2005年11月23日
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きょうは勤労感謝の日。祝日で世間はきょうはお休みなのねん。
今年最後の祝日かと思いきや、天皇誕生日が12月23日にまだある。
昭和生まれ、どっぷり昭和世代のアッシには天皇誕生日といえば4月29日との印象が濃厚にあり。
いまだに身になじまぬ12月23日の天皇誕生日ではありまする。

その勤労を歌った歌で有名なのが、かのイシタク、石川の啄ボン、石川啄木が歌った歌よね。

働けど働けど なお我暮らし楽にならざり じっと手を見る

アッシはそれに付けたして「お手手とお手手のシワをあわせても なお不幸せ~」としたいところじゃの。たはは。

全くもって働けど働けど、アッシの暮らしは楽になってはイカのテンプラ。
「じっとりと手が汗ばむ」ほどの大金を一度は握りしめてみたいわさ。とほほのほ~。


去年の8月3日、アッシは人生反省記、もう後悔することばっかりでした。それを書き綴ればノート百冊でも足りません…。

アホ。その反省記じゃねえ。ここは「半世紀」。これが正解よ。

その半世紀、その節目の50歳の誕生日をアッシは北海道は函館で迎えておるのじゃ。

その函館には何があるか。
ハリストス正教会の聖堂か。それもある。高田屋嘉兵衛の銅像か。それもある。函館駅そばの朝市場か。それもある。
それとも函館市役所か。
市役所はどこにでもあるわ。
北島三郎記念館か。渋いねここは。入ったことはないんですけどね。さて函館のどこにありますことやら。

いや、多くあるその函館の名所の中で忘れてならないのがイシタク、石川の啄ボン、いやさ石川啄木のお墓なのさ。

津軽海峡を望む立待岬(名前がええがな)、その立待岬へ向かう坂道の、小高い山の中腹地点にその墓はあった。
墓には大きな書体で「啄木一族の墓」と刻まれていたのであった。



いいなあ。こんなところで眠られて。アッシはイシタクに軽い嫉妬を覚えた。
誰が拝んでやるものか。
少しは腹も立っていたのだ。
しかしそこは50歳やな。

もう世間につっぱる歳でもなし。ましてや50歳の誕生日であったし。


これからもイシタクさまとご縁があるようにと。
さてイシタクさまがよろこんくれたかどうか。

たった五円でご縁をもてるかと逆ギレされたりして。
思えばその時少し墓石が揺れた感じがしたが…。たはは。

その「啄木一族の墓」から坂道をのぼって数分、そこには両手いっぱいに広がる海が、立待岬が待っていたのでした。

見晴るかす大海原。あちらにかすかに見えるは津軽半島か、下北半島か。

間に横たわる大海原こそ津軽海峡。
あの時は汗をもやまぬ夏のまっさかり。
いつか冬景色の津軽海峡も見てみたいね。寒いけど。

じっとふところに手をやる。さむっ。
いまや季節を先取り。厳寒を迎えているアッシのふところなのでした。

そや。イシタクの墓前にそなえた5円玉を返してもらおうかな。
「五円なさい」と言いつつ…。たはは。
また墓石がゆれそう。

ともかくきょうは勤労感謝の日。世間は休日。アッシは出勤。とほほのほ~。








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最終更新日  2005年11月23日 06時28分46秒
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