ゴルゴ１３九竜の首 | メタボの気まぐれ

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東映が高倉健：主演で製作した、さいとうたかを原作の
1973年「ゴルゴ１３」を４年後の1977年に第２弾として
公開したのが「ゴルゴ１３　九竜の首」で主役に
アクション俳優：千葉真一を迎え原作の
「九竜の餓狼」「帰ってきた標的」「ANGRY WAVES」を
ベースにした映画である。

アメリカ麻薬組織より香港シンジケートの支部長である
周雷峰の暗殺依頼を受けたゴルゴ13（千葉真一）は香港へ飛んだ。

その頃、アメリカから派遣された殺し屋が

麻薬のボス・周とアメリカの組織との間に
亀裂が生じたと睨み捜査を開始する。

スミニーは女刑事・林玲（志穂美悦子）を周の経営する
“東方光”へ潜入させるが消息を断ってしまい
やがて周の部下に林玲は殺されてしまう。

そのため周は香港警察の厳しい追求とゴルゴの出現に脅え、
黒幕の“Ｘ”に助けを求めたが側頭部を撃ち抜かれ即死する。

周の情婦・麗花の通報により周殺害の犯人がゴルゴであると
知らされたスミニーはゴルゴ逮捕に総力をあげる。

危険を承知でゴルゴは麗花をベットに誘う。
その時、ゴルゴは殺気を感じ銃を撃つと“火喰い鳥”と

周殺しがこの“火喰い鳥”だと睨んだゴルゴは
麗花にＸへ計画終了の電話を掛けさせた上、撃ち殺す。

そしてポーラニア領事・ポランスキーは麻薬シンジケートの
リストをＦＢＩへの土産としてアメリカ亡命を企み
日本のアメリカ大使館に交渉した。

スキニーに邪魔されポランスキーを逃してしまう。

香港に戻ったポランスキーはアメリカからの連絡を待つ一方、
石霊島に隠れ家を建て厳重に警戒する。
スミニーは捜査網を張りめぐらし遂にゴルゴを逮捕する。

証拠不十分のため釈放されたゴルゴに
ポランスキーが雇った世界各国の殺し屋が襲い掛った。

重傷を負ったゴルゴは紅蘭の手厚い看護によって救われ
ポランスキーの逃亡期日が迫っている事を知ったゴルゴは
石霊島へ潜入する事にした・・・

と、本作は前作のオール：イラン国の撮影から
香港に舞台を移し、暗黒街：九龍城砦に
カメラを持ち込んだのは史上初という撮影となりました。

なお、原作者さいとうたかを自らが次に実写版ゴルゴ13を撮るならば
ハンマー投げ選手の室伏広治しかいないと話しました。