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朝は竹のこ採り、午後から研修、仕事、そして地震。ある意味充実した一日だった。帰宅して楽しみにしていたNHKsongs でのSuperflyライブを見ようとしたら、あれれ、予定通り始まんない。(*´∀`)でも予約録画していたから、あわてない、あわてない。翌日、つった足でテレビをパチ。昨日は身体と頭を使って足にきたみたい。ふふふふ・・・ふふふふなんていってるばあいか。最新アルバムBEAUTIFULいい曲だね。変わらないところがいい。songs の最後の曲が「マニュフェスト」志保が50歳になってこの曲を歌ってたらブルースになるかもね。本人がこの曲が原点というのもなっかせるね。ブルースはいつも時代から忘れられそうになっても、誰かが必ず新しいブルースの服を着てジョンリーの前に現れてくれる。
2015.05.31
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仕事の休み時間に四谷から新宿のタワーレコードへたまに遊びに行っている。そこで必ず仕入れるのが新しいブルースアルバム。今回、いいなあと思ったのがアナ・ポポ・ヴィッチ。最新アルバム『Blue Room』「Catfish・blues」渋いぜ。でもまあ衝撃を受けたのが、このジャケット。うーーううー・・・たまらん。おいらもストラトキャスターになりてぇぇぇ。ルックスもグッド。美脚です。もちろんブルースがんがんですよ。やっぱブルースって身体が震えてくるね。原爆落としたアメリカは嫌いだけどブルースを教えてくれた事には感謝。何回聴いてもブルースフィーリングに溢れたミュージシャンはいいねぇ。
2015.05.22
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ウイントン・マルサリス&エリック・クラプトンが共演した「プレイ・ザ・ブルース」を聴く。ジャズとブルース。親戚同士のような二人だからどういう料理をしているか楽しみにライブに耳をゆだねてみた。「おや、これは、スィング、それともニューオリンズジャズ・デキシーランド・ジャズ・・それともカントリー、んにゃブルースだ・・」まあいろんなリズムが聞こえてきた。共通するのは緊張感とか刺激は全くないけど、みんな楽しそうに演奏しているってこと。一曲目はルイ・アームストロングの「アイスクリーム」だね。バンジョーの音が聞こえるね。これは結構ご機嫌な曲だ。6回程聴いてよさがわかってきた。ん・・全部で10曲あるけど正直最後まで聴くのはちょっとしんどい。だから2回目以降は適当にチョイスして聴く。6.キッドマン・ブルース7.いとしのレイラさすがにこの曲はクラブトンがメインをとっている。「キッドマン・ブルース」のピアノがいい。Dan Nimmerって人がやっている。全く知らないんだけど後で調べてみよう。管楽器がとにかく響き渡る演奏が多いね。クラプトンって人はいつも思うんだけど、この人とやったら面白いなあってこちらが考える人と共演するのが上手いんだね。それでついつい聴いてしまう。「いとしのレイラ」間奏でクラプトンがギターを爪弾くシーンがあるけど凄くトーンが綺麗だね。次にマリサリス。これまた伸びやかなトランペットの音が響き渡る。若い頃吹いてた頃の超絶技巧がないのがちょっと物足りないけどなんだろう。昔の音を知っているだけにヤッパリ聴いてしまうんだね。
2012.12.08
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横田基地が在る福生にはブルースがよく似合います。以前お話していた福生ブルース・フェスティバルでのライブ楽しんできました。と言ってももうあれから2週間以上たちますね。今回一緒に楽しんだ仲間はココパパさんと石川酒造で仲良くなったMさんとその奥さん。何せ福生駅のすぐそばの西友の駐車場を借りて演奏するのでから、駅構内でもよくブルースが聞こえてきます。その日は快晴。最高のビール日和でもありました。用意してきたチェアに座って5時間のライブをずーーと楽しむ事が出来ました。つまみも西友で購入できるので安上がりです。あぶり焼きチキンがおいしゅうございました。それでは演奏者の一部をご紹介します。ベースの稲葉国光とサックスの石川です。二人合わせて160歳以上。長く続けるというのはこういうことか・・・ジャズ音楽に対する愛が溢れています。稲葉国光は白木秀雄クインテットで演奏。白木秀雄と一緒にやっていたわけですから日本のジャズ歴史の生き証人の一人でもあります。68年2月、菊地=日野クインテットに参加。日野クインテットではエレクトリック・ベースも弾いたそうです。68年7月にはサド~メルオーケストラにリチャード・デイビスのトラで代演。70年秋に日野クインテットを退団後は、石川晶のフリーダム・ユニテイ、鈴木宏昌トリオ、山本剛トリオその他多くのコンボでライブハウス、スタジオ、コンサートで大活躍しました。山本剛トリオでは79年7月モントルージャズ・フエステイバルに出演しました。実況ロン・カータ、リチャード・デイビスを尊敬。趣味つり。趣味がいいですね。今回一番聞きたかったのがブルース・シスターズです。なんか他人のようなしません(笑)千葉県出身の姉妹2人組みによるユニットです。まだ21歳というフレッシュなブルースウーマンです。若いって言うはいいですね。理屈なしにいいです。ジョンリー・フッカーをリスペクトしているというのも「キャー」って感じです。お姉さんの名前は大久保初夏(オオクボ・ショカ)といいます。両親が二人の名前をつけた由来を思わず聞きたくなってしまいます。ミニスカートでギターを弾いているのも「ドキッ」とします。長くストレートに伸びた黒髪もええんですわ。日比谷ブルース・フェスティバル常連のギタリスト、マキちゃんと一緒にやったら「くうう」ってなもんでしょ。ギターは躍動感があり上手いです。歌声も伸びがありシャウトすると黒くて「おおおーブルースやっぱええなあ」って快感に浸ることが出来ます。この辺で興に乗ってキコさんにも来て貰いたくなって電話しちゃいました。ブルース・シスターズの妹大久保紅葉(オオクボ・モミジ)です。ネエチャンに触発されてブルース・ハープを習得したそうです。ブルースハープは心の中にあるハートを「ブワー」と吐き出します。ジョンリーはブルース・ハープが大好きで、ロックアルバムの中にブルース・ハープが演奏されていると、柳に飛びつくカエルのようになってしまいます。話はちょっとそれますがストーンズのミックがブルース・ハープを演奏しているアルバムはしびれます。桑田のアルバムにも同じ事が言えます。心の琴線を刺激するんですね。演奏が終わった後二人に会う事が出来、話もする事が出来ました。持ってきた山本おさむの漫画「HEY!!BLUES MAN」の表紙の裏にサインしてもらいました。「ウッフッフ」メンフィス・レコーディングでのデビュー・アルバムも購入。勿論サインもしてもらいました。いい気分です。このアルバムはライブでも演奏していたロバート・ジョンソンの「STOP Breaking down blues」も入っていました。Now, I give my baby, now, the ninety-nine degree, she jumped up and throwed a pistol down on me ちゅうトンでもない歌詞です。ブルース中のブルース曲でもあります。ブルース・ハープと言えばKOTEZです。KOTEZ&YANCYのアルバムは持っているのですがライブでちゃんと聞いたのは初めてでした。声のトーンが高いのにはびっくり。雰囲気はブルース・ブラザーズの弟、ダン・エイクロイドです。あの足の動かし方までそっくり真似ていました。ムッシュかまやつ、LEYONA、鮎川誠、近藤房之助、山岸潤史などゲストを迎えたコラボレーション活動もある根っからのブルースマンです。琵琶湖の近く滋賀県に住んでいるMarty Bracy、ドラマーと写真もバッチリ撮らして貰いました。いい感じでしょ。トルコとは又違う顔です。後半はみんなでステージの前で踊りまくりました。気分は天気と同じで快晴でしたね。最後は演奏者が記念写真。たくさん、たくさん紹介したい人いますが今日はここまでです。最後にこのフェスティバルはチャリティコンサートです。NPO法人「海外に車を送る会」に寄付されます。音楽の町福生映画の町あきる野自然に取り囲まれた多摩地区自然と融合した町にリスペクト!!!「来年はもっと仲間を増やしたいなあ」なんて思っています。とにかく楽しいですよーー
2012.11.17
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明日から、かあちゃんとトルコへ8日間旅行に行ってきます。以前勤めていた会社から、「25年勤務ご苦労さん」と頂いたお金と退職金を使って地中海と遺跡見学をしてきます。「なぜトルコなの」今回はかあちゃんの方がその願望が強かったので、まあ本当にサイト・スイーングです。新婚旅行はバックパッキングだったのすが、今回は普通の旅行用の外側がかたーいバックです。海外で自費を使っての旅行はインドと中国以来です。本年度最後の自分投資となります。まあ、かあちゃんとご苦労様ってなもんですが(笑)個人的にはトルコの図書館と生鮮食料品市場を見たいととう願望があるのですが・・・パッキングされているのではて・・・どうなるのでしょうか。鳩バスみたいなもんなので・・・キノコのように好きな物を狙って歩けると良いのですが・・まあ、それは現地についてから考えることにします。日本へ戻るのは11月1日となります。その日は司書資格の結果がわかる日でもあり少しだけワクワクしています。さてもう一つのお知らせです。11月4日(日)3,500円 10:30~15:30福生の駅前で福生ブルースフェスティバルが今年も開催されます。福生ブルースフェスティバル2012福生ブルースフェスティバル2012HPです。ブルースハープのコテツが出ます。Respectという若い女グループの演奏をホームページから探し聴いたのですが「フーチークーチーマン」をいい感じで弾いており期待が持てます。今回はBLUES SISTERS での出演となります。。一挙に時代が1968年にフィード・バックされた趣があります。テクニックも素晴らしいです。スーパーフライとは違った黒さがあります。今回個人的には目玉だと思います。ブルース・ブラザーズの映画でジョンリー・フッカーの演奏見てはまったというのも運命的なものを感じます。で、その日遊んでくれる方を募集します。1日以降は東京に戻っていますので興味ある方は連絡頂けると嬉しいです。まったりとブルースに浸るのもいいもんです。ビールで乾杯したいです。
2012.10.24
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安富祖貴子は魂を感じるボーカリストです。Japan Blues & Soul Carnival 2012 にてギタリストのマキちゃんと共演します。実に楽しみです。ファーストは実に黒いです。沖縄の歌手は本土には感じられない、重くて、ちょっとだけ暗くて、ソウルフルなパワーがあります。一曲目のワーク・ソングでやられます。安富祖貴子の最新アルバムはブルースです。「やられたな」6曲目までブルースで突進しています。いつか彼女、ブルースを歌うんじゃないかと思っていましたがやってくれました。ビリー・ホリディの匂いも感じられます。ファースト同様、イタリアンローストのように深みがあります。バックも素晴らしいなぁ。
2012.05.04
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チェスレコードを支えたWillie DixonJasmine・Karaのアルバムに Willie Dixon の曲が入っていて嬉しくなったという話は昨日したのだが、ブルースはいいぜ。ハートにビンビンくるビートとシャウト。消費税、AIJの件、金にまつわる件でムカツクことは多いけど音楽を聴くと安らぐ。 長年の愛聴版。マディもウルフもDixonの曲がなかったらつまんなかったろう。題名がI Am The Blues。 なんてカッコいいんだろう。
2012.03.31
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ブルースの話をするのはとっても久しぶりな気がします。ブルースを聞くたびに思うのは、やっぱおいらの音楽の原点はココだと思うことです。B・Bキングのルシールにゆだねながら、リズムに身体を揺らすと少々弱った身体に気力が満ちてくるのがわかります。B・Bキング聴きながら作った詩があります。こんな感じです。B・Bキングにささげる目覚めるとB・B・KINGが「エブリディ・アイ・ハブ・ザ・ブルース」をしゃがり声で歌っていた。聴くということは時間を食べるということ。時間は無限だが命あるものにとってはいずれ無となる。アインシュタインおじさんはE=mc²なんて公式を考え光速度不変を提唱したけどどうあがいても、時間=命はいずれ無に帰する。ちょっと昔は土に帰したのだけど今はただの灰。灰は灰であり魂はどこに行くのだろうか?B・B・KINGが「スリー・オクロック・ブルース」を歌っている。歌は悲しい時でも、楽しい時でも過去から現在までを飛び越える。ルシールギターが透明な音を叩きだす。瞬間聴くものはこぶしを振り上げる。マグマのような赤。どろどろだが跡形も残らない赤。こぶしを振り上げたその先にある赤。「オーイェィ」眩しいばかりのライトその先にはこれから始まるショーへの期待と興奮が静かに魂のぬくもりを発散しながら時間をゆっくりと食べている。生きているということは時間を食べること。やがてショーは終わり人はそれぞれの道を通り家路に着く。時間とともに誰にも等しく明日がやってくる。目覚めればB・B・KINGが「レット・ザ・グッド・タイム・ロール」を歌っている。「坊や、素敵な時間を使いなよ」とでもいいたげに
2009.05.23
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ブルースはライブに限る!朝の一発目はこれ!ダイアルトーン・オールスターズのライブ!ピアノがサックスがブルース・ハープがギターがドラムがはじける。オレンジ・ジェフースンのブルース・ハープがまったりとしていてええなあ。花粉で鼻はジュル午後は秋川の下流が解禁。一応用意はしたんだけど・・やっぱ花粉が怖いなぁ・・テキサス・・というかアメリカにも花粉はあるんだろうか?
2009.03.08
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この刺激的なタイトルが目に付き宇崎竜童の2枚組みのアルバムを聴いてみた。「ブルースで死にな」この曲は原田芳雄に捧げたブルースである。 宇崎と阿木耀子のコンビが書いた曲はやっぱいいなぁ。2008年10月1日発売。そして初めて聴いたのが2009年2月11日。地に足が付いたと言うのか・・どっしりとした幹の太さのようなものを感じる。推奨曲がたくさんありすぎて困っちゃう。それほど中身が濃い。DTBWB~山口百恵の楽曲~ソロどの時代の竜童も好きだったけどココでブルースで一挙に行っちゃうとは・・感無量。例えば、横浜ホンキートンク・ブルース (3:18) 作詞: 藤竜也、作曲: エディ藩、編曲: 横田明紀男 石黒ケイ、松田優作、原田芳雄、和田静男等数々のアーティストが歌ったカバーもやっている。「革ジャンはおってホロホロとバーボン片手に千鳥足 ニューグランドホテルの灯りが滲む おいらセンチメンタル ホンキートンク・ブルース♪」思い起こせばこの歌でフローズン・ダイキリってカクテルの味覚えたんだもんな。竜童の歌は決してうまいとは思えないんだけどハートがある。そして歌ってそいつが一番重要なんだと思えるね。
2009.02.11
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山中湖はワカサギが入れ食い。湘南はライトウィリーで小型のイシダイが釣れている。桂川ではヤマメが・・・・そーんな情報は入っているんだけど・・・やっぱ花粉を大量に吸い込むのが怖くて・・・冬眠状態が続いています。スギ花粉のピークは過ぎた感じがしているので嬉しいこの頃でありますが・・・アニーが散歩から帰ってぶるぶるをすると・・なんか鼻がむずがゆくなるような・・・気のせいだと思うのですが・・・やっぱ外には悪魔がぁ・・・全く軟弱な鼻であります。朝ちょこっと秘密の蕨畑を覗いてこようと思ってますが・・あるのかなぁ。さて、先日はベースの音で書きましたので今日はアコースティックの音であります。アコギといえばやっぱブルースです。ライトニン・ホプキンスはその中でも、大好きな一人です。ホプキンスのギターの特徴は間です。間がとってもかっこいいのです。黒いサングラスをかけてちょっと斜に構えてアコギを弾きながら歌うライトニン・・千両役者です。ブルースにはまるきっかけになった一人としてライトニンの存在はやっぱ大きいのであります。有名な「モージョ・ハンド」はエレクトリックですが上記アルバム以外でも楽天様もよーくご存知の売れ筋アルバムです。駄作がありませんのでどれをとっても満足して聴けます。ジョンリーはもともとロックから洋楽にはまりました。ブルースにのめりこむようになったのはずーと後です。チェスとかPヴァインのアルバムを専門に聞くようになったのは40代に入った頃であります。ライトニンはまさにその頃であります。というのもブルースはどのCD屋さんにいっても狭い一角に見捨てられたようにちんまりと居場所を作っていてブースのメインデイッシュになった事など無く・・・要するに圧倒的にその手のCDが置いていないのであります。当然聴く機会に恵まれる事も無く今に至ってしまったわけです。2003年スコセッシ監修で7本のブルース映画が世に出たときは小躍りしました。いまや名監督となりましたクリント・イーストウッドもピアノ編で映画を撮りました。ブルースは死んだといわれながらも、しっかり生き続けておりました。そして今・・再び沈黙しております。静かにその時を待っている感じです。又サントリーの洋酒CMでブルースを流してくれないかと思う今日この頃であります。今年の日比谷のブルース&ソウルカーニバルには誰が来日するのでしょうか。楽しみなこってす。先日ゴスペル畑から成長した青山テルマのことを書きましたが日本人のブルース女性歌手といえば長見順あたりでしょうか。八代あきの、舟唄~I Love Rock'n Rollを演奏する姿は確かに感じるものがありました。おっと・・・アコースティックギターの音色から少し話がずれてきました。そういえば内田勘太郎も元気でやっている事でしょうね。今日は雨が降るといったのになんか晴れてきました。今日の昼食は大勝軒にしようと考え中であります。
2008.03.30
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今日の朝の一番はこれだ。突然クリームが聴きたくなった。3. Train Time - 6:52、4.Toad - 15:53は。ブルースハープとドラムがとにかく聞かせる。クラプトンだけが前面に出なくてジャックとジンジャーがソロに近い形で演奏しているのが実に小気味いいのだ。クリームって楽曲によると古さを感じる時があるんだけどジョンリーは3. Train Time を聴くと心が躍るね。ブルースハープはやっぱパワーがある。お次がこれハービー・ハンコックの「ポシビリティーズ」コラボレーションナンバー。レオン・ラッセルの「ア・ソング・フォー・ユー」をアギレラが熱唱している。実に黒い。いいねぇ。この黒さ。ハービーのアルバムってどっちかというと失望する時の方が多いんだけどこの人裏方に回った方がいい味出す感じ。ジョンリーにとっては「フィチャー・ショック」以降は失望の連続だった。でもこのアルバムはハンコックのピアノが本来のジャズのいい面を引き出している。ビリー・ホリディの暗い、暗いナンバー「ドント・エクスプレイン」をダミアンライス&リサ・ハニガンが更に暗く歌っている。これだけ憂鬱に歌うと・・・うーん、それはそれで感じるね。そして一番のお気に入りはやっぱジョニー・ラング&ジョス・ストーンの歌う「ラブ・カムズ・トゥ・タウン」かな。やっぱブルースギタリストのジョニーがやるナンバーいいね。U2もこんな風に歌ってくれると喜ぶと思うよ。この曲はB・Bキングもそういえば歌っていたね。それにしてもジョスの伸びる声はいいね。ハンコックのピアノもブルースしているし、最後のリラックスした雰囲気で終わるのもまたいいもんだ。そしてとどめがこれだ。シャルル・ミュンシェの「幻想交響曲」ベルリオーズの最高傑作。ジョンリーはこの曲を手塚治虫の作品で知った。なんとも聴くものを夢心地にさせる作品だ。そしてなんといってもメロディがわかりやすい。この作品はロックでもやれると思う。なんからりってる感じの盛り上がりがロックを感じさせてしまう。これらのナンバーをDVDの機械でホームシアターの機材を使って聴くと凄い臨場感が出るんだね。日曜日の朝の一時。煎りたてのコーヒー飲みながらどっぷりと音楽に浸かる。さて・・今日は高橋尚子を見るか・・・それとも秋川の鱒釣りに行くか・・・花粉まみれになるか・・・うーんん。迷っている。
2008.03.09
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マディ・ウォーターとジョニー・ウィンターとジェイムス・コットンがジョイントしたライブアルバム。曲目もベストチョイス。1曲目からブラック・キャット・ボーン/ダスト・マイ・ブルームこれ乗れます。
2007.08.04
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おはようございます。さて、今日は暇だから朝からジャパン・ブルース&ソウル・カーニバルの文献を読みあさっている。ほんとに息の長いブルースコンサートなんだね。ある意味これがブルースの持つ魅力であり継続の意味の持つ重要性を具現化したライブフェスティバルだと思う。そして来日アーティストの豊富さ。ブルースはサンハウスが言ってたけど音楽の大地なんだね。おいらはブルースに出会わなかったら音楽にこれほどのめりこまなかったと思うね。ブルースはいつの時代を経ても演奏者は変わっていくけど、音楽の持つ普遍性を一番表現できるビートを持っていると思う。それは魂をわしずかみにするって事だ。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ジャパン・ブルース&ソウル・カーニバル(Japan Blues & Soul Carnival)とは、1986年に始まった日本では最も息の長いブルース・フェスティバル。東京では日比谷野外音楽堂などで開催され、例年全国各地の公演も組まれている。ジャパン・ブルース・カーニバルとしてスタートしたが、2006年、音楽性の幅を持たせる意味で現在の名前に変更された。主催は、M&Iカンパニー。第4回目から5月末ごろの開催が定着していたが、改名とともにスタート当初の7月開催に戻った。同カーニバルで来日した主なアーティストは、バディ・ガイ、オーティス・ラッシュ、アルバート・コリンズ、B.B.キング、ルーファス・トーマス、クラレンス"ゲイトマウス"ブラウン、ドクター・ジョン、アール・キング&ジョニー・アダムス、アルバート・キング、オーティス・クレイなど。1996年には、同カーニバルで来日したジョニー“ギター”ワトソンが、横浜のブルースカフェでの単独公演中に心筋梗塞で倒れ、そのまま他界するという事件があった。また2003年には、ヘッドライナーとして組まれたアイク・ターナーが入国時に麻薬関連の前科を問題にされ、入国を拒否されてしまった。問題にされた容疑は1980年代のもので、1990年代に一度来日した実績もあることから、ファンの間から入国管理局の対応に疑問の声があがった。カーニバルでは、アイクのバンド、キングス・オブ・リズムが主なきまま熱演し、サニー・ランドレスとの競演もみせて喝采を浴びた。以下日付は、日比谷野外音楽堂のもの。この他、例年、地方公演、単独公演が組まれている。第22回(2007年)日程:7月22日(日)ココ・テイラー ローリー・ベル 吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ マダムギター長見順 司会後藤ゆうぞう カメリアマキ 石田雄一 後藤ゆうぞうは、自称「日本で唯一のブルース司会者」として、第1回から現在に至るまで司会を務めている。毎年彼がハープの吹き語りで歌う「主催者からのお知らせブルース」(注意事項をブルースに乗せて歌う)や、ブルースクイズ・コーナーは、カーニバルの名物となっている。石田雄一は、第2回目から数年、後藤の相方を務めた。現在は、カメリアマキが相方を務めている。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は便利だね。これだけの文章書こうと思ったら色んな文献かき集めて大量の時間を消費しなきゃなんねえのだけと、コピーであっというまに言いたい事の基本部分が終了しちゃうからほんとに便利だ。今日は台風のため家でごろごろスタート。普段なら脱兎の如く川に向っているからね。川を見てきたが多摩川もドロ濁り。見事にミルクコーヒー色になっちゃっている。まあそんなわけで完全にあきらめもついた。ジャパン・ブルース&ソウル・カーニバル2007の話に戻そう。日比谷野オンでやるこのカーニバルは本当に楽しいんだね。司会の後藤ゆうぞうさんの魅力も大きいね。ゆうぞうさんの吹くハープも絶品だよ。アシストのカメリアマキちゃんも凄腕の女性ギタリスト。身長も高いのでギターがはえるんだね。勿論スタイルも抜群。この人に会いたいというファンも多いんだよね。まあ、おいらもその一人。今回の目玉はなんと言ってもココ・ティラー。チェスの生き残りのクイーン・オ・ブルース。来歴メンフィスの小作人の家庭に生まれたココは、幼い頃に母親を亡くし父親に育てられた。農場の手伝いをしながら教会に通いゴスペルを歌うようになった。1953年にトラック運転手のロバート・“ポップス”テイラーと結婚し、仕事を求めてシカゴに移住した。メイドの仕事をしながらクラブで歌手として活動するようになっていく。1962年、ココはベーシスト、プロデューサーとして著名なウィリー・ディクソンと出会い、翌1963年、彼のプロデュースによりUSAレーベルからシングル"Honky Tonky"をリリース。その翌年には、彼の紹介で名門チェスと契約し、"Wang Dang Doodle"をリリースする。この曲はR&Bチャート4位を記録する大ヒットとなり、彼女の代表曲として定着した。このヒットのおかげでココの仕事は劇的に増え、夫のポップスは彼女の専属マネージャーとして活動するようになる。1975年にチェスが倒産するまでにココは、2枚のアルバムをリリースした。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2003、ブルース・ブラザーズに出ていたおばちゃんと言ったほうがわかりやすいかも知れないね。「Wang Dang Doodle」はポインター・シスターズも歌ったので現在はそちらの方で知っている方の方が多いかも知れない。乗りの良いアップテンポなビートに乗せてココがシャウトシマくる。ああ、本当に楽しみだ。最後に長見順とカメリアマキちゃんが競演してくれたら感涙ものだね。ブルースって「期待」させてくれる明日を持っている。来週も見たいって思わせる良質なドラマのようにその期待とかわくわく感がゾクゾクさせるんだ。
2007.07.15
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ドクター悠々さんよりキリバン踏んだと言う事で嬉しいプレゼントをいただいた。それがこのアルバム。おそらく知っている人は皆無かも知れません。おいらもまったく知りませんでした。聴いた瞬間ぶっとんじまいましたね。「ジャパニーズ・ブルースいいじゃあないか」とにかくはまる音と詩なのです。おいらにとっては新井英一の「清河への道」と同じく宝物を「拾得」した感じです。このアルバムも 「拾得」っていうタイトルなんですね。シンさんの歌声と仲さんのギターのかけあいが素晴らしい。ドクタ-悠々さんの山本シンさんに関するブログを何度も読ませていただいたのですが電波にはのっていないとの事です。したがってCDも入手しずらいとの事です。でもはっきり言います。勿体無い。このアルバムを埋もらせておくのは勿体無い。http://plaza.rakuten.co.jp/manbou007/diary/200704190000/#200705181750407957入手方法が書いてありますので興味のある方は読んで見てください。曲は1ブーツには青いペンキの汚れ2逃げ出さないで3見上げた空4月5惨めな奇跡6BABY7ヨコスカ・ブルース8逃げ出さないで9レクイエム10嘘の上手な正直者2逃げ出さないで ブルースハープが痺れます。7ヨコスカブルース長谷川きよしのライブでこの曲聴いたとき目頭が熱くなりました。シンプルな詩なのですが心にびんびん響きます。名曲中の名曲です。ドクター悠々さん本当にありがとうございます。音楽での感激は心を豊かにさせてくれます。棺おけに持って行きたいアルバムです。
2007.05.19
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新井英一の最高傑作。何度聴いても地から湧きあがるようなパワーを投げつけられる。160キロのストレートが魂に飛び込んでくる。巷にはクソみたいな毒にも薬にもなんないような音楽が商業的に流れているけどまあ・・・知らなければ・・しょうがない事なんだけどね。いつも思うんだけどそれが洗脳の近道。・・ここから過激に書くかどうかが分かれ目だね。頭脳警察とは違った角度で大地に根が生えたようなアルバムです。これは人間の条件のようなブルースです。
2007.05.19
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上田正樹&有山淳司「ぼちぼちいこか」を聴きながら「ジャパニーズ・ブルースええなー」オンザ・ロックでも飲みながら大阪弁の洪水のようなブルース聴いているとしみじみこの頃の音と詩ってええなーって思っちゃう。どこかあったかくってうきうきする曲。このアルバムの写真掲載しようと思ったけどネット内にないんだよね。うーん、残念。「買い物にでもいきまへんか」って曲が流れているとかあちゃん「いきまへん・・・」って歌い返してきたぞ。やるなあ。思わず拍手してしまった。
2007.05.18
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とっても月並みなアルバムなんだけど、時々無性に(10)愛の経験を聴きたくなる。フレディ・キングの名曲だよね。「レイラ」が一人歩きしているけど飽きがこないという点ではやっぱ(10)愛の経験だね。答えがわかってるような曲が揃っているんだけどなんとなく聴いちゃうんだね。この話題とは関係ないけどアカデミー賞監督賞 マーティン・スコセツシュこれは嬉しかったね。ついに、ついに取ったね。思えば「タクシー・ドライバー」の衝撃よみがえったね。
2007.02.26
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この人がこんなスライドギターひっげなかったら今のロックがあったのだろうか?チャック・べリーの方向とは対極にある「どろんどろん」のギター改めて極上のブラックコーヒー飲んだ気分にさせてくれるね。最近あんまし受けないけど味はキリマンジャロ♪コーヒーはブラックに限る。ブラックパワーはほんま凄いね。カンタロウもピーター・グリーンもハウンド・ドッグ・ティラーもオールマンもみーんなエルモアにしびれて、感電して・・・流れ流れて・・おいらの喉元に突き刺さった。このアルバムはベストにして最上の曲が入っているね。当時はアンプもちゃちかったのだろうけど、電気を通したギターの凄みってアンプだけじゃないよね。エフェクターだけではないよね。なーーんというのか空の広さというのか普遍的な・・時間に抹殺されないギターの輝きをエルモアのギターから感じるね。
2007.02.24
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池田理代子「エロイカ」読みながら電車でスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブルトラブル/ライヴ・アライヴ をきいちょりました。やっぱスカッとしますね。取り立てて変化のない毎日でありますが電車はいつもごったがえしています。東京都心にいると自分という存在が薄く感じます。まあ都会というのはそこがいい点でもあるのですが・・・テレビでワンセグ狂ったように宣伝してますがまだ見ている人あんまし見かけませんね。どんどん便利な世の中になってきます。ただしネットの衝撃以降目だった文化の革命はみられていない気もします。ネットも好きですがおいら活字を紙で読むのも大好きなのです。「エロイカ」ナポレオンの話ですが読み応えありますね。思うに池田理代子さんて相当頭の切れる人ですね。とにかく構成力が半端じゃなく上手い。女性漫画家ではこの人と山岸りょう子と高橋留美子が今でもおいらの愛読書です。どろどろさがたまんないですね。
2007.02.22
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ピアノとギターだけの極上のブルース。ロック・ウッドのギターってジャズのセンスもたっぷり入っていてお洒落なんだよなぁ。ここの所クラシックと交互にブルースを聴いているんだ。かみ締めるほどにいい味の出るアルバム。残念ながらこのアルバム品切れみたいだけど、スパンのブギピアノは鍵盤の叩きが強くってなんとも頼もしい限り。ハルキの「ノルウェイの森」で死後30年経った人の曲しか聴かないって話の箇所あるんだけど同感だね。正直いって誰でも知っているアルバムではないけどブルースってこういう深みもあるんだって感じさせるアレンジ。昨日レ・フレールがNHKでクラッシックピアノ特集で出ていたけどスパンのブギにつながったね。
2007.02.20
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クールなギターワークながらブルースのエモーショナルを堪能させてくれるギタリスト。ブルースの古典(8)キー・トゥ・ザ・ハイウェイいいねえスローブルースは聴かせてくれる。ピアノとのかけあいが見事。初のリーダーアルバムってのがホント?と思わせるくらい貫禄あるためのギターワーク。日比谷ブルースカーニバルでラッシュのバックで演奏していたけど実質主役だったあの雄姿がまぶたに残っている。名曲に名ギタリストの影あり。
2007.02.17
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大阪の第三ビルの地下を歩くと中古CD屋さんがあちこちにあるんだ。おいらはこの辺の通りを歩くのが結構好き。金券ショップもたくさんあるのでこちらもよく覗くんだ。タイトル通りこのアルバム実はとっても欲しかったアルバム。探して見るもんだね。輸入盤だけどあったんだよ。超うれしいいいい♪シュガー・ブルーストーンズの「ミス・ユー」でブルースハープ吹いていたハーピスト。今ようやく彼のブルースハープ聴けてんだけど、想像以上に心地良いね。 03: ミス・ユー R&Bの醍醐味。思わず身体が動いちゃうね。曲もいいし超絶的なブルースハープの音色にうっとりしてしまうよ。
2007.02.17
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ストーンズの「マニュシュ・ボーイ」聴いていたらディドリーの本家本元を聴きたくなってほんま1年ぶりくらいにMDに落としてウォークマンで聴いた。今日は中央線が人身事故あって結構午前中に仕事上の人と会う約束になっていたので往生したのだけど何とか無事乗り越えられたのでほっとしたね。いらいら抑えるのにディドリーの曲役にたったね。で、ディドリー。この人の曲調は全てアフリカの土人の歌のように「ドンドコドコ・・」まあそれが結構楽しく腹に染み渡るんだね。アフェリエイトで探したんだけどディドリーのアルバムこれ1枚だけだった。他にも一杯名曲あるんで興味もった方はレンタル屋で借りて聴いて見て頂戴。ウィリー・コブスの「ユー・ドント・ラブ・ミー」なんてのもブルースハープいい感じだよ。こちらはヘンドリックスの「マニッシュ・ボーイ」が収録されているよ。長年の愛聴盤。こちらはディドリーの曲だけでなくどの曲も最高なんだけど今日は「マニッシュ・ボーイ」のみ聴いていた。ディドリーって人がいて後バデイ・ホーリーなんて人が継承してチャックとは又違った角度からロックン・ロールが変化していった感じがあるんだけど、音楽はやっぱりビートとメロディに尽きるね。
2007.02.09
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ありきたりだけどおいらはストーンズのアルバムでは「ラブ・ユー・ライブ」が一番好きです。特に「マニッシュ・ボーイ」マディに憧れて、憧れて到達点に近づいた、いや超えた感のあるこのミックの声が実にいいのです。ストーンズにカリスマを感じたのはこの頃かも知れません。今のストーンズも勿論悪くはないのですがカリスマ性はもはや感じません。だからどうしてもこの頃のアルバムに一番愛着を感じてしまうのです。曲はウイリー・ディクスンですがハウリン・ウルフが歌った「リトル・レッド・スター」こちらも最高の演奏をしていると思います。おいらはこういったラフな演奏が大好きです。ブルースハープとスライドギターの絡みがたまらないです。
2007.02.06
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本が「買って」っていっていた。衝動買い。実はこの漫画武蔵村山にある巨大モール「ダイヤモンド・シティ・ミュー」にいったときヴィレッジ・ヴァンガードにおいてあった。何せ漫画の中にロバート・ジョンソンとボニー&クライドが出てくるのである。勿論ブルースの塊である巨大なクロスロード伝説となったロバート・ジョンソンの事もたっぷり書かれている。内容は・・・ふふ・・面白いんだ。これが。平本アキラの漫画を読むのははじめてだけど引き込まれてしまったね。・・で漫画はこんな表紙。今の所3巻まで。話はまだ続いているのだけど、ブルースに興味がある人には必読漫画だね。この漫画を読んだ後ロバート・ジョンソン聴きまくっているんだけど「ミー&デビル・ブルース」聴いた瞬間「ゾク」ってきたね。たった29曲しか世の中に残さなかったんだけどこの29曲がなかったら「ロック」は世の中に存在しなかった。大袈裟に聞こえるかも知れないけど、それほど凄い曲ばっかだよ。録音は当然古くて音も悪いのだけどなんていうのかな。30回くらい聴いていると物凄いメロディの中に隠された魂の震えというのかな。それも墓場から出来たような魂。ちょっと恐さも感じる魂の言霊なんだ。誰も相手にしていないといった感じすらする声なんだ。
2007.01.10
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1990年5月25日、カリフォルニアのサン・クエンティン刑務所で行われた慰問ライヴ。十八番を含む全13曲収録。1990年度グラミー賞ベスト・トラディショナル・ブルース・レコーディング受賞。(1990年作品) 目覚めるとB・B・KINGが「エブリディ・アイ・ハブ・ザ・ブルース」をしゃがり声で歌っていた。聴くということは時間を食べるという事だ。時間は無限だが命あるものにとってはいずれ無となる。アインシュタインおじさんはE=mc²なんて公式を考え光速度不変を提唱したけどやっぱり時間=命はいずれ無に帰する。ちょっと昔は土に帰したのだけど今はただの灰。灰は灰であり魂はどこに行くのだろうか?B・B・KINGが「スリー・オクロック・ブルース」を歌っている。歌は悲しい時でも、楽しい時でも過去から現在までを飛び越える。ルシールギターが透明な音を叩きだす。瞬間聴くものは感動しこぶしを振り上げる。マグマのような赤。どろどろだが跡形も残らない赤。こぶしを振り上げたその先にある赤。「オーイェィ」眩しいばかりのライトその先にはこれから始まるショーへの期待と興奮が静かに魂のぬくもりを発散しながら時間をゆっくりと食べている。生きているということは時間を食べる事。やがてショーは終わり人はそれぞれの道を通り家路に着く。そして時間とともに等しく明日がやってくる。目覚めればB・B・KINGが「レット・ザ・グッド・タイム・ロール」を歌っている。「坊や、素敵な時間を使いなよ」とでもいいたげにさ。
2006.12.23
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おいらの尊敬するブルースシンガー勝手に名前を拝借させてもらったジョン・リー・フッカー一度お聴きあれ。http://www.youtube.com/watch?v=3LOPhkSoEV8「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」ブルースの宝といえるこの曲。いいねぇ。
2006.12.09
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アレサ・フランクリンがコロンビア時代に歌った「マディ・ウォーター」聴いていたら無性にマディ・ウォーターズそのものを聴きたくなった。アフェリエイトで探してみるとブルースの重鎮であるだけに様々なアルバムが登場していた。まだまだ物足らない感じはするもののこの楽天アフェリエイトは「売れていないものは出さない!」主義ってな所があるので、それなりに売れていると言う事なのだろう。ミュージック・マガジン1980年版読んでいたら、全く偶然ではあるけれど日暮康文の「蒸留水になってしまった、泥水」と言う皮肉なタイトルでマディ来日公演の事が雑感として書かれていた。面白いなあと思ったのが入国手続きをしている最中、もう一人の図体のでかい男が出てきたというくだり。何とプロレスラーのブッチャー。ブッチャーはマディの事を知っていた。しかし当時の事を思い出してもマディよりブッチャーの方が日本人には知名度としてははるかに上であった。記憶の隅を辿るしかないけど確かボクシングのアリがキンシャサの奇跡を起こすあの試合の3日前後、舞台を盛り上げるためB・Bキング、ジェイムス・ブラウンが出演していたな。格闘技と音楽との関係は今では珍しくもなんともなくなったけど、当時のドキュメンタリーを見たおいらはとっても新鮮な感じを受けた。まあ、その時マディの来日はブツチャーのバックを勤めると言う事では全くなかったのだけどショー的要素を強く感じる黒人二人が同じ税関をくぐり抜けていたと言うのは何か偶然としても面白いなと思った。このアルバムはデルタ・シカゴ・ブルースの立役者であるマディの曲を知る上で入門書のようなアルバム。「アイム・レデイ」と言った曲を完璧なシカゴ・ブルース・バントとして演奏していた頃の名曲がずらりと並んでいる。これはマディのライブアルバム。ブルース・ロックといったほうがいいのかな。当時はツェッペリンがブルース・ロックを画期的な方法で解剖して自分たちの独自の手法で演奏していた頃だった。そのためかマディの演奏方法もロック色の強いライブとなっている。思うにこの頃までがマディの全盛ではなかったのだろうか。ジャケットがないのが残念だけど「ファーザーズ・アンド・サンズ」と言うアルバム。小泉チルドレンじゃあないけどマディチルドレンと呼ばれたポール・バター・フィールドやマイク・ブルーム・フィールド等の白人ブルース・バンドがマディと一緒に演奏したアルバム。ポールのブルースハープは神がかっていると思うね。白人とコラボレイとしたアルバムでは10傑にはいるアルバムだと思う。「ガッタ・マイ・モージョー・ウォーキング」のライブは神がかっていると思う。この曲を聴くためにだけ購入しても損はないと思う。まさに王様の曲。そしてこちらは動くマディ。DVDの普及によって画像がとにかく鮮明。このDVDはとにかく素晴らしい。ブルースを全く聴いた事がない人でも琴線に触れる演奏の山。巨大なブルース山脈の全貌が見られるね。何より素晴らしいのが何回も見られるって事。繰り返し見られるDVDなんてそうないと思うよ。そしてこちらもDVD。ブルースをこよなく愛するマーティン・スコセツシュ監督の総指揮で誕生したドキュメンタリー映画。こちらも動くマディが見られる。ラップの人達もマディの歌に刺激を受けたくだりがなんとも現在進行形で楽しめる。こちらはメンフィス・スリムと言うピアノの伊達男と一緒にやったカーネーギー・ホールにてのライブ版。晩年マディの慰安旅行的なサポートしてくれたジョニー・ウインターとのアルバム等々もっと出したいアルバムもたくさんあるのだけれど、マディを聴くと言う事はダウン・ホーム・ブルースを知る上で最も近道となることは間違いない。ローリング・ストーンズがマディにバンドの名付け親になってもらった話はあまりに有名な話であり、ストーンズが現在進行形でロックの頂点に君臨している事実一つとらえても、ブルースは音楽を語ると言うか音楽を聴く上ではずす事の出来ないジャンルであり、もっと聴いて貰いたいジャンルでもある。そう言う意味で個人的に「好き」と言う事を含めて「はまる」深みを感じさせてくれるブルースは「楽しみ」の世界を広げてくれる音楽である事は間違いない。最後に「プリーズ・ドント・ゴー」を聴きながら雑感を終えるとしよう。ビッグ・ジョー・ウィリアムスの最高傑作。マディがこの曲を歌っている時、いつもおいらの身体は揺れる。エアロ・スミスもテッド・ニユージエントも演奏したこの曲はブルースの至宝。プロレスのブツチャーの話をちょこっとしたのでこの曲はプロレスのスピニング・トゥ・ホールド。KIやプライドの技も悪くないけどやっぱり芸術的なこの技は美しいね。
2006.10.07
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ブルースには興味があるけれど何から聴いていいか「わかんない」そんな質問に対して教科書のようなアルバムがこの3部作。たまに聴くのだけれどどうして、どうして初級と侮るなかれ。現在進行形のブルースアーティストも含めてなかなかまったりと聴かせてくれる。Morning編。定義は多分適当なのだと思う。朝はとにかくご機嫌になることが肝要。Evening編。リラックスしたい時に大音響で家族の迷惑も還りみず(どこがリラックスじゃ)12小節のリズムにはまり込むアルバム。Midnight編。本当はこれも大音響で聴きたい所だけどついこの間騒音問題で捕まったオババのようになってしまってはまずい。妥協してヘッドホーンで聴きましょう。踊るのは自由だよ。くれぐれも2階で踊らないように。ブルースって知れば知るほど自分にとって底知れぬ魅力を感じる深みのある音楽だ。聴き手の内側から揺さぶりをかけてくる。例えば、ストーンズが何故現在進行形で全世界の人々に聴かれているのか。底にブルースがあるから。ブルースって何?知らない人がいたとしても聴いた瞬間に踊りたくなる音楽。あるいは見事に沈み込んでしまう。それがブルース。この3部作は内容も濃い。値段の割には曲もぎしっりつまっている。推奨できるアルバムです。
2006.09.23
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改めてマディ・ウォーターズが「ガット・マイ・モージョー・ウォーキング」を演奏しているシーンをアメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル 1962-1966 Vol.1DVDで見たんだけど、とにかくカッコいい。なんとも言えない歌い手の色気を感じる。ブルースの千両役者と言ったところだろうか。トリを勤めるのはこの人しかいないという風格。バックを勤める演奏者も豪華の一言に尽きる。ハープがソニー・ボーイ・ウィリアムスン。この人のハープは本当に味がある。長身の身体から繰り出される信じられないほどの切れのいいハープの音。そしてちょっと調子はずれな歌い方。一度でも聴いたら忘れる事の出来ない音色を醸し出す。ピアノはオーティス・スパン。身だしなみが本当にダンディ。右手から繰り出されるブギのリズムは魔法にかかったように身体が揺れる。ドラムはビリー・ステファニー。正確無比なドラミング。サングラスがなんともイキな風貌を漂わせている。そしてベースがこの曲を作ったウィリー・ディクスン。でかい風貌から繰り出されるちょっとジャズががったリズム。ブルースにはいろんな大好きな曲があるのだけれどおいらのてっぺんにあるのが「ガット・マイ・モージョー・ウォーキング」本当にこのDVDはブルースの楽しさを教えてくれる。ボーナストラックにアール・フッカーのライブギターの映像も出てくる。歯でギターを演奏するライブ。ジミヘンもこの人の演奏シーンを盗んだんじゃないかと思われるような派手なパフォーマンス。聴いて損はしないDVDです。
2006.09.16
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おいらが生ラッシュを見たのは日比谷ブルースカーニバル。脳梗塞でよれよれになったラッシュがステージに現れて弱弱しく観客に向かって手を振ったシーン。バックに凄腕のカルロス・ジョンソンがラッシュの数々の名曲を演奏してくれた夜。もうあれから3年の歳月が過ぎていったんだなー。このアルバムはラッシュの一番いい時のアルバム。このアルバムがなかったらツェッペリンも誕生していなかったのかも知れない。「アイ・キャント・クィット・ユー・ベイビー」この曲を聴くたび感情の全てを吐き出すようなうめきにも似た声にブルースの可能性の深さを感じたね。ギター好きな人にとってはすんなり入り込めるアルバムだと思う。このアルバムは以前書いた事もあるのだけどラッシュのライブではピカイチ。クラプトンがおそらく曲に惚れこみ何度も演奏している「オール・ユア・ラブ」が入っている。日本では近藤房之助とやっているライブアルバムもあるんだけどおいらはやっぱこの激情アルバムが一番好きだなぁ。勿論「ギャンブラーズ・ブルース」も演奏しているよ。この激情ライブは全曲いいよ。そしてこちらが歩くラッシュが見られる生の映像。ラッシュ以外にも凄腕のブルースマンが集合したとっても興奮する映像。アール・フッカーのライブがあったりとのけぞりもののDVD。何度見ても擦り切れない良さがあるね。抜群のギターのフレーズの合間からためにためた感じで声を絞り出す瞬間の心地よさ。モダンブルースの凄みを感じさせる一人だ。
2006.09.16
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1986年、モントルーにてのラッシュのライブ版。ここにもクラプトン登場。思うにクラプトンってブルースに関してはとてもマメな人だと思う。いろんなブルース・ライブに登場している。このアルバムもラッシュを聴きたくて買ったのだけどもう一つの収穫がルーサー・アリソンの飛び入り。この人も凄腕のギタリスト。ブルースを堪能させてくれるアルバム。音楽はやっぱここにきちゃうな。聴かせてくれるアルバム。何よりラッシュが元気。アフェリエイトにこのアルバムが会ったと言う事はやはりクラプトン関係で売れていると言う事かな。まあ、どっちだっていい事だけどアルバムのグレードは悪くないよ。8. ユー・ドント・ラヴ・ミー ウィリー・コブスのこの曲、オールマンもやっていたけど名曲だね。脳をスクランブルさせてくれる刺激的なメロディ。ラッシュが本当に元気だ。
2006.09.15
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と言うわけで、アフェリエイトには当然CDはおろか、存在すら全く掲載されていないギタリスト二人の紹介。今日はおいら自身のために書いている。一人がマイケル・コールマン。シカゴ生まれの元ジェイムス・コットンバンドに所属していたものすごーく味のあるフレーズを叩き出すギタリスト。エルモア・ジェイムスの「ザ・スカイ・イズ・クライング」をオンタイムで聴いているんだけど痺れるねぇ。こんな味のあるギタリストに出会えた事に感謝。後一人がアンソン・ファンダーバーグ。こちらの方が多分知られていると思う。白人と言う事もあってアルバムが若干出ているからね。こちらはテキサス生まれ。一般的にはサム・マイヤーズと一緒にやっているアルバムが多分有名だと思う。たまに一般的には知られていないけど凄腕のギタリストの話をしたい衝動にとらわれる。ブルースに理屈はいらない。8小節に込められたビートの快感。聴いた瞬間揺れるかどうか、それだけ。共通して言える事はブルースは地面にしっかり足がついているって事。「女に振られたとか」「生活が苦しいぞ」「サラリーマンなんかやってられっか」嘆き節が多いのだけどその曲のどれもが人生を肯定しているって事。勿論二人とも現役バリバリ。ギターのフレーズはどちらも個性がくっきり。最近の白人が演奏するロックには商業的な匂いがぷんぷんして閉口しちゃうのだけどブルース演奏家にはそれが少ない。「ひたすら、好きなんだ」純粋衝動を強く感じる。フレーズに込められた匂いに痺れる。これはギターに限った事で無くブギを叩き出すピアニスト、ハーピストにも言える事。基本的においらは単音で勝負をするギタリストが好き。二人に共通した匂いに引きずられ、思わず書きたくなってしまった。とにかくいいぞー。
2006.09.11
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三鷹駅前の本屋をふらふら覗いていたらなんと山本おさむの漫画「ヘイ!ブルースマン」がおいらの視線に飛び込んできた。「買って!」って身もだえしながらくねくねしたんだ。そりゃあ買うわさ。内容は見事にブルースのお話し。ブルースと旅は本場もんのブルースマン達にとってもライブ演奏する場合必ず三種の神器と同じくついて回ったお話し。あと一つは当然女だよ。女といえばロバート・ジョンソンは人の旦那の女と寝たばっかに女の旦那に毒殺されちまったんだよ。まあ自業自得といっちゃあ、それまでだね。本が「おいで」って誘ってくれた。内容はブルース好きの人にはひょっとしてバイブルになる漫画かも知れない。「どんぐりの家」も良かったけど楽しさではこっちかな。音楽好きな人にとっては漫画教科書だよ。地方巡業の、凄みみたいなもんも感じるね。
2006.06.23
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ライブクリームにこの曲が入っているんだけど、とにかくブルースハープが延々と電気を通してブロウされまくっていて心地よい。今日は電車の行き返りこの曲をメインに聴いていた。クリームってインプロバンドのイメージが強いと思うんだけど今聴くと実に計算されたライブでの演奏と言う感じがする。要はインプロって感じがしなくなるのは何で・・クラプトンもギターも良いんだけどジャック・ブルースのハープの乗りのよさは何度聴いても心地よい。そして多分うまい。ブルースハープの音色にとりわけ弱いおいらにとってこの曲との出会いは結構衝撃的だったんだ。10分以上延々とやってるけど聞き飽きないんだよなー
2006.05.24
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押してもなんもでまへん。 アフェリで探したんだけどロバート・ナイトフォークのアルバムが見つからなかったんでバテイ・ガイの「ブルース・シンガー」11.アンナ・リー(ロバート・ナイトホークス)で書く事にした。ブルース・ブラザーズの映画にも登場したマックス・ウェルストリート。ロバート・ナイトフォーク「マックスウェル・ストリートの伝説~ライヴ 」キャリー・ベル、ジョニー・ヤングと組んだロバート・ナイトホークのスライド・ギター。勿論このアルバムでも11.アンナ・リー(ロバート・ナイトホークス)が演奏されている。おいらはこのアルバムが好きでよく聴いている。なんと言ってもライブのざわざわとしたかけ声とかノイズがたまらなくいい雰囲気を醸し出しているのが良い。残念ながらこのアルバムは探してもらうしかないけどブルースの泥臭さを感じたい人には最適のアルバムだよ。押すとなんかでるよ。さてこちらはバディがアコースティックでトライしたブルースアルバム。リスペクトするブルースマンの名曲をバディが見事に料理している。いつものカナキリ声を抑えて絶妙なギターテクで一曲、一曲丁寧に演奏している。1.ハード・タイムス・キリング・フロア・ブルース(スキップ・ジェイムス)2.クローリン・キング・スネーク~feat.エリック・クラプトン&B.B.キング(ジョン・リー・フリッカー)3.ルーシー・メイ・ブルース~feat.エリック・クラプトン(フランキー・リー・スミス)4.キャント・シー・ベイビー(ジャック・オウエンズ)5.アイ・リヴ・ザ・ライフ・アイ・ラヴ(マディ・ウォーターズ、マッキンレイ・モーガンフィールド)6.ルイーズ・マギー(サン・ハウス)7.モーニング・アンド・グローニング(ジョニー・シャインズ)8.ブラック・キャット・ブルース(ジョン・リー・フリッカー) 9.バッド・ライフ・ブルース(スモーキー・ハグ) 10.サリー・メイ(ジョン・リー・フッカー) 11.アンナ・リー(ロバート・ナイトホークス) 12.ロンサム・ホーム・ブルース(メンフィス・リー・B) このアルバムは電気を通さない事によってブルースの泥臭さが強く感じるね。ギターのテク冴え渡ってる。勿論アルバムの質、極上だよ。
2006.05.20
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「かっこいいなあ」「こんな風に弾けたらもてるだろうなあ」フェンダー社のストラトキャスターを使い、親指とほかの指で弦をつまんで弾く、力強いトーンを醸し出す。それがフレディ・キングである。日本では青山学院時代、桑田が彼のギターに痺れていたと言う話は有名だし、クラプトンが彼のフレーズを盗んで弾きまくったと言うのもうなずける話である。格好はどことなく日本の西田敏行に似ている。はっきり言ってデブの部類に入るのかも知れない。でもただのデブではない。顔もどちらかと言うとゴリラ。でもただのゴリラではない。ギターの音色は鋭いけど情感たっぷり。ギターの弾けるゴリラなのである。こちらのアルバムは有名曲がたっぷり。多分にクラプトンが有名にしちゃったなと言う曲が並んでいる。こっちも有名曲が多いけどロックぽさではこちらのアルバムかな。おいらラストのブキーが大好き。マジック・サムの真似に近いブギー。とにかく乗れる。こっちがライブ。汗が飛び散るようなギターの突進力。こんなフレーズで弾かれると「参りました」「貴方についていきます」ってな気持ちになっちゃう。このライブアルバムはいいよ。電気を通したギターの勢いが物凄く感じられるライブ。アール・フッカーと並んで電気を通したブルース・ギタリストとして物凄く好きな一人さ。
2006.05.07
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タイトルは「Found Love」ブルースハープがなんか光ってるでしょ。「買ってよ」って呼びかけているジャケットじゃあないかね。紙ジャケ盤。このアルバムは24bit Digitally Remastered Japanese Limited Edition になっているので音もいいよ。曲目はまあこんな感じ。1.は曲名わかんなくても聴いた瞬間に「あ!これ聴いた事あるよ!」ってな感じの曲。けだるくスロウな曲調なんだけどいい雰囲気醸し出しているよ。6.はエルヴィスが歌ったからこっちの方がなじみが深いかも知れない。1.Baby What You Want Me To Do2.Found Love3.Meet Me4.I Was So Wrong5.Going By The River(Part2)6.Big Boss Man7.Hush Hush8.Where Can You Be9.I’m Nervous10.Going By The River(Part1)11.I Ain’t Got You12.Come Loveストーンズがカバーしディランがホルダーに付けたハープを真似をした。たくさんのロックシンガーが彼の曲を取り上げロックン・ロールの嵐が台風のように押し寄せた時代にヒット曲をかっ飛ばし続けたつわもの。歌声はあくまでほんわかでなんかほっとさせるのだけどツボを抑えていて心地よいんだね。ジミー・リードの曲を聴くとほんとにたくさんのロックバンドが彼の曲をカバーしたのがわかる。勿論このアルバムも推奨だけど、ギタリストのエディ・テイラーの存在も大きいね。1.Baby What You Want Me To Do誰がカバーしたのか思い出そうとしてるけど誰か知ってる人いない?ストーンズなのかな?マディ・ウォーターズとは又違った方向にあるブルースなんだけどこの人にはまる人多いんじゃないかな。
2006.03.29
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紙ジャケ仕様。1963年「ニューポート・フォーク・フェスティバル」にてのライブ録音。一人でギターを抱えて弾き語り。ライブって皆聴いてみたいと思うはず。アルバムで懐かしむ。オーティス・ラッシュの「アイ・キャント・クイック・ユー」から始まり「ザ・マイティ・ファイアー」で終わる。ちなみにこのアルバムはアフェリエイトにはありません。いいのやら悪いのやら・・スローブルースは聞き取れないくらい静かに歌ったり天にも届かんばかり絶叫したりとメリハリが聴いている。このライブには勿論生ギター1本の「ブーン・ブーン」入っている。46歳のジョン・リー。悦に浸りながらブルースをアニーと一緒に聞いている昼下がり。アニーは勿論眠っている。・・とそこでかあちゃんより「焼きそばできたよ!」「食べるか!」午後からはチャングムも待っている。今日はインドア・ライフじゃね。
2006.03.26
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たまんないねぇ。「シカゴ・ビート」アルバムのタイトルもいいけど裏方のブルースマンの素晴らしさが詰まったアルバム。全曲必聴盤。フレッド・ビロウのドラムを骨組みとしてマイヤーズ兄弟のギターがとにかく素晴らしい。エディ・テイラー、ジミー・ロジャーズ、ウィリー・メイボン参加のボーナストラックもあり完璧な演奏の洪水。ルイスのリードは時にアール・フッカーのようにワウワウがふわふわと飛び出し達人の域を見せている。ドラムのビロウってジャズドラマーだったんだ。「Route66」はビロウが歌っている。ジャズとブルースが融合した仕上がりになっている。傑作アルバムに出会うと思わず笑みがこぼれるね。
2006.03.25
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今日は一日ハウンド・ドッグ・テイラー&ザ・ハウスロッカーズを聴いていた。アフェリエイトにブルースのアルバムは本当に少ないんだけどどういうわけかこれがあったんだね。以前紹介した事があるんだけどその関係かな?なーんて勝手に思ったりしている。はは!ありえないけどね。このアルバムはファースト。信じられないかも知んないけどこの人指が6本あったんだよ。そいで持って歪んだスライドギターをガンガンやるんだ。ブギをやったらもう乗りが最高。オルタナティブを凌駕するパワー。このアルバムを聴くと多分ブルースに対する認識が変わると思う。おいら一般に言われている、シカゴデルタのなんたらかんたら~綿花畑等の歴史的遡及はあんまし好きじゃない。ブルースは女と酒と愚痴たらたらの未練たっぷりの艶歌みたいなところがあって人種差別等のディープな問題抜きにして楽しめる。それでいいと思っている。「おお、てめえも女で苦労してんだなあ、そうか女房に逃げられちまったのか」なんて詩が五萬とあって、そういった事って歴史とあんまし関係ない状態で現代もあるわけでしょ。だからってわけじゃないけどブルースには現代に立派に通じる詩と一番大事なリズムが敏感に伝わってくる。このアルバムなんてブギの塊よ。この人クラブでの演奏が長かったせいなのか人を喜ばせるコツを知っているところがある。またそれがたまらなくくすぐるんだけどね。スライドと言えばエルモア・ジエイムスと言う御大が要るけどテイラーはエルモアに電気ギター持たせたようなモンだね。4. ギヴ・ミー・バック・マイ・ウィグ(ライヴ)乗りが最高!ブルース好きな人なら誰でも知っている事だけど71年。ブルース・イグロアはハウンド・ドッグのアルバムを出すためアリゲーターを設立した。最近のロックを物足りなく思っている人はティラーのアルバムを聴いてみるといい。単純なコードなんだけど妙に迫力があるよ。動くテイラーを見たい人はアメリカン・フォーク・ブルースのDVDを見ればそこに地味なテイラーが演奏している。地味にやってるけどどことなく凶暴な本質を隠して演奏している姿が映っている。ロックはブルースなしには生まれてこなかった。話しは全く変わるけどローリング・ストーンズが来日した。ストーンズの基本はブルース。だからこそこれだけ永らえた。知らず知らずのうちにロックを聴きながらブルースに取り込まれている。アメリカはほんま音楽に関しては底の深さを感じるね。ハウンド・ドッグ・テイラーはロック好きな人に推奨できるアルバムだよ!
2006.03.17
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マジック・サムのブログを書いていたらやっぱりオーティス・ラッシュも書きたくなった。というのもシカゴ・ブルースマンの、ラジオ番組用に収録された地元クラブでのライヴ音源がCD化されこれがなかなか極上黒マグロ中トロの味を見せているからだ。オーティス・ラッシュ/オール・ユア・ラヴ~激情ライヴ!1976ちなみに楽天様には写真がありません。楽天商店頑張れ!おいらが始めて動くラッシュを見たのが日比谷野外の「ブルース・フェスティバル」しかしその時は既に動くのだけがやっとの老人と化していた。近藤房之助に抱きかかえられるように会場を去った姿は痛々しかった。まあその時のラッシュは既に名前だけがラッシュであり実体がなかったに近かったせいもあり伝説復活という呼び出しもイン・バインであったのだけど想定外のカルロス・ジョンソンが素晴らしかったのでフェスティバルそのものには充分満足したのだから良いのだけれど・・・しかしそれにしてもラッシュはなぜこんなにも日本のブルースマンに愛されるのだろう?やはりギターのアタックの凄さ。ライブに本領を発するスロウブルースの深み?「アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー」「オール・ユア・ラブ」「ダブル・トラブル」等々の名曲を生み出しクラプトンがひたすら真似したボーカルの極みの凄み・・まあいろいろあらぁなだけど真髄はブルースから一歩もずれることなく弾きまくった姿勢にファンがハメルーンの笛吹きの如く、魅了されるのかも知れない。このライブアルバムはラッシュの旬を捉えておりブルース・ギターファンにはたまりません。しっかしかっこいいジャケットだなぁ。
2006.02.04
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「ああ!モダン・ブルースだなあ」としみじみ感じさせてくれるブルースマンがマジック・サムである。「ウェスト・サイド・ソウル」このアルバムはやはり大名盤であると思う。雪を見ながら新幹線の中でずっと聴いていたのだけど、心が躍る。アメリカン・フォーク・ブルースで動くマジックの映像があり「ルッキン・グッド」を手弾きで演奏するシーンがあったけど、とにかくかっこいい。ブギはどんな人がやっても乗りがいいので踊りたくなる音楽なんだけど特にマジックの場合はなんていうのか、暗いトンネルを抜けた途端日本海の荒海が見えてくるような新鮮なブルースの風景を見せてくれるような驚きがある。そしてこの曲はおいらの敬愛するジョン・リー・フッカーの「ブキー・チレン」をぱくった点でも特別な思いがある。ロバート・ジョンソンの「スイート・ホーム・シカゴ」も入っているよ。曲そのものがいい点もあるけどマジックのギターが奏でる「スイート・ホーム・シカゴ」は同名を演奏したアール・フッカーのギターともまた違う。ギターのトーンが高く氷柱が溶けていくような心地よさがある。ブルース・ブラザーズのジェイクが敬愛するマジック・サムに捧げると言ったのは有名なお話し。楽天には写真がなかったのでこちらで見ることが出来ます。「マイ・ウィル・ネバー・ダイ」は悲壮感すら漂うブルース。時折トレロモを効かせたギターの音色がなんともいい雰囲気を醸し出している。享年32歳。全身バネ、筋肉って感じで作られた体脂肪率の低い曲の数々。B・Bキングもオーティス・ラッシュもフレデイ・キングもモダンを感じさせるけどはじけたギターの響きはバディ・ガイも真似が出来ないアタックの鋭さを感じさせる。それが「ウェスト・サイド・ソウル」だ。聴きこむ度に引き込まれる。そんなアルバムだ。
2006.02.04
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サザンではなく桑田自身のアルバム2枚に入っている「どん底のブルース」「貧乏ブルース」どちらも風刺と現代社会に対する痛烈な皮肉が詩にちりばまれている。どちらにもブルースハープが流れていてぐっとくるものがある。サザンのアルバムは娯楽性が高いが桑田自身のアルバムは実にストレートなまでに批判と風刺に満ち溢れている。切っ先が鋭く聴くものをBGMではなく筆をとめてしまう迫力がある。桑田のアルバムを聴いてしまうのはやはり根っこの一つにこのブルース精神があるからだと思う。かつて岡林信康の曲を聴いた時もその詩の切っ先の鋭さに舌を巻いたのだけど現在進行形でこの系統を引き継いでいる人は桑田と好きではないが長渕だと思っている。詩は音楽のメロディの風景を現わす重要な要素である。改めて2つのブルースを聴いた後桑田の息の長さにはブルースがあるのだと思わずにはいられない。
2005.12.18
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近藤房之助の「TRAVELLING 」を聴きながらミュージック・マガジン、特集「ニール・ヤングの孤独の旅路」読んでいたらもみ上げの時代の「ハーヴェースト」を聴きたくなった。ニール・ヤングってレーナード・スキナード歌の中で悪口かかれちゃって又その曲がヒットしたりと尊敬されてんだが卑下されてんだかわかんないとこある。思うんだけどジョンがポールの悪口書いたような詩があるように近親憎悪だったのかも知れない。レーナード・スキナードも南部を歌わせたらビカ一。とっても好きなバンドなんだけど悪口は嫌いなんでやっぱアレはないよなってのがおいらの結論。ニール・ヤングを初めて知ったのが高校生の頃。CSN&Y「4ウェイ・ストリート」のライブ。実によく聴いたなぁ。特に「サザン・マン」ニールのギターが素晴らしくて何度も、何度もターンテーブルにこのレコードを乗せた。特に友達の影響が大きく、当時ウェスト・コースト系のミュージュツャンってあんまし知らなくてもっぱらGFRとかツェッペリンとか当時ハードと言われたバンドを好んで聴いていたためニールとの出会いは結構新鮮だったなぁ。当時「いちご白書」なる映画があってそこでCSN&Yの「僕達の家」「ヘルプレス」ニール・ヤングの「ザ・ローナー」が流れてきてなんと言うか知的なフォークロック聴いているような優越感に浸ったね。後年それはとんでもない思い込みだと気がついたんだけどね。この映画は暴力に屈する学生が次々に検挙されるんだけどそこでジョン・レノンの「平和を我らに」合唱するシーンが実に印象的な映画だったと記憶している。もっとも当時、おいらは高校生。大学って「うーん、おっかねーえ」そっちの印象の方が強かった。「ハーヴエスト」ってアルバムは内向的でジェイムス・テイラーとかリンダ・ロンシュタットが参加していて豪華なんだけど詩はとっても暗く重く信情的。だから聴きやすさから言ったら「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」の方が断然いい。でも「孤独の旅路」は全米NO1になっちまった。思えばこのアルバムでニール・ヤングは世界的に有名になったのかもしれない。そして同時に彼の迷いが始まった気がする。ニール・ヤングは実に多作家で真面目なんだろうな。毎年1枚のアルバムってな感じで実にたくさんのアルバムを出している。最近の「プレイリー・ウッド」はまさに「ハーヴェスト」回帰。魚の回遊みたいなアルバム。才能の点では言えば70年代の頃がピークだったと思うのだけど、新作を出し続けていると言う事に頭が下がる。最近ではレーガン支持ライブやっていたけど、このときは「あれ?どうしたんだ。ニール」そんな印象。しかも彼はカナダ国籍。まあ、遠く海を隔てた場所での出来事。詮索したところでおいらにはそんなに興味はないし意味もないか。「オハイオ」と映画「いちご白書」が被った時代のニールが現在も生きていて洗いざらしのジーパンはいてギター1本で歌っている。もみ上げ男が歌うレーガン支持。なんか誤解受けそうな書き方になっちゃったけど「オハイオ」は当時のニクソンを批判した歌だったんだ。政治と歌が結びつくとややこしい。人も時代とともに変化する。歌だけが国家も人種からも独立している。少なくともそう信じる事だけは自由なはずだ。
2005.12.04
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新井英一の歌を聴くたび、ブルースってやっぱかっこいいなぁと思ってしまう。ブルースハープとギターのシンプルな演奏にしやがれた太い声がかぶさると、実に胸にくる。おいらは「望郷ブルース」を聴くたびジーンとしてしまう。英一を真似て下手なブルースハープを吹いてみる。なかなか出ないんだね。あの音が・・。まあせいぜい「赤とんぼ」のレベル。それでも吹くと言う行為だけで気持ちがすーとするからまあいいか。今日も海釣りに行く仕掛けを作った。ウイリーの仕掛けも作った。でも釣果をみるとあんまし、ぱっとしていない状況。行く気はあるのけど「寒い」「釣れてない」と言うネガな気持ちが先行している。まずいねぇ。ハナダイを浴びるほど釣りたいと思っているのだけど外房の方もたいした事ない。潮が澄んでいるのがまずいのかな。そんなわけでどうも明日も魚は寿司に化けてしまいそうな予感。まあ、家族が喜ぶからいいか・・久しぶりに図書館にも行ってきた。CDはローリン・ヒル「アンプラグド」ジミー・スミス「ベスト」クリスチャン・マクブライド「ファースト・ベース」本は浅田次郎「椿山課長の7日間」杉浦日向子「とんでもねえ野郎」「ジャズ50年代」「つり人」「ミュージック・マガジン」実に雑多に借りてきた。本は図書館で借りるに限る。2回以上読む本ってほーーーんと少ないからね。さて柿を食べながら読むとするか。
2005.12.03
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ブルースアルバムを買うとき名前を知っているアーティストか知っている曲で購入するんだけど最近のレコード屋さんは結構新譜等に紹介文が載っていて更にヘッドホーンで聴かせてくれるから嬉しい。昨日立川で久しぶりに路上ライブを聴いた高揚感もあって衝動買いで「ゴスペル・タッチのハスキー・ヴォイスのブルース新星女性シンガーとして現われたカレン・キャロル」と腰帯に書かれてあったアルバムを購入してみた。購入した動機はそこに「スイート・ホーム・シカゴ」と「ハウ・ブルー・ユー・キャン・ゲット」が入っていたせいもある。1曲目からウォルター・スコットというギタリストのファズががんがんかかった太い味のするブルース。キャロルの歌声は男?うん?なんか女の声のイメージじゃねえな。声も声量あるほうじやない。ガーツ-ンと突き抜けるシャウトするタイプじゃない。でもなんか安心して聴ける肝っ玉かあちゃんの歌声だね。そして何よりオリジナルがいい。作曲の才能があるのかも知れないね。おいらコノアルバム聴いてバックで演奏しているピアノとオルガンを担当しているルーズベルト・ピューリアァイいいなと思ったね。思わずオルガンのジミー・スミス思いだしちゃったもん。「トーク・トゥ・ザ・ハンド」でのオルガンのなんと心地よい事。首がゆれる。身体が揺れる。間奏に入るウォルター・スコットの切れのいいギターのリフ。ほんと男勝りの声しているよ。
2005.11.26
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