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2018/09/20

「鏡の背面」　篠田　節子

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91722)

カテゴリ：今日読んだ本

図書館で借りた本です。読み始めた時に新聞の書評欄に本の紹介が載っており
読むとまだ、読んでいない部分の説明が…楽しみが減ったじゃないか。
でも、予想出来る範囲のことだったので、いいかだったのですが、
読んでいる最中に書評欄は、読むべきじゃないのかもしれない。
まったく読んでいなければ、そうなのかぁ～で済まされるんだけど。
2018年07月の新刊　544Ｐ

「鏡の背面」　篠田節子さん

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鏡の背面 [ 篠田節子 ]
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【内容情報】
まるで「聖母」のような人、そう称される人間が美しい微笑みの後ろに隠しているものは、私たちの考えも及ばない、得体のしれない「何か」かもしれません。

「先生」と皆に慕われる施設の創立者「小野尚子」の非業の死、精神的支柱を失い、閉じられた環境でバランスを崩していく女たち……彼女たちに追いうちをかけるようにもたらされたのは衝撃の事実でした。「先生」だと思われていた遺体はまったくの別人。老舗出版社の社長令嬢、さる皇族の后候補となったこともある優しく、高潔な「聖母」の正体とは……！

ホラーなのかミステリーなのか？
初めのほうは、ミステリーなのかと思って読んでいたのですが、だんだん
ホラー系になってきました。ホラーなのか？と思いながら読むとまた、違ってくる。
分厚いので日曜日の午後を読書時間に当てて読んでいたのですが、それでも
半分くらいに到達しただけ。寝る前の読書だけでは、消化出来ないです。
図書館の予約が２冊同時に貸出可になって、未読が１冊ある状態になり、焦って読みました。

裕福な幼少期、母親を亡くしてからの辛い少女期、男を金づるとしか思っていない20代、
うまく騙したつもりが思うようにいかず、相手にされなくなる30代。
そんな人生を送った人が目をつけたのが社長令嬢。その人になり切るために同じ本を読み
同じことをし、しゃべり方や所作をマネ、自分を壊してしまった…

そこまでするんだったら、長嶋さんじゃないけど、もっと、まっとうなことに力を入れればいいのに…と思います。

ワードプロセッサとか感熱紙とかＦＤ（フロッピディスク）とか懐かしい機器や備品が登場。
昔は、それさえもなく、なんでも手書きだったんだもの。便利だったなぁ。
（本には、ＦＤと書かれていましたが仕事で使っていた時は、ＦＰＤと呼んでました。）

どうしてこんな時にと思うほど、予約本の順番が回ってくる…回ってこない時は、

新刊は、予約しないと読めないし、もぉ～痛し痒しでございます。
１日中、読書三昧の日々なら、めちゃ幸せなんだろうけど…まだ、その生活に到達してない。

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