「みなさんの40歳はどうですか?あなたたちは今、幸せですか?」
小学校の卒業から27年、旧6年3組の面々の再開から物語が始まる。40歳の時に開けることになっていたタイムカプセルだったが、カプセルを埋めた母校が廃校になることが決まり、39歳で開けることになった。
それぞれに仕事、家庭の困難を抱えながら毎日を生きる克也たち。過去の理想との乖離が自分だけではないことが分かっていく。登場人物には「ドラえもん」のキャラクターのニックネームが付けられているが、その「キャラ」さえ現実は押しつぶしていく。
現実に向き合う克也たちは、再びタイムカプセルを埋めることにする。開けるのは10年後。それぞれの思いを乗せてタイプカプセルの蓋は閉じられる。