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なんだか良さそうな方式のようにも見えますが、誤解があるといけないので書いておきます。まず、出力管のインピーダンスが見掛け上下がりますが、本当に下がるわけではないので負荷が重いと歪みます。(これは通常のNFBを使ったアンプでも同じ)二番目に、プレートでの周波数特性は低域まで伸びるようになりますが、出力トランスのインダクタンスが上がったりするわけではないので、トランスが飽和するような大きさの出力ではレスポンスが下がり、波形は歪みます。(これは通常のアンプでも同じ)三番目に、低域では出力トランス起因の出力管の利得低下があるので、オペアンプの出力が上がります。そのため低域の入力電圧が大きいとオペアンプの出力でクリップしますので、むやみにオペアンプ部の利得上限(R1とR4で決定)を上げない方がいいです。例えば今回の例ですと、オペアンプの電源が±15Vの場合、オペアンプの無歪出力電圧は約4.6Vrmsとなるので、約5Hz以下では98mVrms以上の入力が入るとオペアンプ段でクリップしてしまいます。万能ではないのでご注意ください。^^;
2009.10.31
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かつて真空管アンプを作成されていたポピ4360さんや、現在力を入れていらっしゃるPIC9801さんから書込みいただいて、今まで細々と一人で研究(?)してきた身からすると、とても自信になります。^^他にもヘン(?)な構成のメインアンプやSTAXイヤースピーカ用アンプなどもあるので、そのうちに発表させていただこうと思っています。↓6AR5メインアンプ(2005年10月4日の日記に掲載)↓12AU7ヘッドホンアンプ(2009年5月23日の日記に掲載)これからも宜しくお願いいたします。m(__)m
2009.10.30
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全体の利得は、R1とR3の比で決まります。(回路図)この回路図の場合ですと47倍(=470Kオーム/10Kオーム、約33.4dB)となります。真空管とオペアンプの合成利得が設定した値になるように、オペアンプが真空管をアシストします。オペアンプの利得は3.2倍(約10.1dB)で、真空管の利得は14.7倍(=47/3.2、約23.3dB)となります。(12AU7としては妥当な値)低い周波数では、通常は出力トランスの特性により利得が下がりますが、そのような周波数でも、全体の利得が47倍になるようにオペアンプ側が利得を稼ぎます。利得の上限は、R1とR4で決まります。この回路では47倍(=470Kオーム/10Kオーム、約33.4dB)となります。周波数の低下に伴いオペアンプ側の利得も上昇し、上昇しきったところで補正はいっぱいいっぱいとなり、レスポンスは低下していきます。
2009.10.28
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二つ目に注意する点として、+B電源のリップルがダイレクトに出力されるので、できる限りリップルは小さくする必要があります。本方式では、プレートの出力インピーダンスが見かけ上とても低くなりますので、電源のリップル電圧がそのまま出力トランスの1次側に印加されます。比較のため一般的な電力増幅回路ですと、出力トランスの1次側に印加されるリップルは、電源のリップルのおよそ半分程度になります。(出力トランスの1次側インピーダンスと出力間の出力インピーダンスが等しい場合)また、出力トランスの2次側からフィードバックを掛けているアンプなどでは、リップルを出力段から発生するノイズとして扱うので、NFB分を掛ければ掛けた分だけリップルが小さくなります。(例えばNFBが10dBであれば、リップルも-10dBになります)ということで、電源回路のリップルはできるだけ小さくする必要があります。
2009.10.26
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この回路にもいくつか弱点と言うか気を付けるべき点があります。一つ目はオペアンプがカソードをドライブしているために、カソード抵抗が小さい回路の場合は本方式を適用しにくいということです。今回の場合カソード抵抗が1.1Kオームなので4558などが使用できていますが、電力増幅管ですと数十~数百オームの抵抗値を取ることが多いので、使用するオペアンプの選択が非常に難しくなります。というわけで、本方式が適用できるのはヘッドホンアンプぐらいではないかと思うのです。(もっともカソードのドライブをオペアンプで行わずに強力な差動アンプでドライブすれば、電力増幅管でもOKかもしれませんが。。)
2009.10.25
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下図は前回示した回路をSIMetrixでシミュレーションした周波数特性のグラフです。緑線がグリッドに入力される電圧で0.1Vとなっています。黄土色の線は、カソードに接続されるコンデンサC2をオペアンプではなく、GNDに接続した場合のプレート電圧です。つまり通常のカソード接地増幅器というわけです。低域は200Hzぐらいから落ち始めています。(出力トランスのインダクタンスは15Hに設定)青線は、C2をオペアンプに接続した場合のプレート電圧です。GNDの時よりも13dB程度ゲインが上昇しています。また、f特は10Hz程度まで伸びています。その時のオペアンプ出力が赤線で、400Hzあたりから下の周波数でゲインが上昇しています。あくまでもプレートでの特性なので、実際には出力トランスを介すると少々特性は悪化します。以前測定した結果はこちらです。
2009.10.24
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下図は、12AU7ヘッドホンアンプの基本回路です。「アクティブP-K帰還」というのは私が勝手に言っているだけなのですが…。^^;簡単に説明すれば、プレートの電圧と入力電圧を比較して、誤差電圧をカソードに注入する方式です。元もとのコンセプトは、真空管増幅器において歪やf特が減衰する分のみをオペアンプが補正するというもので、全体の増幅度は真空管の増幅度と同じというものでした。つまり、歪が発生していればその歪の分だけを、また高域と低域でf特が伸びていなければそれを補正する分だけを真空管に働きかけるという単純なものでした。ところが全体の増幅度を真空管の増幅度と一致させるためには、オペアンプのオープン利得をかなり上回るような超大量の負帰還が必要となり、動作が不安定になることが分かりました。(だって、補正する必要がない周波数では、オペアンプの出力は「0」でないといけないわけですからね)さて、ヘッドホンアンプと考えるとたった一球では感度が不足ですので、どこかで増幅度を稼がないといけません。そのため、帰還量を減らすことによりヘッドホンアンプとして必要な増幅度も確保することにしました。続く
2009.10.24
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アニメ「ジャングル大帝」といえば冨田勲。冨田勲といえば、「ジャングル大帝」もしくは「リボンの騎士」かな。^^「交響詩 ジャングル大帝」の新録音が発売されました。交響詩ジャングル大帝~白いライオンの物語~≪2009年改訂版≫30年近く前にLPでも買って持ってはいるのですが、新録音というので思わず「ポチッ!」としてしまいました。^^;今回のはCDとDVDの2枚組み。CDはなんと!HQCDだそうで、通常のCDプレーヤで高音質で聞けるそうです。DVDの方は、5.1チャンネルサラウンド付き。さすがピラミッドサウンドのお好きな冨田さんらしい。^^今は5.1チャンネルを再生できる機械は持っていませんので、将来の楽しみに取っておこうと思います。
2009.10.21
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自宅のキーボードを変更しました。バッファローのこれ!【在庫あり(15時注文迄当日出荷可能)】 バッファローコクヨサプライ BSKBC01WH / フルキーボード USB/PS2 109キー パンタグラフ ホワイト BSKBC01WHパンタグラフ式は初めてですが、結構いいですね。^^最初はサンワサプライのを考えていましたが、意外に音が大きかったので展示してある中から選びました。これなら深夜や奥さんが寝込んでいても大丈夫!?ただスタンバイからキーボードで起動しないのにはちょっと困った。あとでBIOSをいじってみよう。BIOSで、USBから起動するをイネーブルにしたら、スタンバイから起動するようになりました~。♪
2009.10.14
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先日、図書館でCDを借りてきました。【送料無料選択可!】スターダスト / ライオネル・ハンプトンどこかの楽天ブログに紹介してあって、ジャズのスタンダードなら図書館にもあるだろうということで探したらありました!モノーラル録音だけど、とてもいいです。^^
2009.10.12
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ようやくパソコン本体に組み込みました。上にあるのがHDDやDVDドライブ用のファンコントローラで、中央のがケースおよびノースブリッジ用のファンコントローラです。ケース内の適当な場所に固定しようと思いましたが、配線の具合と熱検知の具合から考えて、適当なコードに結びつけることにしました。↑サーミスタをショートして強制フル運転しているところトグルスイッチで二つのファンの回転数を選択できるようにしました。↑ケース、ノースブリッジ用ファンの回転数(セーブ運転)↑HDD、DVDドライブ用ファンの回転数(セーブ運転)さて、その効果なのですが、、、、、やっぱり思ったほど小さくはなりませんねぇ。確かにフル運転に比べるととても小さくなっているんですが、やっぱり静かと言うのにはちょっと厳しいレベルです。ノースブリッジファンだけでも早く取ってしまいたいですね。次のMBに期待ですね。。
2009.10.11
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今日は、ファンコントローラのケース加工をしました。が、その前に奥さんから頼まれた額立てを作りました。自分の工作をやっていると、「自分ばっかり…」と言われかねませんので先に片付けました。^^;(どこの家庭でも同じですか?^^)さて、手持ちのスイッチに合わせてケースを加工しました。配線はこれからですが、明日はちょっと早く外出するので、今日はここまでです。
2009.10.10
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今日は天気も回復したし、気温もそこそこ高かったので、デニーズでテイクアウトを頼んで、近所の公園に食べに行きました。園内に入るといい香り。^^金木犀でした。
2009.10.09
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更新していないのに、やたらとカウンタが伸びるなぁと思ったら、naver.jpというところが一生懸命アクセスしていました。15869 2009-10-08 18:54:39 ***.naver.jp 15868 2009-10-08 18:46:21 ***.naver.jp 15867 2009-10-08 18:32:25 ***.naver.jp 15866 2009-10-08 18:20:13 ***.naver.jp 15865 2009-10-08 17:48:44 ***.naver.jp 15864 2009-10-08 17:39:21 ***.naver.jp 15863 2009-10-08 17:17:15 ***.naver.jp これって、サーチエンジン?ホームページを見てみましたが良く分かりませんでした。
2009.10.08
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今日は近所の向島百花園の月見の会に行こうと思いましたが、ちょっと用事があって行けませんでした。代わりに隅田公園から見た月の出です。ホンの5分ほどで、空の色と月の色が激変してとってもナイスな色になります。^^
2009.10.04
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2作目を作っております。^^同じものを作っていても面白くありません。今回は二つの機能アップを実現します。一つ目はこれ!フル運転とセーブ運転のモードを示すインジケータを付けました。(ただのLEDですが)↓セーブ運転中です。LEDは消えています。↓フル運転中です。LEDが点灯しています。二つ目はこれ!と言っても写真は無いですが。。。ちょっと大き目のケースであるテイシン電機のTB-50(サイズはD30×W50×H20)にスイッチを設けて、前回のファンと今回のファンの回転数が選択できるようにします。ウチのMBはSYSFAN2の回転数が計測できないので、SYSFAN1のSENSE入力に二つのファンの信号を切り替えます。それと前回、切り替え温度が低めに設定されてしまった原因が分かりました。今回は対策をしていますので、たぶん大丈夫でしょう。^^;
2009.10.03
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