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しかも、電話を聞く方だって、「小包」と聞いて「では大包みというのはあるのでしょうか?」などと言う始末。郵貯・簡保専用窓口が利用出来る時間の問い合わせ電話に、先輩に教えていただかなければ答えられないなどということも。
採用の基準がどういう風になっていたのか私にはわからない。でも、「大包み」ってねぇ。まぁ、世間の常識と思っていた私がいけないのか、知らない人も居るんだ。ということに正直驚きを隠せないでいた。
これからは民間になるのだから、どんな質問にも答えられるよう。。。と上役はのたまう。
私が在職していたのは大阪市内の特定郵便局。無集配局だったから、集配業務のことなど、私には皆目わからない。でも、電報の扱いは普通局並みのことをやっていた。といっても、最近は郵便局にはレタックスという、受取人がお住まいの地区の配達担当局へFAXさえ送信すれば、受け取った局が台紙を用意して受取人に届けるという制度ができ、何時の頃か私には事情がわからないけど、元来郵便局で引き受けていた電報さえも受け付けなくなってしまったらしい。そういえば、郵便局の窓口脇に備えられていた公衆電話の姿さえ見かけなくなってしまった。電報や電話料金、公衆電話料金などは全て公社収入金として挙げていたのは本当に昔の話になってしまったらしい。なので、私自身耳馴染みのある“電報為替”これさえも死語と化してしまったようだ。郵便局が全て端末機によりオンラインで結ばれた成果によるものだろう。昔の話ばかりしていると、現役の若い職員さんに笑われてしまいそうだ。電報なんて触ったことも無い!って職員ばかりになってしまったから、当然和文通話表なんて聞いたことも無いんだろうなぁ。
どういう区分けをしていたのか私にはわからないけど、近畿郵政局管内の初等訓練は京都市伏見区にあった郵政研修所で行われていた。その昔は宇治市にあったらしい。もう、これが全く通じない。「研修所は京都?奈良?」もう、これで年代が分かれてしまう。寂しい限り。
郵政三事業に始まって電波行政まで牛耳っていた「郵政省」が姿を消し、「総務省」になってしまったんだものなぁ。無線局従事者免許証に添付された写真は桜の紋に郵政大臣と彫られた割り印がしてあって、本当に格調高いイメージがあったのに。
と、こんなことを言っていても始まらない。
コールセンターは3月に立ち上げられたばかりだし、私など特定郵便局出身だから、集配業務のことはまるでわからないから、先輩たちの言うがまま。迷いがあれば上席に質問するしかないらしい。まぁ、要するに、再配達の希望日を聞くだけなんだけど、転送不可の郵便物があったり、私には耳慣れない新しいサービスがあったりで、まだまだ勉強しなければいけないことは山積み状態。
でも、正直普通局の例えば郵便課の窓口を担当していて、貯金・保険のことまで覚えなきゃいけないとなると大変だろうなぁ。特定郵便局出身者ならわかっていて当り前のことなのに、普通局の場合は、何課、何課と完璧に分けられていたからなぁ。まぁ、コールセンターにかかる電話もどうやら再配達のことだけじゃなくなりそうな気配で。。。だったら経験者が断然有利な気がするけど、どうして「大包み」なんて言葉を平然と使ってしまう人を雇うのかなぁ。
同じ局舎にいても、窓口と郵便事業では全く違う会社ということになるから、電話連絡一つ取れなくなってしまう。なんてことが起きてしまい不便極まりない事態。どうして民営化になってしまったのかなぁ。お客様には不便をおかけするばかりなのに。。。
ものの見事に、こけた、こけた! 2016.03.22 コメント(9)
既に卒業されて。。。 2016.03.14 コメント(1)
田植えは済んだけれど。。。 2013.06.20 コメント(2)