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カフェ難民
『住まいがないまま、料金の安いインターネットカフェを止まり歩く。そんな人々の存在が、新たな社会問題になってきた。「ネットカフェ難民」ともいわれる。
なんとか足を伸ばせる狭い個室にパソコンとテレビを置いたのが、インターネットカフェである。別料金を払えばシャワーも使える。24時間営業の店を宿泊場所として利用する人は少なくない。
ところが、生活が苦しいため、こうした店に長期滞在したり泊まり歩いたりする人が一部に出てきた。厚生労働省が行った初の実態調査では、全国で約5千4百人に上った。50代も2割以上おり、若い世代に特徴的な現象ではなく、幅広い年齢層にまたがる深刻な問題といえる。
ただし、あくまでも推計である。いくつかのインターネットカフェで調べてみると、店で寝泊りしていると答えた利用客が8%いた。そこで、全国の店で一晩に何人が泊まっているかのデータを踏まえて計算したのがこの数字だ。もっと多いという声もあり、実態はよく分からない。
はっきりしているのは、働いても働いても生活がよくならない貧困層の増加が、この問題の背景にあるという点だ。「ホームレスの新形態」との指摘もある。
厚労省はこうした人々がどんな働き方をしているかも調べている。それによると、日雇いが半数近い。労働契約が1ヵ月未満の人を含めると6割もいた。
さらに、3人に1人が「仕事を辞めて家賃が払えなくなった」と答えた。かえるところがあるならまだしも、日銭を稼ぎながら、頼る人のいない綱渡りのような日々を送っている。
「自助努力」「自己責任」という意見もあるだろう。しかし、人数といい、問題の根深さといい、個人の問題として片付けず、社会として解決すべき課題である。
悩み苦しむ人がいたら、要望を聞き、一緒に解決策を考える体制が必要だ。住まいをどう確保するか。安定した仕事に就き、家賃を払っても暮らせるような生活をどう築くか。支援を求める声に対し、きちんと応じられる仕組みを整えたい。
なにより重要なことは、 低賃金労働
がまんえんする現状を変えていくことである。
厚労省が8月末に発表した「所得再分配調査報告書」によると、 所得格差は過去最大に
なった。景気拡大の陰で貧困層が広がる。 こんなゆがんだ現状を是正しない限り、仮にインターネットカフェを泊まり歩く人がなくなったとしても、新たな形の「難民」がどこかで
生まれてくるだけである。』
ネットカフェ難民とまではいかなくても、例えば母が入院して介護のために付き添うということになると、床に段ボールか何かを敷いてその上に敷き布団か何かを敷き、その上に身体を横たえることになる。暑いも寒いも関係なしに寒ければ自分が着込めるだけ着込むことになる。正直、こんな惨めな形で休まなければならない。またそのことを家族なり家政婦に担わせることもどうかと思っていたけど、母は視野狭窄のためにがんとして譲らない。
安静状態はほぼ1週間。ただ、手術したその夕食に普通食が出されるから排泄介助する側には正直たまらないものがある。時間なんてあって無きがごとく。
と、形は全く違うけど、足腰を伸ばして休める場所というのは本当に有り難い。せめて布団の上で休める状態に、と願う。
低賃金に文句を言うとたちまち首では言いたいことも言えない勤労者。正直、税金を集めたいなら、国民の最低限の暮らしを保障した上で、インターネットカフェでの生活から脱却できる方策を考えて欲しい。
働けど働けど。。。どうしてこんな世の中になってしまったかなぁ。。。?これじゃクシャミひとつできやしない!
銭湯地域で米軍に弾薬提供 2016.10.18
本日付地元紙『正平調』から。。。 2012.09.25 コメント(4)
5日付地元紙『正平調』より。。。 2012.09.06