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2026年05月14日
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前日のNYはPPIが予想を大幅上回って着地し利下げ観測の後退から高安マチマチ。NASDAQとS&Pは最高値を更新。長期金利は4.47%に上昇。マグニフィセント7は総じて堅調。各CEOのトランプ大統領訪中同行が思惑視されました。Apple、Alphabet、NVIDIAは最高値更新でSOX指数は2.6%の上昇。一方、ソフトウェア株は0.9%の下落。WTI原油先物は101ドルに下落。




それでも株式市場ではAIが売買を判断しているアルゴトレードなのか、あるいは政権に近い筋のインサイダーなのか、一々停戦に反応したり、警戒したりで動くのも事実です。本日は米中首脳会談があり、ここで一つイラン停戦に繋がる本質的な決定があるかもしれませんが、その場合も改めて買われる可能性はあります。ただし株式市場はある程度のリスクがあった方が上がるものですから、最後の花火となってしまう可能性もあります。

一応、個人的には本格的に世界の株式市場が崩落するのはもっと先だとは思っています。今週末にパウエル議長が退任し、新議長であるウォルシュ氏が就任します。彼は元々タカ派ではありますから、相場が本当に崩れた時にもなかなか緩和的に向かわないかもしれません。あるいは議長になったら主義主張を抑えるかもしれません。その辺りを株式市場や投資家が「試す」局面がくると思っています。その時が今年一番の下げになると思っています。

トランプ大統領の支持率は相変わらず低調ですが「Real Clear Politics」のサイトではイラン戦争後もそんなに急激に悪化したわけではありません。緩やかに今まで通り悪化しているという流れです。一方、明確に差が縮まってきているのが共和党と民主党の支持率。どちらも不支持の方が強いのですが、共和党の支持が落ち、とにかく嫌われていた民主党の支持率が改善してきています。ここまでの各選挙で民主党が勝っている点からも明らかな通り。
https://www.realclearpolitics.com/

というわけで共和党内でも反トランプ派が増えているのですけれど、そうはいっても「トランプ>共和党」という支持ですから、なかなか明確に反旗を翻す人はいません。他方、今回の米中首脳会談において余程の成果を出さないと、トランプ大統領も単に「インフレを抑えられず、財政を悪化させ、海外諸国と仲が悪くなった人」というだけの評価になりそうです。

アメリカ株において強いのはハイテクですが、やはりSOX指数が強いです。特に最近はAIエージェントという「AIを自律的に動かすAI」が次のキーワードになってきており、それにはNVIDIAが作り出すグラフィックボードなどに搭載されるGPUではなく、昔からPCの頭脳として使われているCPUの方が重要とのことで、IntelやAMDが決算で裏付けされて爆上がり。当初大人しかったメモリが上がりだした初動時のような動きを見せています。

なのでハイテクの中でも人気が循環していますけれど、例えばNVIDIAやメモリを売ってCPUに乗り換え・・・ではなく、全て改めて買われるという点に今のSOXバブルの凄まじさが感じとられます。もう本当に「半導体しか勝たん」という状況ですね。来週20日のNVIDIAの決算が何か転換点になるのでしょうか。

今週のスケジュールとして本日は日本の30年債入札。また日銀増審議委員の講演があります。アメリカでは小売売上高の発表。そしてトランプ大統領が訪中します。決算はアプライドマテリアルズ。あとイスラエルの建国記念日だそうです。

15日(金)は今決算シーズンの集中日。今週は全般的に多いですが、実質最終日ということでキオクシアHD(285A)など732件が予定されています。アメリカではNY連銀製造業景況指数。そしてパウエル議長が任期満了となります。お疲れ様でした。

今週は国内の他の企業決算が相次ぎます。ゴールデンウィーク進行で最終週に一気に重なる大渋滞で、特にホルムズ海峡の影響を受ける化学セクターの決算が注目されます。最終日には日本の最大の売買代金を誇るキオクシアHDの決算がありますが、影響は来週ということになるのでしょう。ファンダメンタルズ的にはここから新たな一年のスタートとなります。


新興市場は「やや買い」。昨日のグロース指数は反発。引き続きドローン系が売られる一方、GNIG(2160)が中国での新薬承認申請受理の材料で急伸し、Core指数が3%超の上昇と牽引しました。売買代金は2509億円とこちらも連日の大活況。急落したテラドローン(485A)が453億円占めました。明日で決算が一巡しますが、基本的に決算後は売られやすい状況にあります。果たして。


【注目銘柄】

武蔵野精密工業(7220) は昨日ストップ高。前日発表の決算での今期減益見通しを受けて朝方は大きく売られ一時ストップ安まであったものの、その後一転切り返しストップ高張り付きで終了となりました。なかなか見ないドテン劇ですね。今の相場、どこも板が薄い感じで値がブレやすくなっています。ボラティリティの落ち着きを待つ必要がありそうです。


アニコムHD(8715)


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2026年05月14日 08時32分58秒
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