かえる本舗

かえる本舗

PR

×

プロフィール

ぴょんぴょん店長11

ぴょんぴょん店長11

お気に入りブログ

スケジュール更新致… カルーア啓子さん

randomwalk 理緒o(*^▽^*)oさん
凛!として...知… きゃり子さん
見て観て診てネ! ''ふらわぁ~さん
だらだら Pink no Manaさん
のじこの部屋 のじこんさん
☆綾小路マコの徒然草☆ ◇◇綾小路マコ◇◇さん
世界のドレッシング 江の雫さん
ブログネタ ビック… まゆまゆ7296さん

サイド自由欄

設定されていません。
August 9, 2026
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

 「明日、スマル中尉がジャングルの焼け跡を抜けて進行するそうですよ。ついていきますか?」
 「スマル中尉?すぐに逃げ帰る部隊、止めておくよ。置き去りにされてはかなわない。イマト殿の部隊についていくよ。」とカマル。
 「私は、この部隊の責任者、進行を指示するだけでこの陣地から出ることはないですよ。」
 「でも、あなたの部隊は出かけるのでしょう?」
 「もちろん、部下の指揮で進行しますよ。」
 「それについていきます。」

 翌日、スマルの指揮する戦車隊がジャングルの焼け跡を通過し、戦いの残骸の車両が点在する草原に達した。ブオーンと大きな音を立てて黒と青の2機のドローンが飛んでくる。
 ドン ドン ドローンを狙って砲撃が続く。当たらない。


 ドン ドン 戦車の攻撃では簡単には当たらないが、その訓練に来ていることを部下に徹底しているスマル、慎重に状況を見る。青のドローンから赤い光線が出て戦車に当たる。その戦車の乗員に脱出の指示を送り、他の戦車に青のドローンを狙えと指示する。乗員が脱出した戦車が爆発する。

 スマルは赤い光線でロケット弾が誘導されているから、確実に命中するのだと気付く。ドローンは砲撃を避けるために右や左に動き回っていて赤い光線を照射するのに間隔が開いている。
 (黒のドローンからは何も照射されないで動き回っているだけだから、単なる偵察ドローンだろう。赤い光線が照射されれば、脱出させればいい。)スマルはそう思いながら、青のドローンへの砲撃を眺めていると、赤い光線がスマルの乗っている戦車に照射された。スマルも乗員も迷わず脱出。スマルの乗っていた戦車にロケット弾が命中、そして爆発。戦車から降りれば、この戦場は安全なのである。

 スマルが各戦車への通信手段を失っても部下の戦車がすぐにスマルに近づいて停車する。停車した戦車に乗り込もうとすると、ドカーン。ドローンが爆発する。砲弾が命中したのだ。しかも青のドローンだ。
 「やった!」思わずスマルは叫んだ。

 攻撃される心配もなくドローンを砲撃する訓練ができる。砲弾が尽きるまで、黒のドローンを砲撃したのだが、動き回っていて撃ち落とすことができなかった。

 ・・・・・・・・・・

 三木はタクシーの追及の返答に困った。どこの国の人かと問われても二ホンと答えるわけにもいかず、そう答えてもボントの街の人たちは二ホンの国を認識していないと三木は思っていた。以前に二ホン人の探索をした時も7人のニホン人の老婦人たちの存在を誰一人知らなかった。老婦人たちはニホン人ではなくガボリ人として生きていたのだ。偶然、子供の持っていた二ホンのアクセサリーを見つけなければ、老婦人たちに辿り着けなかっただろう。
 当然、二ホンの航空機が不時着した時は多くの人の話題になり二ホン人の存在を知っただろう。しかし、その後カメリルとの戦争という大きな出来事があり、18年の歳月でその記憶は不時着の救出やニホン人の援助に参加した近隣の住民にしか残っていなかった。

 「旦那はツールの警察の方ですよ。武器を持っていてもおかしくない。囚われていたツールの婦人たちを救い出したのですわ。」と思い込んだ人物像にこだわる老婆メルン。
 「何を馬鹿なことを、ツールの人を捕まえるわけがない。ここはカメリル領なのだ。もしそうだとしても堂々と迎えに来るさ。ねえ、あんた、ガーゴ人?シェラリベ人?それともコンガ人?」とタクシー。

 三木は返答に悩んだが、答えないと今後の偵察活動に支障が出るし、とにかく、しばらく解放されそうにない。
 「正直に言うよ。私はリベルテ国で働いている軍人です。」と三木。嘘ではないが二ホン人だとは言わなかった。
 「リベルテ?聞いたことがあるわ」とメルン。
 「リベルテの軍人?何をしにボントの街へ?」とタクシー。
 三木は回答に躊躇したが、2人の反カメリル感情を知っていたので、

 三木はその時タクシーの眼が輝いたのを見逃さなかった。


注) 小説「時空を超えて」をハーメルンという小説投稿サイトに載せていますので、先にご覧ください。
PCでもスマホでも「ハーメルン」と検索し、「時空を超えて」と小説検索すれば閲覧できます。
もちろん無料で、ログインしなくても読めます。この拙い小説もハーメルンに投稿しています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  August 9, 2026 05:17:46 PM コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: