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2012.01.11
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カテゴリ: 純愛映画
片翼だけの天使.jpg


生島治郎が1984年に発表した自伝的小説を
1986年に映画化したのが「片翼だけの天使」である。

物語は推理作家・越路玄一郎(二谷英明)46歳が
離婚して以来、自由さがあるものの
何かと煩わしい男女交際をするのが
歳のせいか臆劫になっていた。

ある日、彼は友人の売れっ子カメラマンである
白井完介(タモリ)に誘われてソープランドへ行った。
そこで赤城という源氏名のホステス


彼女は韓国生まれで、6年前
日本人・岡野忠司(ケーシー高峰)と結婚して
日本にやって来たのだが
たどたどしい日本語を話しながらも
明るく気立てのよい女性だった。

互いに身の上話をしている内
景子は越路にひと目惚れしたと告げ、
その夜以来、越路の頭の中から景子の事が離れない。

数日後、店を訪ねた越路は
景子の想いが一層募っているのに驚き
彼女は越路の事を考えると


そして景子は忠司と離婚するとまで言いだし
その思いに狼狽しながらも越路はある感動を覚えていた。

だが忠司は二度逢っただけで離婚は乱暴だと押し止め
再び逢いに来る約束をして店を出た。

ある夜、越路の元に景子から電話が入り


忠司は越路に店以外で景子と逢うような
付き合いは止めてくれと釘を刺し
越路ももう逢わない方がいいと景子に告げた。

しかし10日後、景子はホテルにカンヅメになっている
越路を訪ねて来るも、すれ違いで逢えない。
深夜の2時までロビーで待ち続けた彼女は
戻って来ない越路にメモを残して去った。

そんなある日、越路は行きつけのクラブで
友人の挿絵画家・村山(北村和夫)から
偶然に景子に逢い、彼女の越路に対する
想いのたけを聞かされたという事実を聞いた。

数日後、景子と再会した越路は
付き合っていく事を決意したが・・・

この映画は原作者の生島治郎が実際に
韓国籍の風俗嬢と出会い
結婚するまでを描いている自伝的映画であり
ヒロインを演じた秋野暢子は本作で
キネマ旬報主演女優賞を獲得しました。

二谷英明.jpg

また主演の二谷英明は1956年に
小林旭らと第3期ニューフェイスとして日活に入社。
石原裕次郎、宍戸錠と共に日活アクション路線の
全盛期を築いた。

日活を退社した後はテレビ朝日「特捜最前線」で
主演の神代警視正役として出演し
実際の警察官から尊敬する上司と見られ
警部補からは部下から見習わなければならない立場像で
警察から参考になる人物として尊敬されました。

2003年10月に病気で倒れ芸能活動は休止状態にあったが
2012年1月7日、肺炎の為、尊敬される刑事像が亡くなりました。

その功績は石原裕次郎より大きく
今でもリアル警視として尊敬されており

葬儀の際、歌手・長渕剛は「12色のクレパス」を
ギターで弾き語りながら



20数年前にスーッとお父さんの声が聞こえたよ」


と弔辞を読んだのが印象的だった。


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Last updated  2012.01.11 20:35:47
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