矢的猛 | メタボの気まぐれ

ウルトラマン史上、主人公が
学校教師であるという新しい試みとなった
「ウルトラマン８０」の主人公が
矢的猛（長谷川初範）である。

Ｍ７８星雲から地球に来た矢的猛は
子供達に愛と勇気を教える為に教職を志し
新採の理科教師として桜ヶ岡中学校に赴任し
「一所懸命」をモットーに1年E組の教壇に立つ。

危機意識を買われオオヤマのスカウトにより

いずれにおいても遅刻が非常に多い。

校内ではこの兼務を林校長が承知しており
第12話までのＵＧＭにおける勤務時間は
「日曜日と放課後だけ」となっていたが
第13話以降は怪獣の出現が多発した事で
やむを得ず途中で教職から退いている。

家族や兄弟はいないと自ら語っており
それ故、宇宙人としての孤独感に苛まれ
序盤では自分のクラスの生徒達を心の支えにして
彼らの為に戦うと息巻くが「学園編」以降は
再度閉塞感に駆られつつあった。

「地球における家族」と捉えるようになる。

空手は黒帯、変身前でもかなりの格闘能力を持つが
劇中では女子生徒に柔道で負けたこともあった。

彼の発案によるシルバーガルの分離機能を有効活用した
攻撃パターンは彼の名に因んでオオヤマに

最終回で自分の正体とウルトラの星への
帰還が迫っていた事情に気付いたオオヤマから
説得を受けＵＧＭが怪獣を倒したのを見届けた。

ＵＧＭメンバーにお別れパーティーを開いてもらい
地球人としての最後の1日を満喫した後、
故郷、Ｍ７８星雲に帰っていった。