを剥奪されたボンドと、こちらも計画をことごとく邪魔され半ば狂ったブロフェルドが引退して住んでいた日本で再びまみえる内容。共通するのはタイトルと日本が舞台というだけで、かなり脚色しているけれど、異色なのは同じ。でも、そのおかげで時流に合った娯楽路線への先鞭となり、それは「私を愛したスパイ」に結実する。てか、「私を…」の基本コンセプトは本作ではなかろうか?(´ε`)パックリ・ロケット=パックリ・タンカー(≧∇≦)うははともかく、・作中一度も車の運転をしない・作中「Bond, James Bond」と言わない・作中ロンドンのシーンがないのは本作だけ。やたら日本語のセリフがちゃんとしてるとか、丹波さんや若林さん、浜さん、佐田の山さんの活躍、当時の日本やおかしな日本は自分の眼で確かめて欲しい、日本人007ファン必見のスペクタクル映画だ。(`ε´)bそしてそして忘れてならないのは、もちろんトヨタ2000GT。(^o^)/若林さん扮するアキが、富士スピードウェイの側道や四谷や代々木、まだ残る街中の未舗装路をぶっ飛ばす!実際にはトヨタのワークスドライバー大坪さんがかつらを着けて運転。映画用に大急ぎで改装されたオープンモデルで、幌もないまさしく"007スペシャル"!もともと実車が、トヨタがブランドイメージ向上のために赤字覚悟で売り出したスポーツカー。"GT"とつくけれど立派なスポーツカーだと私は思う。(`へ´)b全長:4175mm全幅:1600mm全高:1160mm重量:1120kgヤマハ製3M型直列6気筒2000ccエンジンソレックス型ツイン・キャブレター(ミクニ製)最高出力150ps(グロス)5速MT4輪ダブルウィッシュボーン・サスペンション4輪ディスクブレーキマグネシウム・ホイール最高速度205km/h(実測)、0-400m15.9秒とまさしく当時としては夢のような国産車だ。1967年から1970年まで337台が生産され、1台は隼人ピーターソンが海に落とした。(≧∇≦)うははえ?知らない?(^_^;)2台が"007スペシャル"に改装されたらしい(2台との話だけど、裏づけの資料はなくまた1台は撮影終了後行方不明に)けど、現存するのはトヨタ博物館の1台のみ。現在でもマニアには人気が高くて、ちょっと程度が良いものなら、1,500万~2,500万以上で取引されることもあるらしい。あ脱線し過ぎたけど、その2000GTが派手にリアをスライドさせながら爆走するシーンが見られるのは、商業映画ではコレだけじゃなかろうか。私のような普通人だけじゃなく、マニアにはその雄姿を観るだけでも価値があると思うので、ぜひ!(^-^)b荒唐無稽な内容を嫌う人もいるけれど、私は好きだ。特撮はショボいし、ボンドが日本人に変装したり、タイガーの部隊が失敗して米ソがおかしくなっていたら日本は世界中から非難ごうごうだったシナリオなので、あまり評価は高くない。妙なタイトルバックの「変さ」加減はシリーズNo1だし…でも上でも書いたように、「娯楽化」については少なからぬ意味があるし、何よりコネリー・ボンドが日本で活躍してるだけで嬉しくなってしまうのは、私だけ?(^_^;)オススメできる○:007ファンの日本人、ウソを楽しめる人オススメしない×:シリアスな映画が好きな人押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月12日
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「誰にでも初めてのことはあるさ」(-。-)y-゜゜゜007ファンならご存じ、ある作品での極悪非道なボンドのセリフだ。ま、それについては機会があれば紹介するとして、私が初めて読んだ原作が赤い背表紙のハヤカワ・ミステリ文庫、007号シリーズ「サンダーボール作戦」。で、やっぱり過去記事再UP!【以下は2009年2月4日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】サンダーボール作戦<デジタルリマスター・バージョン> [ シ...価格:1,000円(税込、送料別)♪ぱぱぱぱーぱ、ぱぱぱぱーぱ、ぱぱぱ、ぱっぱぱーぱー~ちゃらちゃちゃちゃら、ちゃらら、ちゃらちゃっちゃちゃらー~ちゃ、ちゃららちゃららっちゃーー、ちゃっちゃちゃーーー オリンピックの公式テーマ曲で最も有名かつ今でもひんぱんに使われるのが、1984年のロサンゼルス・オリンピックのテーマ曲、ジョン・ウィリアムスさん作曲の「OLYMPIC FANFARE AND THEME」じゃないかなぁ。(´ε`)東欧諸国のボイコットがあったりや女子マラソンでアンデルセンさんが脱水症状のままゴールしたりルイスさんの4冠、具志堅さんや山下さんの金メダルなどが記憶に残っているのでは? で、忘れてならないのが開会式の「ロケット・マン」。あんなものでホントに飛べるのか!?とビックリした人が多かったと思うし、ある映画を思い浮かべた映画ファンも多かったハズ。 それはこの映画(^-^)b 「第七号情報員 霹靂弾」!(`▽´)もとい 「007/サンダーボール作戦 Thunderball」(1965 英)監督:テレンス・ヤング制作:ケヴィン・マクローリー原作:イアン・フレミング音楽:ジョン・バリー主題歌:トム・ジョーンズ出演:ショーン・コネリー クローディーヌ・オージェ アドルフォ・チェリ ルチアナ・パルッツィ米アカデミー賞特殊視覚効果賞 受賞ヽ(´▽`)ノシリーズ第4作目 「どんな話?」訓練中のNATOの爆撃機から2発の原爆を手に入れたスペクターから、英米両国に対して2億8千万ドルの支払い要求がある。MI-6は00要員を召集し、作戦名「サンダーボール」で原爆の調査・奪還を開始する。007は爆撃機の操縦士の妹に接触するためバハマへ飛んだ。期限は1週間。果たして… 核兵器失踪事件、「ブロークン・アロー」ですな。(^_^)b英米両国を揺るがす大事件、スペクターの本領発揮。バハマの美しいサンゴ礁やきれいな海を舞台に、MI-6、CIA入り乱れての大乱戦。制作年度なりのテンポなので少々のんびりしているところもあるけれど、命を狙われながらもあきらめることなく任務を全うしようとする、情報部員といての007を堪能できるよ。(^_^)メインがバハマなので海のシーンが多く、007が泳ぐシーンはシリーズ中最も多い。海中の戦闘シーンは今でも映画史上の残る大規模なもので、それだけでも観る価値があると思う。未鑑賞の人はぜひ!(^-^)b オープニングは教会。誰かのお葬式。喪服の婦人が部屋で1人になったのを見はからって007が現れる。で、いきなり殴りつけるって、ビックリ仰天のオープニング。(°◇°;)うは~。 その後が「ジェット・パック」の登場だ!教会からアストンまでプシューって飛んでくる。ヘルメットがマヌケな感じだけど、悪者もあっけにとられるくらいインパクト大!(≧ω≦)うはは前作に続いてDB5だけど、防弾板と放水で活躍するのはここだけ。あとはほとんどバハマで海三昧の作品だ。 他の者は歩いていても彼はいつも走る他の者は口先だけなのに彼は行動する(^o^;)うほ~欲しい女は全て手に入れ誰を傷つけても気にもしない(//▽//)うひゃ~とにかく雷玉のようなヤツを歌い上げるスゴい歌詞。ジョーンズさんはキーが合わずに、歌い終わったとたんにぶっ倒れたという逸話まで残る硬派な主題歌はシリーズ屈指の重厚さだ。 核によるテロなんて今でも通用するテーマだし内容も派手なだけに、当初は本作が1作目の予定だったのが、著作権のごたごたで4作目になり「ネバーセイ …」まで生む結果になったののは有名。他にも、ガンバレル・シークエンスにコネリーさん本人初登場とか、これ以後「消されたライセンス」までビンダーさんの手による妙な、いえ、変な、いや、もっさい、もとい特徴的なタイトルバックが続くとか、ロケ地の洞窟に記念の名前が残ってるとか、放射性カプセルを飲み込んでホントに大丈夫か初出張のQ、とか話題は盛りだくさん。背筋を伸ばす機械には笑ってしまうけど。(≧ω≦)うはは クライマックスの海中戦闘シーンでは水中銃が大活躍。モリが飛び、いや飛ばないから泳ぎ、う~ん、進み…、とにかく刺さりまくり!途中出てくるサメにはホントに刺さってるんじゃ?と今ならシーシェパードに怒られそうなシーンが満載。いっぺんにこんなにたくさんのダイバーが水中銃の打ち合いをするなんて、他では観たくても観られない!もっとも海中ではそんなにスピード感がないから、今ではもう誰もやろうとは思わないだろうけど。(o ̄▽ ̄o)にょほほ スペクターのNo.2ラルゴ役のチェリさんは眼帯がきまってるし、スーツはスーツでもウェット・スーツのシーンが多いコネリーさんがカッコいいのは当たり前だけど、黒い皮つなぎがまるで峰不二子のようなルチアナさんとか、スタイル抜群のクローディーヌさんなのでボンドガールは裏も表もレベルが高い。 ボンドカーが活躍しない代わりに印象的なのが、ラルゴの愛船「ディスコ・ボランテ号」(空飛ぶ円盤号)。デザインがいまいちなのには訳がある。ラストで大活躍。米海軍のフリゲート艦まで出てきて、ドッカンドッカン爆発炎上まである派手さ。…コレってよく考えたら80年代のムーア・ボンドのノリに近い。ひょっとして娯楽路線の先取りだったかも。感心。 ラストはおなじみの”2人でにょほほ”だけじゃないので未鑑賞の人はお楽しみに。(^-^)b他にも…あ、(^_^;)好きな映画は書き出すと止まらないのでこのへんで。 とにかく初めて観た時は、倒した相手に花を投げるシーンがもの凄く印象的だった。あぁ、世界の平和はこうやって守られているのね。こうして、まだまだ夢見がちな子供の私は「世界征服」「悪の秘密結社」「スパイ」の道に入り込んでいったのでありました。(o ̄▽ ̄o) オススメできる○:007ファンオススメしない×:古い映画を見慣れていない人 余談00要員招集の時に集まった人数は9名。007は7番目の席に座ったから、この当時は001から009までだったんだろう。9人目の名前は島村ジョーかな?(`▽´) 余談2そうそう、「ダークナイト」に出てきたスカイ・フックって、もうこのころからCIAの装備やん、と思ったのは私だけ?押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月11日
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うーむ、やるな英国政府観光庁。(´ε`)10/5、007の日からサイトでタイアップゲーム「AGENT-UK」を始めていますので、興味のある方はどうぞ。DB5に乗れるかも。( ̄ー ̄)http://lovewall.visitbritain.com/agentuk/?src=vbcomheroってことでまたまた過去記事再UP。3作目はもちろんアストン初登場のコレ【以下は2009年1月19日初出の記事を加筆修正したものです。】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】ゴールドフィンガー<デジタルリマスター・バージョン> [ シ...価格:1,000円(税込、送料別)オーランド・ブルームさん主演の「エリザベスタウン」(2005 キャメロン・クロウ監督)。盛り上がりには欠けるけれど、好みにハマればじわっとくる映画だ。舞台はケンタッキー州エリザベスタウン。 どんなところなんだろう?どれどれ…(´ε`)ん?陸軍刑務所?…Σ( ̄ロ ̄llフォート・ノックス~ぅ!?今は連邦準備銀行に保管してあるという話だけど、それ自体が目くらましかも知れないのでホントはまだまだ大量に金が残っているかも知れないフォート・ノックス~!? 無理やりつなげてみました。(^_^;) それはこの映画(^-^)b 「007/ゴールドフィンガー Goldfinger」(1964 英)シリーズ第3作目。監督:ガイ・ハミルトン原作:イアン・フレミング音楽:ジョン・バリー主題歌:シャーリー・バッシー出演:ショーン・コネリー ゲルト・フレーベ オナー・ブラックマン ハロルド坂田米アカデミー賞音響効果賞 受賞ヽ(´▽`)ノ 「どんな話?」休暇中の007がマイアミで偶然知り合った男、オーリック・ゴールドフィンガー。奇しくも、金の流出事件に関して彼の身辺を調査することになった007は再び接触を図る。そして浮かび上がったのは、前代未聞の凶悪犯罪だった! 本作を「好きな007映画No.1」にあげるファンも多い、シリーズ初期の名作。後に「ロス・ジェネ・ボンド 3部作」を撮るハミルトン監督とは思えない面白さだ。(^-^)bなにより ・ガンバレル・シークエンスから続くプレ・タイトル。・特徴的なタイトル・バックと主題歌。・”スーパー”ボンドカー。・Qが開発した秘密兵器。・レーザー光線などのギミック。・締めくくりはラブシーン。後のシリーズの基礎を作った歴史的な作品でもある。(`へ´)b原作を視覚重視に脚色したストーリーは最後まで飽きることはないし、なによりコネリーさんが楽しそうに演じているのが言うことなし。ボンドが生き生きしている。 内容、意義どちらをとってもファン必見。コレを観ずして007を語るなかれ!(`へ´*) ♪ふらちーぃな りずむっでー ぎらつっくむねわぁぁ~ヒロミGOのシャウトで有名なこの曲は、1999年に…って、違う!それは「GOLDFINGER'99」!ヽ(#`Д´)ノ ♪Upside, inside out she's livin la vida loca~やっぱりリッキーさんの…って、それは元歌の「Livin' La Vida Loca」!o(`ω´*)o 冗談はさておき、今や世界的なスタンダードと言ってもいい主題歌は、何度聴いても絶品!バッシーさんのシャウトのおかげで鑑賞前から盛り上がること間違いなし。カラオケで歌える人はほとんどいないと思うけど…(^_^;) ♪Goldfinger He's the man, The man with the midas touch A spider's touch, Such a cold finger Beckons you to enter his web of sin, But don't go in~素晴らしい。ヽ(´▽`)ノ結局バッシーさんは「ダイヤモンドは永遠に」も「ムーンレイカー」も歌うことになるんだけど、シリーズ全部バッシーさんでも良かったんじゃなかろうか? 原作では水道に毒、映画では原爆に脚色しているけど、命令でも使命でも復讐でも狂気でも何でもなく、ただただ金のために6万人を殺そうとするのは同じ。駆け引きがない分、ブロフェルドよりも凶悪かも。(-ω-;) こうして、世紀の極悪人ゴールドフィンガーの計画はコネリー・ボンドの活躍によって防ぐことができました。007ばんざい!\(^o^)/って、何も説明してないけど内容はぜひ自分の目で。え?本当の功労者はプッシー?( ̄ー ̄?)ま、細かいことは置いといて、スマートでアクティブなコネリー・ボンドを楽しむべし!(^o^)/ オススメできる○:娯楽映画が好きな人オススメしない×:007が嫌いな人 私は007のファン+”コネラー”なので、そのつもりで。(o ̄▽ ̄o) さあ盛り上がってまいりました。燃えてきたぞ~!♪あーちーち あーち もえてるんだろうか~違~う!!!(*`皿´*)/押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月09日
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新作「スカイフォール」の同名の主題歌を歌うのはアデルさん。007らしさ万歳のスコアが若いのに重厚な彼女の歌声にピッタリ、かな。歌詞を紹介するビデオが彼女のサイトで公開されているので興味のある方はぜひ。http://adele.tviTunesの配信も始まってます。http://itunes.apple.com/jp/artist/adele/id262836961http://smarturl.it/AdeleSkyfallさて、今夜は007のシリーズ化を決定づけた名作を観ようと思います。で、観過去記事再UP【以下は2009年1月23日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】ロシアより愛をこめて<デジタルリマスター・バージョン> [ ...価格:1,000円(税込、送料別)スメルシ。英語読みでスメルシュ(SMERSH)。「スパイに死を」って意味のキリル語の頭文字(英語でdeath of the spies)をとった旧ソ連の秘密機関のことだ。第2次大戦中に誕生し、その後形を変えながらもソ連解体まで存在した防諜部隊のことらしい。小説では007の主敵となり、もう少しで「英国の情報部員、ソ連のスパイと無理心中!」(°◇°;)なんて恥ずかしい見出しの新聞記事になるところだった。(o ̄▽ ̄o)それはこの映画(^-^)b「007/ロシアより愛をこめて From Russia with love」(1963 英)日本初公開時タイトルは「007 危機一発」監督:テレンス・ヤング原作:イアン・フレミング音楽:ジョン・バリー主題歌:マット・モンロー出演:ショーン・コネリー ダニエラ・ビアンキ ロバート・ショウ ペドロ・アルメンダリス ロッテ・レーニャ英国アカデミー賞撮影賞 受賞ヽ(´▽`)ノシリーズ第2作「どんな話?」イスタンブールのソ連領事館に努める女性が暗号解読機を土産に亡命したがっているとの情報が入った。しかも、ファイルを見て一目惚した007に護衛して欲しいとの条件。稚拙な罠だと思いながらトルコに赴いた007は、真相を探りだせないまま国外脱出を図る。果たして…シリーズNo.1との評価があり、ファンも多い作品。ジェームズ・ボンド抹殺計画は、小説ならともかくシリーズ2作目では時期尚早。でも、面白い脚本がリズミカルに展開し、個々のエピソードのつがりもイイので最後まで飽きることなく楽しめる。ハラハラドキドキ。o(^_^)o種々の乗り物や秘密兵器の使い方も的を射たものだ。なによりシリーズの他の作品と比べて、魅力的な悪役、個性的な脇役が最高の雰囲気を作ってくれているのが大きいと思う。もちろんダニエラさんの美貌が一役かっていることも間違いない。( ̄+ー ̄)過度なアクションに走らず、無理な謎解きもせず、無駄にユーモラスでもなく、不要に色っぽくもない。非常にバランス良くまとまった映画で、007シリーズとしてだけではなく一般的なミステリーとしても高いレベルなんじゃないかなぁ。スパイ・ミステリー映画の傑作だと思うので、ファンだけでなく007嫌いの人にもぜひ観て欲しい映画だ。(`ε´)b原作ではスメルシュの計画だけど、それに脚色してスペクターをからませたストーリーだ。基本は「007抹殺、それにスペクターの金儲け地位向一石三鳥わっはっはっは。約束は守るよ」計画。(o ̄▽ ̄o)まずプレ・タイトルが衝撃的。(^_^;)うは~ショウさんが憎らしいまでの悪役にハマり過ぎ。シリーズ最高の敵役かも。しばらくして登場する知的で可憐なダニエラさんとの対比が面白い。しかも間に入るのがロッテさん演じるローザ・クレッブだから、たまらない。最高のトリオだ。なにしろ、映画でもダニエラさんに迫るシーンがあるようにあの容姿で両刀使い!(≧∇≦)うはははは階級は大佐だから、ショウさんに命令したりダニエラさんにあんなこともこんなことも…何を言ってるんだ私は。(//▽//)とにかく魅力たっぷりだ。対するはコネリー・ボンド。ちょっと生意気そう。でも任務には真摯で頼りになる。ヽ(〃v〃)ノ……あ、どこかへいってました。(^_^;)ともかく最高の男性、かな?(o ̄▽ ̄o)にょほほ少しくらいの色ごとは大目に見てあげましょう。特に相手がダニエラさんならノー・プロブレム。私がお相手してもイイくらいだ。彼女の金髪をやさしく…何を言ってるんだ私は。(//▽//)本作で私が一番気に入ってるのは、実はケリム・ベイ。ボンドは他人と親しくならないことを信条にしているので友人が少ないんだけど、小説でも映画でも彼とは打ち解けるのが嬉しいし、それだけの魅力のある人物だ。シリーズには現地の協力者や情報員はたくさん出てくるけれど、こんなに密な関係を築けたのはケリムだけ。場合によってはボンド・ガールよりも濃い関係かも。(^-^)b残念ながら、演じたアルメンダリスさんは当時末期ガンに侵されていて、撮影終了後拳銃自殺してしまったけど…(>_<)合掌ともかく、元気いっぱいのコネリー・ボンドとそれに勝るとも劣らない相手役のおかげで、ハイレベルなドラマを楽しめる。新作「慰めの報酬」で主シリーズは22本なんだけど、出演陣が最も魅力があるのが本作だと言いきろう。(`へ´)bまさかそんな人はいないと思うけど、万が一未鑑賞の人がいたら今すぐ観て欲しい。観た方がイイ。観るべし。もうそう決まった。今すぐ走れ。o(`ω´*)o夕日に向かって走れ!飛べ!…何を言ってるんだ私は。(-ω-;)オススメできる○:面白い映画を観たい人オススメしない×:余談オープニングがモンローさんの歌だと思い込んでたので、ベリー・ダンスにビックリしてしまった。(^_^;)余談2「また使うつもりなんでしょ?」のセリフもイイんだけど、映画とは違ってある意味衝撃的なラストなので小説もどうぞ。「1人007祭り」7日目、終わり。押していただければ励みになります
2012年10月07日
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10月5日は時刻表記念日。全国で時刻表祭りが賑々しく行われ、全国の鉄ちゃん鉄子で駅や線路が埋め尽くされて大変なことになるかと言えばそんなことはない。10月5日はレジ袋ゼロデー。夕方になると裸の商品を抱えた人々が、落とさないようにあっちへヨロヨロこっちへヨロヨロ町中大変なことになるかと言えばそんなことはない。冗談はさておき今を去ること50年前、ビートルズがビートルズとして「ラヴ・ミー・ドゥ」を発売開始した1962年10月5日、同じイギリスで公開されたのが「007 Dr. No」。世界で最も有名なスパイ、ジェイムズ・ボンド=007の銀幕デビューの日だ!祝!祝!祝!50周年!来年からは10月5日は007の日って忘れないでおこうね、皆さん!さて50周年なんだからホントなら何かやりたいやるべきやろうやるってことで、しばらくは007ネタで行くぜっ!まずはまだUPしてない作品の感想だっ!…と行きたいところなんだけど、コネリー・ボンドから入った私にとってブロスナン・ボンドはなぜか難しいのよね。ボンドも作品の内容も。ま、ぼちぼち書いてUPしていきますので、気長にお待ち下され。さぁ50周年だから今日から007一気観、「ざまぁみろ」は「いいきみ」って私のような007ファンは多いでしょいうけど、旧作を観ていない人のために順に紹介していきます。で、過去記事再UP!【以下は2009年1月20日初出の記事を加筆修正したものです】【送料無料】【DVD3枚3000円5倍】ドクター・ノオ<デジタルリマスター・バージョン> [ ショー...価格:1,000円(税込、送料別)「Special Executive for Couter-Intelligence, Terrorism, Revenge, and Extrotion」=「防諜・テロ・報復・恐喝を目的とする特別執行機関」略して「SPECTRE(スペクター)」後にNo.1のブロフェルド自身で世界征服をたくらむようになる悪の秘密結社だ。世界征服 征服 セイフク …秘密結社 結社 ケッシャ …なんて魅惑的な響きだろう…(o ̄▽ ̄o)そんな憧れの団体がチラっとはいえ初めてスクリーンに登場したのが、ソ連に遅れること1年、アメリカがようやく有人宇宙飛行に成功した1962年だった。それはこの映画(^-^)b「007/ドクター・ノオ Dr.NO」(1962 英)初公開時タイトル「007は殺しの番号」監督:テレンス・ヤング原作:イアン・フレミング音楽:モンティ・ノーマン出演:ショーン・コネリー ウルスラ・アンドレス ジョセフ・ワイズマンシリーズ第1作目「どんな話?」アメリカの宇宙開発に対する妨害を調査中の英国情報員がジャマイカで殺された。Mに命じられた007は早速現地にのり込む。やがて浮かんだのは謎の中国人実業家。果たして彼の企みとは…007がスクリーンに初登場。\(^o^)/著作権の関係で原作では6作目の本作が映画化第1作になったので、偶然時事的な内容になったし、脚色のおかげでかなりSFっぽい。007の原点であることはもちろん、いまでも新作が公開されるほどのシリーズの魅力を、自分の眼で確かめるべし。(^-^)bおなじみの「ジェームズ・ボンドのテーマ」をバックに、色とりどりの○が踊るグラフィックなタイトルバックで始まるのでビックリ。かなりサイケデリックだ。シリーズの初作を観ると、こんなところも楽しい。o(^▽^)o愛用のベレッタをむりやりワルサーに交換させられるくだりもそう。初代ボンド・ガールのウルスラさんは美人過ぎてハニー・ライダーのイメージとちょっと違うし、1時間以上たってからやっと登場するのもご愛嬌。その分、ミス・ターロー役のジーナさんが印象深い。007に向かってツバを吐くシーンは衝撃的。Ψ(°o°)Ψ無線センターのシーンやクローゼットに髪の毛を貼り付けたりするのはまさしくスパイ映画。刑事ものや探偵ものに並ぶスパイ(エージェント)ものだってことが良く分かる。でも、火を吐くドラゴン((≧∇≦)うははは)の登場やクライマックスのスペクタクルさ加減は、娯楽映画の本質を持っていてすごく「楽しい」。結局、その「楽しさ」を持っていたからそれがウケたからシリーズ化したんだと私は思う。(´ε`)ま、「ドクター・ノオ」の最後があっさりしてたり、フェリックス・レイターの扱いが微妙だったり、まだまだ本質はアクション+謎解きの「スパイ・ミステリー」。そこにどんな味付けがされていくのかが楽しみで、続編を見たくなるような映画だった。(^_^)原作は007が肉体的に頑張る場面が多く、エスピオナージ(スパイ小説)というより冒険小説に近い。先に読んでいた私は、「イカ」と「カニ」を楽しみにしてたのになぁ。残念。(^_^;)オススメできる○:派手な刑事・探偵ものを観たい人オススメしない×:シリアスなミステリーを観たい人スペクターをチラっと出したりして、続編を作る気まんまんな設定は微笑ましい。まだ"James Bond will return in …”はないけれど。そうそう昨日書き忘れたけど、「ゴールドフィンガー」ではthe endof"goldfinger"butjames bond will be back in "thunderball"になっててちょっと驚いた。どこまで続くか007漬け。乞うご期待!(^-^)b新作「スカイフォール」は10/23のロンドン・プレミアをかわきりに順次全世界で公開。日本は12/1予定。ドラマ性を重視、エンタとシリアスのバランスをなんとか保ってきたクレイグ・ボンド。サム・メンデス監督の手腕やいかに。楽しみ、楽しみ。o(´▽`)o余談7年後の1969年10月5日、フジでアニメ「サザエさん」が放送開始。2019年は「サザエさん」の50周年でフジが爆発するにちがいない!それっ!じゃんけんぽん!Ψ(`▽´)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年10月05日
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ありゃ、知らない間に劇場公開してるやん。(°◇°;)ホール&オーツの曲で~♪オ・オ・ニシクン~♪の空耳で有名な名曲と言えば「マン・イーター Maneater」1982年に発表されたアルバム「H2O」に…って違~う!ヽ(`□´)ノダリル・ホールもジョン・オーツもまだプロデューサーとして活躍中だけどそうじゃなくて、14日から公開中の「マンイーター」(2007 豪)の事。せっかくなので過去記事再UP!【以下は2008年12月18日初出の記事を加筆修正したものです】まだまだ続くよ未公開ホラー映画。お次は皆さんいや一部のいやマニアお待ちかねのワニもの。しかも本場オーストラリア産。(`へ´)bそれはこの映画(^-^)b「Rogue(原題)」(2007 米/豪)制作費は、オーストラリア映画としては破格の2,000万ドル。次席クラスの役者もそろえて力の入った大作だったのに、残念ながら大コケ。興行的には大失敗。(>_<)アメリカでも、ワインスタイン兄弟の力を持ってしても公開延期のままとうとうDVDダイレクト。日本では公開することだけが決まってて、詳細は未定だ。不安。監督・制作・脚本:グレッグ・マクリーン出演:ラダ・ミッチェル マイケル・ヴァルタン サム・ワーシントン ミア・ワシコウスカありゃ、今気がついた。一時「世界一有名な無名俳優」だったワーシントンさんが出てるやん。ワシコウスカさんも!全然全くこれっぽっちも気付かなかったなぁ。(^_^;)「どんな話?」オーストラリアの北部準州(ノーザン・テリトリー)、川巡りツアーの一行は大自然を楽しんでいた。その時SOSの信号を見つけたツアーガイドは乗客を説得して救助に向かう。川を奥へ進み、沈みかけた船にたどり着くが人影はない。突然ボートに衝撃があり船底が裂け、ガイドは慌てて中州にボートを乗り上げた。乗客全員が中州に上陸したものの…ワニ。デカいワニ。正真正銘のワニもの。動物パニックホラー映画だ。でも、並みのB級のような手抜き部分は無く、非常に丁寧に撮られていて高感度大。ヒロインからヒーローにバトンタッチするストーリーも特に違和感はないし、テンポもそこそこで最後まで飽きずに楽しめた。久々に本物のワニ映画を観たって感じで、私は満足。この手のジャンルが好きな人はぜひ!(^o^)/良く出来てると思うのに、お客が入らなかったのはワニってのが理由なのかな?サメ、ワニ、ヘビ、クモは定番過ぎてそろそろ飽きられてるのか知らん?もしかして、昔に較べて\(^o^)/わ~い、サメだ!o(^▽^)oうひょ~、ワニだ!(´▽`)vイエ~イ、ヘビだ!とか喜ぶ人が少なくなってるのかな!?え!?、もともとそんな人は少ない?(^_^;)…果てしなく続くジャングルを縫うように、曲がりくねって流れる川。鏡のような水面にV字型の航跡を残す観光用の平底ボートが1艘。川を遡り険しい山に近づくと、そのまま渓谷へ。両側が高さ何十mもの切り立った崖。崖下から水面までは木が生い茂り、深さもわからない曲がりくねった川が波一つ無く静かに流れる。山々はグランド・キャニオンのようだけど、ここはオーストラリア、ノーザン・テリトリー。遡るほどに谷幅が狭まっていく。そんなロケーションでみんなが緊急避難した中州は、そこそこの大きさで中央部は高さもあり木々も生えている島と呼べるくらいのしろものだ。でも対岸に渡らないことにはどこにも行けないし、助けも呼べない。あ、もちろん携帯は圏外だし、無線も水につかってしまうよ。(o ̄▽ ̄o)そこに現れるのがヤツだ。2艘の観光用ボートを破壊し、多分先の乗客をパクッ。次の乗客を狙う巨大なワニ。閉じ込められた乗客たちが、どうやって脱出するのか?ワニから逃げられるのか?ドキドキ、ハラハラ。そうこうするうちに満ち潮の影響で川の水位が上がり、中州はみるみる小さくなっていく。/(x_x)\ヒロインはツアーの女性ガイドでなかなか頼もしい。乗客たちの協力もあって頑張るんだけど、それを上回るワニが怖い。喰われるもの、助かるもの、定番の描写は納得できるレベルだし緩急もテンポもイイと思う。ワニの頑張りも嬉しい。ノーザン・テリトリーの、もんのすごく美しい景色が次々出て来るのもポイント高し。ホントにキレイ。ワニもの=動物パニックにとらわれず、普通のアクション・スリラーとして観ても損はしないと思うので、興味があればどうぞ。(^-^)b私の中に「おっさんホラー」というジャンルを確立してくれた「Wolf Creek(原題)」(2005 日本未公開、DVD化すらされないのはナゼだ!(#`Д´)ノ)のマクリーン監督。なかなか手堅い。(その後、「ウルフクリーク 猟奇殺人谷」のタイトルで2009年に無事ソフトリリースされました)今回の成績は残念だけど、めげずにこの調子でどんどん行って欲しいなぁ。それにしても、最近私が気に入った映画の世間的な評判が悪いのはナゼ?ひょっとして私って標準からハズレつつあるんだろか不安だ。(´ε`)オススメできる○:オーストラリア好き、ワニ好き、パニック好き、自然好きオススメしない×:爬虫類が苦手な人余談サメ:ガブリッ=ザクリゴクリ=即死なのに対して、ワニのガブリッは即死とは限らない。そこに物語を膨らませる要素があるんだと思うけど、巣に運ばれてたって展開はちょっとマンネリ。ここらで斬新なものを観たいなぁ。(てか、まだワニもの観るつもりか?)(o ̄▽ ̄o)余談2オーストラリアには、海水に棲むものと淡水に棲むものの2種類のワニ(クロコダイル)がいます。海水のは、現存する最大の爬虫類でもあるイリエワニ。最大7m(!)を超えるものもいます。淡水のはオーストラリアワニ。こいつは2~3mで、割とおとなしいらしいです。本作のようなモンスターはあくまでもファンタジーですけど、まだまだ人跡未踏の部分が残るノーザン・テリトリーのこと。何があっても不思議じゃありません。それに肉食には違いないので、渡豪予定の方はご注意を。ワニものが好きだからって、ホントに喰われてはシャレになりませんから。(`▽´)ワニものに興味のある人は「アリゲーター」(1980)もどうぞ。豆知識も付くよ。(^_^)b押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年04月21日
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う~ん改めてリリースするほどの作品かなぁ?(-_-;)4/4にトランスワールドアソシエイツからリリースされた「デッド・レーン SHUTTLE」(2008 米)どこかで読んだあらすじどこかで観たようなジャケットだと思って調べてみたら、倒産したCCREが2年前にリリースした「デス・シャトル」のことやん。安く買いたたいた作品をほとぼりが冷めたころに出してきたんだろうけど…あっ、ひょっとしたら数少ない初回プレス分だけが出回っててプレミアもんになってるのか知らん(`▽´)…いんやそんな気配はないから、やっぱりトランスワールド独特の選球眼のたまものなんだろうなぁ。allcinemaも大変だ。http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335894http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341827ともかく、それほど悪いわけじゃなく可もなく不可もない作品だから、一応過去記事を紹介しよぉっと。【以下は2009年9月12日初出の記事を加筆修正したものです】前記事に続いて未公開作品。(^o^)/疑似リアルなのも同じ。それはこの映画(^-^)b「Shuttle(原題)」(2008 米)日本劇場未公開監督:Edward Anderson出演:ペイトン・リスト トニー・カラン Cameron Goodman Cullen Douglas「どんな話?」旅行帰りの深夜の空港で、荷物が紛失したため取り残された2人組の若い女性たちは偶然通りかかったシャトルバスに乗り込んだ。先に乗っていた会社員風の男性と、たまたま空港で声をかけてきた2人組の若い男性の計5名を乗せたバスは、ナゼか幹線道路をはずれ人気のない地域へ。ドライバーは道に迷ったと説明するが、果たして…拉致ものスリラー。日常が突然地獄に変わる恐怖を描いた疑似リアル・ホラーだ。低予算で派手な場面は少ないけれど、演技・演出はそこそこだし夜だけど比較的観やすい画面は好印象。なにより、節目節目がショッキングな展開が面白くて、最後まで飽きずに楽しめた。(^_^)登場人物の行動にイライラしかける時もあるし、出せるハズの緊迫感が足りない部分が多いのが残念だけど、観て損はないと思う。興味のある人はリリースを待とう。(^-^)b若くて可愛い仲良し2人組のメルとジュールズ。旅行先でのスゴく楽しそうな写真が次々と映し出されるタイトルバック。深夜の空港、出口から手荷物受取所に向かう人々の中から出てきたメルはその場にしゃがみこんだ。飛行機に酔った彼女を介抱するジュールズ。それをチラチラ眺めていた若い男が声をかける。男の相棒はまたかと少々あきれ気味。体調も落ち着き、男を適当にあしらったメルは乗客たちの中に口がきけない少女を見かけ、手話で世間話。ようやく流れてきた荷物を受け取った人々は、三々五々消えてゆく。しかしメルの荷物は出てこない。紛失手続きを済ませた2人が建物から出るころには人影もなく、外は土砂降りでバスもタクシーもない。運よく通りかかったシャトルバスのドライバーと交渉していると、別のバスが通りかかり半額で乗せて行ってくれることに。そこにやってきたナンパ男と相棒も、一度は断られたのを無理矢理同乗。先客は気弱そうなスーツ姿の男性が1人。そしてバスは走り出す。そんなオープニングだ。青いシャトルバスは大型バン程度の大きさで、日本だと都市部で見かける低床コミューター(大阪だと赤いバス)と似た感じ。10人乗りくらいで後部が荷室になっている。若い4人は打ち解けるのも早く、だんだんイイ雰囲気になってくる。それが一転命がけのサバイバルに早変わり。(>_<)b銃は出るわナイフは出るわ血も出るわ、閉じ込められるわ鎖に繋がれるわ車にはねられるわ、指が落ちるわ…でもグロい描写はほとんどないので苦手な人でも大丈夫。それより、逃げられそうで逃げられない助かりそうで助からない、あともうちょっとが結構ツライ。(x_x)勘のイイ人はもうお分かりだと思うけど、ドライバーの目的は何か?どうしてこんな目に遭うのか?この先どうなるのかは観てのお楽しみ。(`▽´)b自分がこんな落とし穴におっこちたらどうしようどうするかああしてこうしてこうなってそうすればこうだ!!!ぐへへへへなんて余裕をかましている場合じゃないし私なら金髪に染める必要もなくその場であの世行きの可能性大ってちょっと悲しいかも持病はないんだから最終候補にまでは残して欲しい何を言ってるんだ私は!(//▽//)ともかく、女性にはつらく悲しい設定が嫌~な気分にさせてくれた映画だった。(o ̄▽ ̄o)オススメできる○:疑似リアル・ホラーが好きな人オススメしない×:被拉致経験者それにしても、「96時間」なんかでネタにするくらいだから、現実にあるのかな?あるわけない、あっはっはっは…Ψ(`▽´)Ψ…都市伝説ですよね、ダルマ女なんて。(-_-;)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年04月16日
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昨日、13金のつどいを楽しまれた方に…って、前回の13金からずいぶん日が過ぎてしまいました。(*_*;やんどころなき諸事情でなかなか記事をUPできませんでしたが、それにしても空き過ぎ置き過ぎ放置しスギ、スギの花粉で眼がしょぼしょぼ。決して完全にやめた訳ではなくぼちぼちやっていきますので、これからもお付き合いの程よろしくお願いします。m(_ _)mさ~て、「アイアン・スカイ」ですよ「Iron Sky」d(`へ´)本国フィンランドで4日から公開されているナチものSF映画。2006年の企画段階からネットにプロモーション映像をバンバン流して、一般の賛同者から寄付を募るって作戦が大成功。寄付総額は100万ユーロ超えとの噂。そして見事今年1月に完成。ナチものにも関わらずその勢いのままなんと!ベルリン映画祭で上映。こんなにナチナチしたナチものをベルリンで!w(°o°)w第二次大戦末の1945年。南極の秘密基地(!)で開発された反重力装置(!)を使った円盤型航空機(UFO!)で月の裏側(!)に逃げ延びたナチの一団があった。そこに人工都市(!)を建設した彼らは反撃の機会をうかがっていた。そして2018年…って、目を疑う耳を疑う思わず問い直さずにはいられないお話だ。うはははは(≧∇≦)映画祭関係者も、予告編にも出てくる国連の人たち同様大爆笑して快諾したに違いない。だって月面の道路をサイドカーが爆走してるんだもの人工都市がハーケンクロイツの形なんだもの宇宙船の母船がまんまツェッペリン型飛行船なんだものダークサイドにディセプティコンはいなかったけれど。のほほほほ(o ̄▽ ̄o)え!?わはははは、イイのか知らん。迎え撃つアメリカ合衆国大統領は、なんとなんと元アラスカ州知事にして元副大統領候補。まだまだ大統領への野望は捨てていないともっぱらの噂のあのペイリンさんだ。サラ・ルイーズ・ペイリンさんそっくり。わはははははは(≧ω≦)とにもかくにも、ナチもの戦争もの月ものが好きな人や戦争映画SF映画そしてバカ映画ファンの心をわし掴みすること間違いなしの骨太なB級映画の日本公開は9月。現在公式サイト( http://www.ironsky.net/ )他で予告編、YouTube( http://youtu.be/uX2cS8wvQHI?hd=1 )で冒頭4分間を観られますので、興味のある方はぜひ!(^o^)/おおっ!良く調べたら、あの名(迷)作「スターレック皇帝の侵略 Star Wreck/In the Pirkinning」(2005 フィンランド)の関係者だったのね。やっぱり北欧人恐るべし!(^_^;)「アイアン・スカイ Iron Sky」(2012 フィンランド、独、豪)監督:ティモ・ヴォーレンソラ出演:ジュリア・ディーツ ウド・キア ステファニー・ポール2012年9月 日本公開予定押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年04月14日
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今頃「13日の金曜日の集い」を楽しまれている皆様に、まずはご挨拶。新年明けましておめでとうございます。m(_ _)m本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。…今頃か?今頃です。m(_ _)m昨年末から水疱瘡にかかってしまい、ずっと寝たきりで年末年始を過ごしてやっとパソコンに向かったのが昨日。心技体全て最低ですが何とか気力体力時の運を振り絞ってまいりたいと思います。「第5回 はりきっていこう バカ映画大賞!」\(^0^)/と、いつもならこういくところですが今年は無理。なぜなら昨年新規で紹介したのがたったの6本。なんと6本いやはや6本ホントに6本。落ちる所まで落ちたかって感じですね。我ながら情けない。(T_T)…?!!!(o ̄▽ ̄o)にょほほほほほ昨年の第4回の最後に『それとも第5回を記念して5年間のベストにしようか知らん。』て書いてあるやん!さすが私エライぞ私良くやったぞ私!\(^o^)/これぞ先見の明。ってことで、今年は「はり・バカ・大賞はパス。「バカ映画の集い」に出席予定の方はもちろん、これを見ずしてバカ映画をかたることなかれなセンスオブバカあふれるベストオブバカ映画、題して「はりきっていこう(^o^)/ バカ映画ベスト20」を選んでみたいと思います。(^o^)b・当ブログで紹介した作品から選出・基本的にはレンタルされているので鑑賞可能(のハズ)・当然未公開作品は除く・作品のタイトルは過去記事にリンクでは早速まいりましょう。( ̄∀ ̄)(公開年順)「女必殺拳」(1974 東映)ベストオブ死にざま「弾丸特急ジェット・バス」(1976 米)史上最高のバカ乗り物「エアポート'80」(1979米)バカバランスは超音速「フラッシュ・ゴードン」(1980 米)絢爛豪華な胡散臭さ「サンタクロースはゲス野郎」(1982 仏)一夜(いちや)もののお手本「メガフォース」(1982米)ヘッポコな誇大妄想「XYZマーダーズ」(1985米)ゆるゆるギャグの玉手箱「バタリアン」(1985米)恐怖と笑いは紙一重(米版)「サンゲリア2」(1988伊)常識外れのゾンビたち「トータル・リコール」(1990 米)やり過ぎSFの金字塔「ロボ・ジョックス」(1990米)コレに優る巨大ロボは無し「ダンシング・ヒーロー」(1992 豪)ベストオブスポ根「デモリションマン」(1993米)これがアメリカ(表)「ギャラクシー・クエスト」(1999米)マニア魂炸裂「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004英)恐怖と笑いは紙一重(英版)「チーム★アメリカ/ワールドポリス」(2004米)これがアメリカ(裏)「トルク」(2004 米)バイク乗りなら大苦笑必至「スピード・レーサー」(2008 米)極彩色のスピードバカ「処刑山-デッド・スノウ-」(2009ノルウェー)恐怖と笑いは紙一重(ノルウェー版)「キック・アス」(2010英、米)一流のバカセンス独断と偏見に満ち溢れたセレクトなので異議・異論はおありでしょうが、以上が「はり・バカ・20」でした。\(^◇^)/まだまだ世の中にはバカ映画がゴロゴロしているけど、すぐに消えてしまうものも多いので、気を緩めることなくどんどん鑑賞&紹介していきたいなぁ。(^_^;)皆さんもバカ映画情報があれば、ぜひ教えて下さいね。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2012年01月13日
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絶好の大掃除日和の大晦日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?(^_^)実は2~3日前から水疱瘡にかかってしまって、エラいことになってます。(>o
2011年12月31日
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いやぁもうね、アメリカ人のデカさ信仰は筋金入り。一目見て大爆笑!うはははは(≧∇≦)とにかく予告編をご覧あれ。超鮫vs.多脚戦車!!!w(°o°)w一瞬HAW206かと思った。けど6脚じゃなくて4脚だから違うよね。( ̄∀ ̄)巨鮫(メガ・シャーク)や蛸鮫(シャークトパス)のような説明もないであろう問答無用さが、ある意味清々しかったりするんだろうなぁ。(o ̄▽ ̄o)で も予告編が全てなんだろうなぁ。「シャーク・アタック!! Super Shark」(2011 米)監督・脚本:フレッド・オーレン・レイ2012/1/6 リリース予定サメ好きの方はぜひ!(^o^)/押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年12月15日
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楽天ブログの機能が続々と減らされて、特に「あしあと」「メッセージ」「ブックマーク」等 読者との連携機能が無くなってしまうようですね。(T_T)ブログサービスをやめたいのかな?ともかく、ブログは記事のアーカイブにして連携機能は代替としてプロフを使えってことみたいですので、メッセージ等はそちらにお願いします。m(_ _)m
2011年12月08日
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皆様、お久しぶりです。m(_ _)mあまりにもサボリ過ぎて、書き方を忘れて読み方を忘れて字を忘れて手が動かないキーボードを打てないブログの操作が分からない要するに書けない体になった書けません。(T_T)とにかく、タイトルやプロフに画を借用してたくらいなんだから何としても書かねばと思いつつ早1ヶ月。もう来年の足音が聞こえてきたぞ!と慌てた次第。で、超~久々に紹介するのはこの映画(^_^)b「カウボーイ&エイリアン COWBOYS & ALIENS」(2011 米)G『人類の運命を握る記憶を失くした男その正体 敵か味方か 』2011/10/22 から絶賛上映中でした監督:ジョン・ファブロー制作:ロン・ハワード 他制作総指揮:スティーブン・スピルバーグ 他出演:ダニエル・クレイグ ハリソン・フォード オリヴィア・ワイルド サム・ロックウェル「どんな話?」19世紀のアメリカアリゾナ。荒野で目を覚ました男は記憶を失っていた。立ち寄った町でお尋ね者として逮捕された彼が護送されようとするその時、夜空に光る正体不明の飛行物体が飛来し町を破壊、人々を次々と連れ去っていく。すると彼の左腕に巻かれていた機械仕掛けの謎の腕輪が起動、なんと飛行物体を撃ち落した。果たして…SF風味の西部劇。西部開拓時代のアメリカでカウボーイたちがエイリアンと遭遇していたらってお話だ。タイトル(原題)からしてバカな雰囲気が漂うけれど意外や意外、なんとも真面目なお話で演技や描写もかなりお堅いもの。ファブロー監督なんだからどこかで何かしらやってくれてるハズと思っていたら最後まで無かったのは、正直拍子抜け。(-ω-;)作り方はいたって普通で手抜きもないし画面は観やすいので、SFが苦手でなければ普通の西部劇として楽しめる。でも、バカ映画ファンとしては…超残念な映画だった。(-。-;)カウボーイとエイリアン??しかもボンドとソロの共演!!!しかもしかもコメディアンにして「ザ・スーラ」(2005)の監督…失礼、「アイアンマン」の運転手役の合間に監督だったファブローさんなんだから期待するなって方が無理。d(`へ´*)こりゃぁコルトやウィンチェスターでUFOをバンバン撃ち落すわ馬でエイリアンを追い立てるわ引きずりまわすわ妙にエロい女エイリアンとヒーローがデキてしまうわヒロインと三角関係どうするよ?はたまた超強力凶悪残忍なエイリアンで西部の町は壊滅状態人類皆殺しか!?と思ったら風邪ウイルスに弱かったのねん、てなストーリーは定番でも描写やセリフで楽しめる設定とスタッフやん、ウハウハウハ。Ψ(`▽´)Ψところがどっこいどっこい大作、豈図らんや姉三六角蛸錦、なんとなんと敵対と融和、勇気友情愛情を描いた普通の西部劇。例えるなら忠臣蔵の清水一角が実はサイボーグ、でも討ち入りは成功しましたって、ちょっと違和感があるけれど本筋は普通の時代劇と同じ思ってもらえば当たらずと言えども遠からず。え?遠い?例えになってない?(^_^;)ともかく、見所がエイリアンの目的だけなのは大変非常にものスゴく残念。ファブロー監督、スピルバーグさんやハワードさんに遠慮したんだろうなぁ。(´ε`)センスオブワンダーは欠片も感じないのでSFじゃあない。宇宙人が出てくることさえ気にならなければ有名俳優が出ているSF風味の新作西部劇として鑑賞すればイイんじゃないかなぁ。(^_^)もう劇場では役に立たないかも知れないけれど、ソフトリリースの時のご参考にでもなれば幸いです。m(_ _)mおすすめできる:SF耐性を持った西部劇ファンおすすめしない:バカ映画ファン押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年12月08日
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さすがに70周年なので、今年は各種メディアで露出度が高い気がする。毎年のことですがこの日はやっぱりこの映画。ってことで過去記事再UP。(以下は2007年12月8日の記事の再掲です。)本日は12月8日稲垣吾郎さん、和久井映見さん、藤村俊二さん、杉浦直樹さんお誕生日おめでとうございます。m(_ _)mそして・ジョン・レノンの命日(1980)・力道山がキャバレーで刺される(1963)・釈迦が悟りを開く(紀元前428)日でもある。でもやはり忘れてはならないのが、真珠湾攻撃。3年9ヶ月にも及んだ太平洋戦争開戦の日だ。爆笑コメディの「パール・ハーバー」(2001、マイケル・ベイ監督)は置いといて、本日はこの映画(^-^)b「トラ・トラ・トラ! TORA!TORA!TORA!」(1970 米、日)『今世紀最高最大のスケールで描く戦争スペクタクル巨篇!太陽は昇った-昭和十六年十二月八日-- その真紅の朝焼けは、血と炎のドラマに ふさわしく大空をそめた-- 』監督:リチャード・フライシャー 舛田利雄 深作欣二音楽:ジェリー・ゴールドスミス出演:マーティン・バルサム 山村聡 ジェイソン・ロバーズ ジョセフ・コットン 三橋達也 他、アメリカ164名、日本155名。かなり史実に忠実な戦争映画の傑作。公開当時は日本で大ヒット、アメリカで大コケしたが、後年再評価された。黒澤明監督の途中降板でも有名。(ノンクレジット)「どんな話?」1939年、日本では対立するアメリカへの対応が問題となっており、1941年には戦争を討議するまでになっていた。戦争の可否、攻撃地点についての情報にはアメリカも神経を尖らせていた。とうとう日本はハワイ真珠湾攻撃を決定し、帝国海軍機動部隊はあらゆる準備を整えてその時を待った。そして運命の12月8日…米アカデミー賞特殊視覚効果賞 受賞ヽ(´▽`)ノ「トラ・トラ・トラ」は真珠湾攻撃成功を知らせる暗号のこと。荒唐無稽で派手なアクション、物理法則を無視した乗り物の動きは一切登場しない。ありえないヒーローや妙なロマンスもない。でも観る者に感銘を与える映画だと思う。ほぼ公平に(と私は思う)敵味方、日米双方の視点から描かれていて、個人ではどうしようもない歴史の流れも感じることができる。日米開戦のメカニズムに興味がある人に強くオススメ。(`へ´)b「リメンバー・パール・ハーバー」に代表される感情に囚われず、日米双方の視点でかなり冷静に出来事を映像化。情報戦におけるアメリカ側の対応のまずさを一つずつ積み重ねて描いており、結果的に「奇襲」となった状況が良く分かる。どちらかと言うと日本寄りの視点かも。(´ε`)これはアメリカではウケないでしょう。よくこんな映画が公開されたものだ。でもそれは、アメリカの懐が深いことの証明だと思う。ビバ・アメリカ!\(^o^)/結果が分かっているのだから、しょうもない小細工をせずに正攻法で演出したのが成功しているのだろう。アメリカ側の提督、司令官のうろたえぶり、血気盛んな日本軍兵士、内心はともかく泰然自若とした山本五十六長官。開戦までは比較的淡々とした展開だ。日本軍の情報がアメリカに伝わる様子が興味深い。しかし着実に迫る開戦に向けて物語のテンションは徐々に上がっていき、最高潮に達したところで攻撃が開始される。その後は迫力満点。ところどころミニチュアもあるけれど、ほとんどが実物BGMのない攻撃シーンがかえって臨場感を感じて面白い。苦労して再現した日本海軍機の編隊飛行シーンは、文句のつけようがないくらい。朝焼けの発艦シーン、編隊飛行シーンはCGではない本物の迫力、存在感にあふれていてホントに素晴らしい。兵器なので言ってはならないのだろうが、美しい。また、登場する兵器にはかなり凝っている。赤城は米空母を代用。長門とネヴァダは実物大のオープンセット。主役の零戦、九十九式艦攻、九十七式艦爆等の航空機は米軍の練習機を改造、2種類の機体をつなぎ合わせることまでしたらしい。(後々、戦争映画や航空ショーにも使用されて、今でも現役の機体もあるらしい。( ´ー`))実際の飛行はアメリカのスタント・パイロットが行っているが、改造機で空中戦や低空飛行をしているのはスゴイんじゃない?飛行場の爆撃シーンで、同じ機体の爆発炎上を使い回したりもしているが、戦闘場面はホントに素晴らしい。\(^o^)/赤城の艦橋が左右逆とか細かいことはどうでもいいくらい素晴らしいと思う。あ、「赤城」と言うのは開戦当時の日本帝国海軍の主力空母で、真珠湾攻撃作戦の旗艦のこと。あ、まさか「空母」が分からない人はいないよね?とにかく、太平洋戦争の映画では数少ない名画なので、未見の方はぜひ!(`へ´)bヨーロッパ戦争だと傑作が多いのになぁ。(´ε`)オススメできる○:「パール・ハーバー」でがっかりした人オススメしない×:「パール・ハーバー」で感動した人余談1「パール・ハーバー」だからホントは「真珠港」。「パール・ベイ」は存在しません。誤訳が広まったらしいです。余談2「ゼロ戦」って何?って聞かれた…とにかく、日中戦争・太平洋戦争のことを知らなさ過ぎる人が多くなったような気がします。オーストラリアには、日本軍の空襲で亡くなった人がいることも知らないのかな?ひょっとしたら、アメリカと戦争した事を知らない人もいるの?「男たちの大和」があったから、それはないか。余談3開戦前に日本の小型特殊潜航艇(甲標的)と米駆逐艦が接触したことまで出てきてホントにビックリ。余談4私は決して軍事オタクではありません。小説や映画を楽しめる程度です。ってか、これくらい知らないと面白さ半減。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v【送料無料】トラ・トラ・トラ!価格:1,000円(税込、送料別)
2011年12月08日
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作家の小松左京さんが26日、肺炎のためお亡くなりになりました。享年80歳。日本SFのバックボーンとも言うべき作家のお一人で、「日本アパッチ族」「神への長い道」「継ぐのは誰か?」「こちらニッポン…」等々、ハードでスペキュレイティブ、巧みなシミュレーションが特徴的で重厚な作品が大好きでした。ご冥福をお祈りいたします。…とは言うものの自分のブログを振り返ってみると「80年代が好き!」と方言してたにも関わらず、ずっと以前(2006年12月)「復活の日」(1980)にちょろっと言及しただけで、映画化作品については「日本沈没」(1973、2006)も「エスパイ」(1974)も「さよならジュピター」(1984)も「首都消失」(1987)も記事にしていない…小松さん、本当に申し訳ありませんでした。安らかにお眠り下さい。
2011年07月28日
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どうしても時間が取れずに、まとめきれない!/(x_x)\この、山ほどの書きかけ記事はどうしたら良いのでしょう…(T_T)ともかく結果だけはお伝えしなければ!ってことで、毎年お伝えしているサターン賞。先日24日(現地)に、ようやく第37回の結果が発表されましたのでご報告しておきます。昨年度の作品を対象にしたノミネーションが2/24では、もうすっかり賞のことなんて忘れてしまって作品も忘れてしまって存在も忘れてしまおうかって頃の発表ですから時期外れもいいとこですけど、ともかく「そう言えばアイアンマン2にスカ・ヨハ出てたなぁ」程度に2010年のことを振り返るにはイイ機会じゃないでしょうか?(以下、映画部門のみ。最上段が受賞でそれ以外はノミネート。)『最優秀SF』インセプションヒア・アフターアイアンマン2私を離さないでスプライストロン:レガシー『最優秀ファンタジー』アリス・イン・ワンダーランドナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島タイタンの戦いハリー・ポッターと死の秘宝 PART1スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団エクリプス/トワイライト・サーガ『最優秀ホラー/スリラー』Let Me In(原題)(邦題:モールス)ラスト・ターゲットブラック・スワンキック・アスシャッター・アイランドウルフマン『最優秀アクション/アドベンチャー』ソルトエクスペンダブルズグリーン・ホーネットRED/レッドロビン・フッドトゥルー・グリットアンストッパブル『最優秀主演男優』ジェフ・ブリッジス(「トロン:レガシー」)(? 「トゥルー・グリット」でのノミニーじゃなかったっけ?)ジョージ・クルーニー(「ラスト・ターゲット」)レオナルド・ディカプリオ(「シャッター・アイランド」「インセプション」)ロバート・ダウニー・JR(「アイアンマン2」)ライアン・レイノルズ(「〔リミット〕」)『最優秀主演女優』ナタリー・ポートマン(ブラック・スワン)セシル・ドゥ・フランス(「ヒア・アフター」)アンジェリーナ・ジョリー(「ソルト」)キャリー・マリガン(「わたしを離さないで」)エレン・ペイジ(「インセプション」)ノオミ・ラパス(「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」)『最優秀助演男優』アンドリュー・ガーフィールド(「私を離さないで」)クリスチャン・ベイル(「ザ・ファイター」)トム・ハーディ(「インセプション」)ギャレット・ヘドランド(「トロン:レガシー」)ジョン・マルコヴィッチ(「RED/レッド」)マーク・ラファロ(「シャッター・アイランド」)『最優秀助演女優』ミラ・クニス(「ブラック・スワン」)スカーレット・ヨハンソン(「アイアンマン2」)キーラ・ナイトレイ(「わたしを離さないで」)ヘレン・ミレン(「RED/レッド」)ヴァネッサ・レッドグレーヴ(「ジュリエットからの手紙」)ジャッキー・ウィーヴァー(「ANIMAL KINGDOM(原題)」)『最優秀監督』クリストファー・ノーラン(「インセプション」)ダーレン・アロノフスキー(「ブラック・スワン」)クリント・イーストウッ(「ヒア アフター)マット・リーヴス(「LET ME IN(原題) モールス」)マーティン・スコセッシ(「シャッター アイランド」)デヴィッド・イェーツ(「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」)私の予想通り「インセプション」でした。やっぱり一般化、普通化してきましたね…(-_-;)次回は、「エンジェル・ウォーズ」…は無かったことにして、まだ見ぬ「カウボーイ&エイリアン」と「スーパー8」に期待!(^_^)bでは皆さんご一緒にSF・ファンタジー・ホラー バンザイ!\(^o^)/押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年06月26日
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リハビリ第3弾。いつまでリハビリしてんねん!?(*`皿´*)/ごもっとも。まだしばらくのお付き合いを。m(_ _)mコメディ要素が平気なら、普通に観られるのですぐにリリースされるかも。と思ってたらえらく時間がたってしまってて、リリース予定を見てもピンとこなかったほど。とにかく過去記事再UP(^o^)/【以下は2008年11月12日初出の記事を加筆修正したものです】0年代をメインに紹介してきたけど、それってブログではかなり辺境に住んでるような気がするなぁ。(´ε`)未公開ホラーとなると僻地、極北かも…ま、私のブログの特徴と言えば言えないこともないし、好きなんだから仕方ない。(`へ´)貸してくれた友からの圧力もひしひしと感じるし…他を考えつくまでこれでいこう。と言う訳で、新旧取り混ぜてしばらく未公開ホラーが続くよ。(`▽´)b劇場公開は微妙だとしても、いつかDVDリリースされた時の参考にでもどうぞ。では、この映画(^-^)b「ゾンビパーク Trailer Park of Terror」(2008 米)6月3日(金)リリース予定監督:スティーブン・ゴールドマン出演:ニコール・ヒルズ プリシラ・バーンズ車の故障で動けなくなった高校生たちは、見つけたトレイラーパークで助けを得ようとするが、そこは…オカルト・スプラッター。閉じ込められ型田舎ホラーの変形で、ストーリーはヒネリがない。けれど皮剥ぎ、腕切りなんかのグロシーンはそこそこ。原作はアメコミらしく全体的にはコメディ風味で、笑えるシーンもあるしエレキもむせび泣くよ。貧乏人たちが毎日うだうだと生活するトレーラーパークから出て行こうとした女性が結局出られずに、住人もろとも死亡。で一緒に地縛霊となっているって設定だ。そこに嵐で事故を起こして立ち往生したスクールバスから高校生たちが迷い込んで来る。明かりの点いた管理棟には、やたら色っぽい女性が1人。いかにも怪しいんだけど、引率の先生も鼻の下を伸ばしてデレデレ。(o ̄▽ ̄o)地縛霊なのにゾンビっぽいのはいかにもアメリカらしくて結構面白い。でもやっぱりゾンビじゃなくて悪霊なので、ゾンビ好きの方は要注意。いかにも「ゾンビランド」のパチもんくさいけど、トレーラーパークのパークだしゾンビじゃないしこちらの方が古い。ほどほどのエロとほどほどのグロ、一応ちゃんと結末があるので普通の人向け。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年05月31日
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さて、リハビリ第2弾。ってことで、またもや過去記事再UP。(^_^;)先日25日久々にデジタルリマスター版がリリースされたこの先品【以下は今は亡きauoneブログにて2008年10月3日初出の記事に加筆修正したものです】ばぶばぶいきます80年代(^o^)/スプラッターの普及(?)と70年代の名作のおかげで、80年代はダメ映画が山ほど。それにタイトルがまた紛らわしい。JAROに何とかして欲しいくらい。(´ε`)でも、いくつかはましかなぁ。それはこの映画(^-^)b「新・死霊のはらわた The Dead Next Door」(1986 米)劇場未公開監督・制作・脚本:J・R・ブックウォーター出演:ピート・フェリー ボグダン・ペシック「どんな話?」ゾンビ大発生から5年後のオハイオ。「ゾンビ殲滅隊」のおかげで数は減ったものの根絶することはできない。そんな中、ゾンビに寿命を与えるワクチンが開発間近で、研究していた学者の家に向かうが、そこに現れたのはゾンビ保護を唱えるカルト集団だった。低予算のゾンビもの。ほとんど自主制作なんだけど、心意気を気に入ったサム・ライミさんが資金援助したとの噂で、一応制作総指揮に名前があるし、日本でも「新…」なんてタイトルだけど、中身はものすごくB級のホラー映画なのでご注意を。素人臭い画面と演出、微妙な役者さんの微妙な演技、安っぽいメイクにリズム感のない展開なので一般的には評価が低い。汚い画質は雰囲気があってイイけれど。でも、「殲滅隊」「カルト」「ゾンビ」の三つ巴の構成や、グロ描写や小道具にそれなりに工夫をこらしているので、私は嫌いじゃない。てか最後まで結構楽しめた。(^_^)B級映画を温かい目で観られる人は、観て損はしないかも。とにかくゾンビが発生・蔓延している、本家と同じゾンビ世界。今日も「ゾンビ殲滅隊」のチームが一軒の家で活動中だ。首を切り落とされても、首だけ身体だけが動き続ける。隊員の1人がうっかりと、ころがった首に手を近づけ指を食いいぎられてしまう。その指が飲み込まれて切断された首からそーっと出てくるよ。うは~(^o^;)低い丘のてっぺんでうろうろしている1匹のゾンビ目がけて手榴弾を投げる。ドカーン!その爆煙の向こうから、大勢のゾンビがワラワラと現れて慌てる隊員。(≧∇≦)うははははそんなシーンがあると、ちょっと嬉しくなってしまう。甘いかな?(^_^;)ゾンビ保護を唱えるカルトでは金網のフェイス(マウス)・ガードをゾンビに着けたりして、大量に捕獲。エサを与えるシーンはかなりエグい。実はゾンビを利用する目的なんだけど、気になる方はご自分で。映画館で見られるゾンビとは一味違う汚いゾンビメイクが特徴かなぁ。乾いた感じじゃなくて湿ったグチョグチョしてる。(>_<)少々皮肉っぽいラストも含めて、もうちょっとメイクや特撮関係にお金をかけてセンスのいいカメラで撮れば、バッタもんの中ではそこそこの評価だったと思う。残念。(´ε`)全体的にはショボいし画面も見やすくはないけれど、目が腐るほどじゃないので興味のある方はどうぞ。(^-^)bオススメできる○:ゾンビ・コンプリーター、B級映画を見慣れた人オススメしない×:普通の映画を観たい人押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年05月29日
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えと、丸々1ヶ月ぶりですが皆様いかがお過ごしでしょうか?m(_ _)mようやく厳しい修行も終わり、やっと帰ってまいりました。いきなり全開では壊れること必至ですので、ぼちぼちまいりたいと思います。(^o^)/ってことで、リハビリを兼ねて過去記事再UP。21日からようやく劇場公開されたこの作品。「S.W.」の人気を一発で吹き飛ばした「ジャンパー」の傷はそんなに大きかったのか知らん。(-_-;)待ちきれずに輸入版を観てしまった。それはこの映画(^-^)b「アウェイク Awake」(2007 米)監督・脚本・原案:ジョビー・ハロルド出演:ヘイデン・クリステンセン ジェシカ・アルバ テレンス・ハワード レナ・オリン「どんな話?」大富豪の息子である主人公は生まれつき心臓疾患があり、移植手術を予定していた。母親の私設秘書との恋愛、結婚を反対された時も味方になってくれた主治医に対し、主人公は絶大な信頼を置いていた。しかし母親は別の外科医による執刀を提案する。彼は主治医の協力を得て密かに結婚式を挙げ、そのまま移植手術に臨んだ。ところが彼は全身麻酔が不完全にしかかからない特異体質で、手術直前に覚醒してしまう。そして身動きできない体にメスが…イヤー、考えただけでも痛い。(>_<)ものすごく痛いホラー映画…かと思ったらサスペンス・スリラーだった。(^_^;)手術シーンがかなり痛い&グロいけれど、面白いストーリーなので最後までドキドキハラハラ楽しめるよ。かなりがんばった設定、ストーリーのスリラーなので、興味のある人はお楽しみに。(^-^)b冒頭、「Anesthesia Awareness」=麻酔覚醒について解説のテロップが流れる。『毎年2,100万人以上が全身麻酔を受け、ほとんどが何も覚えていない。しかし、術中覚醒に陥る不運な3万人は、無力で、助けを求めることもできない。彼らは目覚めている。』コワ~い。これは怖い。/(x_x)\外科手術中に意識が戻る。本作の場合は感覚まで戻る。それなのに、少しも身体を動かせないなんて酷過ぎる。指が動かないどころか、まばたきも目配せすらできない。前半は結構手術のシーンが出てくるので、切ったり貼ったりが苦手な人にはツラいかも。そしていよいよ手術。見てるだけでもツラいのに、想像したらなおツラい。(>_<)bところがそこからお話は二転三転。予想外の展開だったので、ちょっとビックリ。ただの残酷物語じゃなく、りっぱなミステリー・スリラーだったのは嬉しい驚き。細かいところの煮詰めが甘いけど、決して配役倒れの凡作ではないのでオススメ。(^-^)b"アナキン"・クリステンセンさんは相変らず表情に乏しいんだけど、術中覚醒で叫ぶシーンはモノローグだけだし、お金持ちの息子っぽくて気になるほどではない。ジェシカさんはやっぱりキュート。「ブレイブ・ワン」で個人的に気に入ってしまったハワードさんは、今回鼻下ヒゲを生やした主治医役。母親役のレナさんの好演が印象的だった。やっぱり「ジャンパー」の傷は大きいのかなぁ?(´ε`)アイデア一発勝負のつまらない原作を、雰囲気そのままで映画化したんだから面白いハズがないのに、大宣伝した配給屋は反省して欲しい。おかげで、本作のような面白い映画がなかなか公開されないやん!(#`Д´)ノオススメできる○:グロ耐性のあるミステリーファン。オススメしない×:スプラッターファン。押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年05月28日
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毎年…ではないですが恒例の修行に出ます。しばらくブログの更新が滞りますが、ご容赦のほどよろしくお願いします。m(_ _)m「って言うほど最近は更新してないぞ!!」(*`皿´*)/お叱りは重々承知の介でございますが、最近ちょっと煮詰まり気味ですのでここらで一発、気合いを入れ直してまいります。修行中にもし、私がまだ記事にしていない観るべき(バカ)映画を思いついた方がいらっしゃる場合は、遠慮なく書き込んでおいて下さい。バカ映画なら喜んで、それ以外でも素敵(?)な作品でしたらどんどん記事にしたいと思います。決して青い空白い雲コバルトブルーの海で半裸で行う修行ではなく、摩天楼に囲まれた中央公園(直訳)でベーグルを食べる修行でもなく、闘牛とサッカーが有名な所で128年間建設中の教会を見物する修行でもないと思いますので、長い目で見てやって下さい。(o ̄▽ ̄o)
2011年04月28日
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私にできるのはこれくらい。【以下は2008年12月27日初出の記事を加筆修正したものです】ぴゅんぴゅんいきます80年代(^o^)/うちに父が昔買った漫画があるので時々読む「サーキットの狼」「うる星やつら」「銀河鉄道999」等は全巻揃ってる。(なぜ「パタリロ」もあるのだ)そのなかで私のお気に入りは、以前記事にもした「ジョジョの奇妙な冒険」そして「コブラ」(「地獄の十字軍」まで、ジャンプコミックス全18巻)と言えばこの映画(^_^)b「Space Adventure コブラ」(1982)監督:出崎統原作:寺沢武一声の出演:松崎しげる(コブラ) 榊原良子(レディ) 中村晃子(ジェーン) 藤田淑子(キャサリン) 風吹ジュン(ドミニク) 睦五郎(クリスタルボーイ)『激射《サイコガン》!大銀河系を無敵のニューヒーローが走る!アニメ史上初のドルビーステレオ!驚異の《立体映像》で贈る壮大なスペース・アドベンチャー! 』1977~1984に週間少年ジャンプに連載された人気漫画の劇場版アニメ映画。原作はその後も断続的に連載され、他誌に移ったりしながら現在も続いている。1982~1983にはTVアニメも放映されたので、ご存知の方も多いと思う。「どんな話?」相棒のアーマロイド「レディ」と共に宇宙狭しと飛び回る海賊「コブラ」。武器は左腕の「サイコガン」。自称正統派の海賊だ。辺境の惑星で3姉妹の一人と出会い手を貸すことになるが、それは海賊ギルドの陰謀に関わることだった。ギルドの幹部「クリスタルボーイ」との因縁の対決が迫る!まず原作漫画がとびきり面白い。主人公以下登場人物が魅力的。左手が銃ですよ、銃悪役もカッコいい。クリスタルボーイなんて最高出てくる女性は全て大人。ボンッ!キュッ!ボンッ!のナイスバデー。しかも半裸「当時こんなにアメコミチックな漫画は他になかった」らしい。SFテイスト満載のスペースオペラ。「センス・オブ・ワンダー」やね映画のストーリーは、登場人物以外はほぼ劇場オリジナル版だ。「もっと大人向けの設定・ストーリーで、TVアニメ放映後に公開すれば人気が出たかもしれない」らしい。確かに少々中途半端。子供は面白くないだろうし、大人には不満。もったいないキャラクターの魅力が生半可ではないので、いくらでも面白い話をつくれそう。ぜひ誕生30年を記念してまた映画を作っていただきたい。と、切望してましたが最早かなわなくなりました。残念です。
2011年04月19日
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アニメーション監督の出崎統さんが17日、肺がんのためお亡くなりになりました。享年67歳。精力的な活動で常に日本アニメ界を牽引してこられたバイタリティを尊敬していました。ご冥福をお祈りいたします。
2011年04月19日
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李忠成のシュート!!!ゴォーーーーーーーールッ!!!ザックジャパン、オーストラリアを下しアジアカップ優ぅぅ勝ぉぉぉぉ!!!え!?ザックはザックでもザック違い?失礼しました。m(_ _)m今年一番の期待作、ザック・スナイダー監督の新作映画の試写会に行って参りました(^o^)/それはこの映画(^_^)b新作なのでネタバレは(ほとんど)無しで手短に。「エンジェル ウォーズ Sucker Punch」(2011 米、カナダ)『おまえの世界は自由か』G監督・制作・原案・脚本:ザック・スナイダープロダクション・デザイン:リック・カーター出演:エミリー・ブラウニング アビー・コーニッシュ ジェナ・マローン ヴァネッサ・ハジェンズ ジェイミー・チャン オスカー・アイザック カーラ・グギーノ スコット・グレン「どんな話?」遺産絡みで自分たち姉妹を憎む継父と争う内に誤って妹を射殺し精神病院に入れられたベイビー・ドール。運命を変えるために同じ境遇の女性たちと共に自由を得る戦いを始めるが果たして…過酷な運命にさらされた20歳の女性がそれに抗う様子を描いたヒューマン・ドラマ。サスペンス仕立ての筋書きとSFチックゲームチックなダークファンタジー風アクションシーンが交錯するのでそれに目を奪われがちだけど、基本的にはものすごく真面目な物語なので単純にはじけたバカ映画のつもりでいると返り討ちに遭うこと必至。セクシー美女がボンデージファッションで悪者共を皆殺し。成敗しまくりのやっつけまくりだウハウハウハ。Ψ(`▽´)Ψなんて気軽に観に行くと討ち死にしてしまうくらい辛くてシリアスな筋書きなので要注意。熱血スイッチが入らなくてもカタルシスを感じなくても、スナイダー監督のクールな映像の断片が観たい人はどうぞ。それ以外の人にはあまりオススメできない…かな。(^_^;)3月25日(金)に本国で公開されたとたん、非難轟々支持率急降下監督の評価ガタ落ち。こんな性差別映画は丸めてポイ的な評価を受けてしまい、人前で「Sucker Punch観たよ」なんて一言でも漏らそうものなら白い目で見られるのは当たり前、市中引き回しの上磔獄門にでもされそうなまるで踏み絵のような映画扱いらしい。事前の期待が大きかっただけに今年一番のガッカリ映画の烙印を押されてしまったとの事だ。(公開3週目で早くもベスト10圏外の12位(T_T))実際にはそこまで裏読みする必要はないし、普通に受け取ればちゃんと観られる作品だと思うので鑑賞予定の人はご安心を。(^_^)b但し、くれぐれも予告編やスチールで紹介されている映像で勘違いしちゃダメ。5人のうら若き乙女たちがエロカッコイイコスチュームを身にまとい、日本刀や銃を手にヘリコプターや搭乗型ロボットで空想の戦場を縦横無尽に駆け巡る。ドイツ軍の人工ゾンビや中世の騎士、果てはドラゴン相手に丁々発止丁発止。これぞまさしくバカ映画って映像が次々に繰り出されるから宣伝だけ見てると勘違いしてしまうけど、本作はそんな映画じゃぁない。たとえこんなシーンが出てきてもセーラー?と廃墟?と思ってもこんな戦闘シーンがあってもバカ力を感じるシーンがあってもこんなヤツをやっつけまくってもドラゴンが向かって来てもこの鎧武者は何!?と思ってもSF?と勘違いしても結局、バカ度のとてもとても低い真面目な映画なので、「今まさに熱血スイッチを押そうとするこの指の行先は?気合いを入れて振り上げたこぶしの行先は?バカ笑いをしようと開けた大口は?どうすればイイのよ、キィーーーッ!(*`皿´*)」」なんて私のようなバカな観客は路頭に迷うこと確実。「ゾンビ」のリメイクで何をどう見せるか、映像にだけ気を使えばよかった「ドーン・オブ・ザ・デッド」。すでにコミックスで世界が作られていて、こちらも映像に気を使うだけでよかった「300」そして「ウォッチメン」。とかく映像だけが評価されがちの、でもクールでカッコいい絵画的な画面作りが印象的なスナイダー監督が原案・脚本まで手がけた作品なので、もちろん期待しまくりテンション上がりまくりメロンじゃないのはマクワウリですよ。(`・ω・´)それなのに、全体的に抑揚に欠ける展開ってこともあって、鑑賞中に気分を軌道修正するので必死。楽しむまでに至らなかったのが正直なところ。(-ω-;)噂ではPG13を目指して18分もカットしたらしいけれど、そんなことせずに素直にR指定にしておけばまだスナイダー監督のファンは納得したかも。スナイダー・ファンは劇場よりも、多分ノーカットでリリースされるソフトを待ったほうが良いんじゃなかろうか?ってことで残念ながらどの層の観客にもオススメしにくい、色々つらい映画だった。それより、「もう絶対にバカ映画大賞はコレで決まり!今年は楽だ(^m^)」って勝手に思ってたから、どうしよう~。(T_T)2011年4月15日(金)より全国公開予定オススメできる:「カッコーの巣の上で」(1975)を鑑賞済みでファンタ系の映像もOKの人オススメしない:バカ映画ファン、ファンタジー映画ファン、SF映画ファン押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年04月14日
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東北関東大震災で被害に遭われた方には心より哀悼の意を表します。皆様には「ガンバレ」といった気楽な暴言など気にかけず、無理せずぼちぼちやって欲しいと思います。3月11日以来いろいろありまして、書くどころかパソコンに向かう気持ちになれず全然ブログを更新できませでした。このままヤメてしまおうかなとも思いましたけど、直接の被災者でもなく大阪で普段通りに生活を続けている私がそんなことでどうするよ!何かできることがあるハズでしょうが!?ってことで、せめて「元気な気分になる映画」「日常を忘れられる映画」「ほのぼのする映画」を紹介しよう、観られないなら読んで楽しんでもらおうそんな気持ちで記事をUPします。少しでも誰かの何かのお役にたちますように。アフター・アワーズ(1985 米) 女必殺拳(1974 東映) カットスロート・アイランド(1995 米) キャプテン・ロン(1992 米) キャスパー(1995 米)ギャラクシー・クエスト(1999 米)クロコダイル・ダンディー(1986 豪) グーニーズ(1985 米)恋のミニスカ ウエポン(2004 米)GO!GO!チアーズ(1999 米) ゴースト・バスターズ(1984 米)サボテン・ブラザーズ(1986 米)3人のエンジェル(1995 米)シューテム・アップ(2007 米)勝利への脱出(1980 米)少林寺(1982 中国/香港)ジョーズ・アパートメント(1996 米)ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996 米) スター・ファイター(1984 米)SPEED MAN(2006 米) スピード・レーサー(2008 米) スペースハンター(1983 米、カナダ)スポンジ・ボブ/スクエアパンツ(2004 米)ダーウィン・アワード(2006 米)ダーティー・ダンシング(1987 米)ダンシング・ヒーロー(1992 豪)大逆転(1983 米)弾丸特急ジェット・バス(1976 米)超時空要塞マクロス 愛・覚えていますか(1984 東宝)デモリションマン(1993 米)未 Dhoom(原題)(2004 印) 未 Dhoom:2(原題)(2006 印) トルク(2004 米)バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985 米)バトルランナー(1987 米)ビバリーヒルズ・コップ(1984 米)フットルース(1984 米)未 Black Sheep(原題)(2006 ニュージーランド) ベスト・キッド(1984 米)ホリデーロード4000キロ(1983 米)炎のランナー(1981 英)摩天楼《ニューヨーク》はバラ色に(1986 米)ミステリー・メン(1999 米)みんなのしあわせ(2000 スペイン)ミッドナイトをぶっとばせ!(1988 米)メガフォース(1982 米)モンスターズハンター(2007 カナダ)ロケットマン!(2006 タイ)ロマンシング・ストーン/秘法の谷(1984 米、メキシコ)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年03月30日
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紹介記事はもうしばらくお待ち下され。m(_ _)m経営不振のMGMの売却に絡むゴタゴタで、007の23作目がSTOP。ようやく資金の目処がついて制作続行のニュースが流れたのが、1年後の昨年暮れ。悪役もケヴィン・スペイシーさんやハビエル・バルデムさん等魅力的な名前が上がっていたけどポシャったり流れたりどうなることやら。もちろんクレイグ・ボンドで監督はサム・メンデスさん。一応、2012年の11月9日公開って発表されてるけど、不安だなぁ。(-ω-;)そんな「ボンド23(仮称)」の景気づけに、残るブロスナン・ボンドの記事をば連続投稿じゃ!007シリーズをコンプリートして「ボンド23(仮称)」を迎え撃つぞ!o(`ω´*)oって気合をいれて一気観したんだけど…ともかく無事に制作・公開されることを祈ります。m(_ _)mさて映画記事どころか、その他のネタも放ったらかしで結果報告をしてないことに気が付きました。せめてラジー賞の結果だけでも。三つ巴対決(作品賞)を制したのは「エアベンダー」他に、監督賞、脚本賞も受賞。もちろん特別枠の「3Dの使い方を間違った目に悪い作品賞」も受賞。「セックス・アンド・ザ・シティ2」は4名様が主演女優賞期待した「エクリプス」は助演男優賞のみに終わりました。個人的に作品賞ものだと思っていた「バーレスク」は残念ながら無冠。(´ε`)主演男優賞がアシュトン・カッチャーさん、助演女優賞がジェシカ・アルバさんなんて全然面白くないし、ノミネーションは結構盛り上がるのに結果は本家の発表に霞んでしまうこの賞らしいへっぽこな結果と言える。(´-ω-`)それよりもしラジー賞に大賞があるなら、総合ポイントでM・ナイト・シャマランさん「シックス・センス」以後、世間だけでなく自分も勘違いしたままのM・ナイト・シャマランさんでしょう。多分文句なし。(`▽´)ラジー賞は「最低」と言うより「お金がかかっているのに期待と実際の差が大きい=ガッカリ賞」なので、そろそろ世間のハードルが下がってきたシャマランさんは縁がなくなってしまう。その意味ではラスト・チャンスを活かした受賞はお見事と言えるかな。(o ̄▽ ̄o)bとは言うもののホントに続編を作るらしいから、本人と周りの勘違い度合いは筋金入りですね。(^_^;)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年03月09日
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米アカデミー賞の結果が発表されましたね。(^_^)「英国王のスピーチ」が作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞を受賞されたようで、関係者の皆さま、おめでとうございます。(^o^)/でも主演・助演等主要な部門は予想通りの面白くない結果で、せっかくのフレッシュな司会者コンビがもったい気がするのは私だけ?それに、いくらベイカー師匠だとは言え、「ウルフマン」がメイクアップ賞だなんて…(-ω-;)全体的に盛り上がりに欠ける米アカデミー賞に先がけて24日、第37回サターン賞(the 37th Annual Saturn Awards)がノミネーションが発表されました。恒例ですから主な内容をご紹介しておきます。以前からココを覗いて下さってる方はご存知でしょうし、そうでない方は過去記事(1、2、3、…)を参照して下さい。m(_ _)m『SF作品賞』「ヒア・アフター」「インセプション」「アイアンマン2」「わたしを離さないで」「スプライス」「トロン:レガシー」『ファンタジー作品賞』「アリス・イン・ワンダーランド」「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」「タイタンの戦い」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」「エクリプス/トワイライト・サーガ」『ホラー/サスペンス作品賞』「ラスト・ターゲット」「ブラック・スワン」「キック・アス」「LET ME IN(原題)」「シャッター・アイランド」「ウルフマン」『アクション/アドヴェンチャー作品賞』「エクスペンダブルズ」「グリーン・ホーネット」「RED/レッド」「ロビン・フッド」「ソルト」「トゥルー・グリット」「アンストッパブル」『主演男優賞』ジェフ・ブリッジス(「トゥルー・グリット」)ジョージ・クルーニー(「ラスト・ターゲット」)レオナルド・ディカプリオ(「シャッター・アイランド」「インセプション」)ロバート・ダウニー・JR(「アイアンマン2」)ライアン・レイノルズ(「〔リミット〕」)『主演女優賞』セシル・ドゥ・フランス(「ヒア・アフター」)アンジェリーナ・ジョリー(「ソルト」)キャリー・マリガン(「わたしを離さないで」)エレン・ペイジ(「インセプション」)ナタリー・ポートマン(「ブラック・スワン」)ノオミ・ラパス(「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」)『助演男優賞』クリスチャン・ベイル(「ザ・ファイター」)アンドリュー・ガーフィールド(「わたしを離さないで」)トム・ハーディ(「インセプション」)ギャレット・ヘドランド(「トロン:レガシー」)ジョン・マルコヴィッチ(「RED/レッド」)マーク・ラファロ(「シャッター・アイランド」『助演女優賞』スカーレット・ヨハンソン「アイアンマン2」キーラ・ナイトレイ「わたしを離さないで」ミラ・クニス「ブラック・スワン」 KINGDOMヘレン・ミレン「RED/レッド」ヴァネッサ・レッドグレーヴ「ジュリエットからの手紙」ジャッキー・ウィーヴァー「ANIMAL KINGDOM(原題)」『監督賞』ダーレン・アロノフスキー「ブラック・スワン」クリント・イーストウッド「ヒア アフター」クリストファー・ノーラン「インセプション」マット・リーヴス「LET ME IN(原題)」マーティン・スコセッシ「シャッター アイランド」デヴィッド・イェーツ「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」多分「インセプション」で決まりでしょうが、この賞もここ数年一般化・普通化が激しいのでどうなることやら。結果発表は6月(いつもながら遅っ!)次回は「サッカー・パンチ」に期待!かな。(^_^;)では皆さんご一緒に、SF・ファンタジー・ホラー バンザイ!!!\(^o^)/押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年03月01日
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(;゜0゜)あ自分用に買ったチョコレートをむさぼり喰ってる場合じゃない!記念日には記念日ホラー。さぁ「バレンタイン・デイ」(1999)でも…ってもうこんな時間!?…同じ小芝居を2度もやってしまいました。謹んでお詫び申し上げます。m(_ _)mとにかく、時期を逃しては無粋なので本年はすっぱりあきらめて過去記事再UP!【以下は2009年2月20日初出の記事を加筆修正したものです】ちょこちょこいきます80年代(^o^)/アル・カポネ。皆さんご存知のアメリカのギャングだ。1929年2月14日、カポネと抗争中のギャングの倉庫に現れた偽警官が、7人を射殺する事件が起こった。当然黒幕はカポネだと言われマスコミでも大々的に取り上げられたので、それまで庶民の人気者だったカポネが糾弾の対象になり、警察がカポネ起訴に本腰を入れるきっかけになった事件だ。世に言う「聖バレンタインデーの虐殺」(`へ´)bその後…って、何を言ってるんだ私は!(o ̄▽ ̄o)ホラーだ、ホラー。ホラー映画。80年代スプラッタームーブメントの真っ只中、ちょっと変わった舞台装置で有名な作品。それはこの映画(^-^)b「血のバレンタイン My Bloody Valentine」(1981 カナダ)監督:ジョージ・ミハルカ出演:ポール・ケルマン ロリ・ハリアー ニール・アフレック「どんな話?」20年前、小さな鉱山町のバレンタインデー祭り当日、パーティーへ急ぐ鉱夫の不注意でガス爆発落盤生き埋め事故が起こる。1人だけが仲間の肉を食べて生き残り、救出された時には発狂していた。翌年のバレンタインデー、精神病院から脱走した彼は鉱夫を惨殺し、心臓をキャンディーの箱に入れてパーティー会場に送りつけた。そして今年、事件のため中止されていたパーティーが20年ぶりに復活する。果たして…スプラッター・スリラー。犯人探しの風味もあるから、サイコ・ミステリーと言えないこともないかな。でも、残虐な描写が多いので苦手な人はご注意を。(´ε`)bバラエティ豊かな殺人方法やあちこちに出てくるグロいシーンは当時としてはなかなかのもの。ガスマスクをかぶった殺人鬼の華麗なツルハシの舞いを堪能できるよ。(`▽´)ただし、お決まりの三角関係には最後までイライラさせられるし、肝心のクライマックスはテンポが一本調子なので盛り上がりに欠ける。何が写っているのか分からない場面も時々出てくるし。(-ω-;)全体的には、単なる「13金」の亜流じゃなくて結構オリジナリティを感じるので全くダメダメではないけれど、一般向けと言うには微妙。ま、一部のマニアが喜ぶ作品だ。ホラー映画ファンなら観て損はない、かな?(^_^;)鉱山で働く若者たちが登場。みんなパーティーだパーティ、うっひゃほう!と、ものすごくはしゃいでる。(^▽^)悲惨な事件は過去のこと、20年もたったんだからもう大丈夫大丈夫、わっはっはっは、で久々にバレンタインデーのパーティー開催。町長もハート型のキャンディー箱をもらって嬉しそう。アイツ、ワシに気があるんやろ…ってハートはハートでも本物の心臓やん!、よろよろ、がお話の始まりだ。「バレンタインデーのパーティーをするらしいな!?」って警告で、町長が慌てて中止したものの、警察署長が密かに調べている間に、変な匂いがするぞ…って干物になってる!うげー、とか犠牲者が続出。その上、不満に思った若い衆がよりにもよって職場=鉱山事務所で勝手にパーティーを始めたから犯人は怒り心頭、惨劇拡大って展開だ。(>_<)b恥ずかしがらないで出ておいで…って口からシャワー!うひーとか、オマエらいちゃついてるけど大丈夫か?…って、まとめて串刺しかい!?てな感じで、一部のマニアも喜ぶ描写がどんどん出てくる。(o ̄▽ ̄o)クライマックスは鉱道でのチェイス&バトル。ツルハシの火花が美しい。(≧ω≦)うははそして明かされる衝撃の事実!犯人の正体は!?やっぱりと思うかまさかと思うか、どちらにしてもそれはあり得へん!衝撃のあまりお口あんぐり。(°◇°;)で、観客を放置したまま妙なテンションで最後までいってしまう困った映画だった。ラストは印象的。「俺は戻ってくる。うははははは、うひひひひひ…」ホントにリメイクで、しかも3Dで戻ってきたからビックリ。Ψ(`▽´)Ψオススメできる○:80年代ホラーに免疫がある人オススメしない×:最近のアクションホラーが好きな人余談それにしても、バレンタインデーとかハロウィンとかエイプリル・フールとか母の日とか果ては誕生日まで、惨劇の起こらない記念日はないのかな?(^_^;)え~、先ほども申し上げましたが、来年こそは新ネタでいきますので平にご容赦を。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年02月14日
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(;゜0゜)あ自分用に買ったチョコレートをむさぼり喰ってる場合じゃない!記念日には記念日ホラー。さぁ「バレンタイン・デイ」(1999)でも…ってもうこんな時間!?…(T_T)えと、こんなものは時期を逃しては無粋なので本年はすっぱりあきらめて過去記事再UP!【以下は2008年4月9日初出の記事を加筆修正したものです】 以前紹介した「ストライクバック」(2007 豪)はストレートな脚本・演出とほどほどのスプラッター度が程好い佳作だったので、なんとなく好感を持っているジェイミー・ブランクス監督。 現在は、面白いかどうかはスゴく微妙と噂の「ロング・ウィークエンド」のリメイクに挑戦中だ。先月予告編が公開されたのでホントに制作中のようだけど、オリジナルの評価が微妙なので、よほど頑張らないと又未公開になっちゃうかも。 光るものはないかも知れないけど、手堅くて見易い映画を作れる人なので面白い脚本さえあれば成功すると思うんだけどなぁ。 で、そんな監督の作品をおさらい。 それはこの映画(^_^)b 「バレンタイン Valentine」(2001 米) 日本未公開 監督:ジェイミー・ブランクス出演:マーリー・シェルトン デヴィッド・ボレアナズ デニース・リチャーズ 「どんな話?」 子どもの頃いじめられっ子だった少年が、大人になってから同級生たちを次々に殺していくお話。 普通に面白い。(^o^)/ストーリーはほぼ予想通りに進むので安心して観られるし、殺し方もそこそこのバリエーション。まあまあ気の利いたオチも許せる。 全体的にバランスが良い点は高く評価したい。(^_^)bでもやっぱり一味足りないかなぁ。 グロ描写は少ないので、スプラッター・ファンには向かない。ティーンズ・ホラーの延長でスリラーを観たい人向け。 ん?キス~!? 小学生なのに、キス~!?(`ヘ´#) 生意気な!!!( ̄へ ̄) お姉さんなんて、小学生の頃は男の子と手をつなぐだけで心臓がバクバクしたぞ! そう言えば、ファーストキスはいつだったかなぁ…思い起こせば高校2年…(〃∇〃) そんなことはどうでもイイ!(`Δ´)モテナイ君なのに、いじめられっ子なのに、なんてませたガキだろう。 でも、ズボンを脱がすのはダメ、やり過ぎ。ほら、酷いことになったでしょう? ま、そんなお話だ。 ストーリーはまんまティーンズ・ホラー、ティーンズ・スラッシャーの定番だが、一応出演者は全員成人。うまく、面影のある子役をそろえているので子どもの頃と成人してからが、笑ってしまうくらい繋がってたように感じた。 天使のマスクをかぶった殺人鬼の造形がありきたりなのは残念だけど、テンポや展開、出演者のレベルが揃っているので、単にグロいだけとかやたら展開が早くて観客は放ったらかしみたいな映画よりよっぽどイイ。(^_^) 「血のバレンタイン」(1981)とか「バレンタイン・デイ」(1999)とかバレンタインネタのホラーは他にもあるところをみると、ネタにしやすい日なんだろう。 「恋人たちの愛の誓いの日」なので欧米では男女それぞれ花やカードを恋人や思い人に送ったりするらしい。女性から男性というのは日本や韓国の風習で、ホワイトデーは悪乗り、韓国のブラックデーにいたってはギャグとしか思えない。 ま、とにかくアメリカでも内気な子はいるので、そんな子たちにはありがたい日なのかも知れないなぁ。 ともかく、差出人不明のチョコレートなんかは食べない方がイイ。イモムシならまだしも、もっと他のものが入ってるかも。(~_~;) 私ならハバネロを入れるな。(^m^) オススメできる○:キレイなおねいさんの出るスリラーを観たい人オススメしない×:切り株、ホルモンの好きな人 これも、前記事の「キャスパー」と同じく5度もDVDが発売されている。コアなファンっていうより一般にウケる映画なのかな?え~、実は昨年も同じことをしていたことに気が付きました。来年こそは新ネタでいきますので、平にご容赦を。m(_ _)m押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年02月14日
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なんだかんだ言って読書が活字が好きなので、相変わらず本を手放せないんだけど、一言言いたい!!!(*`皿´*)最近の文庫本はどうしてこんなに高いねん!ヽ(`□´)ノ字が大きくて行間が広いから、ページ当たりの字数が少なく無駄にページ数だけが膨らんでいてやたらぶ厚くて重いか不必要に分冊してるし、その割にすぐ読み終わってしまう。最近は一回り大きいサイズまで登場、ご商売ですから仕方ないのかもしれないけれど、かえって活字離れを助長してるような気がするぞ。(`へ´)そう言えば新書でも10年くらい前からやたら分厚いものが出るようになったけど、字数は多くて密度は高かった。そんな、俗に言う"レンガ本"の代表が京極夏彦さんの中禅寺秋彦シリーズもとい京極堂シリーズもとい百鬼夜行シリーズ。"サイコロ本"とも言うくらいの厚み(ページ数)が特徴だ。(`▽´)戦後まもない東京を舞台にタイトル通り妖怪をモチーフにしたおどろおどろしい雰囲気と登場人物の特異なキャラが特徴の伝奇ミステリー。お決まりの「犯人はおまえだ!」シーンを「憑きもの落し」と呼ぶ。正直言って推理部分の骨子はどれも大したことはないけれど、全体の半分以上を占める衒学趣味的な部分は先輩のヴァン=ダインをも凌駕するスーパー・ペダンチックとも呼ぶべきもので、それにハマってしまう人が多かったようだ。逆に、それに躓いてフィニッシュできない人も多かったみたいだけど。(^_^;)初作「姑獲鳥の夏」と第2作「魍魎の匣」は堤真一さん主演でそれぞれ2005年2007年に映画化されたのでご存知の映画ファンも多いと思う。そんな京極さんがSF仕立てのライトノベルに挑戦した作品が「ルー=ガルー 忌避すべき狼」。相変わらずのペダンチックさで"レンガ本"なんだけど、ストーリーや展開はまさしくラノベの王道で登場人物も鉄板キャラ。百鬼夜行シリーズも「ラノベの一種」と評されたように、もともと京極さんは意識せずにラノベを書いていたのかも知れないなぁ。ペダンチックなラノベと言う世にも珍しい代物、しかもアルプスでもいちまんじゃくなのに新書版で600ページ弱もある作品の映像化に挑戦したアニメを観ました。それはこの映画(^_^)b「ルー=ガルー」(2010 東映)G『近未来の監視社会、少女たちは立ち上がる。』ルー=ガルー(loup-garou)はフランス語で人狼の意。監督:藤咲淳一原作:京極夏彦『ルー=ガルー 忌避すべき狼』(講談社ノベルス刊)音楽:SCANDAL制作:プロダクション I.G トランス・アーツ声の出演:沖佳苗(牧野葉月) 五十嵐裕美(神埜歩美) 井上麻里奈(都築美緒) 沢城みゆき(麗猫) 平田絵里子(不破静枝)「どんな話?」「モニタ」と呼ばれる個人用端末でのコミュニケーションが当たり前となった近未来、物理的接触が減少し遠隔授業が普通になった学校は週に1度カウンセリングに訪れる場所になっていた。他の多くの生徒同様、対人接触障害の葉月は同じクラスの歩美と美緒と共に行方不明のクラスメイトを捜索する内に、少女連続殺人事件に巻き込まれていく。果たして…SFミステリーアニメ。ライトノベルSFの原作をかなり忠実になぞったガーリーな劇場用アニメだ。"忠実"ってのがミソで、もともと大部な原作を工夫なしになぞったものだから、当然いろいろとカット。全てが説明不足描写不足なのでものすごく薄くて浅い印象を受けてしまう。(-ω-;)ペダンチックな装飾部分をそぎ落としてしまうと貧弱な謎解き部分が露わになってしまって、観ていてドキドキハラハラしない京極堂の映画版と同じ失敗を繰り返してる。(>_<)しかも新しい表現が何もないものすごく保守的な絵のせいで、全体的に古臭くていつのアニメよって感じ。プロダクションI.G.とは思えない。99分にまとめようとしたチャレンジ精神には敬意を表するけれど、小手先のアレンジではなくて換骨奪胎もっと大幅に変えてしまうべきじゃないかなぁ。アニメならなんでもOKって人ならともかく、可愛いキャラが出て血も出て格闘シーンまであるけれどアニメならなんでもOKって人以外にはオススメしにくい。よほど興味のある人以外は観ると後悔するかも。原作の刊行当時でもギリギリの未来描写がそのまま映像化されているのが、今となっては痛々しい。(x_x)いたるところに設置された「集像機」。個人用端末「モニタ」で全ての情報を得られて全てのコミュニケーションをとれる、裏を返せば自分の情報も四六時中発信しているからシステムに全て把握されてしまう監視・管理社会。「モニタ」依存は、ケータイを見ながら周りの事はおかまいなしに駅の人混みを歩き続ける人たちをみていたら容易に想像できるし、近隣とのコミュニケーションが希薄になりつつある日本でもロンドン並みの監視カメラが設置されるのもそう遠くないだろうから格別ディストピアって訳でもなく、ふーんって程度の未来設定と描写で面白くない。(´ε`)対人関係が希薄になった理由付けが無さ過ぎるので、原作通りパンデミックの設定が必要だったと思う。それに、いくらシステムの天才やシステム外で生きる少女を出しても、そんなに異端って感じを受けないから『少女たちは立ち上がる』って言われてもなぁ…登場人物のキャラが鉄板と言うよりもあまりにもありきたり過ぎるのも致命的。おかげで謎解き以外の衝撃の事実も犯行動機も宙に浮いていて、謎解きに何のカタルシスも感じないので面白くない。(´ε`)SCANDALってグループにも本作にも何のメリットもなかっただろうから、ない方が良かった中途半端なタイアップも面白くない。(´ε`)でも、SF風味のラノベ版中学生日記血しぶきあり気持ち悪い話ありを目指したのならその通りに出来上がっているので、お好きな人はどうぞ。薄くて軽くてバランスが悪いアニメなんだけど、ラノベの読者層を狙ったのなら…正解…なのかな?とにかく、私の想像を絶する世界の想像を絶する作品だった。オススメできる○:ラノベが好きな人オススメしない×:原作ファン、アニメファン、映画ファン押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年02月13日
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以前書いたこともあるけど、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)のマイケルは24歳、父親役のクリスピン・グローバーさんは21歳。(^_^)bマイケルのキャラだと何歳でも高校生を演じられそうだけど「PART II」「PART III」(1990)の時本人は、29歳で高校生を演じるのに若干抵抗があったのをゼメキス監督に押し切られたそうだ。エリザベス・シューさん(27歳)は正直しんどいかも。( ̄∀ ̄)で映画の中で高校生を演じた役者さんたちが実際には何歳(公称)だったのか、気になったので調べてみました。最近では「トワイライト~初恋~」(2008)クリステン・スチュワート 18歳ロバート・パティソン 22歳テイラー・ロートナー 16歳ほぼ実年齢を演じているので、少々びっくり。(°o°)だって「キャリー」(1976)シシー・スペイセク 26歳ウィリアム・カット 25歳ナンシー・アレン 26歳「フット・ルース」(1984)ケヴィン・ベーコン 26歳ロリ・シンガー 27歳くらいが相場だと思ってた。でも「初体験/リッジモント・ハイ」(1982)ショーン・ペン 22歳ジェニファー・ジェイソン・リー 20歳フィービー・ケイツ 19歳とか「ラストサマー」(1997)ジェニファー・ラヴ・ヒューイット 18歳サラ・ミシェル・ゲラー 20歳「トイ・ソルジャー」(1991)ショーン・アスティン 20歳だから、一概には言えなかったのね。ま、「クルーレス」(1995)アリシア・シルヴァーストーン 19歳ブリタニー・マーフィ 18歳「チアーズ」(2000)キルスティン・ダンスト 18歳エリザ・ドゥシュク 20歳のようにピチピチの若い肉体を堪能できるかと思いきや「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」(1999)リース・ウィザースプーン 23歳「ファイナル・デスティネーション」(2000)アリ・ラーター 24歳なので、実際はいろいろ。(^_^;)「超能力学園Z」はめんどくさいからカットするとして、他の有名どころは「アメリカン・グラフィティ」(1973)リチャード・ドレイファス 26歳ロン・ハワード 19歳「グリース」(1978)ジョン・トラボルタ 24歳オリビア・ニュートン=ジョン 30歳(!)世界的アイドルでもちょっと…(-ω-;)あ「不良番長」(1968)の辰ニイも30歳。でもアレって番長だけどまさか高校生じゃないよね?(o ̄▽ ̄o)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v
2011年02月04日
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私にできるのはこれくらい。で、過去記事再UP【以下は2007年9月7日初出の記事を加筆修正したものです】ぶくぶくいきます80年代(^0^)/ 「レッド・オクトーバー」「パトリオット・ゲーム」「いま、そこにある危機」「トータル・フィアー」と言えば、原作はトム・クランシーさんだ。 同時期に人気を博したアメリカ人作家にクライブ・カッスラーさんがいる。でも決して作品が少ないわけではないのに、映画化されたのは2本だけ。「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」(2005)と、この映画(^_^)b 「レイズ・ザ・タイタニック Raise The TITANIC!」(1980 米、英) 『81年新春―今世紀最大の謎が《浮上》する!』 監督:ジェリー・ジェームソン原作:クライブ・カッスラー音楽:ジョン・バリー出演:リチャード・ジョーダン ジェイソン・ロバーズ デイヴィッド・セルビー アン・アーチャー アレック・ギネス ジェームソン監督は「エアポート'77」での海中シーンを認められたのかな? 「どんな話?」 アメリカの新防衛システムに必要な鉱石ビザニウムが、調査の結果過去に採掘され偶然にもタイタニック号とともに沈んだことが判明する。アメリカ政府は捜査を海中海洋機関「NUMA」に依頼、検討の結果タイタニック号を引き上げることが決定する。一方ソ連もその情報を入手し、妨害・強奪を計画していた。果たして責任者のダーク・ピットはタイタニックを発見できるのか?そして無事引き上げることができるのか? タイタニック号は過去にも多くの映画や小説の題材になっており、「悲劇の船」として欧米人にとって特別な意味を持っていたように思う。世界一有名な客船とも言える。でも、それを「引き上げる」なんて小説を書き、しかもヒットさせたのはカッスラーさんだけだ。 沈んでいると思われる海域は深度4,000m、その上タイタニック号は全長268.8m、総トン数46,328tの巨船。それを引き上げるなんて、考えただけでもワクワクする。加えて、謎の積荷と国際的謀略。あ~、冒険小説好きの血が騒ぐ!o(`∧´)o 初めて観た時はその状態だったので、(´・ω・`)ショボーンだった。 今回は冷静に観ました。タイタニックが浮上する(そう、浮上します!d(`∧´))シーンはやはり素晴らしい!感動してしまった。バリーさんの音楽も私好み。15億円くらいかけて漁船を改造、それを使って撮影したらしいが、東宝の特撮よりはるかに良くできてます。同じミニチュアでも規模が違うのがわかる。 そして70年ぶりにニューヨーク港に入るシーン。無数の船が歓迎し霧笛が鳴り続ける中、タグボートに引かれたタイタニック号がゆっくりと入港していく。大歓迎の市民。 じーん(T_T)… もう少し接岸時・接岸後を盛り上げてくれてたら、きっと泣いてしまうだろう。残念だがその他の部分は少々退屈でイマイチ。引き上げシーンだけで資金も気力も尽きたって感じ。完全に「タイタニック」という名前に負けているなぁ。 引き上げシーン以外はスタッフの力不足を感じる映画だった。というか、いっそのこと、探索・引き上げのみに焦点を絞ったほうが面白くなったように思う。残念(x_x)さて、「タイタニック」と言えばもちろんキャメロン監督。つまらない人間ドラマは置いといて、あれだけ見事にタイタニックを沈めたのは素晴らしい。あのど迫力映像には本作の引き上げシーンなんかかすんでしまう。と言うことで、誰かあの沈没シーンを越える引き上げシーンを考えつくなら本作もリメイク可能かも知れないが、無理だろうなぁ。現実に1985年に発見された時、船体が真っ二つになってるのが確認されてるし。 オススメできる○:タイタニック浮上シーンを観たい人オススメしない×:原作のファン余談原作者のカッスラーさんは本作の出来に不満で、その後25年間も自作の映画化を拒否し続けてしまった。でも久々の映画「サハラ」も微妙だったなぁ。( -.-) =з 原作は冒険小説の傑作なのでぜひ読んで欲しい。引き上げ方法なんかもスゴく面白いよ。(^_^)b 余談2有名かも知れませんが、タイタニック号の生存者に日本人が一人だけいました。細野正文さん。イギリスからアメリカ経由で帰国途中だったとの事。「YMO」の細野晴臣さんの祖父にあたる人らしいです。
2011年02月01日
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私にできるのはこれくらい。で、過去記事再UP【以下は2007年6月17日初出の記事を加筆修正したものです】むしむしいきます80年代(^o^)/ 80年代を代表する女優さんで、コメディーでもシリアスでもこなせる人と言えばキャスリーン・ターナーさん。「ロマンシング・ストーン」ですっかり好きになってしまった。その彼女のデビュー作と言えばこの映画(^_^)b 「白いドレスの女 Body Heat」(1981 米) 監督・脚本:ローレンス・カスダン音楽:ジョン・バリー出演:ウィリアム・ハート キャスリーン・ターナー リチャード・クレンナ ミッキー・ローク 「S.W./帝国の逆襲」「レイダース/失われた聖櫃」の脚本家カスダンさんの監督デビュー作。 「どんな話?」 蒸し暑いフロリダを舞台に、弁護士が美しい人妻と出会ったことで遺産相続が絡んだ犯罪に巻き込まれていく。 ターナーさんが、デビュー作と思えないほどイイどこまでが本気でどこまでが嘘か、美しい悪女を官能的に見事に演じている。 カスダン監督も監督初心者と思えない。暗闇に浮かぶ白い服やテラス窓を破るシーンなんか非常に印象的。蒸し暑さや汗の感じが画面からストレートに伝わってくるのも見事。暑苦しい映画だ。 もう少し中盤以後ハートさん演じる弁護士をあせらせた方が盛り上がったとかもしれない。どギツイ描写とセリフに慣れた今の観客には物足りないかもしれないが、間違いなく80年代を代表する犯罪映画だと思う。オススメできる:ノワール好きの人、若いターナーさん(脱いでますよ)を観たい人オススメしない:夏場エアコンが無い、壊れている人
2011年02月01日
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私にできるのはこれくらい。で、過去記事再UP【以下は2007年7月13日初出の記事を加筆修正したものです】ちょっと気が早いが、夏はやっぱり海でしょう もうすぐ海の日、と言うわけで海の映画3連発まずコレ「サバイバル・アイランド Three(日本未公開)」(2005 英/ルクセンブルグ)監督:スチュワート・ラフィル出演:ケリー・ブルック ビリー・ゼイン 「どんな話?」 カリブ海で豪華クルーザーのバカンス中、火事で逃げ出したヒロインが流れ着いたのは無人島。まず船員そして夫も相次いで流れ着く。始めは強力していた3人だったがやがて仲たがいしていまい、さらには空腹に耐えかねたヒロインが船員に身体を許してしまう。嫉妬に狂った夫は… ケリー・ブルックさんに始まり、ケリー・ブルックさんで終わる彼女のための映画。船員と夫の生活力の違いが破滅につながっていくのだが、ブルックさんが船員と仲良くなっちゃうので夫が可哀そうと思ってたら大間違い。逆襲にでますヴードゥーじみたものも出てくるけど、関係あるの?ストーリーは微妙。ラストも少々中途半端な気がした。 それにしてもブルックさん、ナチュラル・グラマーで全編白ビキニ。豊満です オススメできる:ブルックさんのファン、お色気映画ファンオススメしない:それ以外の人 お次はコレ「イントゥ・ザ・ブルー Into The Blue」(2005 米) 『カリブの海に沈んでいた、欲望とロマン』 監督:ジョン・ストックウェル出演:ポール・ウォーカー ジェシカ・アルバ 「どんな話?」 主人公はバハマのダイビング・インストラクター。嵐の後、念願の沈没船を偶然見つけた彼はそれが伝説の宝船だと確信する。恋人と友人の4人で調べると、近くに麻薬密輸の貨物機が墜落・沈没していた。沈没船引き上げを邪魔されたくない彼らは、警察に届けないことに決める。しかし欲に目がくらんだものが… 人のドラマより海の青さ、砂の白さ、カリブ海の美しさを強調した海洋サスペンス。どろどろした欲望を感じるのは陸上や船内だけで、一度海に出るとそれらが薄れてしまうくらい美しい。主役の2人がスキン・ダイビングするようすはすごく気持ち良さそうストーリーはなんのヒネリも広がりもないこじんまりとした単純な勧善懲悪物語で、甘すぎるハッピーエンドで終わる。 主役の二人はダイビング経験者ということでほぼ自分で潜っているらしいが、特にウォーカーさんなんかはホントに上手で、見ていても息苦しさをまったく感じないくらいだ。 アルバさんはキュート。小っちゃいビキニではつらつしてます。可憐 オススメできる:ダイビングが好きな人、海が大好きカップルオススメしない:どちらかが海嫌いのカップル 最後は「イントゥ・ザ・ブルー」の元ネタ(?)「ザ・ディープ The Deep」(1977 米) 『謎のバミューダ海域に眠る巨万の富-知られざる深海にいま、未曾有の恐怖が襲いかかる! 』 監督:ピーター・イエーツ原作・脚本:ピーター・ベンチリー音楽:ジョン・バリー主題歌:ドナ・サマー出演:ジャクリーン・ビセット ニック・ノルティ ロバート・ショウ 「どんな話?」 バミューダへ新婚旅行に来たカップルがダイビング中に液体入りのアンプルと金貨を発見。それを知ったギャングがアンプルの引き上げを強制する。逃げ出した2人は沈没船に詳しい人物を尋ね、真相を知る。第2次対戦中に沈没した貨物船に積まれていたモルヒネだったのだ。はたして財宝とモルヒネの行方は… 「イントゥ・ザ・ブルー」より30年近く前の映画だとは思えない!撮影技術の進歩はあるが、映画自体はほとんど変わらない。小説「ジョーズ」の世界的大ヒットとその映画化がまたまた大ヒットし、人生の絶頂期にあったベンチリーさん原作の映画化第2弾。 名作「ジョーズ」に比べてごく普通の海洋冒険小説が原作だから、映画も制作費の割りにごく普通の仕上がり。それほどドキドキしないが最後まで観られるって感じかな。今でも変わらない「海洋冒険物ダイビング有り」映画の元祖と言えるかも オオジロザメの代わりにバラクーダ、大ウツボなのでそれなりのスケールだ。ショウさんがサメ漁師に続いて沈没船に詳しい胡散臭い男で登場してます。 ジャクリーン・ビセットさんはホントに綺麗。濡れたTシャツが物議を醸したらしい。妖艶 オススメできる:海洋冒険ダイビング有り映画ファン、海好きカップルオススメしない:海嫌いの人 最近は役者さんも身体を作るのが普通なんでしょうか?ウォーカーさんの締まった身体!アフリカ系の人たちも全員現実離れした身体でした。あんな人は周りにいないよ それと男性の方には、豊満、可憐、妖艶と各種そろえましたので、どうぞ しかしアレですね海の映画を観ても涼しくはないです気持ち良さそうだけどうらやましいだけさらにドキドキする場面があると、かえって暑くなる 納涼度:+α℃ 納涼失敗
2011年02月01日
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私にできるのはこれくらい。007シリーズは下記を参考にしていただくとして007/リビング・デイライツ(1987)007/美しき獲物たち(1985)007/オクトパシー(1983)007/ムーンレイカー(1979)007/黄金銃を持つ男(1974)007/ダイヤモンドは永遠に(1971)女王陛下の007(1969)007は二度死ぬ(1967)007/サンダーボール作戦(1965)007/ゴールドフィンガー(1964)007/ロシアより愛をこめて(1963)007/ドクター・ノオ(1962)とりあえず過去記事再UP【以下は2007年6月25日初出の記事を加筆修正したものです】ぶーんといきます80年代 … 特に理由も無く、この映画(^_^)b 「ハイ・ロード High Road to China」(1983 米)監督:ブライアン・G・ハットン制作総指揮:レイモンド・チョウ原作:ジョン・クリアリー音楽:ジョン・バリー出演:トム・セレック ベス・アームストロング ジャック・ウェストン航空冒険小説の傑作「高く危険な道」を映画化。当時人気絶頂で、忙しさのあまりインディー・ジョーンズのオファーを蹴ったトム・セレック主演の航空アクション映画。 「どんな話?」 時は1920年。大富豪の娘の許に、12日以内に父親が戻らなければ経営する会社がのっとられてしまうとの連絡がある。勝気な彼女は3年前から音信不通の父を自分で捜すためにパイロットと整備士を2機の飛行機ごと雇う。妨害をかいくぐりアフガニスタンに向かうが無事父親を見つけ出せるか? 男勝りな金持ちのじゃじゃ馬娘今は飲んだくれの元エースパイロットとその相棒プロペラ機で向かう先は最終的に中国途中は紛争地帯で頼れるものなしタイムリミットあり とお膳立ては揃っているので面白くならないわけが無い 給油で必ず降りなければならないので当然現地人も絡んでくる。きっとだましにかかってくるから気を付けないと。主人公2人は反発から信頼そしてロマンスへと発展するんじゃないの?父親には無事に会えるけど、なにか一ひねりありそう。 とまあこのくらいは誰でも予想するけど他にもなにかあるだろう … … うっそ~、全部的中~ しかもそれが全てだ~ そんな映画でした。まったく予想を裏切らない映画ってのも考え物。(^_^;)ただし飛行シーンは素晴らしい。一見の価値ありさて、ジョン・クリアリーの原作「高く危険な道」では雇うパイロットは2人、飛行機は3機。 なので三角関係あり、ライバル同士の意地の張り合いあり、友情あり、乗り越えるべき苦労もてんこ盛り。すごく面白い航空冒険小説なのでぜひ読んで欲しいこれが言いたかった。(^_^)b オススメできる:古い飛行機が好きな人、適度な冒険ラブロマンスを観たい人オススメしない:原作のファン、航空冒険小説が好きな人
2011年02月01日
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BBCによると映画音楽で有名な英国の作曲家、ジョン・バリーさんが30日、心臓発作のためNYでお亡くなりになられたようです。享年77歳。バリーさんと言えば007、007と言えばバリーさんなので007好きの私にとって残念でなりません。もちろん、007以外にも「野生のエルザ」(1966)や「真夜中のカーボーイ」(1970)、「ダンス・ウィズ・ウルブス」(1990)など手がけること多数、米アカデミー賞を4回、グラミー賞を1回受賞された名作曲家でした。ご冥福をお祈りします。
2011年02月01日
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