junna-marinの繁盛記

junna-marinの繁盛記

2003.06.25
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カテゴリ: junna誕生記
2003.6.24も6時を廻った頃、
ようやく、待機していた病室に戻る
看護婦さんが丸いドーナツ座布団をお尻に引いてくれる
その後ジュースをくれた…

そう言えば超のどがカラカラだ。
そうだ…私生む時は絶対ボルビックを持って
分娩室で飲むと決めてたのに…

(なんか雑誌の出産時にあると便利グッズというコーナに
 飲み物となぜかテニスボールが載っていた…


なんだか肌寒い…
「温度はどう?クーラー入れてあげようか?」
と看護婦さん

いやいい…また腹こわしそうだからやめとく。

「今日はゆっくり休みナね~なんかあったら
すぐ呼ぶのよ~お疲れね~寝なさいね~」

う~んホンとだ眠い…
うつらうつらし始めた所で

なんだかお義母やんの声がする…気のせいか…
居る分けないよね~…

「ホントにお世話になりまして~!!

ま~!!かわいい!!パパちゃん見てみて赤ちゃん
私の方見てるわ~もう判るのね~!!お義父さんのくれば
良かったのにね~照れ臭いからってね~」

む!お義母やんだ!
あのウルトラ早口&遠くからも聞こえる声!


ガチャ
「パパちゃんとお義母様いらしたわよ~」
看護婦さん。その着後

「お嫁ちゃん頑張ったわね~!!!ほ~んと可愛い!!
パパちゃんにそ~っくり!!髪の毛もふっさふっさ!!
今見たけど他の子は薄いわね~!うちの赤ちゃん
ちゃんとあったわよ!!お嫁ちゃんみた??
看護婦さんがね~言ってたわよ~良く一人で静かに頑張ってたって!!
他の人はもっとうるさいって!ギリギリまで
一人で居たんだってね~!私褒められちゃたわよ!!」

「うんちゃらかんちんちゃら×5分位」

私にも話させてくれ…
旦那は何処??

ガチャ
「おお~のぞ大丈夫か?今赤ちゃん見てきたよぉ
写真も撮ったよ!記念だからお前も撮るか?
生んだ直後の写真!」

う=おまいら、どうだったとか…
私にも話をさせろ~!

どっちも声大きいし、早口だし
話し上手だから太刀打ちできん…
口をつっこむスペースが無い…

のんびりと話すお義父さんなら
私の話を聞いてくれるのに…いない(>_<)
ホントはわたしももっと痛かった事とか言いた~い!!

ちぇっ…
いいよ~んだ…
母ちゃんこないかの~

「あ~実家電話しといたぞ!お義母さん
今日は、すっ君の学校の用があるから
明日お義父さん帰ってきてから行くかもって…
今日早く終わったら行くって」

なんで~お母ちゃん…
来てくれないのか…

「じゃあ俺会社行くな、夜また来る。
なんか欲しいもんあるか?」

う~じゃあ飲むもん…

「じゃあ良く寝ろ疲れたろ」

は~あ、お母ちゃんもお父ちゃんも
来ないのか…カ~くんもス~も来ないのかな…
おばあちゃんは足悪いシナ~

取り合えず寝よう…

暑い…もう11時か…
暑いこの部屋…そうだ
さっきクーラー消して貰ったんだ…

ナースコールで呼ぼうかな…

う~届かんやん!
もういいや
後すぐお昼だし…

「お昼ですよ~食べれるかな??」

いや~待ったよ!
朝ごはんはさすがにあまり食べたくなくて
パパちんに食べて貰ったから
おなか減った!

なにを~!!超豪勢なお昼!
いつも一人でめんど~だから
チョコチップパンとコーヒー牛乳の私には
考えられ~ん!!(それでも主婦か?)

オイスィ~わい!

「食べ終わったら大部屋に移動するね!
もう一人居るからお話相手が出来るよ!」

なに~いいねぇ一人ぼっちが大の苦手な
ノゾには良いですね~!!
昔から寂しがり屋さんなの!ホッホッホッ!(ホントかね)

しかし大部屋に移り楽しく話すもつかのま
おなかが一杯で眠気が再度襲ってくる…

しばし昼寝

「こんにちは~お世話になりますね~」

んっ誰じゃ…うう~

「どうなの?調子は?」

お母やん…!!お祖母ちゃんも!!

お父さん帰り番じゃないのに…どうして?
パパちん、明日だって言ってたよ

「お婆さんがどうしても行くって言うからさ~歩くって…
だから学校の用済ませて、待ち合わせて、こっち来たの
でも、ここ駅から近くて良かったわ!
ほら、飲むもん買ってきたよ、あと軽いもんも」

お婆ちゃん…ありがとう…

「可愛いね~ひ孫を見れるとは思わなかったよ…
お祖父さんももう少し頑張れば良かったねぇ
あんたを一番可愛がってたからねぇ」

お祖父ちゃん…ごめんね
一年遅かったね…
私も一番悔いだよ…
お祖父ちゃんが死んだ3.4ヶ月違いで出来てたなんて

もっと早く出来てれば、もっと早く知ってれば
お祖父ちゃんもっと頑張ってくれたかもと、
未だに思う…

癌が取り切れなかったのは知ってたけど、
今日明日の話じゃ無かったし
闘病生活では無かったし
ある日突然逝ってしまうのは、
本当に残された者にとって、整理が付かない。

ゴメンなさい。話しがずれてきた
閑話休題…

でも二人が来てくれてすごく安心した
が同時に、2時間程様子をみて居てくれて
帰る時にものすごい寂しさを感じたのが、
驚きだった…
なんだか全世界から見捨てられた様に感じて、
ボロボロ涙が止まらなかった。
慌てて布団をかぶって、
息を殺してじっと止まるのを待っていた…


だって小一時間もすればパパちんが、
また来るのに…

この時この思いが、マタニティブル~として
1ヶ月健診の頃まで続くなんて
夢にも思わなかったのでした。









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最終更新日  2004.10.19 23:18:00
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