Ｍｒ.Ｂｏｏ！ミスター・ブー | メタボの気まぐれ

1979年に日本で公開された
「Ｍｒ.Ｂｏｏ！ミスター・ブー」は
ジャッキーチェンの映画同様
日本で香港映画ブームを巻き起こした
爆笑コメディ映画なのです。

製作・レイモンド・チョウ
監督/脚本・マイケル・ホイ
音楽・サミュエル・ホイ

ブルース・リー死後、

盛り上げたのがマイケル・ホイで、
当時、テレビタレントが映画を撮るというのは
香港では異例であり
日本でいえばビートたけしのような
存在であるのです。

ちなみにマイケル・ホイとブルース・リーは
同じ中学の先輩後輩であり
マイケル・ホイが２学年後輩になるのです。

物語は探偵事務所を経営している
ウォン(マイケル・ホイ)が、
美人秘書と助手のチョンボ(リッキー・ホイ)を率いて

ある日、ウォンに探偵になりたいと
青年・キット(サミュエル・ホイ)が直訴。

キットはカンフーの使い手であり
スリ騒ぎでの鮮やかな対応を見て
安月給という条件のもとで採用することになる。

さらに複雑にしてしまうウォン達の
活躍を描いた作品なのです。

このマイケル・ホイの日本語吹替えを
担当したのは広川太一郎であり、
ファンの間ではマイケル＝広川のイメージが高いのです。

その組み合わせは絶妙で、
「だったり、何かしちゃったりして～」
「誰か来る～ぞ～警部」
と、アドリブやダジャレが強烈だったので
ほぼ前作を通じて広川太一郎が担当しました。

ちなみに、この作品でサミュエル・ホイの
吹き替えをしたのがビートたけしでした。

また日本公開版ではサミュエルと
サモ・ハン・キンポーの乱闘シーンがあるのですが、
これは「Mr.Boo!ギャンブル大将」からの流用で
本作品のものではないのです。

なぜ、このシーンが挿入されたのかは不明ですが
サモ・ハン・キンポーは、この映画で
アクション演技指導としても参加しています。