野原ひろみ | メタボの気まぐれ

初代ライダーガールズの緑川ルリ子と共に
仮面ライダーにて活躍したのが
島田陽子演じる野原ひろみである。

ルリ子と同じく城北大学に通う女子大生で
立花藤兵衛（小林昭二）の経営する
喫茶店アミーゴでアルバイトをしている。

ルリ子から世界征服を企む秘密組織
ショッカーの存在を聞かされていたひろみだが
実際、ショッカーの事件に直接巻き込まれたのは

遊園地の温室で健二少年の姉が植物に浚われ
その後ひろみはサラセニアンに襲われそうになったが
仮面ライダー１号に助けられた。

この事件を契機に本郷猛（藤岡弘）たちの戦いに
協力するようになる。

本郷とルリ子がショッカー別計画を追って
ヨーロッパに去った後は喫茶店アミーゴから
オートバイ用品店を開業した立花藤兵衛の
立花レーシングクラブに入会した。

ここで野原ひろみは友人のユリ（沖わか子）
マリ（山本リンダ）ミチ（中島かつみ）を紹介した。

共にショッカーと陰ながら戦うのである。

第２４話「猛毒怪人キノコモルグの出撃」では
蹴り技などアクションも見せているが
第３４話「日本危うし！ガマギラーの侵入」を最後に
野原ひろみはいなくなる。

仮面ライダー出演後、「続・氷点」で辻口陽子を演じ
以降、「いとこ同志」「われら青春」
「華麗なる一族」と出演依頼が殺到する。

映画では「砂の器」の高木理恵子
「犬神家の一族」の野々宮珠世で印象を残し
1980年の「将軍 SHOGUN」における演技で
ゴールデングローブ賞を受賞し
国際女優と呼ばれるようになる。

ちなみに仮面ライダーの前身の企画
「クロスファイヤー」では緑川ルリ子役に
島田陽子が決まっていたとか・・・