なぜ、このような重大事項を安易に変更できてしまうのか。安倍首相の宿願であるとか、アメリカのとの双務性を図るためとか言われています。
理由はもとより、私はその「安易さ」を危惧しています。
あまりにも軽い。
まず死ぬのは自衛隊員です。解釈改憲を決めた安倍首相も、自民党も、公明党も死にません。また、政府与党の議員の親族に自衛隊関係者がいないのでしょう(いたとしても背広組)。痛くも痒くもない。そして、先の太平洋戦争でA級戦犯になった安倍首相の祖父、岸信介が首相に返り咲いたように、どうなってもいずれ挽回できるとでも踏んでいるのでしょう。
最近、マイケル・サンデルの『これかの正義の話をしよう』を読んでいます。徴兵制を巡る話の中で、興味深い一節がありました。民主党下院議員ランゲルの言葉です。「政治家の子供がイラクで戦うという重荷を分かち合わざるをえなければ、そもそもイラク戦争は始まらなかったと信じている。」アメリカでは連邦議会議員のうち、息子や娘が軍隊にいる者はわずか2%だそうです。(p.110)
まず政府与党の関係者を自衛隊に入隊させましょう。そして、安倍首相、貴方自らが前線に立ちましょう。大丈夫、貴方の代わりはいくらでもいる。