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数学や理科の問題で、A地点からB地点に行ったときに隆さんの歩いた速さは時速何Km(キロメートル)ですか?と問われて時速60Km(キロメートル)ということは一般的はありません。
ちょっと考えればわかることですが、人間が時速60Kmで歩けたら、たいへんなことになってしまいます。また、県立入試でこういう問題を作ってしまうと出題委員の適性が問われます。入学試験は長年にわたり全国に公開されますから。
では、生徒の答案の中にそういうものはないのかというと大量に発生しています。小学校レベルの単位換算ができない中学3年生は、たくさんいます。時間⇔分⇔秒やm(メートル)⇔Km(キロメートル)で揺さぶるとガタガタになってしまいます。県立入試の正解率を少し下げたいと思えば、ここをちょっと突くだけで十分です。
理科の電力の計算でも、電流が400mA(ミリアンペア)、電圧が5V(ボルト)というような資料の与えられ方をしたときに電力は2000W(ワット)という解答が続出しますw
思わず、君の家はどんだけ電気代を払っているんだよと。
この場合はミリアンペアをアンペアに直して、0.4A×5V=2Wとしなければなりません。
過去問をみると問題文ではmAで与えられている場合ばかりなので計算にあたって自分でAに変換しないといけません。
社会でも同様です。
25000分の1の地形図では中学校からB君の家まで2cm(センチメートル)でした。この場合に実際の距離が50000km(キロメートル)ということはありません。この距離は通学不可能です。
正解は、2cm×25000=50000cm=500m=0.5kmです。
自分が答案に書いた数値が常識的なものなのかどうか確認してみましょう。この視点は意外と重要です。
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