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2020年10月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200927.html


部屋長は小刻みに震えながら涙を流し鼻をすする私に対して「まあ最初は皆そういうもんだ」「対番も同部屋も迷惑だなんて思ってないよ」「嫌なこともいっぱいあるけど、良いこともあるぞ」などと色々慰めてくれました。

正直、私は自分が情けなくて情けなくて、あまりこの時の会話を覚えていません。何かハッと気付かされるような劇的な言葉をかけられたわけでも無かったように思います。ただ、胸中を吐露できたことで、憑き物が取れたような感じになりました。

また「お前は向いてないよ」とか「辞めたければ辞めたら」というようなバッサリ切り捨てられた言い方をされなかったので、私はまだ何とか気持ちを繋ぎ止めることができました。自分はここに居ていいんだ、と思えましたし、何より誰かに「相談できた」「口に出して言えた」ということが大きかったように思います。

元々自分で選んで来た大学です。出来ることなら辞めたくはありません。確かに入校前の覚悟と、実際に入校してみた後の現実のギャップは大きかったですが、辞めようと思えばいつでも辞められる、辞める前にもう自分にできることはないんだろうか?何とかもう少し続けて、全部出し切ってもうダメならその時に辞めよう、と腹をくくりました。

本当に私にとってここが大きな岐路でした。相談に行く前までは「あとは小隊指導官と親にどう言おうか」ということを考える段階で、部屋長には相談というよりも報告に行くだけのつもりでしたから。

私にとって本当にラッキーだったのは、この中隊でも実力者である人が部屋長だったこと。もしこの人が私の部屋長でなかったら、多分この人に無茶苦茶シバかれていたでしょうね。そしてGW以前にさっさと辞めていたでしょう・・・。

部屋長は私のような出来の悪い部屋っ子ほどかわいく思えたようで、同部屋のC君、D君よりも目を掛けてかわいがってくれた感じは十分伝わってきました。C君に「お前はお坊ちゃんだもんな」とか「部屋長のお気に入りだもんな」とか何かにつけて言われました(嫌味ではなく、冗談っぽい感じで)。(つづく)





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Last updated  2020年10月18日 22時17分46秒
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Re:枯れざくら~昔の防衛大学校物語 相談(10/18)  
アツヒロ さん
やっぱり何よりも大切なのは人間関係や縁だったりするんですね。あ~よかった。なんだかほっとしました。そして、まわりの人にかわいがってもらえるのもだいじな才能なのかも…ってちょっと思ったりします。いくら優等生でもかわいがられ下手の同僚っていますしね。

先週ずっと別の支店で仕事していたので、今日は1週間分たまった自分の仕事を片付けているうちにあっという間に終わりました。今週もあと4日! (2020年10月19日 20時16分30秒)

Re[1]:枯れざくら~昔の防衛大学校物語 相談(10/18)  
アツヒロさんへ

「大切なのは人間関係や縁」「まわりの人にかわいがってもらえるのもだいじな才能」というのは正にその通りだと思います。
私は基本的にはそれらと運のみで生きてきました(^_^;

最近仕事よりもプライベートの方が何かと大変で、ちょっと風邪引きそうな嫌な予感が漂っています。
急に寒くなったので、アツヒロさんも気を付けてください(ーー;) (2020年10月19日 20時47分55秒)

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