実家の近くを、近鉄内部・西日野線が走っている。
狭軌鉄道、日本に残った最後の3線のひとつだ。
乗客の減少顕著にて、この線もご多分に漏れず廃線候補とあいなった。
経営母体の近鉄は、このところ決まりごとのように「廃線」をチラつかせる。
今年も今月末までの結論を目標に、市と近鉄との折衝が続いている。
たぶん市が相応の負担を背負うかわりに、鉄道は存続すると思う。
鉄道の経営はお金がかかる。
私は鉄道経営には詳しくないが、鉄道単体、いわゆる旅客・貨物の輸送のみで
収支が黒字の鉄道なんて、全体の何割くらいだろう。
私は鉄道というものは、沿線の住宅地や商業地開発と並行させることによって
運賃以外の収益をなし、経営を成り立たせるのだと思っていた。
(もし完全な思い込みで、事実とまったく反していたらごめんなさい!)
狭軌鉄道の未来は暗い。
少なくとも近鉄内部・西日野線は・・・・・・
地元自治会などが、ナローゲージ応援団なる存続を希望する団体を立ち上げ
「乗って残そう、ナローゲージ」
とのキャンペーンを展開している。
「乗って残す」
このスローガンには賛成だ。
題目だけかっこよく唱えるのは簡単だ。
肝心なのはどのようにその、「崇高なる理想」を実現させるか。
=======================
「狭軌鉄道を残す」⇒目指す到達点
「乗って残す」⇒方法
=======================
えてしてスローガンというものは、声かけ倒れに終わりがちだと思う。
それは要するに「かっこつけ」てるだけで、本質が伴っていないからかも。
ところがこのスローガンはわかりやすい。
地元だからヨイショするわけではないが、声高にこっちの言い分を叫ぶだけでなく
みなで結束して努力しよう、という道筋が見える!
近鉄内部線は旧東海道沿いを走っていて、沿線にはみどころがたくさんある。
ナローゲージに乗ろうというキャンペーンなら、どうとでもこじつけて打てる!
旧東海道、その昔、伊勢を目指す旅人が往来した街道だ。
その面影はまだまだ残っている。
古いレンジのはめこみのある建物のある街並みなど、見ておいて損はないぞ。
みなさま、ぜひとも近鉄内部・西日野線に乗りにいらしてください。
*************************************
近鉄四日市駅を出発して終点内部で降りて、歩いて引き返しても
ちょうどよい距離ざますよ、ねぇ、いわどんさん。