2004年04月15日
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きのうは今月に入り、初めて朝、ヒマが出来た。
休日かというとそうでもない。
近場への配達物が、弁天町へ応援にいっていたため、まだ残っていた。こちらをさばく仕事があったのだ。
これがお金になれば、疲れていても喜んでするが、まあならない。バイトで他の仕事をしたほうがいい。

しかし銭金の話は抜きにして、配達という仕事は好きだな。ただしもちろん、重いものの配達は御免こうむる。およそ力がない。腰が弱く、耐えられない。
ごくごく軽いものだな。
その「軽いもの」をもって自転車での配達である。小生、免許を持っていないからね。免許では高一か高二のときに原付の免許を取っただけである。更新に行かなかったため、わずかの期間で無免許になっている。
以来、車を運転したいという欲望にも駆られず、鉄道趣味に走ってしまった。
ただただ鉄道、ときたま船を使っての日本列島の移動しかしなかった。

ましてやタクシーなど論外である。自分ひとりで乗った事はこの人生で1回もない。これからもない。

電車と歩行か、小生が目的地にたどり着く主な移動手段は。
今から30年ほど前。小生が京都は金閣寺近く大学に通っていたころ、最後の2年間は、阪急の西院駅からその金閣寺近く大学まで歩いて行っていたものだ。片道1時間半かかった。往復3時間か。
苦にならなかった。むしろ楽しかった。京都の路地にあきなかった。
毎日、歩くルートを微妙に変えた。大学に着く頃は11時に近い。授業にも出る気がせず、食堂で定食を食い、また今度は帰りで歩いて1時間半かけて西院駅に向かう。
何をやっていたんだか。

きのうはその朝のヒマを利用して造幣局の桜の通り抜けに行ってきた。最終日であった。細かい雨、春雨が降り、構内もそう混んではいなかった。
遅咲きの八重桜が満開であった。中でも「楊貴妃」の見事であったことよ。その名にふさわしく桜の女王にふさわしい。
気品と優雅さを持った花々を木の幹から伸びる数え切れない枝の一本一本までひろげ、辺りの八重桜を子分のように従えている。
ははーっ。おもわず土下座して拝礼したくなるような威風を漂わせておられました。

差した傘が桜の枝にからみます。そのたびに枝がしなり、花が散っていきます。

少しの雨。多くの人には、まさに春雨じゃ濡れていこうとはならないようで。その傘をさしながら、「まあ綺麗」とのたまうご婦人連。なんだかなあの風景でしたな。
まさに見ごろを迎えた造幣局の桜の通り抜け。残念ながらきのうが最終日。あそこも思えばお役所なのか。きっちり1週間でその門を閉じてしまいます。
まあ桜も「傘の枝攻撃」にさらされずにすむでしょう。安心してその花を咲かせていてください。

思えばこの春に初めてゆっくり見た桜でした。





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最終更新日  2004年04月15日 10時13分13秒
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