2020/01/25
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カテゴリ: 人生・教訓!


昨年、暮れも押し迫った27日に、容態が悪いと聞かされた行政書士の知人とメール(Messenger)で2往復のやりとりをした。

お会いしたいが面会はできますか?、という問いに「ありがとうございます。面会は個室なので、意外に緩やかに時間もOK」とあり、2回目には病院名、病棟、病室の番号までしっかりと書かれており、最後に「ずっと病院にいます。取り急ぎ。」と書いてあった。

これは、もしかしたら奇跡的に回復するのではないか、励ましたい、と勝手に思い込み、急遽2冊の文庫本を注文して、年が明けて3日か4日に行くことを約束した。

楽観視したわけではないが、メールの文面を見て、ちょっと安心したような気分になってしまって、数日間を置いてしまった。

本当に申しわけないことをした。

そして4日の朝、本人とは連絡が取れず、病院の病棟に電話して元旦に亡くなったことを知った。
一瞬声も出ず、呆然とするしかなかった。

聞けば、前日まで意識はしっかりあったとのこと。

会えなかったのは悔いが残るが、SNSなどを見ても最後まで愚痴や嘆きは一切なく、いつものひょうひょうとした感じのままだったのは、立派だったと思う。


写真は、亡くなった友人に渡すつもりだった本の一冊。
難病を最後は笑いで克服した医学ジャーナリストが書いた世界的名著。

私は頸椎に腸骨を移植する手術をした経験があり、約3ヶ月カラーという首の固定具をつけたままの入院生活を送った時に、この本を教えていただきました。

最後は哲学でもなく宗教でもなく、ただ「ばか笑い」が一番ということでしょうか。

そして、もう一冊は「中島らもの明るい悩み相談室」。

これが、ただただ何も考えずに笑える。

この二冊とも、文庫本になってまだ売れ続けているようです。

最後は、くだらないバカげた笑いが一番ということでしょうか。

それではまた。










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最終更新日  2020/01/25 06:03:00 PM
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