坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

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2021.12.10
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昨年もそうだったのですが、学校実力テストと模試(県版模試)の成績を比べると結果(素点)に乖離が見られる人がいます。

昨年、どちらの点数が実際の入試に反映されたのかというと模試の方でした。

どちらも、形式は前年度の県立入試と全く同じ、作成者も同じだったりするので、差が出るのは不思議な感じです。

理由としては、当塾の場合、学校実力テストの直前に模試が来るように日程を設定しているため、一度、頭ならしをしてから実力テストを受けているということもあるかと思います。

もう一つの理由としては、やはり問題作成会社の方も学校向けは多少(a  little )易しく作ってあって、その問題の「多少」(a  littlle) の違いで結果が大きく左右されてしまう人もいるようです。

実力テスト会社の採択は学校に任されているようで、1年間、ずっとA社を使うところもあれば、ずっとB社を使うところ、A社、B社を一回おきに使うところなどさまざまです。

中学校の本音として「あまり点数が伸びないテストは敬遠したい。」というのもあると聞きます。

点数がよくないと、なんのかんの突き上げられますし、面談も明るくなりませんからね。(※)

その現れの一つが「範囲表」(チェックシート)です。



□ 火成岩の種類とできかた。

こんな感じです。

これ、配られるようになったのって何年前だったかなあ。。以前は「中3教科書○○の単元まですべて」とお尻だけ指定されていてあとは何が出るか全くわかりませんでした。どこかの会社が範囲表を「売り」にし始めて他社も追随せざるをえなくなったようです。各会社のサービス合戦になってしまって、より「生徒に優しい」ものになっています。

このおかげで定期テストよりもずっと対策が立てやすくなっています。

塾テストの方は何の予告もしていません。

さて、入試が迫り、実力テストも模試も三平方の定理や関係代名詞が出題内容に加わり、いよいよ佳境に入るといったところでしょうか。

頑張りどころです。

※同様のことは塾にも言えて夏休み前の模試は難しく、夏休み後の模試は易しく作ってほしいという要望は多いようです。なぜならば夏期講習の効果を(表面的なものであっても)成績に反映させたいからです。

どうしても素点で考えますから。

420点より450点の方がいいですし、それまで一度も400点を超えなかった人が400点を超えられれば「やった甲斐あった」と特にお金を出してくれた保護者のみなさんは感じます。

「素点のマジック」がテストを拘束してしまうのは塾も学校もやむをえないところです。





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最終更新日  2021.12.10 21:21:11
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