ジャン9072のブログ

2025.11.29
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英代さんは御殿場の神山から二人してここ草津に転園。転園をしたものの、ここにはカトリック教会はなかった。隔離された病者の最後の送り、葬儀は深刻な問題となる。だから誰もがどこかの宗教に属していた。カトリックに近い聖公会が当園にあるので、そこのミサに与っていた。
この心境心理は我々には理解できない。背に腹は代えられない現実がそこにはあった。
ある日(昭和31年春)、当園の看護婦からの放送で「カトリック信者さんがいたら知らせて下さい」と放送があり、三人が名乗り出たのである。
そこから楽泉園のカトリック信仰が始まった。
英代さんとのお付き合いは儀礼的以上ではなかった。なぜか? その辺のことは教会通いをしている人なら理解できるような低次元の理由で、非常に残念で不幸なことです。
そんな理由で、僕は意識的に疎遠をよそおった(これは教会の智恵である)。
彼女の手のある指が欠損している。
直接聞いた話しではないが、ある日うたた寝、火箸に手を入れて、痛みも臭いも病気で分からない。人に言われて気が付いた時は指は黒焦げに。皮膚も肉も焼けて骨が見えていたとか。それで、彼女自身でタチバサミで指の骨を切断したとか。
そんなことは慣れっこの話し。
この件は御殿場でも聞いた。叔母さんと慕う患者から聞いた話では、彼女は御殿場でも看護婦さんの手伝いで治療をやっていたので。
どだい、当時の療養所では満足な治療はなかった時代だから。
聖公会でミサに与り、やっと自分らの集まりが出来るようになった。まさに「昭和の信徒発見」ですね。
田名辺英代さんの執り成しを願いつつ





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最終更新日  2025.11.29 14:39:27
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