こころのオアシス

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March 2, 2012
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原発事故の第三者による関係者聞き取りをまとめた「事故報告書」の一部が、各メディアで報道された。

なかでも情けなかったのは、菅総理がヘリ視察に同行した原子力安全委員会委員長の斑目春樹に
「ぜったい水素爆発はないでしょうね」
と確認したときに
「ぜったいありません」
と断言したが、その後、爆発に至り、
総理が
「ぜったいない、って言ったじゃありませんか」
と詰め寄ると、斑目は

と言って、頭を抱えたという。

ほんとうに情けない専門家の姿である。
それが、いまだに安全委員長を務めており、原発再稼動の是非に関与しているから、おぞましい事態である。
先日も、
「爆発当時のことを全く記憶していない」
と発言して物議をかもした。

彼はジャーナリストの広瀬隆氏に「デタラメハルキ」と呼ばれ、御用学者の「A級戦犯」とされている。


***********


もうすぐ、3.11がやってくる。

政府は東京で慰霊祭をやる、という。
なんだか、被災地の人間としては、とても違和感を感じた。

福島原発でやれ。
と言いたい。

なんだかんだ言っても、やっぱり、東京目線なのであろう。

3.11には、おそらく、ほとんどの国民が2時46分に黙祷を捧げるのだろう。
それが国民性であり、日本教なのだから…。

死者への哀悼も大切だが、今尚、辛い気持ちで生きている被災者に対する手厚い対処も継続して続けてもらいたいものだ。

原発汚染地に住んでいるのに、個人宅には、東電からは1年たっても、何の謝罪もなければ賠償の連絡もない
原発誘致を進めてきた県からも、国策として推し進めてきた国からの謝罪も補償も個人宅にはない。

黙祷すれば済んだと思ってもらっては困るのだ。
「すみません」と言いながら、「すまそう」とするのが日本人の悪癖である。
黙祷すれば、謝れば、禊(みそぎ)が済んだかのように思うのが、日本人のご都合主義、お茶を濁す、なし崩し、という悪癖である。

日々、3.11が迫ってくるにつれ、気持ちの動揺を覚えるのは、被災者としての記念日反応かもしれないが、それは単に大災害のフラッシュバックというのではなく、政治家、専門家のデタラメさに心底手痛い思いをしたからかもしれない。





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Last updated  March 2, 2012 09:50:34 AM


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