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2016年07月16日
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肺炎の方はお陰様で治ったのですが、父もそのままいよいよ完全な寝たきりになり、食事を食べることもできなくなってしまいました。首から管を通して高カロリーの栄養を投入するような状態になり、遂に老人病院に転院することになって、医者にも「正直見通しは暗い」と言われてしまいました。

なので今後もブログの方は突然不定期更新となる場合もあるでしょうから、予めご承知おきください。有料メルマガに関しては当然お仕事なので、今後も原則休まずに続けます。

そんなわけで本日はまずやり残した6月の成績発表です。6月はBrexitショックを受けて今年の二番底を付ける場面がありました。そんな中私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。
(なお評価は例月通り、6月末を含む週の金曜、つまり7/1の終値で行っています)


【買い銘柄】

日本プロロジスリート投資法人(3283)
240500円→250200円(20営業日保有 上昇率4.0%)

Brexitショックを受けてREIT全体は指数の下落が続きましたが、同REITに関しては何とかプラス圏をキープできました。一方、足元ではREIT指数も少しずつ回復局面に。アメリカのREIT指数もリーマンショック前を上抜いて最高値更新波動となっていますが、アメリカの利上げはまだまだできないという見方を背景に、利回りの高い商品が年金などの資産運用に引っ張りだこなのは当然でしょう。

物流系REITに関しては来月三井不動産ロジスティックパーク投資法人(3471)のIPOが予定されており、その分のリバランスの売りは多少出てくるのかも知れません。まあ同REITに比して時価総額は1/10レベルの話なのでほとんど影響は無さそうですが。月末の日銀金融政策決定会合に向けて、また思惑の買いが膨らみそうです。


DMS(9782)
693円→630円(20営業日保有 下落率9.1%)

JASDAQの小型株も漏れなくBrexitショックのダメージを受ける形に。ただ足元では底打ち感も出始めています。今週はHamee(3134)が「越境EC自動出品プラットホームと連携」との材料で買われる動きになっており、やはりこのジャンルはまだ材料として面白みがあると思います。


日本セラミック(6929)
1983円→1943円(20営業日保有 下落率2.0%)

こちらもBrexitショックには抗えず。ただ外需系企業の中では思った程のダメージは受けず、むしろ底堅さを意識させる動きに。何とか2月と4月の安値を結ぶ下値支持線で下げ止まったような格好で、足元では再度2000円回復の動きになってきています。




三菱製紙(3864)
6/4より 78円→70円(20営業日保有 下落率10.3%)

こちらもやはりBrexitショックで下落。しかも一般的に紙・パルプ業は円高メリット株でもあることから、ショックの影響を大して受けないはず・・・ですが、同社はむしろ戻りの鈍さが目立ちます。うーん、なんでここまで売られないといけないのでしょうか。「炭素素材シートを商品化して電池メーカーに供給」という材料にも無反応でしたし。

足元でも天皇陛下の生前退位報道を受け、元号の変更→紙需要の発生期待感から紙パルプ株に買いが集まる可能性も指摘されていましたが、やはりさっぱり。12年の安値水準にまで接近してきています。やはり買収防衛策の継続が株主総会で認可されてしまったこと対する失望売りでしょうか。早く業界再編が進めば良いですが。


【売り銘柄】

オリエンタルランド(4661)
7095円→6000円(15営業日保有 下落率18.3%)

売り銘柄の方も当然のようにBrexitショックは免れず。そしてきちんと目標株価達成し、そこから反発してきました。大体いつもはそこから目標株価から更に下っていって、逆に損した気持ちになるパターンが多かったですが、今回は絶妙な目標設定だったと思います。自画自賛。


日本郵政(6178)


こちらも以下同文の状態で、無事Brexitショックで目標株価達成となりました。大体1200円弱を下値抵抗線にして、足元では戻り基調にあります。まあこちらの銘柄に関しては、また日銀金融政策決定会合後の動きを見た上で、再度売り銘柄として取り上げても良いかもしれません。


大東建託(1878)
6/4より 15760円→16850円(20営業日保有 上昇率6.5%)

先月損切りしたのに懲りずに改めてエントリー・・・しましたが、また踏み上げられるお馬鹿な展開に。足元では上場来高値を目指す波動になっています。

うーん、10兆円も経済対策をする予算を確保するには、何らかの税収アップ策が必要だと思いますけれど、節税対策の阻止など狙いやすいところを突いてくると思うのですが。選挙期間中はそんなことを言えるわけもなかったですが、選挙が終わった今となってはそういう議論も出てくるのではないかと思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.12(%/営業日) という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 6/3終値 16642円→15682円(20営業日 下落率5.8%) -0.30(%/営業日) 
TOPIX   6/3終値 1337  →1254 (20営業日 下落率6.2%) -0.32(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!売り銘柄のうち2つが絶妙なところで利食いできたので、地合の混乱の中でプラスをキープできました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数706.6ポイント
ふぅ、何とか700ポイントは回復しました。ここから少しずつ取り戻していきたいと思います。


さて、ポートフォリオ銘柄も随分少なくなってきたので、今回は買いで一銘柄取り上げます。それは あさひ(3333) です。

自転車の小売りチェーンですが、先月好決算を発表。ただ株価は一進一退を繰り返して少しずつ買われていますけれど、円高メリット株ということもあって、足元の円安局面が逆風になっています。

元々自転車が一番売れるのは春の入学・入社シーズンということで、第一四半期に最も季節性要因がある少し変わった銘柄です。ですから通期見通しに対する進捗率が高くて当たり前で、前々期なんて消費増税前の駆け込み需要もあって第一四半期が良すぎて、後は尻すぼみでした。逆に言えば第一四半期の成否が一年の成否を握るとも言えます。

ただ今回個人的に最も「おぉっ!?」と思ったのが「88CYCLE(通称パパチャリ)」。雑誌デイトナ及びこだわりの自転車工房チムチムレーシングとのコラボで、ママチャリに対抗した新コンセプトの自転車を販売しました。
http://www.cb-asahi.jp/88cycle/

これが3月に88台限定の先行予約が即完売となり、5月に満を持して全国のあさひで販売されました。私も最初見た時に「どーなんやろか?」と思ったんですが、何か段々「あれ、ひょっとして良いかも・・・」と思うようになってきました。ちなみにこの前街中で停まっているのを発見しました。

私が今まで実際に「おぉ、これは新規顧客層取り込むんじゃね?」と思ったシリーズ第一弾がJIN(3046)のPCメガネ、第二弾がニトリのNクール、第三弾が吉野家の牛すき鍋膳でした。特にPCメガネは視力の悪くない人にも売れる、牛すき鍋膳はこれまで吉野家に行かなかったような高齢者層などにも訴求力があるということで、実際その後は株価も上がっていきました。

今回も空白地帯気味の大人の男性を取り込むということで、確かに車が買える程高い自転車に乗っている趣味人も既にいますけれど、もっとライトなユーザーを取り込みやすいことで意味がある戦略と思います。

まあPCメガネや牛すき鍋膳とは異なり、町中に溢れると買う気が無くなるので一巡するとブームは沈静化するかも知れませんが、それはまだまだ先のお話。その間また別のシリーズを開発すれば良いですしね。

価格は1台7万弱ということで、その他色々オプションアイテムを買い足すと10万規模の販売になります。コラボなので多少は取り分が分かれるとしても、PB商品なので利益率も高いです。そんなこんなで6月の月次も回復基調にあります。

また同社が扱う商品のほとんどが中国からの輸入です。となると、足元の元安は輸入コストが引き下がるメリットがあります。足元で円安が進んでいますが、そろそろ戻りも限界ではないでしょうか。

正直一つ難点はチャート形状が良くないこと。長期的には1000円~1800円のボックス圏で動いていますが、足元はどうも下限を目指す動きになっています。ただ空売りが多い売り長銘柄ですし、ここから8月の優待取りの動きも期待できます(ただし8月優待は来年から無くなり、本決算時に一本化。総額は変更無し)。

目標は1800円に。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


そして記載余地も少なくなってきましたが、気になる6月の相場展望。投資判断は「やや売り」で見ています。

ご存じのようにBrexitショックはアメリカの雇用統計を受けてあっさり無かったことにされ、アメリカ株は最高値更新の動きとなっています。ここまでの戻りはまあ良いとして、日米共に決算が本格化してくる中、ここから更に上値を目指すのはかなりハードルが高いと思われます。

価格帯出来高を見ると、16000円台後半の価格帯出来高が多く、実際足元でも少しずつ戻り待ちの売りが出る形で出来高が増えています(任天堂(7974)の売買代金が15%程占めていますが)。何か新しい好材料が出ないうちに、行け行けドンドンは考え辛いです。

そして今度は地政学リスクを意識する流れになっています。フランスを始めとして各地で活発化するテロに加え、トルコではクーデターも発生。トルコはヨーロッパとロシアや中東を結ぶ要所ですから、ここが本当にクーデター成功となると、人や物の流れがせき止められてしまいます。これはかなり大きな問題です。

目に見える重要イベントは夏場はしばらくお休みモードに入りますが、一方で目に見えないリスクは夏に高まりやすい傾向があります。今年も色々なニュースを意識して、動き辛い夏になりそうです。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2016年07月16日 12時06分56秒
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