麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

2011年08月30日
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カテゴリ: 日々徒然

夜、会社を出るときに、過ごしやすくなったこととあわせ、秋の虫の鳴き声が

聞こえる季節がやってきました。

また、最近夜になるとしみじみ思うのですが、スマートフォンに表示する画面が

ぼやけてきたり、街灯が眩しく思えたりするようになってきました。


そこで、自分ではあまり考えたくなかったのですが、加齢に伴う目の機能の衰え

について、自分の体験を交えて必要なポイントをまとめてみましょう。

目の機能の衰えにも配慮した照明計画は、【こんなはずじゃなかったのに・・・】

と、あとで思わないようにするためにも、とても重要なポイントです。


また、現在家づくりや大規模なリフォームを計画されている読者のみなさまであれば、

設計段階から以下の点をしっかり伝えておくと、つくり手も住まい手もお互いに納得

できる住まいになることでしょう。

1.加齢とともに、同じ明るさでも暗く感じるようになるため2倍以上の明るさが

  必要に。わかりやすい事例を挙げると、たとえば自宅リビングの照明選びにつ

  いても8畳なら10畳用の照明器具といった、いっそう明るい照明器具が必要

  になります。

  ただし、やみくもにシーリングライトなどの照明器具を大型化すると、高齢者に

  とって辛い照明器具自体の眩しさが増す可能性があります。  

  よって、天井に付ける全般照明のみで明るさを取るのではなく、後から設置で

  きるスタンドなどの局部照明で、手元の明るさを確保したほうが眩しさによる

  負担感が減ります。


2.加齢とともに目が疲れやすくまぶしさも感じやすくなるのでインバーター照明

  器具など、ちらつきやまぶしさを軽減するタイプの照明を選ぶほうが目の負担

  が少なくなります。

  さらに、セードつきの器具を使用して光源が直接目に入らないようにも配慮。

  そういった点では流行のLED照明はいわゆる【堅い光】の照明器具が多いの

  で、LED照明器具を設置する場所や使い方は、いままでの照明器具とは違う

  配慮=【LED照明器具ならではの配慮】が必要です。

3.たとえばリビングの場合は一室に多くの照明を組み合わせ、天井や壁面などが

  明るく見えて空間としての明るさ感があり、かつテーブル面など必要な場所に

  十分な明るさを確保すると、世代を問わず快適に感じるようです。

  また、リビングは食事、読書、テレビ鑑賞など、普段の生活でさまざまな生活

  行為が考えられる場所。その生活行為に応じて照明を変えられると、より快適

  に過ごせます。

4.リモコン付照明器具は、立ち上がったり手を伸ばしたりせずに操作ができるの

  で便利。いちど使うと手放せませんが、リビングなどでは真っ暗な状態のまま

  照明のリモコンを探すという、かなり間の抜けた経験もありました。


5.いちいちスイッチを押さなくても、センサーが人の動きなどを感知して自動的に

  点灯する人感センサーつきの照明は便利だし、無駄な点灯が少なくなるので

  省エネ対策にも効果的。

6.老化現象のひとつでもある「白内障」が原因となり、加齢とともに青系の感度

  が低下していきます。

  つまり、青色が見にくくなっていくわけですから、大切なポイントとして青色

  を使う場合、隣り合う色を明るめにしたほうが心地よい印象になります。

  また、床と壁の境目や段差など危険を伴うところは、濃淡をハッキリさせて、

  すぐに違いが認知できるような配慮が必要。

  私自身、同系色の1cm程度の段差が見えなくて室内でつまづいたことは一度

  ならずあるので、目立たせたいところには赤系を上手に使うと良いでしょう。


7.加齢とともに視覚の順応機能が低下します。震災後の高速道路で強く感じた

   ことですが、運転中に極端に暗いところに入ったとき、しばらく周りが良く見え

  ない経験が何度かありました。

  そのため、室内でも明るさが大きく変化しすぎないような配慮が必要です。

  転倒などの家庭内事故の多い廊下と階段は、リビングや寝室との明るさ対比が

  極端にならないよう、同じ照度で設定される例が多いようです。

8.センサー機能付フットライトなどは、夜中にトイレに立つときに自動点灯。

  寝室や廊下など、暗い足元を安全に照らしてくれるので安心。

  特に加齢とともに眠りが浅くなり、一度明るい光を浴びてしまうとなかなか

  寝付けないという経験もあります。

  そんなときこそフットライトなど足もとを優しく照らしてくれる照明は重宝します。


住まいは一生のお買い物です。建てるときは高齢でなくてもだれでも年はとるわけ

ですので、将来にわたって快適に生活できることが大切です。

また、やみくもに節電するのではなく、からだにやさしい照明で節電の工夫をしない

と、節電したけど室内で転倒してケガをしたり、目に余計な負担をかけることで、

かえって疲れてしまっては、元も子もありません。


夏が過ぎたからもう節電を考えなくても良い、ということは、全くありえません。

太陽光発電システムなどで節電する以外にも、快適なんだけど節電できる照明を

しっかり計画・選択して、あたらしい住まいでの生活を過ごしたほうが、ずっと

利にかなった暮らしができるのです。







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最終更新日  2011年09月02日 15時54分11秒


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