世界征服は関から

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2007.12.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
美濃校の引越しに際して、旧校舎で使用していたスリッパをまた使用したいという声が子どもたちから多く出ました。

正直、ちょっと意外な反応でした。



「スリッパくらい、いいや!」

という子の方が圧倒的に多いと思っていたからです。



ここ数年、子どもたちの「モノ」に対する考え方が、非常にいい加減になっているということを、僕はとても強い危機感をもって感じていました。


人の物を勝手に触る、持ち出す、使う、返さない、失くす・・・・・


開智塾に来てからそういうことはほとんどなくなりましたが、とにかく僕の地元ではひどいものでした。



オイルショックの「モノ」がまだまだ少ない時代に生まれた僕にとって、

「モノ」とは、その人(あるいはその保護者の方々)の労働の結果であり、



それゆえに、絶対不可侵の聖域でした。



しかし、生まれたときから、「モノ」があふれている世界に生きている今の子どもたちにとっては、そういうことを、おうちできちんと教わらないと、実感がわかないのかもしれません。



けれども、開智塾の子たちは違います。



「中学のときからずっと使っている思い出のスリッパだから・・・」


という高校生の子もいました。



はっとさせられました。

そうですね。


「モノ」とは、労働の産物であるのと同時に、


なによりも、その使った人が過ごした時間の思い出がいっぱいつまっている、いわば戦友のようなものでもあるんですよね。



今朝、そんなスリッパたちを旧校舎から持ってきました。

新校舎でも大事に使ってあげてくださいね。





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Last updated  2007.12.20 23:15:08


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