格物致知~ゆとり世代男子の思い想い~

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さいとうじゅん

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2015.11.15
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カテゴリ: 読書
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副題は「彼らが〈最悪の経験〉から得たものとは」。
僕自身は人間の性だからなのか、それにしてもやはり、甘いコンフォートゾーンに留まりたがる傾向が強い。本書からは、それを打破する思想的野心をもらえる。
知識があること、それを保持していることが大事なのではない。それをお客様のために、社会のために利用して、還元することが大事なんだ。

本書を読めば、華々しい経歴を持つ方々が、失敗している点を知ることができることで安心するし、それをどう乗り越えたのか、どうやって失意を乗り越えるバネにしたのかを教わることは貴重な学習になる。

例えば、
財務省から元マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に転職し、現在は中国で游仁堂(ヨーレン)を創業した金田修さんの経験。
また例えば、
スイスの国連研究機関からマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に転職し、NPO法人代表となった中村俊裕さんの経験。
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柳田國男を解説していた山折哲雄先生が書かれたように、
物語を語る稗田阿礼(ひえだのあれ)とそれを叙述する太安万侶(おおのやすまろ)が「共同製作」した『古事記』のそれのようにも思え、僕自身にとって尊厳な書籍のように思えたのだった。

失敗経験の前に謙虚にならなくてはいけないし、それに負かされることなく、前進しなくてはいけないことを考えさせてくれる。
個人的には、不都合な事象を隠す傾向が強いため、まずは謙虚に学習し、素直に相談して話を聞き、解決の道を淡々と歩めるような努力の方向を築いていきたいと考えている。


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Last updated  2015.11.15 21:44:01
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