アメリカのデトロイト市が財政破綻したそうです。突然のことに驚きました。
日本では夕張市が財政破綻しましたが、これからは日米問わず頻繁に起こる出来事なのかもしれません。
夕張が炭鉱の衰退と共に破綻へ向かっていったのに対し、デトロイトは自動車産業でした。ある一つの産業に依存した町の脆さが露呈された形でしょう。当たり前のことですが、企業には町づくりや地域貢献などという視点はありません。(あったとしてもPR)
グローバリズムの名のもとに隆盛を極めている多国間企業にとって、ある国のある町の財政など気に留める必要ではないのです。(最近ではイギリスだったか、スターバックス社が税金を払っていないことが問題になりました)
日本で考えてみると、豊田市。トヨタが海外移転してしまえば、豊田市そのものがなくなるかもしれません。(トヨタは「雇用」を重視していますが)
内田樹氏は、現在の世界情勢を「グローバル資本主義と国民国家の利益相反」(『これからどうする 未来のつくり方 岩波書店編集部』)と捉え警笛を鳴らしていますが、デトロイト市の破綻はその一つの表象かもしれません。
行き過ぎた経済効率やグローバリズムにはどこかでも歯止めをかける必要がありそうです。
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