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最近のことですが、友人の A さん(70歳)が、入浴後風呂場からちょっと離れた脱衣室まで移動したところで突然倒れ、意識不明の状態になり救急車で病院に運ばれるということがありました。救急車の車内で意識は戻りましたので事なきを得ましたが、一歩間違ったら大変なことになるところでした。
よく話を聞くと、夕飯時に軽く一杯してから入浴、約 40 分ほどゆっくりと入ったとのことでした。風呂から上がり、脱衣室に移動したところで、意識が無くなり転倒ということになりました。頭にこぶもあったようで、場所によっては転倒事故による 2 次被害が懸念されたところでした。もちろん、持病もなく、いつも元気溌剌なかたなので大変驚きました。いろいろな原因はあろうかと思いますが、特に寒い冬場ですので、ヒートショック現象も考えられそうですので、調べてみました。
( 出典 ) ライフルホームズ不動産・住宅情報サイト
https://kaigo.homes.co.jp/manual/healthcare/heatshock/
<ヒートショックとは>
ヒートショックとは、 家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすこと です。
真冬は、暖房をつけている暖かい部屋と暖房をつけていない浴室やトイレの温度差は、 10 ℃を超えるといわれています。
暖かい部屋から寒い浴室に移動すると、体は室温の急激な変化から体温を調節するために、ブルブルと筋肉を震わせて熱を作ります。
同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。 しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。
その後も、浴槽から出て体を洗ったり、あるいは熱い湯船からいきなり出て寒い脱衣所に移動することなど、一連の入浴行動の中で血圧は急激に大きく変動します。
健康な若い人なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化が進行した高齢者では、血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなっています。
反対に、血圧が低下することでめまいやふらつきが起き、または意識を失って、転倒や溺死という結果を引き起こすこともあるのです。
[ ヒートショックが起きやすい場所 ]
ヒートショックを起こしやすいのは、特に冬場の冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。
トイレも、排便でいきむと血圧が上がり、排便後急激に血圧が低下するため、ヒートショックが起こりやすくなります。
[ 家庭の浴槽での溺死者数 ]
消費者庁の資料によると、平成 27 年の家庭の浴槽での溺死者数は 4,804 人にのぼり、うち 高齢者( 65 歳以上)が約 9 割 を占めています。
特に 75 歳以上の年齢層で、 10 年前よりも大きく増加しています
入浴中のヒートショック等による意識障害により浴槽に倒れ、沈み込んで溺死する、というパターンが多いといわれています。

[ 要注意項目 ]
● 65
歳以上(特に 75
歳以上)
●以下の病歴がある
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞
●以下の持病がある
・不整脈、高血圧、糖尿病
●以下の習慣がある
・飲酒直後に入浴する
・食直後に入浴する
・薬を飲んだ直後に入浴する
・一番風呂
・深夜に入浴
・熱い湯( 42
℃以上)に、首まで長くつかる
●以下のような居住空間である
・浴室・脱衣所・トイレに暖房設備がなく、冬場は寒い
・浴室がタイル張りで窓があり、冬場は寒い
・居間と浴室、トイレが離れている
<自分なりの工夫を考える>
たまたま楽天市場で ワイヤレス 多機能温湿度計 をみつけました。価格的に大変廉価(税込 1190 円)でしたので、実用に耐えるかどうか心配しましたが、その特徴は何といっても多機能性にありましたので購入してみました。

(ワイヤレス温湿度計 左上部の黄色の数字と青色の数字が 2 か所の温度・湿度)
カレンダー、時間、温度、湿度、 5 日天気予報、月相、アラーム、ワイヤレスなどで、実用性があればスマホでそれぞれ調べる必要がなく重宝なものです。機能面では特に天気予報はその根拠が明確でないのであまり信頼はできませんが、 わたしが評価しているのは、 2 か所の温度がひと目でわかる機能です 。絶対(実際)温度はどこ迄信頼性があるかは疑問ですが、ヒートショック対策としてお風呂の脱衣所に遠隔センサーを置き、居間との温度をみたらどうかと思った次第です。どうも体感や他の温度計などから相対温度は参考になりそうです。そこで、脱衣所の温度を入浴前に居間と同程度位に上げる目安に使うことにしました。
ちなみに、暖房は風呂暖房で、入浴前に扉を開け、脱衣所を温めています、移動用のカセット式暖房の「風暖」も使えそうです。まだ寒さも厳しい折ですので、できる備えはやっておこうと思いました。
~あとがき~
自分もすでに 70 歳を超えていますが、気力、体力ともにまだまだ若いと思っています。ところが、実際には、年齢相応なんですね。ヒートショックというのは、身近な友人がなったことから、にわかに現実に起こり得るかもという感じになりました。自分だけは大丈夫だろうという意識はどこかにありますが、やはり年相応という謙虚な気持ちになって、ヒートショック対策を考えたいと思います。ひとつには、夜間のトイレにはパジャマの上に羽織を着ること、お風呂に入るときには脱衣所とお風呂の温度差をなくすこと、お風呂内の暖房をかける(洗うときに寒いですよね)ことなど意識したいと思います。以上
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