July's July

July's July

2015.10.18
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永い時の涯てへ
Glorious 何に身を隠したとしても




 彼女のメッセージを胸に折りたたんで僕は僕の人生を生きている。
 欠落した距離と時間をやさしく物語が包んでくれる。

 今読んでいる本が「はじめての超ひも理論」河合光著。超ひも理論については何冊か読んだけど、この本が一番丁寧でわかりやすい。数式は一つも出てこないが、その根本にある概念をわかりやすく説明しようとしている。難解な数式をちらつかせて一般の読者を煙に巻く専門家が多い中でこの本の著者はとても好感が持てるし誠実な感じがする。そのせいか、なんだか超ひも理論って期待できそうな気がする。サイクリック宇宙論という最新の考えもおもしろい。それによると我々は50回目くらいの宇宙に住んでいるらしい。

 マヤの人たちは天体を観測しているうちに、王国だの社会だのばからしくなって密林の彼方へ姿を消したのではないだろうか。
 あるいは乗ってきた船にのってふるさとの星に帰って行ったのかもしれない。

 そして、何百年か後のある日突然、僕らはこの星に取り残されたたった二人の孤児だったことに気づくのだ。




手に手を取り走り出せば
ふるさとの遠い星まですぐ





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Last updated  2015.10.18 18:24:30


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