建設業のコンプライアンスへの取り組みは、今後も続けていかなければないないようです。
民間信用調査会社の帝国データバンクがまとめた
「コンプライアンス(法令順守)違反企業の倒産動向調査」によると、
2009年度に法的整理となった企業のうち、コンプライアンス違反を倒産の一因とする
企業は前年度比39.7%減の94社。
ところが、建設業はこのうちの22社を占め調査した8業種の中で最も多く、
5年連続でトップとのことです。
(図) コンプライアンス違反を一因に倒産した企業の業種別の推移倒産した会社のコンプライアンス違反のうち、最も多かったのは「粉飾」で25社。
これに、「業法違反」が17社、「資金使途不正」が9社、
「談合」と「偽装」がいずれも8社。
「談合」の8社はすべて建設業でしたが、前年度の25社から大幅に減ったそうです。
確かに『談合』によって会社の命脈が絶たれてしまうことは、いわゆる『政治とカネ』
の問題で総理と幹事長が揃って辞任、ということから、
談合に対してどれだけ消費者の目が厳しいか、ということは今更述べることでも
ありません。
ただし、『粉飾』・『業法違反』・『資金使途不正』は、なかなかわかりにくいかわり、
一度、衆目にさらされてしまうと一気に会社の命脈が絶たれてしまうほどの劇薬。
しかし、この3つほど、皮肉なことに業績不振であえいでいるときほど
『甘美』なものもありません。
この辛さは自分でもよくわかるだけに、『コンプライアンス』という錦の御旗のもと
これらの誘惑に耐え続ける精神力は並大抵のものでは済まないか、と考えています。
参考まで、帝国データバンクではコンプライアンス違反を一因とする倒産の
大幅減少を、コンプライアンス精神が社会に浸透しつつある証拠とみています。
建設業の大幅減についても「短期的には前倒し発注などで建設会社の経営破綻が
沈静化したことが要因。公共工事の減少や『脱・談合』の意識が定着してきている
ことも一因」と分析しています。
※調査は2009年4月から2010年3月までの間に、負債債額1億円以上で法的整理となった企業を集計。
倒産の理由にコンプライアンスの違反が認められる企業を抽出して分析。
同調査は2006年5月から続けているそうです。
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