楽しく ひまつぶし Labo

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2023.11.07
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カテゴリ: 読書


今村翔吾さんの「教養としての歴史小説」という、なんだか研究論文の様な題名の本を読んでみました。



今村翔吾さんといえば、「塞王の楯」で直木賞を受賞したほか吉川英治文庫賞や山田風太郎賞など数多くの賞を受賞している人気作家です。最近ではテレビでもコメンテーターとしてちょくちょく見かけますね。

私としては半年ほど前に「じんかん」という、戦国時代の大悪人、松永壇上少輔久秀(まつながだんじょうしょうゆうひさひで)の一代記を読んでファンになった小説家です。(​ 「小説「じんかん」 戦国時代の大悪人の本当の姿は?」 ​)

「教養としての歴史小説」ってどんな内容が書いてあるのか気になりますね。
ザっと目次を確認してみましょう。

 序 章 人生で大切なことは歴史小説に教わった
 第1章 歴史小説の基礎知識
 第2章 歴史小説が教える人としての生き方
 第3章 ビジネスに役立つ歴史小説
 第4章 教養が深まる歴史小説の活用法
 第6章 歴史小説 創作の舞台裏
 第7章 教養としての歴史小説ガイド

題名は研究論文的なのですが、内容は歴史小説を楽しむ方法や、歴史小説を読んで生活を豊かにする考え方が書かれたエッセイのような感じの本でした。

肩肘を張らずに気軽に読める内容で、歴史小説を今まであまり読んでいなかった人にも歴史小説を楽しむコツやお勧め本などが書かれていて結構楽しめる内容でした。
歴史小説を通じて、歴史だけでなく地名だったり風習や芸術・食・建築物など教養を深める読み方も書かれてて、なるほどと感じることも多かったです。

どちらかというと、私は歴史小説好きの仲間に入ると思うのですが、歴史小説好きから見れば目新しさという点はあまり感じませんでしたが、納得する点ばかりで楽しく読書できました。

しかし、今村さんの「歴史小説愛」がスゴイ!
小学校5年生で「真田太平記」全16巻をわずか35日で読破した歴史小説との出会いエピソードもすごいのですが、その後のあまりの読書量で読む本が無くなってしまうのではないかという不安から小説家になって歴史小説を書こうとしたという志望動機エピソードもすごいですね。

最後に世代別代表作家のお勧め本も載っていて、偏りがちになりやすいい読書習慣の見直しにもいいかもしれません。私ももっと幅広く読んでみたいという気になりました。
読書週間のガイドに良いかもしれませんね!

​
教養としての歴史小説 [ 今村 翔吾 ] ​






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最終更新日  2023.11.07 10:54:39
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