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暖房要らない一日だった。
我が家の庭は植物園のようになっているが(ママリンがたくさんの植物を愛でているのだ)梅の花がだんだん見頃になってきた。
午後から急に風が強くなって、洗濯物がばたばたしていた。
順蔵は風の音が苦手(だって怖いんだもん)なので、さっさと洗濯物を取りこんで音楽を聴いてごまかしていた。
ママリンは真愛をだっこして自慢の花たちを見せていた。
すると近所の男の子(幼稚園児)がじーっと我が家の庭を見ていたらしい。
「どうしたの?」
声をかけてみても返事をしない。
どうやら庭のすみっこにある菜の花(これまたきれいに咲いている)を見ているようだ。
欲しいんだけど、勝手に取ってはいけないことを彼は分かっているのだ。
彼は花が好きらしくて、我が家の前を通る時はいつも「ママ、お花がきれいだね。」と言っているのが聞こえる。
きっと、菜の花がとてもきれいなので欲しくなったのだろう。
ママリンは
「じゃ、おばさんが切ってあげるから持って帰りなさい」
と、菜の花を2本彼にあげた。
「ママに聞かれたらおばさんにもらったって言うんだよ。」
彼は菜の花を受け取ると嬉しそうにお礼を言って、家までかけて行った。
ママリンは花の好きな人が大好きなので、「いいことをした」と心地よい気分にひたっていた。
ところが、事件は起こっていたのである。
福ちゃんがいない。
またもや脱走されてしまったのだ。![]()
今月2回目。
遠くで福ちゃんの鈴の音が聞こえる。
ママリンは1度目の脱走の時に手を噛まれてけがをした。
そこで今回は福ちゃんを放っておくことにした。
しばらく近くの駐車場でいつも遊びに来る白い猫(♀)とじゃれあっていたらしいが、彼女が自宅に帰ってしまったらしく、一人ぼっちになったようだ。
すると外にいてもつまらなくなったのか、お腹が減ったのか、とにかく福ちゃんは帰ってきた。
何事もなかったかのようにごはんをたべて、こたつでくつろぐ。
ママリンも慣れてしまったみたいだ。
福ちゃんはすでに男性としての機能を失っているので、よそのお嬢さんに手出しはできない。
しかし、病気などのことを考えると、むやみに外には出したくないのが飼い主の心情である。
それにしても、近所の野良猫(飼い猫かもしれないけど)は避妊していない猫が多いような気がする。
たまに保健所の人らしき方々が駆除(というのも悲しいけど)しに来る。
なんとかできないもんかなー。
(なんて考えてしまう、今日は猫の日)
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