ミスター・カミカゼ | メタボの気まぐれ

タイガーマスクと戦ったマスクマン
ミスター・カミカゼ（声：小林清志）は
卑怯な手段は使わず、互いの肉体のみで戦う
真剣勝負を心がけたレスラーである。

元々は「虎の穴」出身ではなく
フランスで空手の演武で生計を立て
家族を養う一人の格闘家であり

その後、プロレスラーに転向し
虎の穴の息のかかったパリの

正統派レスラーとなる。

しかし地下プロレスはどちらかの
息の音が止まるまで行われる
殺し合いプロレスであり

当時の地下プロレスチャンピオンの
ブラックマスクにカミカゼは挑戦したが
試合を中断させようとしたカミカゼの妻を
ブラックマスクは殺してしまい
カミカゼは怒りにまかせ、対戦相手を殺してしまう。

それ以後、血も涙もない男となり
試合をする度、対戦相手を必ず血祭りに上げ

地下プロレスに修行にきていた
タイガーマスクと戦う事になったが
カミカゼの息子・キヨシが人質にとられ
カミカゼが勝ったらキヨシを解放するという
条件をつけられてしまう。

手段を選ばないカミカゼは
タイガーマスクを窮地に追い込むが

偶然にもタイガーマスクは第二の必殺技
ウルトラ・タイガー・ブリーカーを生みだし
（原作ではフジヤマ・タイガー・ブリーカー）
カミカゼは敗れてしまう。

キヨシはタイガーマスクにより救出され
この戦いの中で友情を結び
彼の助力を得て地下プロレス界から脱出した。

アニメ版では「虎の穴」とのつながりはなく
ロサンゼルスのリングでタイガーマスクと対戦。

のちに東京でも再戦を果たしている。