月の散歩

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2015年09月07日
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テーマ: 日本の歴史(53)
カテゴリ: 古事記
わだつみのいろこの宮.jpg

山で狩りをして生活している 山幸彦は  海で漁をして生活している 海幸彦に言いました。 

「兄さん、たまに仕事を取り替えてみないか」 

「だめだ。お前に 魚は釣れない。」 

「頼みます。一日だけでいいから。釣り竿を貸してください。」 

何度も、何度も 山幸彦は頼みました。 

「そんなに言うなら、貸してやろう。」 

「兄さん、ありがとう。じゃ、私の猟具を置いて行きます。」 

山幸彦は一日 釣りをしましたが まったく釣れません。 

そのうえ、兄の大切な釣り針をなくしてしまいました。 

「なに、失くしただと。探して来い。」 

とても 許してもらえそうにないので、 

自分の大切な剣でたくさんの釣り針を作りました。 

「そんな物じゃだめだ。あの釣り針を探して来い。」 

怒るのはもっともですが 無理なものは無理ですよね。 

山幸彦は海を眺めて泣いていました。 

すると、潮の神様がやってきて 

「これこれ、何を泣いているのじゃ」 

と聞きました。 

「私は兄の大切な 釣り針を失くしてしまい 途方に暮れています。」 

「よし、舟で沖に出てみなさい」 

と言うと 竹で舟を作ってくれました。 

その舟に乗ると ちょんと押してくれました。 

すぐに潮の流れに乗って やがて立派な屋敷に着きました。 

桂の木のそばで待っていると 侍女らしき女性がきました。 

山幸彦は侍女に 

「水をいっぱいくれないか」 と頼みました。 

山幸彦は渡された水を飲まずに  

自分の首飾りを口に含み それを水の中へ 落としました。 

すると、首飾りは水がめに付いて取れなくなりました。 

侍女は 御殿のトヨタマ姫にそのまま持って行きました。 

「どうしたの、誰かいるのですか」 

「はい、とても かっこいい男性が来ています」 

トヨタマ姫は外に出て 山幸彦を一目見て  

互いに好きになりました。 

                      つづく 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 



みなさんの良く知っている話ですね。 

でもこの先は 私は知らなかったな。 
絵は 青木繁のわだつみのいろこの宮です。 





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最終更新日  2015年09月07日 17時21分36秒
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