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2022.10.07
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カテゴリ: 映画・読書
みなさん、こんばんは!

子どものころに何度か金曜ロードショーなどの地上波放送で見ていたホラー映画を久しぶりに見てみたので、ご紹介します。




「ホーンティング」
1999年の映画

シャーリー・ジャクソンの「山荘奇譚」という小説の映画化です。
この小説は過去にも映画化されていますが、その続編やリメイクではなく、
新しく全く別の企画として、同作を原作として制作された映画です。


ストーリー

主人公のエレノアは、幼い頃から母の介護をしてきた。

職もなく、住む家も無くしてしまう。

そんな彼女のもとに一本の電話がかかってくる
その電話の指示のもと、新聞の求人広告に応募し
見事採用されたエレノア。

その求人とは、不眠症の研究のための治験の被験者募集だった。

エレノアは母の介護により重度の不眠症だったため、募集要項にぴったりの人材だった。
1週間で900ドルという給与のために、治験が行われる『ヒル・ハウス』を訪れる。

ヒル・ハウスはヒル・クレインという資産家が立てた屋敷で、
街から離れた郊外に佇むゴシック調とビザンチン様式が混じった、大変豪華で何処か気味の悪い大豪邸

そこには、同じく不眠症で、自信に満ち溢れた奔放な女性のセオと、
ちょっと冴えない青年ルーク、





エレノアたちは、マロー博士から渡された思考テストに取り組みながら、電話もテレビもない屋敷での1週間を過ごすことに





以下ネタバレを含む感想です。



物語の冒頭で、マロー博士による治験が不眠症の研究ではなく、「恐怖心」に関する研究であることが我々観客に明かされています。

それによって、ヒルハウスで怒る怪奇現象が、マロー博士による演出なのでは?というミスリードがありますね

物語が進むにつれて、エレノアが恐怖心を抱きやすい、暗示にかかりやすい性格であるということもマロー博士に語られ、
エレノアの周りで起こる現象が、彼女の幻覚、

また、セオやルークを巻き込んだ現象に関しても、「集団ヒステリー」という疑惑を持つようになります。


これによって我々観客は、博士による仕込みか、幻覚なのか、実際心霊現象なのかという謎に巻き込まれて、どんどん物語に引き込まれていきます。


この脚本・演出は素晴らしいと思います。


エレノアたちが体験する心霊現象に関しては、
ホラーというよりちょっとハリーポッターみたいな
CGの演出が派手で面白いのですが、
幽霊というよりは、魔法の世界のように感じました。
あまり怖くはないですね。


ストーリーのネタバレとしては、エレノアは実はこのヒルハウスの主人であるヒル・クレインの孫でした

屋敷に住まう怨霊は、そのクレインとクレインに殺された子供たち
クレインが子供に恵まれなかったため、
自身が経営する工場で働く子供たちを屋敷に招き、閉じ込めて殺していたのです。
そして、死んだ後もクレインの怨念により、屋敷に魂を閉じ込められて成仏できずにいました。

クレインの後妻である、エレノアの祖母は
子供を身籠ったあと、屋敷から逃げ出して出産
そしてエレノアの母が生まれ、エレノアが生まれました

ヒルハウスに到着したとき、一見不気味な屋敷内の装飾にエレノアが大層感激して気に入っていたのは
おそらく、エレノアにとってこの場所が実家だからですね
そして、屋敷の子供たちの霊がエレノアに助けを求めたのも、きっとクレインと違って子供たちを大事にしていたお婆さまの面影を見たからでしょうか


個人的にラストシーンでエレノアが亡くなってしまうのが残念でした。

母の介護から解放されたら、次は祖父の呪いを解くために命を失ってしまうとは

エレノアの人生とはなんだったのでしょうか


エレノアが生き残り、大豪邸ヒルハウスを相続して、
母の遺産をむしり取って行った兄弟にギャフンと言わせるようなエンディングが良かったな〜
と思っちゃいます・・・














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Last updated  2022.10.17 15:58:00


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