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2005年09月07日
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テーマ: 戦争反対(1190)
ほんの数時間だけ垣間見た未知の世界レポート

PART1は こちら
PART2は こちら
PART3は こちら

登場人物
・私を連れてきた女性(仮にA子とする)
・喫茶店のマスター(女性)


会場は小劇場みたいな所。
かなり人がいっぱいである。

講演というか、シンポジウム?というのだろうか。
机がいくつか並べられ、そこにその政党の人達であろう人が何人か座っている。

一人の女性がマイクを持って話し出す。
「私は、▼の党のxxxxです」とかなんとか。。。

そして、教育について話し出した。

彼女は教育に携わっているという。
そして、 子供(幼児~中高生までという印象)を教育するのに一切の暴力はいらないと断言 した。
小さい時を含めて『一切の』である。
なにか子供がいけないことをやったり、聞き分けがなく暴れたりしても、根気強く言い聞かせることで子供はわかってくれる。そこでたたいたりするのは間違っている!!
暴力は恨みを残し、何も生み出さない。
こう主張していた。

言いたいことはわかるし、いいことを言っているようにも感じるが…普通に考えてそんなことが可能か?

だいたい、世間の一般的な親が子供に暴力で言うことを聞かせようとして手を上げているとは思えない。

なにがあろうと暴力絶対反対、とまで言われて(印象)、少し一方的な感じを受けたのは確かだった。

しかし、 会場のみんなは盛大な拍手 をしている・・・?!
会場と自分との乖離を感じている中、質問ある方~という声に手を上げる人がいた。


「僕は暴力はある程度は必要だと思います」
「小さい頃は言って聞かせるだけでは足りないこともあります」

残念ながらかなり昔の体験なので詳しい話の内容は忘れてしまったのですが、個人的には「ああ~、この空間にもまともな人がいた」と思いました(笑)

しかし、会場の人達は彼が反対意見を述べたことが気に入らなかったようでした。
あろうことか、野次が飛ぶのです!!
「何言ってるんだ!」


・・・ここにいる奴、みんなこの政党の支持者?
しかも誰も(司会者も)野次を止めないばかりか、討論が進むにつれてどんどん野次は増える。
一方的に非難されまくりな、反対意見を述べた彼。

彼が意見を言った後、先ほど教育に暴力は一切いらないと言った▼の党の女性が反論。
「私は実際に暴力は一切使わず、子供を説得することでうまくいってるんですよ?」

そうすると今度は
「そうだそうだーー!!」 という同意の野次(?)が。プラス盛大な拍手!!!

▼の党の女性はさらに言います。
「あなただって、教師から叩かれたらいやでしょう?許せないでしょう??」

反対意見の彼は
「叩かれてもいいですよ。ちゃんと愛情を持って指導してくれてるのであれば」
と言った。

野次 「お前はマゾかぁ!!!」「そんなのお前だけだ!!」「お前がおかしい!!」

・・・一体、なんなんだ。この無法地帯っぷりは。
客席の人間は勿論▼の党の女性が正しいと確信していて、異なる意見は全く耳に入れようとしていない。
会場は既に、反対意見を言った彼を総掛かりで否定しようと興奮状態にあった。
あいかわらず誰も野次を止めない。

私みたいな部外者の割合もいくらかはあるのかと思ってたのに。
もしかして今、彼と同じ意見なのはこの空間で私だけ・・?

こんな背筋の凍る体験はこれ以降はないだろう。。

▼の党の女性 「先生が愛情もって指導してくれてるかどうか、子供に判断できると思うんですか?」 (すかさず拍手)
男性 「できると思いますよ。もしその時わからなくても、後になればわかるはずじゃないんですか」

話がこんな感じになったとき・・・
なんと、討論してたはずの▼の党の女性が 「もう何を言っても無駄みたいですね」 という意味の発言を行う!!

有り得ない!!
一応政党の人なんでしょ…?
しかも子供とは話し合いで全て解決できたと主張してたんだよね…?
大人とは話し合いで解決できないのか。
男性も 「はぁ?!」 みたいになってました。当たり前だ~~~

男性が言ってることは特殊な意見じゃないはず。
▼の党の女性の言い分も、実体験に基づいているのだし主張したいことはわかるのですが…
この程度の、特に論理武装もしてない意見を言われただけで「何言っても無駄」って、それって正論述べられて反論できないんだとしか思えない^^
反対意見のない、自分達しかいない世界でしか通用しない意見。
いつもこういう集会?で講演して、反対意見を言われたことがなかったのかも知れないですね^^


と、今だったらこのように▼の党の女性の問題アリアリな態度について冷静に批判できますが、当時はその女性の発言に唖然。それを当然の対応である・女性が正義!!とするその場の雰囲気に、ただただ恐怖。

こんな空間にはもう1秒たりともいられない。
冗談でなくそう思った。。。

討論が終了(時間オーバーにつき打切りという建前^^)した段階で、
「私、もう帰る」隣に座るA子にそう言って立ち上がった。

「ええ~、これから劇だよぉ~」
これからが本番なのに…と言いたげなA子。
しかし、今度こそ既に怖いもの見たさレベルを完全に超え、本当に怖がっていた私。
「もう遅くなっちゃったし、帰る」
講演が長引いたことを理由にして、有無を言わさず席を立つ^^
その決意の程を感じ取ったらしいA子は
「そうなの~、残念だったね~、この先が本当に見たかったのにね~」
と言った。
A子の隣に座っていた喫茶店のマスターは、何も言わなかった。

今思えば、マスターは一体どういう人だったんだろう…
なんとなくだけどその他の人とは違う雰囲気(まともっぽい感じ)がしていた。

とにかく私は逃げ出すように会場から出て、既に暗くなった道を駅に向かって歩いたのでした。。。


 * * *


ちなみにこの後、何度か電話かかって来ました!!
演劇の誘い^^でも、断ってたら割とすぐかかってこなくなりました。
意外とあっさりしてましたね。。
勿論、いつもこうとは限らないので決してマネしないでください(笑)

そして今回これを書くに当たって、初めてこの体験についてネットで調べてみました。
そうすると、多分関連あるであろうと思われるページ発見。

募金集団について
私が見ずに出てきてしまった演劇(「在日朝鮮人の悲劇」ではなく別の劇ですが)のレビューあり!!!興味ある方どうぞ(下のほうです)
※※→PART3で、彼らの出身地は北海道と書きましたが、東北の間違いでした!!
この記事を読んで記憶違いに気づきました。

▼の党について (上のページの親ページ。勿論伏字ではないです)



今思えば、貴重な体験と思えますよ。

何かを盲目的にマンセーする集団がどういう状態なのか、さわりだけだけど実体験としてわかったし。
左翼?がどうとかというより、この講演がかなりのインパクトで記憶に刻み付けられてしまった。
以降、これと同じ匂いを感じる『モノ』にはかなり敏感になったと思います。。(苦笑)





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Last updated  2005年09月08日 01時32分17秒
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