2007年12月06日
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まことに 彼女は素晴らしい女性である。夢見がちな為 ともすれば足元が乱れる夫を支えて いかなることにも動じない いつぞや遊びに行ったとき 二人でダンスを踊ってみせてくれたことがある。それは、男にリードされるというより 辺な動物を一匹抱え込んで あー 困っちゃったわ あきらめましょうという風に見えた 内助の功とは もしかすると そういうものではないかしらん 昭和33年12月

白洲正子 心に残る人々 講談社文芸文庫より

ご自分と旦那との噺ですか?と声をかけたくなるくらいですが 広島モーターボード利権のドン 岩田幸雄とその奥様の噺です。

岩田幸雄という方は 明大の仲間だった 吉田彦太郎 関山義人 らと 右翼活動に入り 北一輝の弟子の岩田富美夫の大化会に入り 児玉機関にも絡んでいた方で 戦後は笹川良一の子分で 広島の仁義なき戦いの方々などや 糸山英太郎とも交流のあった方です。

正子さんのこの文の中では 次郎と岩田との関わりには いっさいふれていませんが 知り合った接点の方々と 次郎が交流があったということ。モーターボード利権のために 動いた矢次一夫と次郎が岸信介の戦犯指定に動いた経緯があったらしいこと。白洲と知り合いの池田勇人を含めて 広島には知人が多いということから 当然 次郎とも 岩田は接点があったということは まず確実なはずと思います。

しかし この時期は 銀座エスボワールのマダムを含めて 愛人が何人かいたはずですが

文中には こんなことばもあります。

人を愛する喜びは 人に愛されることの辛さをも忍ばねばなるまい。
彼は非常に家庭的な、よき夫であり、よき父である。これは、愛人を持つことと矛盾しない









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最終更新日  2007年12月06日 08時56分54秒
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