坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

坂東市進学塾 スタディ・ポート 港日記

PR

2025.03.01
XML
カテゴリ: 高校受験
今年の国語は過去20年で最も難しい問題だったと思われます。

国語は「あってなきが如し」科目で、たとえば2022年は県全体の平均点が78点もあり、その他の年も中学校の定期テストよりもずっと易しい問題が続いていました。

今年、突如として、強い「自己主張」を始めた感じがします。

しかし…。

できる生徒はできてしまうだろうなと思います。

これまでの問題は4択であれば

選択肢ア→明らかに誤答。
選択肢イ→明らかに誤答。
選択肢ウ→正解。これしかない。


というような問題ばかりでした。

国語の苦手な生徒でも容易に正解してしまう。

国語が「本当に」得意な生徒にとっては辛い時期が長く続きました。

今回は誤答の選択肢に工夫が凝らされていおり苦手な生徒は4択から2つに絞るのさえ苦労する問題が連続しています。

記述もこれまで「書き抜きなさい」ばかりだったのですが、今年は探す能力だけでなく短いながらも「書く力」を試す問題になっています。

ただし、得意な生徒にとっては高得点も可能であったと思います。

他の特徴としては、品詞、表現技法(隠喩、直喩、擬人法 7点)、文学史(3問 6点)の出題があったことです。

今回は、小説文、説明文、古文の全てにおいてこれまでに比べて格段に難易度が上がり(=ようやく普通の問題になり)、また語句や漢字の知識まで幅広く問われていました。

たまたまた今年の問題が難しかったというわけではなく、出題の「中の人」が変わりようやくギアチェンジがなされた印象を受けました。

来年からも国語は最重要勝負科目になると思われます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.03.03 10:10:27
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: